師走を目前に控え、街角では年賀状の売子アルバイトが客もなく寒空の中を震えています。年賀状の発売を皮切りにあちこちから喪中のお知らせが届きますが、我が家では今年も恙(つつが)なく賀状が出せることを喜びたいと思って居ります(^^)。
先週23日暖かい月曜日の午後何処かからレタス畑を訪れて居た長寿の三角バッタを見付けカマキリの食膳に供しましたが、コオロギを食べて一所懸命生き延びていたカマキリも遂に天命を迎えたのか大好物のバッタを食することもなく火曜日の夜帰天しました(;;)。カマキリは月見草の苗を植えたプランターに手厚く埋葬(肥料か?)してやりましたが、残ったバッタが寒空に哀れでカマキリの代りにアクリル水槽でコオロギ達と暮らすこととなり仲良くレタスを食べて居ります(^^)。コオロギも襲われる心配がなくなって安心したのか心なし鳴き声のトーンが上がっているようです(^^)。

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9月の初旬にお馴染みのEさんから菊水山の登山途中で見付けて送って頂いた大待宵草(大きい月見草)の種を播種し、先月畑に移植したのがこんなに大きくなりました。全部で20株程植えましたが写真の苗が一番大きく来年夏の夕刻には大輪の花が見られそうです(^^)。一見タンポポのようですが、冬越しの野草は皆斯うしてロゼット状になって寒さを凌ぎ春を待って上に伸びて参ります。“俺は日陰の月見草”とは昔野村監督が選手時代に王長嶋との比較に於いて自虐的に述べた名セリフですが、この花は決して日陰では育ちません。夕方に開花して朝窄むのでイメージとして日陰の印象を受けるのでしょう。私の好きな花の一つです。
自民党の河村官房長官が8月30日の衆議院選挙で敗北が決定した二日後の9月1日それまで毎月1億円宛獲っていた官房機密費を一挙に2億5千万円も獲っていたことが発覚し、社民党や共産党から非難の声が上がっています。総選挙の店仕舞い費用だったと推量されるそうです(どうだか?)が、河村前官房長官は頑として使途には触れず、闇から闇へ流されようとして居ます。従来も議員の渡米時の餞別などの使われていたことが発覚して居り、本来なら国際間のスパイ活動やアラブ諸国との石油を巡る利権の獲得リベートなど我が国の国益に関することに使用されるべき機密費が、政権与党の経費として使われるなど言語道断でありますが、鳩山政権も既に6000万円宛2回獲ったとか…(;;)機密費は内閣官房局からは小切手で支払われるそうですから、官房長官が黙秘しても検察なり金融庁が小切手の流れを辿れば誰の何処に行き着いたか容易に判明しますから、恐らく小切手は首相官邸へ銀行から警備員付きで全額現金が届けられた上金庫に収納されて、支出は全て現金で為される仕組みと思われます(;;)。官房長官サイドも自己防衛上あらぬ疑いを避けるために出納帳を付け領収書の取れるものは入手しているに違いありませんが、所詮使途の公表できるレベルのお金でないため知らぬ存ぜぬで通さざるを得ないものと見ました。然し民主党は2001年に機密費の透明性を高める法案を提出した経緯もあり、平野官房長官は過去は兎も角せめて自分の請求した二度の6000万円機密費について内容と使途を国民に開示すべきではありませんか。
ブルータスお前もか!
政府の菅副総理は又児童手当金について、支給範囲に所得制限すべきでないと明言して居ますが、95兆円の予算を如何に減らすか仕分け人の皆さんが知恵を搾って苦しんでいるときにこの言葉は違和感に充ち溢れています。納税者番号云々は言い訳に過ぎず、自分のお金でないからそんなことが軽々しく言えるのでしょうね。
昔の政治家には電灯代が勿体なくて月の光で勉学に励んだ貧しい方が少なくなかったのですが、今や政治家は溢れるばかりの2世3世議員と潤沢な選挙資金のお陰でなった金権議員ばかりとなり貧しい家庭のことは、幼い頃お祖母さんに読んで貰った“マッチ売りの少女”位の知識しか持ち合わさず、貧乏人は努力が足りなかったせいだと切って捨てられて居ますが、こんな世情の分からぬ政治家ばかりでは我々も愈々”ノアの方舟“を用意しないとならないのでしょうか(;;)。
先週兵庫県警40代の巡査部長が自分の運転免許証に記載されている生年月日の3月を8月に書き換えて郵便局に提出して新たな通帳を作成した罪が発覚し、減給3ケ月30%の処分を受けました。原因は振り込め詐欺用でも何でもなく、自分の起こしたバイク自損事故の保険金拾数万円を貰うのに奥様に内緒で綜麻繰(へそくり)にするのが目的だったとか…(;;)。夫婦間のお金の帰属問題であり、検察庁も呆れて不起訴処分となりましたが、此の事件を知って世の夫婦間の力関係が如何様にも女性優位であることが窺い知れ唖然と致しました。恐らく預金通帳から判子にカードまで奥様の管理下に置かれ、屈強の強盗をも捩じ伏せる逮捕術を学んだご亭主も奥様を押さえ込む術すら知らず手も足も出ない有様は笑い事ではなく、この巡査部長さん哀れにも一日1000円亭主だったのでは…(;;)と思われますが、自分が受け取れる保険金まで儘ならぬとは実(げ)に恐ろしき時代となりました。減給の3ケ月間は小遣いすら与えられず、その後も500円亭主に格下げになることでしょうが(;;)、こんなことならいっそ懲戒免職にでもなっていたら奥様から去り状が貰えて、残る余生を経済的には兎も角精神的には安寧の日々が得られたのではなかったでしょうか。いろいろと考えさせられる事件でありました(;;)。ほんに女性は強くなりましたね。
『三つ指を ついてた妻は 角(つの)三本』先週のサラリーマン川柳の秀逸句でした(;;)。
8月下旬から先月まで行われた日本音楽コンクールのトランペットの部でナント!数ある男性を押さえて女性が第一位となったと先週報道されました。肺活量などの関係で先ず女性には無理だと思われていたトランペットで女性が男子選手を圧倒して一位とは審査員もビックリしたそうですが、短距離競走で女子が男子を負かしたようなものであり、男女の力の差が此処まで縮まったかと思うと脅威です。女性も強くなったものですね。
私など高校生時代友人に誘われてブラスバンド部に居たことがありましたが、クラリネットやトロンボーンと違ってペットは音を出すだけがやっとでとてもドレミファまで行かず、“お前は太鼓でも叩いて居ろ”と小太鼓に回されて居ました(;;)から余計愕いてしまいます。
郵便不正疑惑で5ヶ月余りも拘置されていた厚労省の元局長村木厚子被告が徹頭徹尾頑として口を割らず、検察側が根負けして先週保釈されました(;;)。大臣まで務めた民主党のさる議員からの働きかけで巨額割引事案を部下に“議員案件だから早くして!”と発破を掛けて稟議書を作らせて於いて自身が決済したものを憶えていない道理がありませんが半年近くも検事の訊問に耐え続けることができたのは、恐らく強烈な意志で自身に自己催眠を掛けていたものでしょう。保釈翌日の記者会見では窶れた俤(おもかげ)など微塵もなく笑顔を浮かべて溌剌として居り、血色も良く逮捕前よりふっくらした顔付きでしたから魂消ました。
実(げ)に女は強いものですね、足利事件の菅家さんに彼女の爪の垢でも煎じて呑んで頂きたかったと心底思いました(;;)。
処で彼女の場合5ケ月余りの拘置期間中厚労省に出勤していなかった訳ですから、給与を貰っていたと謂うことはないでしょうね?公務出張扱いになっていたりして…(;;)
熱き女性の戦いツアー最終戦LPGA女子プロ選手権は宮崎県の宮崎CCで行われましたが、橫峯さくら選手は最終日69で廻って諸見里選手を突き放し、念願の賞金女王と優勝(今期6勝目)を引っ攫いました。優勝が決まったときの彼女の可愛い顔はとても印象的でしたよ(^^)。彼女今年の賞金獲得額は1億7千500万円で女子プロゴルフ史上最高額となったそうです。
さくら選手本当にお目出度う(^0^)/。