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総理と拉致問題

 

とうとう年の瀬がやって参りました。うちの事務所は28日火曜日御用納めにして職員の年末多忙を労い新春は6日に仕事初めの予定です。今日は事務所の2階から眺望するうちの裏庭の風景をご紹介しょう。自宅と事務所と右側をガレージの屋根に囲まれて居ます、日照時間が多くないため植物はどれも庭の花と全く異にするものばかりで陰陽が異なるスタイルですが此れは此れで私の好みです^^。

 

森友問題で自死を遂げた赤木俊夫さんの妻赤木雅子さんに対し国側が一転し「ゴメンナサイ」と原告の要求通り損害賠償金1億6000万円を支払う意思表示を示したことは財務省がこれ以上踏み込まれると役所内から罪人を出すことに苦慮した結論でありましたが、究極国民の税金から賠償金を支払うことで自分たちが安全地帯に逃れるなんて卑劣な遣り口であって国民の納得が得られません。赤木雅子さんは抗議文書を出しましたが、おそらく梨の礫になると思われ、財務省の敗訴受諾は国民の誰もが納得できないところです。私は財務省の犯した咎は当然財務省自身が背負うべきものであり、1億6千万円は財務省に割り当てた予算から支出すべきであって国民の血税によって賄われるべきではないと考えます。国は財務省の勘違いをしっかりと咎めてください。

 

世情では意外にも「菅総理待望論が、じわり…」と浮上しているとか…。前総理が退任して二ヶ月が経過ししようとして居ますが、何故か今になって菅氏待望論が出始めましたが、コロナワクチン摂取を推奨した功労者と称賛する声が高いそうです。全ては後任の岸田総理が国民の期待に応えられず、拉致問題にも関心を示さず心の籠もらぬ空疎な国会答弁に終始することに苛立った人達からも批判の声が強く、原稿に頼って自分の意思が全く語られないことは聴く者にとって、苛立ちが収まりませんが、演説を聴いてこの総理が主義主張を全く有さない政治家であることがよく分かります。人間自らの真心を籠めた言葉は息を継いでもう少しゆっくり抑揚を以って発せられるものではないでしょうか、セカセカと原稿の棒読みを早口に聞かされる私達庶民はウンザリし、菅さんの方が幾らかマシだったと思ったりするようになりました(;;)。

 

拉致被害者の家族達が絶望と怨念を抱えて次々と冥府へ旅立って逝かれますが、北朝鮮拉致問題は総理の苦手なところで20日の参院予算委員会で、北朝鮮による日本人拉致問題に関し、「新しい駐日米大使と緊密に連携していくことも重要だ。バイデン大統領の信頼が大変厚い方だ」と述べ、先に米上院の承認を得たエマニュエル氏の役割に期待を示しました。首相は「あらゆるチャンスを逃さずに全身全霊を傾けて課題に取り組んで行きたい」とも強調しますが、アメリカに下駄を預けても何もしてくれないことを知っての答弁だから全く嘘っぽいですね。具体策を考えもせずにその場限りの逃げ口上に終始しているのは「拉致」から目を背けると民意を失うので仕方なくの答弁ですが、総理が誰になっても全員が同じ姿勢であって、アメリカ頼みなのは拉致被害家族にとって絶望と言うべきではではないでしょうか?

 

東日本大震災の復興事業に絡み、下請け業者から受け取るなどした個人所得約2億2千万円を税務申告せず約8300万円を脱税したとして、所得税法違反罪に問われた大手ゼネコン鹿島建設東北支店の元営業部長宮本卓郎被告55歳に対し仙台地裁は21日、懲役1年、執行猶予3年、罰金2千万円の判決を言い渡しました。競争相手が多い下請けにはリベートを支払う余力などありませんから、鹿島建設東北支店の元営業部長は代金を水増しして還流させたことで、業務上横領にて懲戒解雇されたと思います。共犯とされた下請け業者は今後の取引を停止されたと思いますから、思えば可哀相でしたね。
裏金事件は建設業界によくあることですが、支払った側に証憑書類がないため、下請け業者の税務調査で発覚することが多く、うちでも嘗て大手建設会社の下請けだったT社が所轄署から通常は5年に一回の税務調査を2年一回受けて居ましたが、その原因は新しい建物の建設時には必ずヤクザと同和の訪問を受け挨拶料を各1000万円程度渡さなければ、夜間に基礎工事がバラバラに壊されて再度の工事となるからでありましたが、彼等は現金を持って帰っても決して領収書をくれず止む無く帳簿に架空経費を上げて帳尻を合わせていました。税務署はそれを知っていて追徴金と重加算税を毟りに隔年調査に到来しました。元請けはこの事実を知って居ますから取り下げ金に挨拶料を加算してくれますが、それを貰ったT社が支出を記帳してもヤクザ達から領収書が取れないため税務署に課税されることになる悪循環が続き、あるときはマルサが来たりミニマルサの訪問など年中トラブル続きで私の事務所まで共犯者と疑われて捜索令状を持った国税査察官の訪問を受けたのは今は昔50年も前のことでありました(;;)。

 

国民の不評を買ったあのアベノマスク倉庫料6億円未納で放置されており年内に廃棄処分されるとか…処分費も莫大とか…、安倍さんに負担させないの?

今年も拙いブログにお付き合い下さって有難うございました。どうか皆様良いお正月をお迎えくださいねm(_ _)m。

 

先週の読めそうで読めない字    全員が集う(つどう)

 

今週の読めそうで読めない字    (陽炎)のように儚い 

 

 

ヤングケアラー2

お正月も直ぐ傍まで参りましたが、年末はお得意先の年末調整で此れから事務所は全員気忙しくてんてこ舞いとなります。先週は清水寺で毎年恒例となっている今年の漢字が発表されました。予想通りの「」はオリンピックでの金メダルラッシュによるものですが、コロナで「禍」なんてのも多かったと思いますが、こんな禍々(まがまが)しい字は絶対に選ばれたくありませんね(;;)。

寒空に庭も風情がなく今日は花ではなく今年の漢字に倣ってお習字をご覧頂こうと思います。私は小学6年のとき自宅より2キロ離れた五色山古墳の傍に母の叔父さんが習字塾を開いていた関係で毎週通って居りましたが、私の書いた字を朱筆で正されるのが好きで一度は朱筆で字を書いてみたいと思ったものでした。ご覧頂くのは私の字ではなく、毎日新聞の全国からの応募作品での入選作です。新聞に毎月一回掲載される小学生や中学生の受賞作品です。伸び伸びした自由闊達な筆運びには深い感動を覚えます。12月は特選の作品より優秀作に素晴らしい作品があると思いました。それは全国津々浦々から応募がある中で偶然神戸の小学生の作品でした^^。入選作品「伝統」はゆっくりと安定した呼吸とともにゆったりと筆を送られたことが窺われて私はとても素晴らしい作品に思いました。名前もきっちりと書かれ、右側の作品との対比で皆様にも十分にお分かりだと思います。ワタシ的には特選でしたよ。

 

最近「知ろうヤングケアラー」と政府が家族の介護や世話を担う子ども「ヤングケアラー」の認知度向上を政府が模索する中で注目すべき漫画がありました。講談社の発行する青年漫画雑誌「モーニング」です。児童精神科医等が発達障害や虐待など様々な事情を抱えながら生活する親子が生活に真摯に向かい合う話ですが、設定は車椅子生活の母親の介護や家事で疲弊してゆく小6の少女が主人公で展開して行くストーリーです。私は「ヤングケアラー」とは何も障害を持つ親の世話をする子供だけでなく、親が五体満足でも子供達が家庭生活にしっかりと決められた役割を果たす家庭が昔は少なくなかったことを知って頂きたいたいと思いました。何か児童虐待の雰囲気ですが、決してそうではなく運命共同体である家族が生活してゆく過程で家庭生活に於いて子供が一定の役割分担をすることで子どもたちは自らの自立心を鼓舞し家族の絆を強くすると私は考えます。「蝶よ、花よ」の乳母(おんば)日傘は論外ですが、大人への成長過程で子どもたちが自らの家庭から学び取ることは無数にありそれを実践してゆくことで一人前の人間に成長してゆくものだと私は考えました。戦後うちでは生まれたての弟を除く一家族全員がそれぞれ家事の役割を分担し、日常の生活に協力することで子供も寝食と勉学の権利を得るのだと謂う父の考えに基づいて行動して居ましたが、各家庭それぞれ事情が違うだろうから友人との生活が異なることについての疑問は全く起こりませんでした。過去に幾度となく触れましたが早朝は4時半に起きて畑と鶏の世話を…、学校から帰ると11歳違う弟を背中に括り付けられ、夕刻になると山へ薪取りに…そして、馬車の後について行って馬の糞を持ち帰って畑の肥料にと…、更に風呂の窯焚きの使役が毎日義務化されていたことは幾度となく書きました(;;)。紙がなくてノートも宿題もない時代ではありましたから今とは時代が全く異なり当時は食べて行くのが大変で家族全員が心を併せなければならぬ極貧時代でありましたから私はあの境遇が私の現在の骨格を作ってくれたのだと考えて居ます。「親には孝、師には恩」今の教育事情の荒廃を思えばいい言葉でしたね👌。今のガキどもに聞かせたいが先ず聞く耳持たないよね💢、彼等をそんな風に育てたのは、我が国が朝鮮事変を奇貨として高度成長を遂げ皆がその偶然をを自分たちの努力と錯覚したせいではないでしょうか(::)。

 

森友の訴訟で真実を求めた赤木雅子さんに対し真実を知られたくない国は卑怯にも血税で以って罰金を支払うという禁じ手を用い、事実を封印しようとしています💢、それでも負けない雅子さんは多くの支持者に護られ、国だけでなく当時財務局長であった佐川宣寿・元国税庁長官を相手取って提訴しました。佐川氏の改ざん命令によって赤木俊夫さんを自死に追いやられたという紛れもない事実に基づく主張です。卑劣極まるゴマすり役人の典型である此奴を法廷の席に引き摺り出して糾弾しようとする作戦ですが義憤を覚えた同僚の中で改ざんの実態を知る人物を証人として法廷に呼ぶことができれば、新たな事実が明らかになりゴマ摺り佐川を叩き潰したいと思います。

 

タレントで松田聖子の娘神田沙也加が北海道札幌で昨日公演中ホテル14階へ飛び降り6時間後死亡しました。母親はプリンスホテル新高輪でのディナーショーの舞台から動かなかった。芸人魂ここにありと称えるべきか、それとも知らされなかったのか?

 

先週の読めそうで読めない字     虫が集(すだ)く

 

今週の読めそうで読めない字     全員が(集)う