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マイナス金利からの撤退

 

先週は寒暖の差が激しくて水甕のメダカも水面に出てきたり潜ったりと忙しない日の連続でしたが、丁度お彼岸の休日があったので確定申告の疲れを取るのにはグッドタイミングでありました^^。庭では昨秋12月まで咲いていた野菊が早くも花を付けだしましたから高校野球も始まったことだし、春爛漫もすぐ近くまで来たようです^0^/。

 

植田日銀総裁が漸く重い腰を上げて「異次元に金融緩和」からの脱却を目指してマイナス金利からの撤退を決意した如くです。「日銀金融政策決定会合にてマイナス金利政策解除などを検討へ!」と見せかけの景気回復?を受けて植田日銀総裁は愈々念願であった黒田前総裁が八方塞がりの金融情勢に無謀にも断行したマイナス金利からの脱却を目指して居ますが、本当に景気が回復して居るのでしょうか?大企業の発表している春の5%昇給が諸物価の高騰と相殺され、果たして弱者の救済となるのか私は甚だ疑わしいと思って居ます。所謂マイナス金利の実施によって僅かでも利息を支払って預金者から預かって居るお金を誰も借りてくれないときのために日銀へ持参して日銀から利息を貰う決まりだったのが、日銀に持参したら逆に利息を取られるマイナス金利政策の下では規則だとしても利息を取られてまで日銀にお金を持って行かねばならぬのか私は腑に落ちません。決まりだと言われればそれまでですが、我々一般庶民の社会常識を超えた異様なものであり、よって三井住友、三菱、みずほなど大手各行は既に資金を国内から国外に移しての運用で利益を得る方針に転換し、三井住友など一昨日現在で株価が一株9000円台(一昨年の秋は一株4200円台)と二倍以上も高騰し日経平均4万円台の立役者として大きく貢献しました。可哀想なのは地方の信用金庫や信用組合でしょうか🤬。
ABCの「教えて!ニュースライブ正義のミカタ」にレギュラー出演されている京大教授の藤井聡氏が先週、X(旧ツイッター)を更新し、日銀がマイナス金利政策を解除するなどの大幅な金融緩和政策の見直しを決定したことに対して、「予想されていたとはいえ、最悪です」とバッサリ切り捨てました(;;)。「春闘の結果利上げの条件が整ったから適切だという専門家が結構居るようだが、昨年も春闘が賃上げでも平均の実質賃金は下落!しかも実質賃金下落は22ヶ月連続中であり、且つ実質消費もここ最近で最高の下落率!」とブッタ切り、 その上で「これで国民貧困化の加速は決定的です」といみじくも予測されました(;;)。そうなんや!植田総裁は前黒田総裁より少しはマシかと思ったけど何も変わらなかったんや!(;;)🤬。

 

次は自民党有力者のパーティー券問題についてです。河野太郎デジタル相は22日の記者会見で、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡る関係議員の処分について「一義的には党が決める」とした上で「(政治資金収支報告書への)不記載を指示した側には何らかのけじめが必要だ」と述べ、一方では派閥から「記載しなくてよい」などと指示を受けた議員については、収支報告書の修正などをした上で、領収書がないものについて「仮に所得であったなら、加算税をつけて国に返納するなり、党を経由して国に返納するなりすることは一案だ」とも述べ、納税の必要性に言及し関係議員の処分が決まらない現状は「何もしないで手を拱(こまぬ)いて居れば、世の中の不信を招く」として党に早期の対応を求めました。
このパーティー券を利用した裏金問題は、野党から「収入を帳簿に載せず支出も不明であれば脱税ではないか」という指摘がされ、国民の間でもそういう声が日増しに大きくなって居ます。自民党もその声を無視できなくなり「裏金を受け取った議員で支出先が明らかではない者は税金を払う」ということを検討しています。そもそも論として、国税庁が政治家の税務調査をしていれば、こんな問題は起きなかったでしょう🤬。

国税庁も税務調査を行いたいのはやまやまでしょうが、調査に入るにも国税庁長官以下自分たちの保身が先立ち及び腰になって居ます。近畿財務局に居て森友問題で偽証して国税庁長官までなった佐川さんだって安倍さんの意向を汲んだ総務省から簡単に首を切られ見捨てられたもんね(;;)。

そもそも論として、此れまでに国税庁が政治家の税務調査をしていれば、こんな問題は起きなかったことでしょう🤬。税務調査がされなかった理由は、国税庁のお役人達が己の立身出世を願うために政治家にしっかりと忖度したことが政治家の所得申告がテキトーになったからでしょう。逆に言うと国税庁のお役人が政治家に良く思われたいため、故意に税務調査をしないことで政治家に阿(おもね)り己が立身出世を願ったからではないでしょうか🤬。

 

今週の読めそうで読めない字   (小火)

先週の読めそうで読めない字  親子は一世 夫婦は二世 主従は三世

答 おやこはいっせ めおとはにせ しゅじゅうはさんぜ

(注)親子の関係は現世だけ、夫婦の関係は前世と現世の二世にわたり、主従関係は前世、現世、来世の三世にわたる強く深いものだということを表しています。

 

年の瀬を迎えて

激動の2023年もあと半日で終わりますが、コロナを無理やり終結させたリ、パーティー券の裏金化が5億円超とか…🤬、今年はいろんな話題に騒がされた一年でしたね。

又、巷では今年は秋のない年だったと謂われて居ます。長かった猛暑が終わると、あっという間に小雪が舞う寒い冬が訪れました(;;)。11月がまるでなかったような感じをお持ちの方も少なくないと思います。「四季」と言う言葉が何れ死語となる日が近いのではないでしょうか(;;)。

 JR東海がリニア新幹線の開通で東京名古屋間67分?とか…、「狭い日本、そんなに急いで何処に行く!」と揶揄されながらも鉄道用トンネル開通のために自然豊かな南アルプスの裾野を掘削し貴重な地下水を無尽蔵に湯水のように汲み上げての自然破壊には流石に温厚な静岡県の川勝知事も憤って工事差し止め命令を発動し他に大井川の問題もあって双方の談判が決裂し、今般JR東海は「令和27年」と定めていたリニア新幹線開通の年月を渋々今月になって「令和27年以降」と敗北の宣言を発表しましたが、これって県民の信の厚い川勝知事の在任中は工事が再開できないし掘削した箇所から噴出する水は流れ放しだし貴重な地下水が日一日と失われて行くことを意味しますが、リニア新幹線開通のために南アルプスの裾野を掘削しての自然破壊に静岡県の川勝知事が憤るのは当たり前であってJR東海の行為は到底許されるものでは有りません🤬。川勝知事は他にも大井川の問題もあり、工事差し止め命令を発動しJR東海との談判が決裂しました(;;)が、川勝知事の在任中は工事が再開できないことだしその間綺麗な地下水は溢れ放しとなり我が国の貴重な水源が日一日と失われて行くことになることについて一体から政府や農水省は何と考えているのでしょうか?、地下水垂れ流しの現状は我が国の水資源に関する根幹の問題であって早急な解決策が望まれますが、政府は安倍政権以来のパーテイー券裏金問題で騒がしくてそれ処ではなく確固たる信念を持たずに優柔不断な態度に終止する岸田総理の支持率も2021年4月に総理大臣を辞任した森喜朗元首相の10%に並ぶ為体(ていたらく)では解散も遠くなく、我が国の将来には暗澹たる未来が待ち受けているように思われ我らが国民は遣る瀬無い思いを抱える暗い年の瀬を迎えることになりました(;;)

真に日本の未来を憂いる総理誕生が待たれますが今の議員達はどいつも此奴もお金にしか興味のない政治家ばかりですから我々国民は見捨てられたも同然であり、増税と減税を同時にしようとする岸田総理など支離滅裂であって何を考えているのか分からずもう顔も見たくもありません🤬

振り返れば本年は私自身にとって激動の一年であり、来春数え年で90歳を迎え、日常生活にはさして不都合はありませんが、仕事に関して判断力や理解力、記憶力が秒刻みで乏しくなって来たようで加齢を実感する毎日であり、日増しに増加する物忘れから執務上の連携リズムに乗れないもどかしさに身を捩るような焦燥感に苛まれることでありました(;;)。うちの仕事は全員が同じモチベーションを持って連帯して居ますから私の加齢を理由に離脱が許されるものではないために私の敗北感も半端ではなく既に私の存在が事務所にとってマイナス効果を齎しているように思われ、一日も早く自身の進退を決断せねばならぬと考えるに至りました。と、言っても現在では私を入れて僅かに4人世帯ですから、病弱な長男に多くは期待できず私の離脱は最早不可能であり顧客との潤滑油として取り敢えず一年で尤も繁忙期である3月15日の確定申告完了まで頑張って行かねばならぬと考えて居ります。

今秋の大きな話題は宝塚歌劇団での劇団員の自死と歌劇団と親会社である阪急電鉄の対応が社会問題として大きく取り上げられ労災事故として西宮労働基準局まで乗り出したことでありました🤬。事件は劇団幹部が頑としてパワハラを否定し、世間の顰蹙を買う事態に立ち至りましたが、上級生から額にアイロンを当てられ皮膚が3センチも捲れ上がる火傷を追ったと母親が証言しましたから男不在の社会でもあり、女性ばかりの世界には極く有り勝ちな限度を超えたヒステリックな残虐な行為が常習だったことと誰もが想像しています🤬。お飾りの何も知らぬ劇団理事長が「証拠があれば見せて頂きたい!」と居丈高に開き直リ、遺族側の弁護士を激怒させるシーンまであって損害賠償金を吊り上げる効果を上げるなど劇団人を人として見て居ない土壌を曝け出して遂には阪急電鉄の社長まで謝罪に引摺り出されそうな様相を招いて居りますが、これも全て歌劇団が世間から隔離された世界の存在であったせいだと私は考えました🤬。男の介在しない女ばかりの世界って情が薄く冷酷でホンマ怖いよなあ(;;)。

それではどうか皆様良いお正月を…(^0^)/

先週の読めそうで読めない字   螺子(ねじ)

今週の読めそうで読めない字   着物の裾を(纏る)

女子マラソンの先達

愈々年の瀬を迎えて気忙しくなりましたね、私どもは恒例の年末調整事務で大童ですが、円安景気で大企業は儲かっても零細企業にまでお零れは来ずに物価高ばかりに喘ぐお得意先の年の瀬を見るのはとても辛いです(;;)。

先月行われた岩手盛岡シティマラソンで往年の名マラソンランナーである瀬古利彦さんが、女子マラソンが正式に採用された1984年ロサンゼルス五輪代表で岩手県大船渡市出身の佐々木七恵さんの功績を発信されました^^。彼女の53歳での急逝から14年が経ち、記憶の風化が懸念されますが、ともに五輪を走った瀬古さんは「今の日本の女子マラソンがあるのは佐々木七恵さんのおかげです。その人が岩手に居たことを忘れないで…」と訴えました(;;)。昭和31年生まれの彼女は日本体育大学を卒業後、故郷の岩手で教員生活を送りながらマラソンに挑戦し、瀬古利彦を育てたエスビー食品陸上部監督中村清の指導を仰ぐために26歳で単身上京されましたが、チームの同僚だった瀬古さんは「教員を辞め、現在とはまるで異なった男社会であるマラソンの世界に女の子が独りでやって来て凄いなあと思った(゜o゜;。本当にマラソンが好きで頑張り屋だった。男社会の中を若い女性がよく独りで環境の変化に耐えられものだ」と述懐されて居ます^^。あの当時の日本では佐々木七恵さんの東北弁での言葉の訛(なまり)がメチャ強くて到底日本語と思えず彼女の言葉がちょっとやそっと通じるものではなくて意思疎通が大変だったそうです(゜o゜;/。 彼女は男子に混じっての猛練習を熟(こな)した結果、念願が叶(かな)いロサンゼルス五輪出場を果たし岩手から勇躍外国に出た彼女は厳しい暑さの中を19位で走り切り、日本女子マラソン歴史の第一歩を刻んだのでした^^。ともに出走し途中棄権したスポーツジャーナリストの増田明美は講演会で岩手を訪れる度に「女子マラソンのパイオニアと言ったら私じゃなくて佐々木七恵さん」と強調されて居られます^0^/。そして彼女は1983年11月の東京国際女子マラソンに、ロサンゼルス五輪の女子マラソン代表(このロス五輪から女子マラソンが正式種目となる)を目指して出場し、このレースには9月に再び日本最高記録を出した増田明美もエントリーしており、マラソンでの2人の初対決が期待されましたが増田明美は直前に足を痛めて欠場し、佐々木七重は先頭に食い下がる我慢のレースからスパートをかけて、結果国内の国際女子マラソン大会で日本人として初優勝を果たし、念願だったロス五輪代表の座を掴みました(^0^)/。その粘り強く個性溢れる独特の走り方には、当時空前のヒットをしたNHK連続テレビに因んで「おしん走法」のあだ名も付けられた位個性溢れるものでありました^^。そして1984年1月の全国都道府県対抗女子駅伝に岩手県チームのアンカーで出場され17人抜きを演じ、この記録は2007年まで23年間破られることはなかったのです。彼女は独特の岩手弁で人付き合いが得意でない私生活であったため、引退後中村監督の紹介で実直な自衛官永田陽美一等陸尉を紹介されて結婚されましたが、お仲人は加藤紘一防衛庁長官に仲人を依頼され、佐々木七恵さんと婚約者の一等陸尉は幸福に暮らされましたが「佳人薄命」の諺は裏切らずに彼女は若くして癌に冒され53歳で冥府に旅立たれました。合掌(;;)。

佐々木さんの後を継いだ日本女子マラソン勢は1992年バルセロナ五輪から4大会連続でメダルを獲得し、2000年シドニーの高橋尚子04年アテネの野口みずきが連続「金」に輝く隆盛を誇りましたが全ての原点は男子に混じって独り血の滲む切磋琢磨の末、世界戦にて日の丸の旗を掲げた佐々木七重選手その人でありました^^。

此れ迄岸田総理が安倍総理に義理立てして大切に扱ってきた安倍派の議員達がパーティー券収入の超過分を懐に入れていたことが発覚し、現職大臣まで連座している様(さま)に国民は呆れ果てて居ますが、裏金を使わなければ棲んで行けない政治の世界って悍(おぞ)ましくてなりません。報道によると、西村大臣他安倍派の議員はスポンサー企業に1枚2万円のパーティー券を大量に購入させて、実際には企業からは誰も来ずにホテルの会議室で小規模の会合を開催し、10人足らずの経産省職員を動員して表向きを繕っていたそうですからこれってどう見ても詐欺じゃないんですか🤬?検察庁が動き出しましたが彼らも公僕の一人であって政治家の力で昇進が決まることだし、手加減するだろうから議員達の懲罰については先ず期待できないね(;;)。国民不在だね🤬。

 

先週の読めそうで読めない字  着物の長(たけ)

今週の読めそうで読めない字   (螺子