愈々本格的な冬がやって参りました。早朝うっすらと白く輝く庭の霜を見て身が引き締まる思いです(^^)。矢張り一月は寒くないと実感が湧きませんね。然し夜明けが遅く6時では未だ真っ暗で自宅から隣の事務所までの露地を辿る目の悪い小生を悩ませて居ます(;;)。
お馴染みEさんから送られてきた零下3度菊水山の元日ご来光です。雲が出て日の出まで20分以上待たされたそうであり、下山道は大渋滞だったそうです(;;)
三井住友銀行が合併発足後10年目を迎え、本年年初より3代目の頭取交代となりましたが、不思議なことに未だ住友がトップの座を死守し天下の三井は後塵を拝しています。今回も持株会社三井住友フィナンシャルグループの社長が三井出身で傘下の三井住友銀行の頭取が住友出ですから、一見持株会社が上位に感じられますが、職種の実態から判断すれば、持株会社の社長が名誉職であることがミエミエであり、このグループの実質のトップが銀行頭取であることは余人の認める処でしょう。10年一昔と言いますが、この間幾多の勝れた人材が輩出し、更には落伍していった者も少なくないと思われます。然し斯くも秩序整然と住友と三井の序列が乱れないことは奇異な感を通り越して異様な思いが致します。恐らく嘗ての住銀頭取西川善文時代から予め作られた組織未来図に従って粛々と行われた硬直人事だと考えれば、この銀行の目標は利益追求でも株主のためでもなく、究極住友閥の体面の保持ではなかったでしょうか。世界に轟いた三井の名を銀行名の冠とせざるを得なかった住友の屈辱と怨念が為せる業かと考えますが、経営者の目線が外を向かずに内に向けられて居るセコイ根性ではこの銀行は到底世界に伍する金融機関になれないと思います。新聞ではトップ交代バランス人事踏襲と表記されましたが、これは皮肉な表現であって実はアンバランスなバランス人事が踏襲されたことを揶揄したものであって、真のバランス人事とはサントリーのように佐治、鳥井両家が交代に社長を継ぐことを謂うのです。兜町では、俗に“株価300円以下の会社は潰れかけた会社だ”と囁かれますが、一流銀行でありながら株価が未だ50円株に換算して300円に充たないのも宜なるかなでありました。この銀行が本当にコップの中の嵐から抜け出て一人前になるまでにはきっと合併後の入行者が育つ20年後になることでしょう(;;)。
処で旧神戸銀行の連中は一体どうなったのかな? 全員関係会社へ放り出されて居たりして…(;;) 旧太陽銀行の人達はどうなの…? 全員がリストラされて居たりして…(;;)
先日の新聞に書かれていましたが、昨年日本に到来した颱風は僅かに14個で、過去最少であった98年の16個を下回りました。昨年の異常な暑さの要因である太平洋高気圧が例年以上にフィリッピン近海まで張り出してきたのが原因だそうです。颱風による被害の減少は日本国民にとっては喜ばしいことですが、颱風が来ないなら来ないでマイナスも多いらしく、先ず颱風の到来が少なくなることによって、海水の攪拌量が少なくなり海底と海上の水の酸素量が均一化せず更に海水の温度も海面部分ばかり上がって魚達の生態系に重大な危機を齎し、魚達はより良き住環境を求めて何処かに去ってしまった結果、漁民達は漁獲不漁を嘆くことになったとか…(;;)。魚の値段が高くなるので此からは皆様も颱風を毛嫌いすることを止めましょうね。颱風だって自然の恵みだったのです。
自然の恵みと謂えば、有明海や諫早湾でも堤防工事をする以前に干潟があったときは干潟が恰もマングローブのような役割を果たして自然のバランスが上手く調和され魚達も海水もご機嫌だったことでしょう(^^)。自然の摂理と言ってしまえばそれまでですが、堤防工事は知らず知らずに人間が神の領域を冒したものであり、漁獲類の不漁は自然破壊に対する神の怒りではなかったでしょうか。人は皆自然を破壊しつつの恵まれた生活から傲慢になり、神を敬う謙虚な心を失って参りました(;;)。神の支配する自然の懐に生かされていることにもっと早く気付くべきだったのではなかったのでしょうか:-)。
自民党の野田聖子元消費者行政担当相がこの6日50歳にして無事初産され、見事男の子を儲けられました(^^)。10年掛かりの挑戦であり、アメリカで第三者からの卵子で体外受精し妊娠され、戸籍上は独身で事実婚の相手よりの精子との受精卵を子宮に移植されたとか…勿論法律的には問題はないのでしょうが、無学な小生にはややこしくて何がどうなっていったのか良く理解できない出生でありましたが、少子化時代でもあるし、先ずはお目出度いことでありました(^^)
余計なことだ!とお叱りを受けそうですが、私はこの赤ちゃんが成人し結婚されるとき、果たしてお母さんが幾歳になって居られるのか(30歳で結婚なら80歳)案じてしまいます。結婚式場で新婦から花束など贈呈されるときお祖母さんと間違えられたりして…(;;)
先週の表外読みの答
(瞬ぎ)もせず見詰めた。 “まじろぎ”でした。
今週の問題
赤児が(憤る) ヒント 送りがな共4字です。