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ややこしい消費税増税

 

恐らく束の間だと思いますが朝夕肌寒く爽やかな晩秋が到来しましたね^^。先週旧友松尾くんから今年も同人誌「姫路文学」を送って頂きました^^。読めば私より10歳近く若い藤保さんと仰る同人の女性が20年位前に私が税務顧問として関与していた姫路のM病院に看護婦として勤務されていたと書かれて居たので懐かしくこの方にお便りしたら、ご返書にご自分の書かれたご本までお送り下さり、何故かこの方は私のことをしっかりと憶えて下さって居り、私と話されたこともあると言われました^^。此方は全く記憶がないので申し訳なく齢は取りたくありません。「姫路文学」本年号も表紙の装幀はオスロヴィーゲラン彫刻公園のシンボルモノリッテンであり撮影された松尾博くん渾身の力作です、御覧ください。

来年10月の消費税増税も愈々確定され、株価の暴落など巷の混乱を招いて居ますが、全ては安倍総理の独善的な横暴によるもので民衆はもっと声を上げねばなりません。今回の改正は特に我々税理士泣かせの難解なもので、飲食店での食事代とお持ち帰り(テイクアウト)の税額2%の差が世間の大きな話題となっています。

現在の国税庁Q&Aでは、マクドナルドの店内で食べたら10%になりますが、コンビニで弁当などの食事を買いながらイートインで食べても軽減税率の8%で済むような表現になっています。どちらもセルフサービスなんだしこれではマクドが怒りますよね、イートインで食べるかどうかレジでは判別が困難だからと言うことですが、近くのローソンではイートインと往来自由ですから、かなりグレーです。たとえば夜中に暴走族が10人で入ってきて店員の制止を無視したり、同じ弁当で違う消費税を払った客同士が喧嘩を起こしたりしかねません。果たして来年10月まで現状維持するのか興味津々です。コンビニ業界ではトラブルの元になるイートインを廃止して休憩施設にする案も出ていますが私は、コンビニとイートインの往来に制限を設けたうえでイートインを残すのではないかと考えています。

改正の中には明らかに安倍総理の新聞社への阿りだと思われますが、宅配の新聞8%で販売店やコンビニで買えば10%だと決まりましたが少し変ですよね、潰れかかって統合するしかない新聞販売店を支える目的だと察しましたが、8%に留めても新聞購読者は何れネットに流出する一方でしょうから歯止めになるとは思えずただのジェスチャーだと思います(;;)。我々の業界紙「税務通信」で毎週消費税が8%か10%かのクイズが毎週5問出題されますが全問正解には相当な考慮時間を要します。お酒には軽減税率が適用されませんが、「日本酒を作るために購入した米の消費税は何%ですか」の答えは分かりますか?答えは来週です。

画数の少ない漢字

 訓読みは ぶ も 音読みは なかれ です。決して母ではありませんよ、よく見て下さい、字画は五画で中が突き抜けています。ホンマヤ(@_@;)

此の字は禁止を表す助詞の言葉です。常用漢字に使われる母は「母」を除き全て終戦後常用漢字になる際「海」や「後悔」や毎日」のように無理に「毋」と縦棒に変えられていますが、常用漢字以前の正しい字は「苺」や「拇(おやゆび)」のように全て「母」と点が2つだったのです、点2つは乳房です。「毒」だけは常用漢字ですが、昔から縦棒であり、「毋」は母ではなく「なかれ」の意が用いられているから「毋」なんです。毒はその意味からも決して母ではありません。部首は何方も「母」なので何か紛らわしいです。戦後似非国語学者が常用漢字などつまらぬ簡略文字を作って漢字をダメにしたとつくづく思いました(;;)。

先週の読めそうで読めない字  荷物の紐を解(ほど)く

今週の読めそうで読めない字   気分が解れる

姫路の思い出

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「さんちゃん」のニックネームでクラス全員から愛された70年来の友人である松尾博くんから便りがあって「姫路文学」と謂う同人誌の表紙が彼のフォトコラージュで飾られることになったと冊子を送って下さった^^。写真は神戸新聞播州版に特集された「姫路文学」です。そして正面やや左に写っている表紙のコラージュが松尾君の作品です。純文学に不案内な私には同人誌など不縁の世界だと思って居ましたが、未知の分野のことを知るのは楽しいし、同人誌はこのトシで生まれて初めて読むからとても興味深いです。同人は全て姫路の人だし姫路のことが一杯書いてあり、私は母も父も姫路生まれで、戦争時私の疎開先は国民学校3年生から6年生まで東呉服町、白国、花影町と戦中戦後姫路の中を転々として居ましたから姫路のことが沢山書いてある此の本は懐かしさから読んで居て泪が溢れそうになりました。終戦になった5年生の頃は花影町に暮らして居ました、忘れもせぬがあの頃電気不足で各家庭の停電が常態となり、父の命令で毎日放課後は兵隊さんの使っていた背嚢に蝋燭を一杯詰め込んで姫路の街中を暗くなるまで一軒一軒戸別訪問して蝋燭を売りに行かされたことから姫路の町の地名は殆ど覚えて居ました。当時は嫌でならなかったけれど、父に背くとご飯を食べさせて貰えなかったから仕方なくでしたが、出掛けるとき、近くの空き地で野球をしている友達が羨ましくてならなかったものです。帰宅しても売上の計算書を書いてお金と一緒に渡さないと食卓に座れませんでした。でもその父の教育のお陰で、私が大学卒業後身の不始末から父に勘当されて神戸を遠く離れた大阪の八尾でミシンのセールスをして糊口を凌がねばならなかったとき蝋燭売りで身についた苦労が実を結んだのでした。怖い怖い父親でしたが、決して子が憎くてしたことではなく、頼りない私の根性を叩き直す愛の鞭だったことを知ったのです。

今日は「姫路文学」についての感慨です。同誌に載せられたエッセイ「東姫路駅」には筆者が「姫路」の発音のアクセントについて私が40年間も不思議に思っていたことに触れられて居り、目からウロコの思いでした。「ひ↓めじ」とアクセントが「ひ」にあって尻下がりになる発音は50年来英語でも日本語でも新幹線内で聴き慣れた言葉でしたね。それまで我々は誰も「姫→路」と話していましたから新幹線の「ひ↓めじ」は名古屋以東の発音なんやと思っていましたが、よく考えると「姫路城」とか「姫路駅」と言う場合は関東人も「ひめ→じ」と「じ」にアクセントをつけて居ます。

筆者はJRの駅である東姫路を題材にされましたが、成る程「東姫路」と読むとき我々も何故か「東ひ↓めじ」と声が出ます。そうなんや、姫路の前に言葉があると無意識に「東ひ↓めじ」と下げて発音し、後ろに言葉があると「ひめ→じ駅」になるんや。筆者によれば東洋大姫路が昨夏甲子園に出た折アナウンサーが「東洋大ひ↓めじ」と発音して地元からのクレームが凄かったとか…^^、発音って面白いですね。皆様もよかったら一度「姫路文学」をどうぞ。

衆議院神戸市長補欠市議と3つの選挙戦真っ只中で姦しい毎日です。市長選には現役を含めて4名が立候補しています。、選挙妨害になるといけないので名前は出しませんが市長自らの給与3割カットを公約している候補者が一人居ます。月30万円余減って神戸市の財政がどう変わるのかしら?、こんな公約しか出せない候補者は入れたくないですよね^^。

神戸製鋼所どうした!亡くなった名ラガー平尾誠二さんがあの世で嘆かれているぞ。

生活の知恵

毛染めは難病である再生不良性貧血になる恐れがあると嘗て厚生省が警告しました。体内の造血性機能が破壊されるそうです。

先週の読めそうで読めない字   刃傷(にんじょう)沙汰

今週の読めそうで読めない字    食事を(羞)める