年金生活者」タグアーカイブ

第三の性

2月も後半に入り確定申告も酣(たけなわ)となりました。最近の申告事務手続きは世の中何ごともIT化してペーパ―レスが常態化し、寒空の中を申告会場に医療費の領収書を持って集うアナログ世代である年金生活者達の困惑を誘って居ます。
此れまでは税務署以外でも沢山の相談会場を設けて医療費還付申告希望者の便宜を払ってきましたが何時しか少し宛税務署の態度が変わり難易度の高い電子申告が慫慂され、神戸市内各署のアナログ申告は年寄りが行き難い辺鄙なところを纏めて申告相談会場設けられましたから此れは明らかに税金を徴収するため還付申告に消極的な税務署の姿勢だと思いました。
そのため年金に課された税金から医療費控除の還付を求める年寄りには受難の時期となり申告による税金還付を諦める人達がコロナ禍を機に随分増えて参りました(;;)。高齢の方の中にはコンピュータなど触れたこともないのに無理に電子申告を慫慂する税務署は本来税金を取るのが主たる目的であって、税金を返すことには消極的なのは当然です(;;)。

現在厚生労働省が年末調整している扶養控除や後期高齢者保険料、介護保険料に加えて今ひとつ同省管轄下にデータがある医療費を加えてくれれば税務署の申告が不要になるのですが、省庁内の力関係のためその辺りの調整が出来ないことが原因だと思います。スマホ申告も覚束ない高齢者への還付申告事務のアナログ的解決方法として確定申告相談会場にて我々税理士が無料奉仕することにより解決しようとして居りますが、税金を取るために存在する税務署の根底には税金を還付することへの違和感があると思います。
然し昨今厚生労働省は保険診療費の全てを把握して居て年間医療費の総額だって通知される時代です。然し後期高齢者保険料や介護保険料が年末調整できるのに医療費を控除計算に取り込んでくれないのは医療費を国が貰っているのではなく医者が貰っているからでしょうね。

 

真紅の十両がまっ盛りです。此の実を見ていると昔は一杯居た田舎の少女の頬が思いだされてなりません^^。今では頬の赤い少女など何処にも見掛けないけど地きっと球温暖化のせいやろね(;;)。

 

政府は今月初めに我が国の国債発行額が遂に1257兆円になったと発表しました。前回の一昨年の9月より1年間で5兆6千億円も増加したこととなり年間増加額は過去最大となりました💢。何に浪費するのか公表されませんが、そんなに多額なお金が国民の福祉に用いられたとも思えず、恐らくミサイルや戦闘機等の購入費に当てられたのでは?それとなく強要されたか或いは総理の意思でアメリカにオベッカを使うため購入されるのではないでしょうか?結果として此の借金は我々国民が負担することになり今後増加こそすれ減ることはないと思いますが、国民一人あたりの借金を試算すると年初の総務省推計での日本人総人口で除すると一人あたりの借金は約一千万円となります(@_@;)。きっとこれからも借金は益々増加の一途を辿ることでしょう(;;)、アメリカと中国の板挟みになり岸田総理にはもう目の前が何も見えていないのだと思います。国民が可哀そう…(;;)。

 

先週総理秘書官が無知をボロって解任された同性婚の問題ですが、一般的にはトランスジェンダーと言って性同一性障害のうち心が解剖学上の性とは逆の性であって社会生活を行うが外科的手術までは望まない人を言うそうです。難しいなあ(;;)。
人間を区別するために「男女」といとも簡単に括りますが、世の中にはこの括りに当て嵌まらない人達が多数存在し自らの「性」について煩悶しているのが実情です。近年此等男女の区別が判然としない人たちが声を上げたため、初めて我々も我々自身が理解できないからと放置することなく手を差し伸べるべきではないかと疑問を感じるようになりましたが、思考するに性の問題は大変難しいことであり、それらの人々の心である「魂」の問題であって彼らの心の闇に気付かぬ第三者が容喙すべきものではないと私は考えました。
遅蒔きではありますが現在日本国内において住民数合計が日本国人口の半数を越える地方自治体で制度を替えて制定されており、現在255の自治体で同性パートナーシップ制度が施行されて居ます。我が国人口における制度の人口カバー率は65.2%もあって、この制度による交付されたカップル組数は実に4186組にも上っています(^0^)/。「心と身体が異なる性」と急に言われても理解に苦しみますが、「心」と言うものが形を持たないため、理由が分からぬ儘にその人独りが本能との不条理に苦しむのは神様の悪戯にしては度が過ぎており、漸く世に知られて僅かでも救済されるようになったことはとても喜ばしいことだと思いますが、此れまで理不尽な思いを持ちながら何も言えぬままに外見上の性に従って生まれそして死んで行かれた無数の人達の無念に思いを馳せ、我々は第三の性の問題に直視し、解決を急がねばならぬと考えました。

 

今週の読めそうで読めない字          (黄泉)の国

先週の読めそうで読めない字          彼女と理無(わりな)い仲となった

80歳ルール

 

年の暮れも愈々押し詰まってクリスマスが到来しました。バカな作家や出版社も居たものです。此の写真は「ホーム」と「線路」を書き間違ったか、「ホームから落ちた」を「ホームに落ちた」と書き間違えたか、お粗末な文庫小説の一節ですが、名誉のため作家も出版社も載せないことにします。校閲部って一体何をしているのかしら?「ホームに落ちた」記載のきっかけは先週月曜日阪急の上新庄駅で視覚障害者の女性が誤ってホームから転落し、回送列車に撥ねられて死亡した記事が夕刊に載ったからです。転落した彼女が起き上がって線路脇の退避スペースに入り込まれた様子を向かいのホームから一人の女性がしっかりと目撃されて居た処から悲劇は起こりました。入って来た電車は運悪く駅に止まらない回送電車であり、其の儘通り過ぎたか或いはある程度行き過ぎたのではないかと思われます、盲人の転落を目撃された女性は電車が通り過ぎたあと必死で目を凝らして見られたに違いありません。そのとき自分の願望が意外にも絶望に至ったことを目の当たりにされてこの方がどんな思いをされたか考えただけで私は胸が潰れそうになりました。この方はきっとあの日以来毎晩魘(うな)されて何回も飛び起きられるのではないでしょうか。早く精神科へ行かれることをお勧めします。人間って予期しない出来事には決して強くありませんものね。

一度あることは二度あると昔から言います。夏前だったか、N信金から私の加齢のせいで他者への振込限度額をゼロにされたことをお伝えしましたが、今度は天下のメガバンクMS銀行から衝撃的な言葉を吐かれて私は未だにそのショックから立ち直れません(;;)、2週間も前のことです、それは目まぐるしく移り変わる金融情報を教えて頂いて居た外回りの行員さんが定年で辞められることになったので餞別代わりに僅かですが投資信託を買ってあげる話からスタートしました。職員達が仕事をしている事務所をプライベートなことで使うのは気が引けるため、「印鑑や通帳に免許証など持参しますから店の窓口でお願いします」と言って了解を取り電話した上でわざわざ出掛けたら、偉い人が出てきて「あのう、此処では書類ができないので矢張りお宅にお伺いさせて下さい」と慇懃無礼に断られ、更には「そのとき子供さんなど身内の方を同席させて下さい」と念を押されました。え?なに?なに?それって私がまるで認知症と思われてるようじゃないですか?と言うと「そう謂う規則になりましたので…」シラーと言われてしまいました。知らぬ間に金融機関の間で80歳ルールとかが出来上がって居たようです。仕事が助かると私の来店を喜んでくれて居た外回りの行員さんはそんなことは全く知らず蚊帳の外だったことも訝しい限りでした(;;)。79歳なら構わないが80歳はダメなんて余りにも硬直した規則です。こんなものを作る金融マンの頭が柔軟性に乏しく融通が聞かぬことを痛感しました。60歳で定年になって無聊を託つ年金生活者の80歳と60年間現役を張っている私を一緒にするな!と言いたくなりましたが、店頭に大勢の人が居る処で騒ぐのも大人気なく仕方なくしおしおと帰ったのでしたが、腹立たしくて腎移植以後上げてはならない血圧を随分上げてしまいました。70年前中学校で「there is no rule without exceptions(例外のない原則はない)」なんてを覚えましたが、アナログ世代の終焉に身をおいた私には個人差やその人の環境を考慮しないデジタル時代到来の恐ろしさが身に沁みたのでありました。悲しいな(;;)。

知っておきたい生活の知恵

親を殺す、子を殺す、すぐにキレる、こんな人間が増加したのは環境ホルモンの過剰摂取が原因です。菜食して運動などで汗をかく習慣を付けて環境ホルモンを身体から追い出しましょう。

先週の読めそうで読めない字   箋(かきもの)で忙しい

今週の読めそうで読めない字   (陳)ねた子供

先週の問題は答えが文末に書いてありましたね、気付かれました?

来週は特別に一日遅らせて元日に更新します。今年も一年間拙いブログにお付き合い下さって有難う御座いました。どうか皆様良い正月をお迎え下さいm(_ _)m。