明日から12月だと謂うに暖かい日射しの日曜日です。そろそろ畑の冬拵えのシーズンとなりました。ピーナツを収穫して土壌が豆科の根粒菌のために肥沃となったので、今年はイチゴの苗を植えて見ました。露地栽培のため収穫は5月頃となりますが、定植してからたったの1週間で可憐な花が一輪咲いて居ます。(^^)きっと先週暖かかったので春が来たと勘違いして咲いたものと思われますが、此の儘放っておいても寒くて不憫だし、苗にも負担が掛かるので花を千切ろうと思ったのですが、多感な年頃でもある4年生孫娘の頑強な抵抗に遭って、乙女心を傷つけるのも不本意だし其の儘咲き続けさせることとなりました。(;;)果たして春には大きいイチゴが生って呉れるでしょうか。(^^)写真は咲いているイチゴの苗です。土手の東斜面で日当たりだけは抜群ですが、その分水遣りが大変です。(;;)

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先週日経のコラムにて紹介されて居ましたが、この前破綻したアメリカ保険大手のAIG(American International group inc)の役員達が政府の救済を受け会社が助かることが決まった直後にカリフォルニアの高級リゾートで5泊6日もの豪遊をしていたことが明るみに出たそうですが、アメリカ政府は負債総額に拘らずこんな節操のない幹部が経営する会社など潰しておけば良かったですね。此の事件が日本なら首脳陣は国会喚問事件で吊るし挙げられたでしょうに、アメリカは不思議な国であり役員の給与は日本の役員の10倍以上も取った上にストックオプションまで半端な額ではなく、アメリカ国民が如何して貧富の格差に激怒しないのかその無関心さを訝しく思いますが、アメリカの確定申告が電子申告に限られていることから考えるに、アメリカ人の大半が中流家庭のない黒人を初めとする貧困層で占められ税金などとは無縁の存在であるため富裕層のしていることは他人事(ひとごと)と全く関心を持たないからではないでしょうか。(;;)
アメリカ自動車大手ビッグスリーGMを初めフォード、クライスラーの首脳達が政府の公的支援を求めてナント!ワシントンへ自家用(勿論会社所有)ジェットで来たそうですが見ている誰も何も咎めなかったそうです。毎日新聞は”タキシード姿で貧困者の給食施設に現れたもの“と、どぎつい風刺を籠めて揶揄しましたが、GMなどは破産法の申請を検討している程業績が悪化していますが、仮にそうなっても彼等経営陣は自分達の蓄財を債権者に差し出すことなどは決してしないでサブプライムのせいだと我関せずの態度を貫くことでしょう。
米紙ウオールストリートジャーナルによればフォードが支援条件の一つであるフォードCEO(社長兼最高経営責任者)であるムラーリー氏が報酬カットに抵抗しているため自動車大手の支援法案が暗礁に乗りあげているとしています。フォードは07年度に27億7千ドル(2600億円)の赤字を出しながらムラーリー氏は2167万ドル(20億7千万円)もの巨額の報酬を受取っていたと謂われていますから赤字も此処まで大きくなると社長の給与など1%以下で霞んでしまうのでしょうか?
又、大手銀行ワコビアが経営不振で同業のウエルズファーゴに吸収合併されるについて、同銀行の経営陣10名が報酬の2.99倍に当たる93億円を退職金として受け取ることが米証券取引委員会への提出資料で明らかになったそうですが、ま、赤字の数百億ドルからすればどうでも良い数字かも知れませんが、経営陣の年俸を退職金から逆算すれば一人3億円以上にもなり日本とは一桁違いますね。アメリカではサブプライムは天災のようなものであって会社や銀行に大きな赤字を背負わせても自身の責任ではないと多額な報酬と退職金を取っても良心が尤(とが)めることがないのでしょう。
我が国では何かあれば、例え原因が100%中国の責任に帰するものであっても会長社長以下記者団を前にペコペコと謝罪し、私財を全て差し出して償っているのとのギャップは一体何処にあるのでしょう。アメリカの経営者は会社を潰しても自分は最善を尽くしたので単に不運であっただけで自分は決して悪くないなどと牽強付会に終始し、少しも罪悪感など持たないのは偽善者の最たるものであり、日曜日に家族で正装して教会を訪れるキリスト教徒たる所以だと思います。これって終戦後アメリカに都合良くお膳立てされ、その通りに終結した極東国際軍事裁判の結果と少しも変わりませんね。富裕層がユダヤ人を中心とするアメリカ人って本当に狡い人種だと思いました。
然し、明治4年穢多非人廃止令後も根強く生き残り決してなくなることはなかった我が国の部落民以上に蔑視され、トイレまで差別されていた黒人が大統領になったりするなどアメリカも大きく変貌しましたね。よく”時代が動いた“と謂われますが、アメリカは想像もしなかったサブプライムの登場をエポックメーキングとして大きく時代が動こうとしているのではないかと思います。皮肉にもサブプライムはアメリカのメシア(救世主)となるのか、それとも住宅バブルを創設し世界恐慌を惹き起こしたユダヤ人の懐に巨万(兆)の財を膨らませただけなのか、結果が待たれる処です。
話題は急に変わりますが、グーのおばさんことエド.はるみと謂われる少し太めの女性が最近忽然と現れてアッと言う間にTV画面のCMにドラマにとお茶の間を賑わすようになりましたが皆様もよくご存じでしょうね。
芸能界の事情に極く々々疎い小生ではありましたが、先日フジテレビで“金曜プレステージ エド.はるみ物語”と銘打った自叙伝が放映され本人自身が主役出演すると謂う意外性もあって、それまで聴いたことも見たこともなかった小母さん(失礼<(_ _)>)が如何にして生存競争の激しい芸能界で突如として活躍できるようになったのか不思議に思って居りましたのでその経緯(いきさつ)を知りたくて、ドラマなど先ず見ない私ですが生憎時間帯が私の夜漢字勉強時間帯であったためビデオ録画しておいて、休日の食事時間に数週掛けて拝聴しました。
ネットでの情報によると彼女は約20年前に明治大学文学部を卒業後演芸研究所に入所し、卒業後舞台女優を目指し、一方ではマナー教室の講師そしてマイクロソフトのオフイシャルトレーナーの資格を取った異色の人でありましたが、才能が分化されたために女優として大成するに至らず、人生の半分を経た40歳を前にして初心に帰って御笑いの世界で生きて行く決心を固め、吉本の訓練学校NSC11期生の最年長者となって息子ほど年の違う連中から“クソ婆”などと嘲(あざけ)られ辛酸の日夜を過ごし乍ら遂に本年2月には56組が競う真芸人スペシャル番組で優勝しこの厳しい世界で栄光の座を獲得した苦労人タレントであったそうです。(^^)
然し、デビューして1年にもならぬ一介の御笑い芸人が、自叙伝をTV放映されるなど前例のないことであり、この大スター並みの扱いは全く異例のものでしたが、如何に彼女の御笑い芸がこれまでの先達のワザを超えていたかを物語るものではなかったかと思いました。
夢に向かっての苦難の道程を自身が演ずる“エド.はるみ物語”は、結構面白いドラマに仕上がっており、本人の頭の回転の良さに加えて礼儀正しさと、御笑いの世界での先輩に対する挨拶など人間の出会いでの基礎が嘗て“マナー教室の先生”であったことが格別に上下の “けじめ”の厳しい芸能の世界では直接的間接的に大きな助け船となり、回り道をした甲斐が報いられ鬼の吉本の上司にも可愛がられて遂に今日の栄光を得たものだと思いました。
体質かと思いますが、此の女優さんハードなグーグー体操の割には少しメタボ傾向にあり、体力勝負の芸能界で長く生き残って行くには、食事制限などしてもう少し痩せないことには息切れするのではないでしょうか。此の身体で今年夏の24時間TVチャリティーマラソンランナーに昨年の走者萩本欽一さんから選ばれ女性として過去最長の113kmを完走した人であるとは到底思えませんから人間なんて見掛けによらぬものですね。(^^)
これからも中年女性の星として活躍して頂きたいと思いますが、“グー”だけでは先が見えているし、新しいネタを目指して大ブレークして下さい。
先週21日の金曜日毎日新聞朝刊全国版“万能川柳”に久し振りで投稿した愚作が登載されました。(^^)ちっとも載らないので1年以上も投句を諦めていましたが、先々月何気なく閃いて2句送ったら片方が選者の目に止まったようです。紙面の都合でお知らせが1週遅れとなりました、ご免なさい。

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女子プロツアー本年最終のリコーカップが宮崎で行われましたが一昨年の覇者さくら選手は先週の優勝と1億円達成で気が緩んだのか、精彩を欠き11位タイと沈み賞金女王の夢は破れました。来年の更なる健闘を期待することに致しましょう。小さい細い身体で外国派遣を挿んで本年はご苦労様でした。
それにしても最終ホール不動選手バーディーチャンスから一転しての3パットは自分の優勝より何より日本人である妹弟子古閑美保に賞金女王の座を与えてやりたかったからだと思いました。そして誰よりも念願の初賞金女王間違いなしと信じて疑わなかった韓国の李知姫がガックリと肩を落として会場を去って行ったのが印象的でしたね。(^^)