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消費増税はどうなんだろう

 

道を歩いていると春の花が凋落して少し宛夏の花へと移って行くのが分かります。毎年のことですがうちの土手では今年も昼咲月見草が見事な群落となりました。此奴は何故か宿根草で種を付けない奴なので何時までも植え替えできない困り者です。処が10m以上離れて土手の下に敷いた除草シートから一本ポツンと寂しく咲いているではありませんか。根が飛んでくる訳ないのに…(;;)。何でやろ?

 

 

 

3月決算の電子申告も完了し、一段落したので此れから9月提出期限の相続税申告に着手しようと思って居ます。此の税金については四年前の相続税法改正で基礎控除が標準家庭(配偶者と子二人)で4800万円と以前まであった8000万円から激減したため此れまで税金が掛からなかった庶民達までが課税対象者とされ、小規模宅地の控除とか配偶者の税額軽減とかを利用して無税になる場合でもそれらの控除や軽減は申告書の提出が要件とされるために、此れまで他人事だった市井のサラリーマン家庭も自衛の必要性に迫られて居ます。
相続開始後半年位したらお家に税務署から難解にして煩雑なチェックシートを添付した相続税申告の慫慂が届けられることでパニックになる方がとても多くなって居ます(;;)。預金だけなら兎も角不動産や株式などが有るとその評価額算出は素人の手に余り我々税理士でないと計算が難しくなりますが、平成の世となって消費税が導入されたため税理士志望者はそれまで法人税法と所得税法にもう一課目必要である税法科目に受験していた相続税法を止めて実務的に必要度の圧倒的に多い消費税を選ぶようになり、相続税申告書の書けない税理士が多くなっている昨今です(;;)。そのため需要供給の関係で必然的に最低で約50万円と申告書作成費用に反映するため納税者は自分で申告書を書こうと税務署へ相談に行く方が結構多く、相続税を担当する資産税部門は来客の多さとその納税者に相続税に一から説明せねばならないことに音(ね)を上げて居るのではないでしょうか。

 

1100兆円もの未曾有の借財を抱えながら子育て支援無償化などを解決するために消費税増税に踏み切らざるを得ない安倍政権ですが、景気の低迷から春の統一地方選の大阪で与党側が2敗した衝撃が大きく、安倍総理は消費増税を見送って衆参同時選挙を実施することで国民に信を問う奇策に打って出る気配が濃厚となりました。然し消費増税についてはレジ機器の改修からポイント還元など様々な施策が講じられた上で今更の見送りは社会に混乱を齎し、子育て支援の財源を失うことになりますから総理は二枚舌だと言われても仕方がありません。消費増税は国民にとって大変な負担ですが我が国の未来のために甘んじて受け入れるべきでしょう。それより米中貿易摩擦の間接被害者となって居る現状を如何に凌いで行くかが安倍総理に与えられた使命ではないでしょうか。

トランプ大統領が来日しました、警視庁など25000人警備体制に追われて他の事件捜査など放置されることでしょう。人騒がせなトランプさんや💢。

一方で政府の5月月例報告では相変わらず「緩やかに回復」と変わりませんが、追い詰められた政府は「緩やかに下降」とは絶対に書けない事情があるんでしょうね😭。

 

 

うちの家の前を老夫婦が仲良く歩いて居られました。後ろから見るとお二人がエホバの証人であることを示すキャリーバックが見事だったので厚かましくお願いしてキャリーバックだけカメラに撮らせて頂きました。旧約聖書によるユダヤ教の戒律の厳しい自分たちの宗教を人目に晒すのはとても勇気のある行動だと私は思いとても感心しましたよ^^。でも何故か此の方々とは話していると誰も善意で真面目すぎて冗談も言えず私は次第に息が詰まってしまいます(;;)。50年位前には国道筋にあった垂水区役所の3階でものみの塔の日曜集会があり時折参加して居ましたが、周囲の方達が限りなく親切過ぎて却って疲れてしまい次第に行かなくなりました。善意の押し売りって断わり難いですものね(;;)。

 

先週の読めそうで読めない字 敷布のノリが強(こわ)い

来週の読めそうで読めない字   頭を(強か)に打ち付ける

ややこしい消費税増税

 

恐らく束の間だと思いますが朝夕肌寒く爽やかな晩秋が到来しましたね^^。先週旧友松尾くんから今年も同人誌「姫路文学」を送って頂きました^^。読めば私より10歳近く若い藤保さんと仰る同人の女性が20年位前に私が税務顧問として関与していた姫路のM病院に看護婦として勤務されていたと書かれて居たので懐かしくこの方にお便りしたら、ご返書にご自分の書かれたご本までお送り下さり、何故かこの方は私のことをしっかりと憶えて下さって居り、私と話されたこともあると言われました^^。此方は全く記憶がないので申し訳なく齢は取りたくありません。「姫路文学」本年号も表紙の装幀はオスロヴィーゲラン彫刻公園のシンボルモノリッテンであり撮影された松尾博くん渾身の力作です、御覧ください。

来年10月の消費税増税も愈々確定され、株価の暴落など巷の混乱を招いて居ますが、全ては安倍総理の独善的な横暴によるもので民衆はもっと声を上げねばなりません。今回の改正は特に我々税理士泣かせの難解なもので、飲食店での食事代とお持ち帰り(テイクアウト)の税額2%の差が世間の大きな話題となっています。

現在の国税庁Q&Aでは、マクドナルドの店内で食べたら10%になりますが、コンビニで弁当などの食事を買いながらイートインで食べても軽減税率の8%で済むような表現になっています。どちらもセルフサービスなんだしこれではマクドが怒りますよね、イートインで食べるかどうかレジでは判別が困難だからと言うことですが、近くのローソンではイートインと往来自由ですから、かなりグレーです。たとえば夜中に暴走族が10人で入ってきて店員の制止を無視したり、同じ弁当で違う消費税を払った客同士が喧嘩を起こしたりしかねません。果たして来年10月まで現状維持するのか興味津々です。コンビニ業界ではトラブルの元になるイートインを廃止して休憩施設にする案も出ていますが私は、コンビニとイートインの往来に制限を設けたうえでイートインを残すのではないかと考えています。

改正の中には明らかに安倍総理の新聞社への阿りだと思われますが、宅配の新聞8%で販売店やコンビニで買えば10%だと決まりましたが少し変ですよね、潰れかかって統合するしかない新聞販売店を支える目的だと察しましたが、8%に留めても新聞購読者は何れネットに流出する一方でしょうから歯止めになるとは思えずただのジェスチャーだと思います(;;)。我々の業界紙「税務通信」で毎週消費税が8%か10%かのクイズが毎週5問出題されますが全問正解には相当な考慮時間を要します。お酒には軽減税率が適用されませんが、「日本酒を作るために購入した米の消費税は何%ですか」の答えは分かりますか?答えは来週です。

画数の少ない漢字

 訓読みは ぶ も 音読みは なかれ です。決して母ではありませんよ、よく見て下さい、字画は五画で中が突き抜けています。ホンマヤ(@_@;)

此の字は禁止を表す助詞の言葉です。常用漢字に使われる母は「母」を除き全て終戦後常用漢字になる際「海」や「後悔」や毎日」のように無理に「毋」と縦棒に変えられていますが、常用漢字以前の正しい字は「苺」や「拇(おやゆび)」のように全て「母」と点が2つだったのです、点2つは乳房です。「毒」だけは常用漢字ですが、昔から縦棒であり、「毋」は母ではなく「なかれ」の意が用いられているから「毋」なんです。毒はその意味からも決して母ではありません。部首は何方も「母」なので何か紛らわしいです。戦後似非国語学者が常用漢字などつまらぬ簡略文字を作って漢字をダメにしたとつくづく思いました(;;)。

先週の読めそうで読めない字  荷物の紐を解(ほど)く

今週の読めそうで読めない字   気分が解れる