東日本大震災から早や一ヶ月余が経過したが、未だ原発復旧の見通しすら立たぬお粗末さには呆れ果てる(;;)。放射能に色でも付いていれば避難の術(すべ)もあろうが無色透明、然も無臭では原発からどれ位離れて暮らしたら良いかも分からず、東京電力が言っていることが全くいい加減で信用できず20kmとかの発言は眉唾ものであり被災地の方々の恐怖は計り知れない。政府や東電は“健康には直ちに影響はない”などとほざいているが、“直ちに”と謂うことは“先では重大な影響がある”ことの反語ではないのか!TV出演する有識者らしき連中も、口に封印さられて居るようで東電の批判すらできないのでは国民は全くのつんぼ桟敷であり、60数年前言論統制の戦時中に引き戻されたようだ(;;)。汚染水の無断放出についても論外であり周辺諸外国から日本が被災国ではなく加害国だと糺弾されても致し方あるまい。
神戸ではサクラが咲き誇り軈て散って行こうとして居るが、被災地にサクラが咲く頃には被災者の方々には少しは穏やかな生活が戻ってきていることを祈るばかりだ。
ここん処、週一のペースで日経新聞夕刊のコラムを担当される姫野カオルコ氏の雑文はとても面白く楽しみだ(^^)。この変わったペンネームの作家をご存じの方も多いと思うが、彼女は変わっているのは名前だけでなく “松田聖子はブスだ!”と誰もが思っていても言えないことをずけずけと公言(雑誌などに書く)するなど有名芸能人をクソミソに扱(こ)き下し、思ったことを其の儘筆にされることで有名だ。藤原紀香や中井美穂アナなども舌鋒の対象とされて餌食になり、彼女の筆の肴にされた者は大竹しのぶなど数知れない。姫野氏の出席する会には芸能人は誰一人出たがらないとか…(;;)彼女は滋賀県甲賀の生まれであり、幼少の頃より1000坪もの自宅で祖父より武術を学ばれ忍法ならぬ剣道と合気道と薙刀の黒帯であり大学では空手まで修められた異色の猛女(もさ)で、30年位前青山学院在学中某出版社の懸賞に応募したら一発で受賞してしまって其の儘作家になったシンデレラ的異色な経歴の持主である。彼女には下積みの苦労がない分だけ天衣無縫な処があり、自らのペンネームを“姫野××××”と付けて編集者に“其れでは幾ら何でも書店に本を出せない!”と注意されて”カオルコ“にされたそうだが、文壇登場は順調でも直木賞候補に4回もなりながら何故か一度も受賞できなかった不運な作家である。その原因として私が思い当たることは、生来のH度がメチャ高くそのためペンが辷るのか、スケベ心では人後に落ちない直木賞銓衡委員の目にも剰るものがあり、受賞を逃されたのではないかと思う。彼女は自らをペチャパイで男にもてない骨太な大女タイプと極め付けていて、この作家を性転換して女性になった人だと信じている編集者も多いそうだ(^^)。然し姿形とは裏腹に自虐性が強く頭脳明晰で天性の筆力の高さとナイーブな感性は超一流であってHな小説を書かなければ多分私の好きな作家である。
先週は新聞の公共性を意識し何時もと路線変更したまともな話で特待生のスポーツ選手達を評した記事であり私も深く共感させられるものであったため彼女と同じ目線で考えてみたいと思った。
彼女は今年お正月の箱根駅伝を話題にされ、中継アナが早稲田の猪俣選手を一般入試で早稲田に入り箱根駅伝に出場したことを矢鱈強調し、“一般入試、一般入試”と独り昂奮したことに奇異を憶えたことと、以前某著名女優が早稲田に推薦入学したことに対して学校や当人に可成り露骨なバッシングが行われたことに関し、抑(そもそも)僅か3科目のテストで入学できる私学だから学校の宣伝になることなら大いにすべきであり、推薦入学を“ズル”して入ったような印象を与えるべきでなく、秀でた特技は3科目に匹敵する価値が充分にあると述べて居られたことに私は全く同感だった。学業と異質な特技を相対比較することは甚だ困難だが、此は彼や彼女達を学業の道である文学部や商学部に入れるから世間が騒ぐのであってはっきりと“有名人学部”を設ければ済むことではないかとの仰せである。推薦入学などと呼ぶから世間の誤解を招くので“招待入学”とすれば何の問題も生じないとの彼女の意見は明解であり蓋(けだ)し卓見である。
問題は入学してからの4年間を一般入試の生徒と招待入学者と何処かで一線を画さなければ、朝から晩まで走っている生徒や、年中ロケで不在の女優が所定の単位を取得して卒業できるのでは一般入試の生徒は一体から普段何をしているのかと思われ兼ねないから有名人学部に入った者は学校の“広告塔”であると割り切り授業料を只にする代りに授業などは受けさせないように決まりを付けたらどうだろうかと私は思う。極論ではあるが勉強させてもどうせ一般入試の連中にはついて行ける訳ないし、卒論など受かる道理がないことは当初から分かっているから授業など無意味だ。その代わり招待入学した学生の学校への広告塔貢献度に対して単位や卒業証書を附与すれば済むことであり、若し結果が付いてこないときは退学させることを入学の条件にして置けば何の問題も起きないと思う。大学は入るのは大変でも出る方は容易だと謂われるが、特技で招待入学させて貰った限りはせめてチームの補欠にでも選ばれないと退学通告の危機が迫るから本人も大変であり、只ほど高いものはない見本となるのではないか(;;)。
彼女の話とは少しだけ離れるが、最近の大学では特待生以外に一芸入試制度が人気となり、近畿地方では立命館などはその先魁となって“関関同立”と謂われた60年の屈辱を一気に晴らし現在では “立関関同” (関大が上になったそうな)に置き換えているのは偏(ひとえ)に此の手法に拠るものであり、囲碁と将棋日本一など此まで東大が恣(ほしいまま)にしていた地位を立命館が奪い取ったのだからマスメディアも挙って取り上げるし、学校全体のイメージが随分と上がったことだろう。何しろ個人戦ならいざ知らず知的競技5人の団体戦で東大や京大をやっつけるなど過去には想像もできなかったことであって学校全体のイメージを随分と嵩上げ世の若者に希望の曙光を与えるものだ。今後も少子化時代が永続すると思われるから、各学校も生き残りを賭けて学校を標榜する広告塔を模索するのに必死の時代となってきたのではないだろうか(;;)。
時代も随分変わったものだ!大学の角帽を冠りたくて必死に5教科7科目を学んだ60年前が何故か懐かしく思われてならない。
先週の常用漢字表外読みの答え
危急存亡の(秋) (とき)でした。 意味=大切な時期
秋は穀物の収穫があり大切な時期であることから…
今週の常用漢字表外読みの問題
(約しい)生活