アジアンタム

うちの直ぐ前の側溝に咲いているアジアンタムです。うちの裏にある隠れ井戸の良質な地下水がうちの庭の下を通って横穴から溝に流れ出し50mにも渉って小さい蟹達一族とアジアンタムの一群を護っています。道を通る方はホームセンターなど行かなくても此の溝からとアジアンタム剥ぎ取ってくれば高価な観葉植物が無料です。然しアジアンタムが幾ら水が好きだと言っても年中水に浸かって居たのでは根が腐る訳なのでいろいろ考えた此奴は溝には生えず溝の側面に張り付いて生えているのです。賢いなあ^^、だから剥ぎ取ると根が横っちょになり鉢植えすると横向きに葉が向くため、上向きに矯めるのにかなりの時間(半年)が必要だが、タダだから贅沢も言えないよね^^。

三菱自動車が21日の株主総会前にことを済まそうと一車10万円とか…、バタバタと顧客への補償を決め国交省との政治的摺り合わせを終えて幕引きをしたが、先週その陰で水島工業所の第二次下請け安藤工業所が事業継続を断念しひっそりと自己破産の申請をした。7月より漸く生産再開が決まった矢先に無念の餓死だ。負債総額は僅か2700万円だから恐らく零細企業だろう、仕事が来なくなれば潰れるしかないのが下請けの宿命なんだ(;;)。三菱は従業員の雇用は確保し顧客には補償を約束したが、下請けにも慈悲を示し救ってやったらどうなんだろう。此れまで阿漕に顎で扱き使って鞘稼ぎをしてきたことはすっかりと忘れたものと見える。事情を何も知らずに車を乗っていた人が10万円貰い、会社の謂うままに車を作って潰される下請業者との図式は面妖だ、法律ってそんなことで良いの?

此れまた自動車の話題だが「何故日本人は韓国車を買わないのか」先日ネットで話題になっていたので少し考えてみた。サムスンやLGの携帯電話はあれほど売れたのに、現代(ヒュンダイ)自動車の名前を知っていながら我々はその姿を街で見掛けたことがない。アメリカ自動車市場では2014年で8%のシェアを持っている。ヒュンダイは今世紀になって日本での販売に乗り出したが、2008年以降販売台数は年間1000台にも満たず2010年に日本から事実上撤退した。(観光バス販売のみ継続)日本の韓国に対する感情は韓国の我が国に対するそれとは比較にならないほど温和だが、それでも売れないのは日本人の嗜好に全く合わないせいだろう。在日韓国人だって沢山棲んでいるのに怪訝しいね。一方韓国ではあれだけ反日感情を露骨に滾(たぎ)らせながら日本車への需要はアメ車を超えて毎年鰻上りだそうだから、日本車には反日感情を考慮しても余りある魅力が溢れているんだろう^^。彼奴等悔しいだろうな、ザマミロ!

カルロス・ゴーンさんが先週日産の株主総会で自分の役員報酬が10億7千100万円だったことを明らかにした。前期より3600万円アップだ。月額300万円の昇給になるが、メチャ高額報酬なのに株主から文句は出なかったのは不思議だね。もし文句が出たら彼はソフトバンクの副社長であるニケシュ・アローラが半年間で165億円の役員報酬を得ていたことを株主達に告げて自分の報酬の少なさを説明したのではないか。
皮肉なことにそのニケシュ・アローラは同じ日にソフトバンクを退任した。孫さんに報酬の高さを疎まれたのかな?

イギリスのEU離脱は全く想定外だった。イギリス国民が国の経済より誇り高い英国人のプライド(移民忌避)を選んだことがキャメロン首相唯一の誤算だった。おかげで波紋はEU諸国からアメリカに更には我が国にも及び、今後の世界経済は怒濤に翻弄される小舟と化すが収拾する手段はあるのだろうか。
お陰で我が国の日経平均は週末一時1500円と16年ぶりの下げ幅となり週明けには未だ下がると思われる。政府は昨年より国民にNISA(年100万円以下の株式取引非課税)を慫慂し株式市場の活性化を期したが、此奴はは売却益の利益には課税されないが損失は全く補償されないから、恐る恐る株式市場に登場した沢山の素人さんの困惑は如何ばかりだろう。ジュニアNISAを勧めた親は子どもにど突かれているのかな^^。

三省堂国語辞典の「どら息子」
家に帰らないで遊び歩く怠け者の息子
新解さんの「どら息子」
よくない遊びに身を持ち崩し親を困らせる息子
三国はいわゆる「引きこもり」を含まないから、新解さんに軍配が上がる。

先週の読みたくても読めない字
彼は徒者(ただもの)ではない

今週の読みたくても読めない字
(徒や)疎かにするな