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今年は何時もより早く桃色月見草が満開となった(^^)。昨年全部除去したつもりだったが根の一部が残っていたようだ。こんなに薄いピンクが美しい花も珍しいが、アカバナ科であるため甲虫類の大好物なので、間もなく地中から甲虫の卵が孵り、花も葉っぱもボロボロに浸蝕されるのが痛ましい。然し此も自然の摂理であろうな(;;)。
野に山に新緑が萌え、一年で一番良い季節を迎えて居るが、何を思ったのか私は来月17日の漢字検定にて準1級に加えて2級までも受験することに決めた(^^)。理由は今回から新常用漢字196字が2級に出題されることになったことに由来するが、2級に合格したのは6年も前のことでありその後準1級受験となってから、部首や送り仮名が出題されないため疎遠となって記憶が杜撰になって居り、その辺りを改めて記憶の襞(ひだ)に取り込むため再度2級に挑戦してみたいと思ったからだ。体調さえ維持できれば合格できると思うが、2級のテストは準1級と違って旧字体の使用が許容されないため、5年前「暁」を旧字体である「曉」と書いて2点失なった苦い経験もあり、5年間のブランクと1級配当漢字からの格下げ28字により2級の得点が準1級のそれを下回ることは充分に予想され、二つの検定の点数はカツカツの良い勝負となるのではないだろうか。
又、検定時間が10時からと3時半からと歪(いびつ)であり、会場である神戸外大キャンパスまでバスと徒歩で片道50分だから一度帰宅してもう一度行くことになるので、合否と点数はその日の体調と体力勝負になりそうな気配だ(;;)。
最近のTVドラマはちっとも面白くないぞ:-)。毎日曜日9時フジTVのドラマ「家族のうた」を録画して後日観ていたが(9時は読書の時間なので…)、少しも面白くなく、主役のオダギリジョーなど一昔前の暴走族顔とモヒカンの髪型は時代錯誤であり、多くの高齢者の視聴者が嫌悪感一杯だったのだろう、因って記録的な低視聴率(3%!)を誇り遂に打ち切りと決定したそうな…(;;)。何しろストーリーの展開が全く読めず、藤竜也が何故出てくるのかも不明で視聴者も戸惑って翌週への期待感が全く得られないため視聴率を衰微させたものだろう。今からオダギリジョーに救急箱を持たせて江戸時代にタイムスリップさせてももうアカンやろなあ(;;)。
同じフジTVの木曜日「カエルの王女様」も苦戦中であり、この番組もストーリーの行く末が不明で、翌週への期待感が持てず、天海祐稀の孤軍奮闘も空回りに終わっているが、原因はシンデレラであるべきAKB出身の大島優子が役不足の大根でどうにもならず、もう少し花のある女の子は居なかったのかと思う。大島優子は前作「私が恋愛できない理由」で吉高由里子と共演したとき、吉高と正反対な暗い役割であり、それが尾を引いて客にそっぽを向かれているのだろう。俳優は観客の抱くイメージと好感度が何よりだ。昔私の同年齢だった人気絶頂松竹の石浜朗が1度悪役を演じてそのまま消え去ってしまったことを未だ憶えて居る。3枚目はどうにでも変えられるが、2枚目や美女は役柄を吟味しないと次がないことを知るべきだろう(;;)。
先週14日警視庁は70代の男性3名を郵便局に1万円の偽札を持ち込んだとして、偽造通貨行使の疑いで逮捕したと発表した。
 偽札の一部は透かしがある精巧な作りだったそうで、3人は2か月前に墨田区の郵便局の窓口で偽造された聖徳太子の1万円札220枚を持ち込み換金したそうだが、翌日都内の別の郵便局に偽札150枚を持ち込んだところを局員に見破られて発覚したとか…(;;)。
私が不思議に思ったのはプロの眼力と触覚に勝るものはないから、入金が受付けられなくてもダメモトだし、どうしてATMで入金しなかったのかとの疑問だったが、ATMで無事収納できても入金と出金が別に管理されているため後刻現金預入者がカメラで追跡され発覚するのが怖く窓口を利用したのではないかと考えた。窓口なら現金が環流するため預けてしまえば預入者が特定されないとの読みではなかったか。それにしても警視庁が二ヶ月も逮捕に時間を掛けて極秘捜査をして居たのは、きっと公安が乗り込んできて北朝鮮との絡みを調べて居たに違いないだろうな。今回の発表は北が絡んでいない事件であることが判明したせいだろうが、偽札作りは全く割の合わぬ犯罪だと何かに書いてあった。日本のお札のセキュリティーは世界一だそうで北朝鮮もドル札は偽造できても円札は尻込みするのではなかろうか。
JR明石駅の駅員が定期券の解約で8600万円もの横領が発覚したと先週報道された。架空名義で定期券を申し込んでおいて駅の端末機で払い戻しを受けて居たらしく、6年も前から継続していた内部犯行だそうだが、被害が長期間に渉り、被害額がこんな多額に達するまで誰も気付かなかったのは訝しく、JRの内部牽制制度が杜撰で国鉄時代の親方日の丸体質が少しも変わって居ないことを露呈したものだろう。大体から定期券を申し込んでお金の授受も確認せずに解約が可能だなど、こんな欠陥ソフトを誰が認めたのか?そっちを責めるのが先ではないのか:-)。可哀想に何も知らぬJR西日本神戸支社長が謝罪会見をさせられ上、この事件のお陰で窓際族直行だから宮仕えは辛いよな(;;)
一方、福知山線脱線事故の元兇であった当時社長であった悪い奴垣内剛が今回無罪の判決を受けてJR西日本関係会社の技術顧問に就任することが判明したが列車の技術顧問に東大法学部出は面妖だと思うが、どうしても適当な天下り先がなかったんだろう(;;)。ま、給与を貰うだけで出勤などしないんだろうな:-)。それはそうと此奴は退職金を辞退しないで取って帰ったのかい?
先月京都の亀岡で未成年の少年達が無免許で友人から借りた軽自動車を突っ込んで、児童達10人を刎ね死傷させた事件で、加害者の父から被害者の親に謝罪の電話があったことで「どうしてうちが分かったのか」と被害者の親が騒ぎ出し、挙げ句連絡先を教えた警察官や学校の教頭が糾弾され、署長や府警本部長共に懲戒される羽目に陥っているが、不注意で事故を起こせばお詫びをするのが当然だろうし、お詫びをしたいと言う加害者の親の心情は尤もで、警察官や教頭が加害者の親の心情を察したことは人の親として当然な行為だと思うのだが、どうして加害者の親の願いを叶えてやって懲戒されねばならぬのか私にはまるで分からない。ストーカー事件ではあるまいし、個人情報と謂うものが人の倫理を超えてまで秘密が守られねばならぬとは到底考えられない。加害者の親が我が子の不始末に謝罪をしようとするのは自然の理であり、放置すれば今度は「何故謝罪しない!」と誹られるだろうから、謝罪された方もどうして自然体で受け止められなかったものか。
今度は逆のケースだが関越道高速ツアー事故を起こしたバス会社から被害者側に謝罪の手紙が届いて居たことが先週分かったそうな…、謝罪文には社長が被害者一人一人に直接お詫びに行くと記されて居たそうだが、此方は何処から漏れたのか情報源は詮索されず、それどころか手紙が届かない別の家族は、「手紙も来ない、謝罪する気があるのか!」と怒って居るそうだからこっちがまともであり、前者は被害妄想もよいとこだ。世の中何処か怪訝(おか)しくなってきたな。
先週の常用漢字の表外読みの答え
勉強が(疎か)になる。(おろそか)でした
今週の常用漢字の表外読みの問題
思えばいと(疾し)此の年月