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♪はいそれまでヨ♪


木蓮が終わったと思ったら、長く花を誇っていた雪柳も青葉が目立つようになり、あちこちの土手で花ニラが白花や薄紫の花を付け始めました。蔓桔梗も顔を覗かせ鳴子百合まで咲き初めましたから愈々神戸にも春がやって参りました。無責任な小泉内閣による増税路線の影響か神戸の景気が回復しないのがイマイチ気掛かりですが…(;;)
うちのからまつ草の生育は相変わらずはかばかしくなく、今週も無念にもお得意先のからまつ草が主役を務めることになりました。緑花なんて珍しいですね。(^^)

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先週の宿題となっていた『白黒つけます!』は “現代の若者が恋をしなくなったのは男のせい?女のせい?”でありましたね。大変重い問題でありましたが、M新聞のこの問いに対する各地からの回答は10代から70代まで2500名近くの男女から寄せられたそうですがその結果は圧倒的に“男のせいだ!”というものであり、男の頼りなさを露(あら)わにしたものでありました。その中では”真剣に恋をするに値する男が減った“とか”女は進歩しているが男は進歩していない“と辛辣極まりない酷いものまであり、私自身男の一人として、女一人では子も生めない癖して女にそこまで言われるか!と憤りを覚える反面、”自分は彼女が居ない歴27年なので多分男のせいです“など不甲斐ない男性の回答には正直がっくり致しました。
昔から男はアクティブ女はパッシブと決められていた不文律が明らかに逆転したようであり、男の言葉を待っていたら何時になるやら分からず身体だけ迫られたり、仕方なく女の方から求婚を迫ったら携帯の番号を変えて逃げられたりと、確かに男らしくない卑怯で優柔不断どうにも大和男児と言えない奴等が増えたのは事実でしょう。
然しおかしいですね、何時の間にそんな風に世の中変わったのでしょうか。昔から恋は盲目と言って、男女共に好きになったら命懸け、痘痕(あばた)も靨(えくぼ)であり、相手の家族や収入などまるで念頭になくこの世で夫婦(めおと)になれないならせめてあの世で…と山本周五郎の “松風の門”ではありませんが“夫婦(めおと)は二世と謂う、来世は夫婦(めおと)で仕合わせになろうぞ” 池藤八郎兵衛の言葉が聞こえてきそうではありませんか。一昨年10月のWEBにてご紹介させて頂きましたからご記憶の方もあろうかと思いますが、昔の男女は私も含めて誰もこんな風だったのです。
“来世は夫婦(めおと)で仕合わせになろうぞ”とても素晴らしい言葉ですね。私も一生に一度は言ってみたいセリフでありましたが、昔から恋にもメチャ不器用な男であり好きな女(ひと)には振られてばかりであり不幸にして今日までその機会に恵まれませんでした、然し未だ決して諦めた訳ではありません(笑うな!)
含蓄あるこの言葉は四国宇和島藩伊達宗利の家臣である池藤八郎兵衛が領内で勃発した百姓一揆を煽動する首謀の浪人達を討ち取り、農民達の怨嗟の眼を主君に向けさせないために自らは切腹する覚悟で出陣前に許婚(いいなずけ)“うめ”を招いて彼女の手を取り、理由(わけ)を説いて聞かせハラリと流した涙とともに洩らした一言(ひとこと)です。“初めて触れる我が未来の良人の手に“うめ”はこの瞬間を少しでも延ばすことが可能なら自分の七生を賭しても悔いはない、心の中でそう絶叫しながら突き上げてくる嗚咽を懸命に抑え続けていた…。周五郎の憎らしい程上手い筆遣いですが果たして今の若者に理解できるでしょうか。
こんな風にも大きな男女の格差を堅く信じきって生きてきた私でしたが、それらが私の儚く淡い感傷に過ぎず、戦後の男女同権とかで三食昼寝付き徐々に体力を付けてきた女性が男に追い付き遂に男が追い抜かれたことを知ったのは忘れもせぬ今から43年前、紆余曲折の末丁度妻と結婚した年のことであったのです(遅かったか!)(;;)
話は大昔に暗転します、多く鬼籍に入られましたがハナ肇とクレージーキャッツと謂えば覚えていられる方もおありでしょう。その一員トロンボーンの谷啓などは釣りバカ日誌などで今も活躍中ですが、そのクレージーキャッツの一人植木等の“スーダラ節”などが一世を風靡しましたよね。衝撃的だったのは何と言っても1962年に発売された“はいそれまでヨ”であり“無責任一代男”のB面スタートながら瞬く間に日本中を席捲しそれまでの男尊女卑の世界を180度引っ繰り返してくれました。
♪貴方だけが生き甲斐なのよ♪と男を持ち上げてその気にさせて、一緒になったら♪炊事洗濯まるで駄目、食べることだけ三人前、♪一言文句を言ったなら、プイと出たきりはいそれまでヨ♪巫山戯(ふざけ)やがって、巫山戯やがって、此(こん)畜生!♪無責任男が実は数段も無責任な女にしてやられるホンにふざけた歌でありましたが、可弱き筈である女性の本性をいみじくも暴き、世の強そうで実は可弱き男の子(おのこ)共の共感を呼び大ヒットに繋がりましたが、オペラ歌手の平山美智子から本格的なクラシックの発声レッスンを受けていた植木等の歌唱力はギタリストであり乍ら流石に抜群でしたね。無責任男から無責任呼ばわりされるのですから、それまで猫を被っていた世の女性にとっても仮面を剥ぎ取る絶好のチャンスであり堪(こた)えられない“はいそれまでヨ”でありました。(^^)
その後世の男の子(おのこ)共も漸くことの事態の深刻さに気付き、何時とはなく打算が感情に優先するようになって女だけでなく男までも我々昔人間の純情可憐さを忘れ去り、恥ずかしげもなく食い逃げや乗り逃げなどが当たり前の時代となりましたから世も末であり情けない限りです。然し全ての原因は女性に帰するものであり男より女の罪が大きいのです。周到にも女性は恋をするにも調査期間を置いて身上調査などを充分にした上で男の収入の多寡から、年寄りとの同居はお断りなどを満たすことを条件として、恋をすべきかの選択決断を実行する時代となりましたから世の中随分変わりましたね。
然しよくよく考えてみると実は今の男女が恋をしなくなったのは男の進歩が止まった訳でも女が進化した訳でもなく団塊の世代以降誤った戦後教育により男女の本分を忘れた父母の日頃の生活を子供達が横目で見て、女の恐ろしさと男の愚かさを知ってしまったことが真の原因ではなかろうかと考えました。親の背を見て子は育つと世に謂いますが正にその通りであり、両親(ふたおや)の日常の言動が自分達の将来像への絶望を育(はぐく)んだ結果、人間の本能である恋への熱情を冷ませていったものに違いありません。
然し打算から腰が引けて恋ができない男女なんてとても悲しいことですよね。その上昨今の世の中男なのか女なのか、外見ばかりか中身も分からない連中が多くなりました。全ては女は男に遵い、男は命を懸けて妻子を護ると謂うお互いが思い遣り労(いたわ)り合う男女の本分である儒教の教えを忘れた戦後の誤った教育が齊らしたものであったでしょう。
“来世も夫婦(めおと)で仕合わせになろうぞ”
どんな不遇な環境になろうとも夢を抱いた男女がこの言葉を幾歳になっても生涯忘れないことが大切であり、そのためには人生には打算や計算を超えた、愛の…恋の…と謂う節目の苦しい道程が不可欠であることを肝に銘ずるべきではないかと考えました。
恋をしなくなったのは男のせい?女のせい?重い質問ではありましたが皆様はどう思われましたか?
今日の夕刻時ピンポンに出てみたら若いカップルが天理教会の紹介に来られました。私は特定の宗教を信じている訳ではありませんが、どの宗教でも馬鹿にせず良いところを採って自分の肥やしにしています。今日は久し振りに“お筆先”の中山みき親神様のお話などが聞けて楽しい一刻(ひととき)が過ごせました。物やお金が全ての今の世であり乍ら、若い人達の中にもこんなに純粋に一つの教えに縋って生きて居られる方々の存在を知ってとても嬉しく思い、日本の未来に払暁が到来したことを予感しました。(^0^)/
横田めぐみさんの夫が韓国人だったとか、現在軟禁中とか拉致事件に関わらぬよう背を向けていた韓国も日本と北の中挾みでの他人事ではなくなり来週には横田さんご夫妻が韓国を訪問されめぐみさんの夫の母親達と逢われることになったとか、事態が新たな局面を迎えようとしています。メディアは改めてめぐみさんのお嬢さんとされるキム.ヘギョンさんの嘗ての会見シーンなどを放映していますが、このお嬢さん誰かにそっくりだなあと考えてみると、話し方表情や笑い方などお祖母さんの佐紀江さんとそっくりではありませんか、傍で暮らしていて似てきた訳でもありませんからめぐみさんの子供であることがはっきりと分かります。横田めぐみさんは写真しか見ていませんから動作は知りませんが、世に隔世遺伝と謂いますから本当だったですね。一日も早く佐紀江さんとお孫さんが逢える日が近いことを祈りたいと思います。韓国政府もオタオタしないで拉致問題に対決せよ!
熊本県で行われたライフカードレディースは昨年さくら選手が初優勝した験(げん)の良いツアーでありましたが、地元不動選手が完勝して40勝目を勝ち取り、我等がさくらちゃんは4位まで追い上げ優勝を来週のサンケイレディースにと期待を繋げました。(^^)

遺憾と言ってはイカン!


今日は先週登載を予定していながら、うちのブログの不手際から“さくらちゃん”に先鞭を越され1週遅れとなりましたが、何時ものお得意先のNさんから3月27日に送られてきた“八重咲き梅花からまつ草”をお届けしましょう。実はこの花は私の大好きな花の一つであり、7年前のHPでご紹介したことを記憶力の良い方なら覚えていられるでしょうね。あれは確か7月でしたからこの花の命の長いことには驚かされますよね。この花は埼玉県の園芸屋さんへ昨秋注文し両家へ同時に送って頂いて育てていましたが、うちのは花どころか葉っぱも出てこない有様でこの写真を見てショックを受けています。(;;)

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からまつ草は嘗て戦前の日本女性の鑑(かがみ)とされた恰も山本周五郎“日本婦道記”の主人公を思わせる気品ある花であり、その細い茎は手弱女(たおやめ)と見えて実は毅然とした烈女の雰囲気を醸し出しております。
烈女と謂えば、日頃は奥に居て主人を立てて表面に出ることはありませんが、夫に万一のことが起こらば幼い子達を助けて孟母となる凜としたこの花のような女性も最近は少なくなりました。悲しいことですが内助の功という素晴らしい言葉は最早死語となったのでしょうか。男女と謂う位ですから神代の昔から男と女の序列は明確にされていましたが戦後は靴下と何とかは…とか謂われて女性が急速に鎌首を擡(もた)げ男の影が薄くなりました。女性も何も好き好んで男女間の主導権を取っている訳ではないでしょうが、或いは立てるべき男が居なくなったのか、女一人御(ぎょ)せない不甲斐ない世の男共の氾濫が現世の不幸を増幅させたものでしょう。(;;)
然し男女には父性、母性と自ずから予めその役割が定められていますから、男が不甲斐ないからと女が男の主導権を奪えばよいと謂うものではなく、マッチョな男が居なくなった結果、父性を失いつつある男達を見て、女達には女性に課せられた“子供を産んで育てる”と謂う母性本能が忘れられつつあるのではないでしょうか。少子化問題一つをとっても女だけが出産で痛い思いをするのは不公平だとか、折角の会社での昇進のチャンスを出産でフイにしたくないとか、更には男の従属物になりたくないなどと宣って家庭生活を家族のものではなく自分自身のものと考える単細胞な女性が増加してしたことです。これでは内助の功どころではありませんよね。そのとばっちりは当然に男性に及んでおり、結婚したくても相手が見つけられない男が若者から中年までゴマンと出て参りました。一つには世の中が結構すぎて女性が結婚しなくても食うに事欠かぬ世の中となり、30歳になって家にいても世間から後ろ指を指されることもなくなりましたから今後益々このような傾向は顕在化することでしょう。
家を護ると謂うことは頭で考えてできるものではなく男に与えられた本能ですから女性には逆立ちしても出来ることではありません。女は男に遵うことでその本分が尽くされることは、農家の庭先で餌を啄(ついば)んでいる鶏の親子を一度ご覧になれば皆様もきっと納得されることと思います。彼等は何の教育も施されていませんが、雌鳥やヒヨコたちが餌を食べている間雄鳥は、餌を食べないで猫など周囲から襲う外敵を警戒し、少しでも怪しい気配がすると鳴き声を発して雌鳥たちの注意を喚起します。するとヒヨコ達はすぐさま親鳥の羽の中に隠れますから一羽の鶏から8本や10本の足が出ているのは見ていて微笑ましいものですよ。(^^)それだけではなく雄鳥は土を掻いて餌を見つけると自分で食べることなく雌鳥やヒヨコを呼んで食べさせて、自分は家族の食事の後残り物を啄んでいます。此れが家族の長(おさ)たる者の当然為すべきことなのですが人間社会では本能だけで生きている鶏にも劣る男が多くなりましたから情けないですよね。
話は余談になりましたが、世の中男らしい男が居なくなった結果、当然に男の従属物たる女らしい女も居なくなったことで、先日M新聞に連載されることになった『白黒つけます!』第一回である今回の題名は“恋をしなくなったのは男のせいか?女のせいか?”でありましたが、どのようなアンケート結果が出たのか又その原因は何処にあるのか、風邪を癒してボケッとした頭を入れ替え次週までにじっくりと検証してみたいと思っております。
話はころころと変わりますが近年世の中を重宝な言葉が罷り通るようになりました。悪いことをした経営者や、お役人がメディアの前で頭を下げるとき、決まって“遺憾”と謂う言葉を使うようになりましたね。
つい先日3日の衆議院行政改革特別委員会で三井住友銀行が融資先へ金融派生商品の購入を強制し公正取引委員会から排除勧告を受けた事件に関し、新聞では『日本郵政の西川善文社長(前三住頭取)が質問した民社党の近藤洋介議員に対し“私の在任中に起きたことで、深刻に受け止めている。誠に遺憾に存じている”と陳謝した。』と書かれてありましたからメディアは“遺憾”を“陳謝”と同意義に捉えているのでしょう。然し“遺憾”のこの言葉の何処が陳謝しているのでしょうか。 “遺憾に存ずる”とは広辞苑最新第五版によれば“思い通り行かず心残りなこと。残念。気の毒。”と解釈が載せられていますが“申し訳ない”とか“済まなかった”とは何処にも書いてありませんよね。
“陳謝する”とはこれまた広辞苑に寄れば“訳を述べて謝ること”とされていますから、ホンにおかしいですよね。盗人にも3分の理と謂いますから彼等が己が罪を認めたくないのはよく分かりますが一見謝った如くに見せ掛けて実はちっとも謝っていないのは彼等の本音なのでしょう。誰か一人でも “遺憾”の意味を説明して“社長貴方それで謝ったつもりですか?議員達を馬鹿にしているのですか?”とでも言ってやったらどうですか(^^)民主党のアホな連中では到底無理な相談でしょうが、海千山千の西川社長もそれを聞いたらきっと慌てて広辞苑を紐解き冷汗三斗の思いをしたと思いますよ、八つ当たりは三井住友から岩波書店への融資打ち切りを通告させたりして…(;;)
お詫びと謂えば最近では民社の永田議員や前原前代表が浮かびますが、彼等二人に限らず談合事件などで摘発された会社の社長やお役人方のお詫びの際の手の位置が全ておかしいですね。彼等は学生の頃校庭で体操の時間や朝礼で基本的な姿勢について習った筈ですが、つい高い所に立ったので心が驕りそれを忘れてしまったのでしょう。テーブルから立ち上がって左右の人とのタイミングを計って45度頭を下げる際に一度“気を付け”の姿勢を取ることを忘れて頭を下げるためにテーブルの上にあった両手を足に付けずに只だらんと下げているだけのポーズになっています。これではまるで猿です。こんな敬礼の仕方は明らかに相手への礼儀を失したものであり、幾度もしていると報いを受けて腰椎への負担が重くその内間違いなく腰痛となることでしょう。(^^)そうです。人間は前傾姿勢になるときに腰椎に掛かる700kg(700gではありませんよ!)の負荷を両手を両足に密着させることで大部分逃がしているのです。
花屋敷吉川で行われたスタジオアリスレディースで期待された横峯さくら選手は強風と黄砂にスコアを乱され14位タイと無念にも“さくら散る”に終わりました。(;;)今回はお姉さんの横峯留衣プロがキャディーで初登場しましたがお姉さんも中々の美形であり、成績さえ良ければスポンサーの付くルックスと見ました。お姉さんにも是非頑張ってシード選手になって頂きたいですね。
このツアーのスポンサーはスタジオアリスと謂うキッズ向けの写真屋さんですが、モデルの女の子(幼稚園児か?)がめちゃブスなので幾らでも可愛い子が居るのにと何時も驚いています。然しつらつら考えてみるにブスの子でも背景のせいで仕上り写真がそこそこ見られるのでブスの子がモデルであの写真ならうちの子は…と世のバカ親共が殺到することを計算してのモデル起用と見ました。写真を眺めるお母さん役の一言“笑顔がお父さんにそっくりねえ”には笑ってしまいました。お父さん役は仕方なく後ろ姿しか写りませんでしたものね(^^)

女は強(したた)か!

やっと春が訪れましたね。と謂っても麗らかな小春日和とは程遠く、小雨混じりにほんに寒い先週でした。
仕事に少しの余裕ができました。気に掛かっていた6月の漢字検定もあと三月足らずとなったので2級合格を目指し、そろそろ書取りなどの勉強に取り掛からねばなりませんが、今回は上の孫が中学への受験勉強でパスするため競う相手がなく独学での挑戦となります。
問題集を紐解いて驚いたことには昨年秋の検定試験の解答すら忘却の彼方へ消え去り2級問題集の半分も出来ぬ有様には只呆れるばかりであり昨日など“鋭気を養う”の“気”を“氣”と書いてしまい、出題者の意図は“鋭”であったのでしょうが、気の字が旧字体になるなんて本当に情けなく、“気”は1年生10級の配当漢字80字の一つでありますから孫の若葉に見られていたら嗤われている処でした。(;;)歳は取れば取る程古(いにしえ)の記憶が甦って強くなり、その分新しい記憶の部屋が狭くなって行くのでしょうね。その内なくなってしまうのでは?と怯えております。(;;)
先日日経の片隅に“75歳の女性が関西大学で博士号”と小さい記事が載っていました。何でも毎週2回東京から通って本来は3年掛かる博士課程を成績優秀のため2年で履修を終えたそうです。博士論文など我々には想像もつかぬことでありますが論文の内容は英単語の意味を中国語で解説した英華辞典の分析であり、19世紀に欧米人が作ったものについて系譜を明らかにしたものだそうです。東京から通って学位を得た熱意には頭が下がると担当教授は洩らしたそうですが、彼より彼女の知識の方があらゆる面で上だったので教授が恐れをなした?のかも知れませんね。
英語と中国語にそこまで堪能ならば恐らく外国暮らしか何か相当な学歴教養の持ち主であったに相違ありませんが何と言っても75歳には頭が下がります。それにしても70歳にして日本語すら儘ならぬ私など汗顔の極みですが、考えてみると75歳まであと5年もありますし、税理士会連合会から高齢者は75歳とお墨付きも頂戴(;;)したことだし、私も一念発起して何かにチャレンジしてみようと思いますが、取り敢えず仕事が最優先しますので、まずは漢字検定2級だけはクリアした上で考えてみたいと思っています。
2級も駄目だったりして…(;;)
先週アメリカの悪口を言ったのを聞かれた訳でもないでしょうが、米国防総省は在日米軍基地再編に伴い沖縄からグアムへ海兵隊を移転するについて75万ドルじゃなかった75億ドル払えと日本政府に言ってきました。嘘か真か総額で100億ドル掛かるから75%を負担せよと謂うメチャ虫の良い話です。彼等には自分達が日本を北からの脅威に対して護ってやっているとの驕りから出た言葉でありましょうが、我が国には立派な自衛隊があり北の攻撃には十分に受けて立つ覚悟がありますが、自分達こそこそ北が怖いから日本に基地を置き自国に被害が及ばない策を採って居るではありませんか。我が国に巨額な負担を強いて自衛隊のイラク派兵をさせながらもアメリカは1円も払わずに勝手なことばかり言ってきますが、誰か“いい加減にさらせ!”とアメリカを怒鳴りつける豪傑は居ないのでしょうか。
75億ドルも払うのであれば国民投票に問うべきであり、政府の閣議決定もなく内密にことを済まされるのでは国民は堪ったものではありません。
余り知られて居ないことですが、日米間の密約で沖縄返還に巨額な資金がアメリカに渡されたことは米公文書に開示されており、外務官僚の証言もあるのに日本政府は未だに密約の存在を認めておりませんが、脱税事件で身を滅ぼした金丸信が防衛庁長官時代に“思い遣り予算”なる変な名目で沖縄駐屯基地に支払われることになった多額のお金も或いは密約に謳われていたのかも知れません。“思い遣り予算”なるものはこれまでにナント!総額5兆円にも上るそうですが、沖縄の婦女子が彼等に悪戯(わるさ)ばかりされながら政府がせっせと米軍にお金を払っているのではまるで合点が行きませんよね。813兆円にもなった日本の借金も役人の無駄遣いばかりかこんな詰まらぬことに使われていたなんて思いたくありませんが現実は斯くの如しであり情けない限りではありませんか。
彼等が日本に居るのは我々日本人のためでなく、海外拠点として安上がりだからであり、それが証拠にアメリカの議会で“何故何時までも日本に居るのか?”との議員の質問への国防省役人は“日本が一番安上がりだからです” と答えたそうです。(;;)“思い遣り予算”の経緯について興味のある方は下記のURLをお訪ね下さい。
【米軍「思いやり予算」/このムダ遣いに徹底したメスを】
名前が良いとトクをする見本のような人事が防衛庁で起こりました。先週のことですが陸海空3自衛隊の指揮や命令系統を一元化する統合運用体制に今月末から移行するに当たって政府は先日の閣議で初代統合幕僚長に先崎一(まっさき はじめ)61歳を充てる人事を了承したそうです。実にいい名前ですね。誰よりも真っ先に覚えられる名前のお陰で出世が早かったのでしょう、60歳定年にも関わらず庁内で生き残れたものと思われます。
万一北との戦争になれば安倍晋三を押し退けて“真っ先”に総理大臣にもなれる身分ですから、そうなればアメリカなど当てにせずに“真っ先”に北をやっつけて頂きたいですね。(^^)
裁判での解決金が何故か当事者間ではなく必ず弁護士経由とされていることからこの和解金などをネコババしては訴えられる弁護士が後を絶ちませんが、今度は勤務先への未払賃金の支払いを求める女性依頼者から10万円の着手金を頂戴しながら事件を放置していて依頼者からの問い合わせに対し、“忙しいのでもう少し待って”とか言えばよいのに、第一回目の期日が決まったとか、判決の日が決まったとかよい加減な一時凌ぎの繰り返しが運の尽きとなり、遂には“勝訴した”とまで言わねばならなくなってしまい、200万円を自腹で払って実在の裁判官名を使って判決文まで偽造していた事実が依頼者の裁判所に直接問い合わせた結果判明し、弁護士会から業務停止2年の懲戒処分を受けたと先日新聞の片隅に載っていました。
この石川勝利と名前だけ良い40歳の弁護士さんはどう思って190万円も損をしてまで偽の判決文を作ったのでしょうか。『提訴したと嘘をついた手前引っ込みが付かなくなった』と、この先生は弁護士会に説明したそうですが、『提訴したと思っていたが間違いだった』とお詫びして10万円返せばそれで済んだことでしょうから何だか怪しいですよね。懲戒の理由は勝訴したと嘘を報告したことではなく実在の判事さんを使った偽の判決文だったと思いますが、何故200万円も払ってまでこんなリスクまで負うことになったのか私流にずっと考えていましたら先週になってやっと次のような答えが得られました。
彼はきっとこの依頼者の女性(若い方だったのでしょう)に恋心を抱くようになり、と言っても内気な彼には胸の内を打ち明けることもできずに悶々と悩んだ挙句が、どうにかして彼女の関心を惹くことで彼女の気持ちが自分の方を向いてくれるのではと淡い期待と共に、事件のことなどを聞きたいとの理由で頻繁に逢う機会を作り、彼女の笑顔を見たかったでしょうからその都度美味しい話をしてしまった結果が、公判の日の決まったことや判決日の話になり、やがては勝訴となり解決金まで支払うことになったものであり200万円は彼の彼女への最大のプレゼントだったのでしょう。(^^)
然し女性と謂う生き物は男と違って本能的に異性の自分を見る目に対する鋭い触覚を有していますから、彼女は初めから彼に油断をせずに距離を置いており、やがて次第に彼の言葉に不信感を覚えるようになってきたのではないでしょうか。でなければ200万円に判決文まで貰って誰が裁判所に聞きに行くでしょうか!女性の鋭い第六感に気付かず芝居を続けた彼が愚かだったのです。
この先生は年齢からして既に既婚者だったと思いますが、そんなに好きになったのなら妻と別れるから結婚して欲しいと彼女にストレートに迫れば良かったのです。断られても弁護士の2年間停止など論外であり、10万円返金すれば済むことだったのです。弁護士さんの本当の気持ちを聞かされては弁護士夫人も悪くありませんから、この女性ひょっとしたら気持ちが変わったかも知れませんよ。(^^)
弁護士資格停止の経緯から、彼の奥さんはこれも女の勘で真実に気付いたに相違ありません、きっと離婚訴訟が起こされるでしょうし、そうなればこれまで築いてきた全てを失うことになりますが、世に恋は盲目と謂いますが不惑にして恋に惑うこの内気な弁護士さんも考えてみれば可哀想でしたね。200万円も結局戻ってこなかったのではないでしょうか(;;)
何時の世も男は純情、女は強(したた)かですね。
女子プロゴルフも2週連続してお休みとなります。今週末さくらちゃんの始球式を楽しみにしましょうか。当日雨で中止だったりして…(;;)
始球式と謂えば昨日はパリーグの開幕日であり、フィギュアスケート金メダルの荒川選手も西武球場で初の始球式登場となりました。札幌ドームでは日本ハムの新庄選手がハーレーダビッドソンに乗ってセンター守備位置入りし、そのパフォーマンスには球場は大歓声に包まれたそうです、但しハーレーはソロでもサイドカーでもなく普通免許で乗れるトライク(三輪車)だったのにはガッカリでしたね。彼にはソロやサイドカーではまるで操縦の自信がなかったのでしょう。大型二輪免許を持ってなかったりして…(;;)
大相撲春場所も終わって見れば際どい乍ら何時もの朝青龍の優勝でしたが、これより三役では魁皇、千代大海、栃東と日本勢が外人相手に勝ち名乗りを挙げ気を吐きましたね。白鵬は優勝するにはあと僅かに器量不足の感がありましたが、朝青龍を超えるのは時間の問題でしょう。
それは兎も角として幕下の沢井豪太郎はどうしたのか!

東洋の美が分からぬか!


2月の末と言ったら1年中で一番寒い時期の筈ですが、昨日の小春日和、今日の暖かい春雨とはどうしたことでしょうか。まだ木瓜(ぼけ)の花が蕾なのに庭の金魚草は春が来たと勘違いして可愛く咲き始めました。(^^)
久し振りにそして思いも懸けぬ荒川選手の劇的な逆転勝利での“君が代”は心地良かったですね、ジーンと胸に込み上げてくるものがありました。アメリカと常勝ロシアを倒しての勝利ですから日本人誰もが快哉を叫んだことでしょう。
柔道のときなど聞き飽きるほどだった”君が代“もトリノでは格別でしたね。日教組の荒武者共も今回ばかりは”君が代“を見直したでしょう。(^^)
体形的に少なくないハンディキャップを背負った日本人がメダルを望むのが難しいフィギュアスケートで初の金メダルを獲得できたことは正直言って幸運だったと言うべきでしょう。
ショートプログラムで荒川選手が3位と好位置に付けたことがフリースケートで無心に滑ることができましたが、逆にその分SP1位2位のコーエンとスルツカヤにはそれが負担となり、無意識の内に演技が守りに入り硬くなったことが致命的なミスを招く結果となりました。“勝つと思うな思えば負ける”は蓋し名言でありましたね。
それに引き換え村主選手は安定した演技でミスもなくメダルに届いたかと思いましたが2度も転んだコーエンにフリースケート3点差も許してしまったのはどうしてでしょうか。1度転んだスルツカヤにも1点以上置いて行かれましたからこれではどうしたってメダルに届きませんよね。
私は彼女の幼な顔と控えめな衣裳が“竹久夢二”の世界である日本独特の儚げな日本女性の美しさであることに外国のがさつな審査員共が少しも気付かずに、ただ単に自分達の好みである男を魅了するフェロモンが足りなかったことを減点対象にしたもの考えました。審査員の半数は男性でありましょうから、コーエンとスルツカヤが発するあの妖しいフェロモンと性的魅力に誘惑され目尻を下げて無意識に加点したものに相違ありません。審査員が日本人だったら…ととても彼女が可哀想でした。
村主選手自身が試合後に語った言葉“大きなミスが出ないのに点数が出ない結果を受け止めるのには大変なところがありました。”は、東洋の“美”が夕べにひっそり咲く月見草などを愛でる心であるに対し欧米人の“美”が大輪の薔薇の艶(あで)やかさに惹かれるものであり基本的な考え方で大きく異なっていたことをまざまざと見せ付けられた思いです。正に墨画と水彩画の違いと言ったら良いでしょうか。その点母親手作りのキンキラキンの衣裳の荒川選手は上背もありコーエンとスルツカヤの華やかな衣装に少しも負けることのないものでありましたから優勝できたのかも知れませんね。いやいや、衣装だけでなく演技もとても立派でありミスもなく優勝は平常心が齎した当然の結果であったのでしょう。(^^)
安藤選手は年末のアジア選手権に続いてトリノでも又もや見事な大股開きの転倒を見せて呉れました。彼女の転倒は他の選手のとは異なり豪快そのものであり、流石は4回転ジャンプへの挑戦であることが窺えましたが転倒もここまで来ると芸術品ですね。転倒によるマイナス2点はプラス2点の誤りではなかったですか。是非コーエン、スルツカヤ選手にも4回転挑戦して頂いて大股開きを披露して頂きたいと期待してしまいますよね。(^^)
フェロモンと謂えば話は変わりますが先日の新聞に載っていた記事で、資生堂の男性整髪料を付けた男性が資生堂に“蝶々が飛んできて困る”と訴え、調べてみると頭の周囲に飛んでくる蝶々は全部オスであり整髪剤にはメスの蝶々が持っているフェロモンと同種のものが使われていたことが原因だと分かったそうです。(^^)人間にも異性を魅惑するフェロモンを含んだ香料が発明されたら爆発的に売れることでしょうが人の嗅覚は鈍いのでスズメバチなんかに襲われたりして…(;;)
ついこの間まで国際決済銀行たるに自己資本比率8%がどうとか大騒ぎして公的資金導入の美名の下に税金を掻っ攫って体裁の整えた大手銀行6グループが本年3月期の純利益が前期比3.8倍の2兆9千億円とか、“ええ加減にさらせ!”と言いたいですね。昨日銀行の普通預金通帳を見たら利息が6円ゴミのように付いていました。始めはシミかと思ったほどであり、前回の8月はと見てみると10円でした。預金残高を概算目で追うと最近半年間が約150万円昨年のそれが250万円位でしたから、割合的には間違っていないようですが、一体利率は幾らなのか呆れてしまいました。余りに腹が立ったので小切手を預けに行ったついでに銀行の窓口で利息の計算を1桁間違っていないのかと文句を垂れたら間違っているのは私の方であり現在普通預金の利息は0.001%ですと開き直られてしまいました。%など付いているので桁数を錯覚しますが小数点で謂えば10万分の1ということになります。つまり10万円に対し年1円の利息ということになり更に源泉所得税などを20%差引かれ年2回利息の付け込みとなりますから常時20万円以上の残高がないと円未満切捨てでゼロ金利となりますが、20万円の残高に対し半年1円の利息は腹立たしく馬鹿馬鹿しい(利息を計算したり通帳付け込みの費用のほうが高くつく?)限りですが、よく考えてみると全国数千万人のサラリーマン家庭の預金残高などは何時もかつかつで、平残高20万円には及ばず計算上の利息が1円未満となり銀行に取り込まれた利息は膨大な額に上ると思いますが、銀行が纏めて計算してアフリカ難民に寄付したなんて聞いたことありませんからきっと彼等がネコババしているに違いありません。
一度皆様もご自宅の通帳をご覧になったら如何ですか?“え?付いて居たら腹が立つけど利息がついてないからせいせいするですって?”(^^)
若し預金残高を遣いすぎてカードローンの赤残高20万円と仮定すれば年に2.8万円も利息を取られることになり、通帳の赤残高が更に増やされて利息が利息を呼ぶ地獄となりますから彼等の差益は何千(万)倍になることでしょうか。ATMで僅かなお金を振り込んでは525円などと法外な手数料も原価は数円でしょうから、武田薬品も顔負けの荒稼ぎ振りです。
カードローンは特別としても通常企業への貸出金利すら2-3%(無担保7%)程度であり、大口定期(1000万円)の利率でも税込0.03%の年3千円ですから、この間の利鞘は70倍乃至100倍にもなりますが、こんなに儲けても預金者の預金利率を上げようと絶対に言わない処は流石なものですね。財務省も利上げの話を持ち出せば忽ち国債の利息(現在は殆ど変動利率です)に影響すると謂う因果応報に伝家の宝刀を振るうこともできず、自分達の無駄遣いを棚に上げて庶民の懐を甚(いた)振っている様は“お上(かみ)さえ良ければ何時でもどうぞ”と銀行に嘯(うそぶ)かれて手も足も出ないのでは何のための監督官庁やら…(;;)。
かくして銀行は全て我々庶民の預金を元手にして阿漕にも2兆9千億円を稼ぎ出し、バブルの張本人がそのツケを10万分の1の超低金利で庶民に肩代わりさせトカゲの尻尾(胴体か!)を再生させた如くでありますから、誰もが声を大にして怒らねばなりませんが日本人は諦めが早いのか無欲なのか何とも不甲斐ないですね。誰か怒る奴は居ないのか!
凍結された退職金を今年やっと貰えることになった一勧杉田力之以下富士、興銀の前頭取もきっと特別顧問室で揃ってほくそ笑んでいることでしょう。彼等が一所懸命作ったバブルのツケを我々庶民のゼロ金利で消し、しかも尚もそこから退職金まで差し上げることになりましたからほんに腹立たしいですね。銀行は絶対に公表しませんが私は3人の退職金のトータルは50億円を絶対に下らない額だと思っております。
金融庁も庶民達の怨嗟の叫びである懸かる事態を深く受け止めて、今後銀行には役員報酬の開示などを義務付けねばならぬと考えますが、銀行も利益が出るようになってから役人に対しても態度がでかくなってきましたから、今はそれ処ではなく今度は役人の方が揉み手をして天下りのお願いなどすることになったのでしょうか。(;;)
最近後進国へのODA(無償資金協力)の予算配分を巡って各省が醜い争いを繰り返していますが、外務省など今年も全予算の40%700億円も捥ぎ取りました。外務省は名前とは大違いで外地のことを何も分からずに人任せのために業者との癒着振りが問題になっています。何でも嘗て業者の入れ知恵で後進国にお金を渡したら役人達が取り込んでしまうからと農業を助ける名目でカンボニアに農薬を送ったら、これが調査不足も甚だしくてカンボニアでは田圃の米だけでなく田圃に棲む田螺(たにし)や蛙も主食として食べていたのでこれらの生物が死に絶えてしまい賠償請求までされるとか、農薬業者はぼろ儲けでも国は賠償金では何のためのODAでしょうね。社会福祉協議会に務めていた知人がこぼしていましたが、赤十字募金でもお金は一体何処へ行ったのか分からぬ仕組みになっているそうです。
ユニセフなんかも本物のユニセフ(国際連合児童基金)とは無関係なのに支店のような顔をした日本ユニセフと名乗って募金を集めてその25%を経費名目で取り込んで品川に25億円ものビルをおっ建て、天下り役員が経費をメチャ遣い放題などまだ可愛らしい方らしいですよ。
(^_-)
【日本ユニセフ協会の謎】
まったく腹立たしい限りですね。まさか皆様もユニセフのカードなどを買わされていないでしょうね。
ジャーン!
アメリカ女子ゴルフ開幕第2戦ハワイ.オアフ島のフィールズオープンで今年から米ツアー公式参戦の宮里、諸見里両選手をメディアが追う中を招待選手の横峯さくら選手が8アンダー11位に食い込み日本選手中最高成績で日本選手の意地を見せてくれました。(^0^)/
久し振りに見る彼女の華麗なオーバースイングは懐かしく、寂しげな面差しから時折見せる笑顔が私を和(なご)ませてくれ連日の確定申告の疲労を和(やわ)らげてくれるのでありました。
もう来週はダイキンオーキッド国内ツアーの開幕です。さくらちゃんファンの一人としてハワイでの疲れを忘れて優勝を目指して頑張って欲しいと願っています。
ゲームはアメリカのツアーなのにミーナ.リー選手とソン.ファー.リー選手と韓国同士のプレーオフとなりましたが、6打差を追いついたミーナ.リーが勢いに乗ってプレーオフ3ホール目でバーディーを奪い優勝しました。私が思うには“李”の姓は韓国人がラ行の発音できないために国内では“イー”と呼んでいますが、アメリカではLeeと正しく(?)呼ばれていますから不思議ですよね。英語を話せるようになると必要に応じてラ行が発音できるようになるのでしょうか。今ではきっと多くの韓国人が濁音だって話せることでしょう。(^^)

追記

たるみのM銀行にて再度宝くじROTO6で2億円が出ました!年末に3億円が出たばかりで今度は2億円ですから魂消ましたね確率論もすっかり影が薄くなりました。皆様にお見せしようとカメラを持っていったのですが、ひっきりなしの購入者の到来でシャッターチャンスに恵まれるのに苦労致しました。(^^)

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今度は2億円!

“芋の子を洗うような…”と謂う表現がありますが、私に割り当てられた先週木曜日2月2日垂水漁港水産会館での確定申告無料相談会場の様子は正にそれであり、当日の担当税理士5人に対し還付申告(一部には納付も)会場には未だ本来の申告開始日(2月16日)が始まらないのに9時開始の処を朝8時40分に到着したら既に50名以上の申告希望者が押し寄せて居られました。前日から始まったばかりの申告相談会場ですが2日目にしてこの状況では申告期限終盤はどんな修羅場になることでしょうか。早い時期に当たった幸運に安堵の思いでした。与えられたカウンター席の内側へ入っていったらカウンターの外に座った申告者から口々に“アカン、アカンそこは先生の座るとこや”と咎められ“僕が税理士です”と言ったので皆“すんまへん”と大笑い、私も歳格好とラフな服装(寒さ凌ぎ)のため年金申告者と間違われたものでした。(;;)

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私の場所から写した会場で青いジャンバー姿の人達は納税協会や商工会議所の相談職員で黄色いジャンパーが税務署員です。厳密に言えば青いジャンバー達のしていることは税理士法違反なのですが、申告時期だけ税務署も黙認しています。然しプロではありませんから“源泉分離の株式譲渡は申告せんでもええんや!”といい加減なことを言っていましたが咎め立てるのも大人気なく申告されていた年金のお爺さんをお気の毒に思いましたが、相談員も申告のお手伝いをするならもう少し勉強をしてから来たらどうだ!
右に見えるのは医療費など簡易な申告に使われるタッチパネルと呼ばれる申告書のOCR用紙を入出力するものであり、下手な字で書かれると機械が読み取れなくて、後で税務署員の負担が重くなるために設けられた申告書作成ソフト(但し2枚目は手書き)ですが、若い人は脳味噌が柔軟ですから相談員の指導の下に結構使っていましたが、年金申告の方などには当然に敬遠されていました。(^^)
ライブドアの堀江前社長は側近が全員偽計(証取法違反)の容疑を認めたに対し只一人保釈の権利まで放棄し罪状を徹底して否認しつつ検察と戦っています。巨額の脱税疑惑まで飛び出す中を本人には確固たる信念に基づく抗戦でありましょうが、私は彼の姿から嘗ての26歳で自裁した光クラブの社長山崎晃嗣を思い起こしました。
彼山崎晃嗣は終戦後の荒廃時、東京大学法学部の在学中に銀座のヤミ金融会社光クラブを経営し、最後は社長室で青酸カリを呷り自殺しましたが、出資者から月13%の金利で金を集めその金をトイチ(10日で1割の利息)の高利で客に貸し付け僅か1年余で月商5000万円(現在の30億円位か)資本金600万円株主400人もの会社に急成長したものの出資法違反で当局の手入れを受けて破綻し、金融に対する法律が未だ未整備であったために処分保留の儘釈放されましたが、押し寄せた出資者に金が返せず自死したものです。遺書には“貸借法、全て清算カリ自殺”と洒落紛いに書いてあったそうで“人生は劇場だ”と自分の死までドラマティックに演出した死は、巷に大きな波紋と衝撃を投げ掛け、高木彬光の小説の主人公や映画にもなりましたから戦中派の方なら未だご記憶の方も居られることでしょう。時は昭和24年11月、彼が死で償ったものは多数の出資者に対し多額の損害を掛けたことに対する贖罪でありましたが、今回のライブドア事件が真実堀江前社長の作為によるものであるとすれば堀江前社長とて多数の大衆投資家のなけなしの資金をふいにさせた罪は浅くありません。うちのお得意先でもライブドアの株を買って500万円以上損をした方など多数居られますが、スイスに隠されたと謂われる数十億円の裏金も株主9千億円もの損を埋めることなど叶わず、証取法違反如きでホリエモンに充分な罪を与えるとは思えませんから、彼はどう贖罪するつもりでしょうか。奇しくもホリエモンは本年正月TVで占い師の女王細木数子さんと対談し、“あなた此の儘だと3年以内に自殺するわよ!”と告げられました。彼女は株式の分割など専門的なことは知る由もありませんから霊的な啓示に基づく発言であったとしたら恐ろしいですよね。彼と山崎晃嗣を重ねることは亡くなった山崎氏を冒涜することになり兼ねず逡巡しますが、私はホリエモンに山崎晃嗣の気骨と気概を持って頂きたいと願って居ります。然し果たして彼にそれだけの根性と度量の持ち合わせがあるでしょうか。山崎晃嗣は学徒動員で幾度も死地を彷徨った古強者ですから死ぬことなんか何とも思わなかったでしょうが、ホリエモンさんは若者が軟弱化した最たる世代の中での誕生ですから先ずムリでしょうね。(;;)
“苦労してお金を儲けるのは頭が悪い”中国では最近こう言う考え方になってきたと日経ビジネス Expressに書かれていますが皆さんはどう思われますか。ホリエモンが苦労せずに金儲けをしたというつもりはありませんが、少なくとも額に汗して得たお金とも思えませんね。日本ではお金儲けは苦労するのが当たり前で、昔から地道に働いて一家を成したような人が尊敬に値する人間として評価されますが、中国社会では楽にパッとお金を儲けた人が、最も優秀で社会的にも憧れの対象となり、苦労をしてお金を得ているような人はあまり高く評価されない傾向にあるそうです、どう考えても少しおかしいですね。こつこつと努力する人を評価する社会にならないと、中国はホリエモンのような連中だけがのさばって何れ中国経済は崩壊するのではないでしょうか。
ホリエモンの逮捕拘留に伴ってライブドアの新しい代表取締役の一人となったのは熊谷史人ですが、彼は同社によるニッポン放送買収騒動の少し前であった昨年初め“株式と謂うものは最後は株価が1円になるまで分割してもいいんです。それで1兆株発行すれば時価総額は1兆円になるじゃないですか” と発言した当の本人だと日経ビジネスExpressは書いています。ホリエモンに洗脳されての発言と思いますが、こんな人が代表取締役では先が思いやられますね。1株券を1兆枚も印刷していたら株券印刷代が10兆円以上も要する勘定ですから机上の空論であることは明らかであり、こんな話を真に受けた投資家がアホだったのでしょう。こんなに怪しげな奴が後の社長ではライブドアの前途に光はないと見ました。
言志晩録 第1条
『一燈を提げて闇夜を行く、暗夜を憂うこと勿(なか)れ、只だ一燈を頼め』
西郷南州翁座右の箴(しん)に含まれた言葉ですが、人と謂う者は誰も光(人が辿る正しい道)を恃(たの)まずして生きてゆくことはできぬことを忘れないで下さい。
相生市の“ど根性大根”がアホな園芸屋の助言で遂に帰らぬ人(大根)となりました。今後宝塚市の研究会社に委託して茎を切り取りクローン人間ならぬクローン大根に挑戦されるそうですが、3億5千万円に賭けた市長さんの執念の悪足掻きかと思われます。然し水耕栽培を試み再生の親となった吏員さんには我が子を切り刻まれるような思いであり複雑な心境だったのではないでしょうか。(;;)
先週の報道で大阪南港の住宅街で蚊が発生したと報じています。欧米で広がる西ナイル熱は鳥から蚊を介し人に感染するそうであり、発生源は側溝の集水部と判明しその数凡そ750万匹にも達するとか…南港の住民は近くに野鳥園があるため戦々恐々の状態ですが、市では春からの発生に備え薬剤散布や網掛けなどの対策を練っているそうです。
市は害虫の駆除には薬剤散布しか念頭にないようですが、この方法は2次公害を惹き起こす恐れがありますから、天敵を利用する方法をどうして考慮しないのでしょうか。うちの庭には数千匹の蚊が雑草の陰に隠れ住んで私が土いじりをしていると、ワッと押し寄せてシャツの上からでもお構いなく刺して行くので、蚊取り線香を焚きながらの作業となりますが、一方事務所の玄関にある水槽の金魚達が年中餌をねだっているところから、妙案を思いつき春先から庭のところどころにバケツを置いて水を入れておくと数日でボーフラがうじゃうじゃ孵って水中を跳ね回っていますので金魚用の目の細かい網で掬っては水槽の金魚達の食事に供することにしましたが、ペレットなど市販の餌と違って動く餌は本能的に大好物ですからあっという間に食べ尽しおねだりまでしています。
市が薬剤など用いないで発生源である側溝や側溝の集水部に金魚やめだかなど鯉科の魚を放流してやれば大好物のボーフラなど1匹も居なくなる筈であり、ボーフラの駆除と水質浄化と一石二鳥ではありませんか。え?薬剤のほうが金魚より安く付くですって?そんなことはありません。金魚は1回放流すればよく薬剤は毎週撒かねばなりませんから人件費を考えると問題なく後者が高く付きます。大阪市も天下りの居る下請け衛生会社に気を遣ってお金まで使わねばならずご苦労様なことですね。(^^)
東京での女子プロテニスでロシアのシャラポアを圧倒して女王の復活なるかと期待されたスイスのヒンギスでしたが、伏兵デメンチュア(ロシア)に翻弄され完膚なきまでに打ちのめされ優勝を逸しました。前日デメンチュアが“明日は良い勉強をしたい”と謙虚な言葉がヒンギスを守りのテニスへと後退させたことが敗因だったでしょう。前々日準決勝シャラポアに対し同じ言葉で臨んだヒンギスでしたから守りに入ったシャラポアに攻め勝ったことを忘れていたことが致命傷でした。(;;)勝負と謂うものは受けて勝つには相当な力量差が必要であることを思い知らされましたね。

米人はBSEに罹らないのか!


先週1週間は全く楽しい話題に乏しい暗い週でしたね。仕事の方は年末調整関係の税務署などへの提出書類の追い込みでてんやわんやでしたが漸く一段落しましたが、週末から愈々確定申告書が税務署から届くようになり、お得意先からの電話が絶え間なく忙(せわ)しなくなって参りました。
先週の話題の一番は何をおいてもライブドアの粉飾決算事件であり、二番目にヒューザー小嶋社長の国会喚問31回証言拒否事件、三四が無くて五に米国産牛肉再度禁輸事件だったですね。輸入管理官が重箱の隅でも穿(ほじく)って探し出したのかと思っていたら、箱を開けたら堂々と背骨(脊髄入り)付きの肉が入っていたとか、米出国時に作業員も検査官も国内ではOKの背骨付きの肉が日本向けにダメとは知らなかったと謂うお粗末さ、ブッシュさんのお国柄らしいですね。それにしても米人なら食べてもよくて日本人なら危険だなんておかしいとは思われませんか。日本人は元々草食民族(猪などは食べていた)ですから牛肉に対し特別アレルギーがあるのでしょうか。アメリカ人がBSE覚悟で食べているとは思えませんから不思議ですよね。何処かが間違っているように思えるのですが…
見るからに悪人面したあの小嶋社長前回国会での参考人質疑のときは到底堅気の人間とは思えぬ程酷い暴言を吐き散らして辺りの顰蹙(ひんしゅく)を買っていましたが、今度は偽証罪が懸かる証人喚問とあって一転して借りてきた猫のように大人しく一々後ろの保佐人とかの弁護士とひそひそ相談しては“刑事訴追云々…”で頭をぺこぺこ下げて何も喋らず時間稼ぎしてお仕舞いは大変見苦しいものでありました。偽証罪か何とか法違反かは分かりませんが、何れにせよ刑事罪は逃れぬところでありますから、せめて国民が注目しているTVカメラの前だけでも堂々と胸を張って“私の不徳に致す所存であります”とはっきりと答えてくれたら沢山の社員や家族の手前少しは面子(めんつ)が立ったのではないかと思います。検事の取調べではTVカメラはありませんから土下座しようと泣いて縋ろうと自由であったでしょうに、きっと自宅で見ている家族から“うちのお父ちゃんはあかんたれやなあ、見損なっていた!”と前回との豹変振りに呆れて見捨てられ(この小嶋社長愛人宅から会社や国会に通っているそうで、家族からはとっくに見捨てられているそうな…)(;;)社員からも愛想を尽かされたことでしょう。(;;)
小嶋社長翌日出社したら会社に誰も居なかったりして…(^^)
極め付きの大事件であるライブドアの錬金術が愈々暴かれようとしています。どうせ馘首にした幹部からの内部告発によるものでしょうが、M&Aの真相を知る重要な側近が自殺するなど事件は混迷化しています。時価総額1兆円などと謂っても、所詮昔からの企業のように土地建物工場などの不動産を持っている訳でなく、ライブドア自身を初め買収した関係会社株式の東証の価格の総額ですから、もう4日で既に50%以上減少しています。今度の事件でこれらが上場廃止となると時価総額は間違いなくゼロとなり借金だけが残ることになるでしょうから、紙切れだけの見せ掛けの財産は恐ろしいですよね。事件後自社株続落に対しライブドアの幹部達が自分に持っている株を手放したそうですが、本来なら借金をしてまで買い支えて自社を守らねばならぬのを売り逃げとはどう言うことですか?愛社精神など微塵も見られませんがこれも社長の器量の至らぬ処でありましょうか。最早ライブドアは自らの内側から崩壊の兆しが現れましたね。ライブドアの手法はこれまで株式を何倍にも分割して巨利を得てきたソフトバンクや楽天などIT企業が駆使してきたことを台本として真似たに過ぎず、“赤信号皆で渡れば…”であったでしょうし、ライブドアだけが罪を被るのは片手落ちであり少し酷かも知れませんが、ホリエモンの持てる人材が他社より質的に劣っていたことが脇のガードを甘くし今回の事件の発端となったものでしょう。
先週のニューヨークタイムスはいみじくも今回の事件について評論し“生意気な成り上がり者への懲らしめだ”と喝破しています。ホリエモンさんもフジTV事件など少し遣り過ぎましたが、同じ罪に問われるなら他に同類が幾人も居ますから、恐らく株式市場に横行する不透明な“灰色手法”に警鐘を乱打すべく人身御供として名誉ある悪役に彼が選ばれたものでしょう。(;;)
それにしても財務担当の宮内取締役(この人恥ずかしながら私と同業の税理士です)がマネーライフ社を買収する役割を担ったライブドアの関連会社ライブドアマーケティングの社長に送った“投資事業組合を噛ませるから不正がばれる危険性は99%ない”とのメールが捜査当局に発覚するところとなりましたから、合法違法ぎりぎりの綱渡りなのにライブドア側に致命的な油断がありましたね。メールは通常消してもプロバイダー側に残りますがライブドア自身がプロバイダーではありませんか。“紺屋の白袴”とはよく言った言葉ですが、消さなかったこのメールから犯意が明確となりました。最早不正とは思わなかったと言い逃れの出来ぬ展開となりホリエモンさん四面楚歌に陥りましたが、果たして月末に向かってどのように事件は進展してゆくのでしょうか大変興味深いですね。
この事件のプロローグは16日午後6時半六本木ヒルズ38階のライブドア本社の扉が開かれて数十名の捜査官が踏み込み『東京地検です。これから強制調査を始めます。社員の方は指示があるまで机から動かないで下さい。パソコン、電話にも一切触れないように…』…社内に硬直した静かな激震が走った瞬間でした。恐らく全員が一瞬悪い夢でも見たか或いはTVドラマ劇中の一員となった錯覚を覚え頬を抓ったことでありましょう。6時半と謂う時間は普通の会社なら殆どの者が退社している時間ですが、その時間に殆どの者が在社していることを探知しての捜索開始であり、ライブドアの商売上営業妨害にならない配慮とメディアへの情報到着の遅延が目的であった異例のものでありましたね。捜索は延々と翌日早朝まで続きましたから捜査官も社員の方々も大変だったことでしょう。深夜残業割増賃金は出たのか!
この降って湧いた事件のお陰でホリエモンを衆議院選挙の公認にしたいと持ちかけた自民党の武部幹事長も何だか居心地が悪くなってきました。あの時ホリエモンさんがライブドアの社長を辞め公認を受けて若し当選していたら今回の地検特捜部の強制捜査は果たして行われたでしょうか。今となってあのときの公認辞退に臍(ほぞ)を噛んでいるのがホリエモン自身であり、胸を撫で下ろしているのが族議員のお手本であり食肉で巨額の税金を無駄遣いした当時の農林水産大臣武部現幹事長でありました。この人、食肉事件の後左遷されることと国民誰もが思っていましたが、小泉首相に泣きついてお目こぼしを受け、それ処か小泉首相の弱みでも掴んだのか幹事長ポストまで手に入れましたからメチャ悪運の強い男ですね。きっとこれからも長生きして更に悪名を高めることでしょう。(^^)
株式市場も現在は昔と違って様変わりし、99年商法が改正されて1株の金額がなくなりましたから、(昔は1株券金50円也などと書いてありましたが、現在では株数だけしか書いてありません、1株が幾らかは取引所が立会で決めます)1株50万円の相場の株式が10株に分割されたら、1株は5万円の筈です。それが売買単位の少額化で扱いやすくなって、瞬時にして10万円20万円と値上がりし、更に10分割しても1株が数万円ですから、株券を印刷するだけで巨億の金が転がり込んでくるなんてどう考えても可笑しいですよね。
10年位前お得意先の女性社長Yさんがヤフーの株を2株300万円で買ったら証券会社からそんな株は怖いから早く売れとヤイノヤイノとせっつかれ不本意ながら500万円で売却したらその後数回に亘って株式分割が行われ“今持って居たら億単位になっていたのに…”(;;)と株屋さんを酷く恨んで居られ、その以前にワラント債で数千万円の損をされていたこともあり、お会いする度に幾度も愚痴られたことをよく覚えて居りますが、売却を承知されたのは当の本人ですから何処へも文句を言っても行けず、結局その無念遣る方なき思いがストレスとなったものかその後病に冒され1昨年亡くなられました。(;;)この方ヤフーの株など触っていられなかったらきっと今も健在ではなかったかと思います。合掌
昨年12月に信州岡谷で5年生の男の子が母親に叱られて居なくなった事件がありましたが先週1ケ月振りで居なくなった近くの水辺で水死体となって見付かったと岡谷の知人からメールがありました。事故現場は到底転げて落ちるような場所ではなく、警察は事故死として処理したそうですが、どう考えても母親の叱責が原因の自殺としか考えられず、連日湖畔には花束が絶えることなく、5年生の子供を持つ私の知人も花束を供えお祈りに行かれたそうです。最近の子供達には精神的な粘りがなく、命の尊さなど校長先生の朝礼の訓話に出る位であり空々しく誰も信じていませんから、ちょっとしたことが悲劇のプロローグとなります。近所の人は誰もが何もかも良く知っていますからこの子の無念さに心を馳せ、悲しむ母親に同情する人など一人も居ないそうです。(;;)
昨日社会保険庁から国民年金の源泉徴収票が届きました。例の葉書がくっつけてある奴で所定の場所からピリピリ捲るとナント!肝心の年金の数字が手前の紙に引っ付いて剥がれてしまい、剥がれた後には数字も何も消えてしまい青くなりましたが、今朝の新聞を見てビックリ、兵庫県で129万人の内78万人への源泉徴収票が圧縮加工のミスで見開き部分が剥がれぬことが分かり私もその一人だったことが分かり漸くホッとしました。(^^)
外注先の民間業者11社中1社のミスだそうですが、一度くらい試し剥がしをしていたら容易に判明したでしょうに、きっと社会保険庁の天下り役人が居るずぼらな会社だったのでしょう。個人情報の五月蝿い昨今ですが、それにしても貼り付ける前は往復はがきのようなものであり、データの元はCD1枚だったでしょうから守秘義務のない民間業者はデータをコピーして年金の多い人は通販業者に、少ない人は消費者金融に横流しすれば社会保険庁の下請け代より儲かる筈ですから怖いですよね。一体から社会保険庁は個人情報の守秘義務をどう考えているのか!
Wカップの藍ちゃんさくらちゃん最下位スタートでイマイチぱっとせず昨年に続いての連覇は絶望的となりました。余りに情けない1週間でしたので最後にせめて個人的に嬉しいお知らせでもお伝えしたいと思います。
1年生の孫の若葉がお正月の書初め展で入選し、今日“そごう”で展示されたものです。

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“わしも鼻が高いわい”と喜ぶ“爺バカ”を嗤ってやって下さい。これが本当の“じいちゃんの独り言”でした。(^^)

口利きが本職か!


寒波が去り天候は良くありませんが暖かい週末でしたね。雨も何時もなら鬱陶しいものですが、永らく振らずに久しぶりの雨でしたから慈雨と言えるかも知れません。
先週水曜日に仕事で芦屋税務署に行きました。何時もはめだかや田もろこ等が泳いでいる微笑ましい風景が見られるので、税務署の横にある芦屋川の水辺のワンドを見乍ら土の歩道を歩くのを楽しみにしていましたが、ナント!川には上流の何所かで堰き止められた如くに阪神電車から2号線まで水が一滴もなく泥すら見つけられずまるで乾いた砂漠のようでした。恐らく永く雨に恵まれなかったせいでありましょうが、一体あの小魚達はどうしてしまったのでしょうか。(;;)芦屋市も6m道路など区画整理に身を窶(やつ)すばかりでなく河川の生き物のことも少しは真面目に考えて頂きたいですね。魚は税金を払はないからと無関心に放置された結果でしょうが、奥池の水を少し放流すれば自然が甦りトンボのヤゴや小魚達も死なずに済んだでしょうに…(;;)
若し芦屋市に文句を言いに行ったらきっとその文句は県に言ってくれと言われるでしょうね。(;;)県に文句を言ったらきっとうちの物やけど管理は市に任せているから市に言えと逃げられることでしょう。
数年前明石の朝霧海岸で女の子が砂穴に落ちて死亡したとき、国土省と明石市が醜い責任の擦り合いをしたことが思い出されました。誰のものかとか管理がどうとか言う前に省と市の双方が口を揃えて“それは私共の責任です申し訳ありません”と進んで陳謝すべきがスジと謂うものではなかったでしょうか。人の命を奪っておいて“うちは知らん”はないでしょう。役人と謂う奴は先ず保身が優先しますからダメですね。
小魚なら日干しになってもええのか!

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垂水のみずほ銀行場外の売り場にて498回年末ジャンボ宝くじで前後賞併せ3億円が出たそうです。(^^)
大きな張り紙がしてあり、道行く人が今度買おうかなどと言って通り過ぎて行きましたが、確率論からして1度3億円が出た売り場からはもう100年は出ないとしたものですから、こんな張り紙してみずほ銀行もアホですね。書くなら“これまで一度も出ていないからそろそろ出る頃ですヨ”の方が効果が遥かに高いと思いますが、庶民はもっとアホですからこれまで一度も出ていない売り場では買う気がしないのは人情でしょうね。矢張り“3億円が出た!”が正解でしょうか?
大阪市の大平元助役が10日記者会見して重い口を開き、大阪市の一部市議を名指ししての改革への抵抗勢力に対する実態描写は圧巻でしたね。今後どんな風に事件が展開して行くのでしょうか。大平助役(当事)が吏員達の厚遇問題を黙認した上で、片や高額な政務調査費を取りながら情報公開もしない市議が改革の邪魔をしていることを知りこれではいけないと彼等と対決したら、市議達が“わしらは口利きと謂う看板を上げて議員やっとるのが何が悪いか!今度は自分が市長になるつもりやろ!”と開き直って大平当事助役を恫喝したことを暴露してのものでした。太平さんも多寡が市議風情がそこまで言うか!と憤ったことでしょうが、彼女も元極道なら市会議員が背広を着ているだけで極道と何も変わないのを知らなかったのはほんに迂闊でしたね。然し今回の発言で議員と名付けられた人達が村議から国会議員まで悉く口利きと謂う看板を掲げて商売をやってることが鮮明になりました。口利きと謂っても道路が凹んでいるとか街灯が消えている類のことは市の窓口へ電話程度で済むことですから、彼らの謂う口利きとはきっと業者から多額の礼金を目的とした公共事業に関わる特命契約の強要か入札なら応札単価の聞き出しのこと位幾ら鈍い我々でも分かります。それが証拠に彼等は昨秋公表されたマニュフェスト『市は団体、市民、議員からの要請要望など全ての案件を記録にする』に徹底抗戦してこれを潰してしまいました。彼らの市への要請要望が公正なものなら何も反対するものではなく、きっとどの要請要望も疚しいものばかりで、それを記録されては敵わぬものであり、後日自らの手が後ろに回る代物であるからに相違ありません。我々には垂涎の的である程の高額な議員歳費も彼等には煙草銭程度であり、本当の稼業は市民の血税である公共の予算を掠め取る女衒紛いのものであることが判明しました。市議達と吏員達とは予算配分の口利きの代わりに職員の厚遇問題には一切口を噤んで貰うと謂うお互い暗黙の了解の下に粛々と全てのことが市民不在で行われて居たものでありましょう。一番舐められていたのは市民ですが、神武の昔から行われていた癒着でもあり誰もが諦め顔ですが、誰か大平さんを助けて市庁に巣食う魑魅魍魎をやっつけようとする武士(さむらい)は出ないのか!
外食大手すかいらーくは創業者の一人である02年まで会長であった横川竟氏68歳が3月の総会でCEOに復活する人事が固まりました。横川氏は2年間でM&Aによって赤字路線を回復させて後進に道を譲りたいと語っていますから不退転の覚悟で望まれたものと察しました。同氏は4人兄弟の次男で長男亮氏71歳が38年間社長を務めた後02年兄弟4人全員が揃って取締役を退いていましたから4年振りの復権は同族グループ経営に大きな波紋を投げかけています。恐らく創業家には今になっても経営不振を脱せず赤字による2期連続無配の財務諸表から現体制への不満が爆発してのものだったでしょうか、一周りも若い伊東康孝社長56歳を引き摺り下ろしてのカムバックには外食産業全般の低迷もあって今一つ業績が伸びぬことに痺れを切らしたものでしょうが、なにを今更との思いが拭えません。68歳のCEOは経営の若返りを目指す昨今のあり方を覆すものであり、嘗って外車販売のヤナセ創業者の梁瀬次郎氏が80歳近くして社長に復帰して世間をあっと謂わせたことがありましたが、上場企業とは謂え同族会社が身内以外の社長を育てることの難しさを垣間見た思いです。この記事を読んで私が奇異に感じたことは横川竟CEOの学歴が新制中学卒業(長野県諏訪中学校)であることでした。私より2歳年下である彼の卒業した昭和28年当時は未だ卒業生の25%程度が進学せずに就職していましたが、彼もその一人であり或いは家業である食堂の丁稚となり両親兄弟を助けて今日のすかいらーくの基礎を築くに至ったのではなかろうかと推測しました。現在の経営者の社会では生き残って行く必要上株式の公開やM&Aなどの難解な法律知識が要求され、米国CPAやMBAなど学歴と資格が大手を振って歩く時代となっています。その中を中卒の身であり乍ら3800億円の売上と6500人の雇用を維持し且つFCを含め3200もの店舗を管理監督する傍ら、更に今後2年内に在職中の得意技であったM&Aを展開すると激白する横川氏ですが、彼は果たして何処でこれらの多彩な知識を得てこられたのか不思議でなりません。彼の経営学が数十年間の外食産業での社会勉強で得られたものであるなら、我々が高校大学と7年間通ったのは一体何だったのかと振り返ると、何のことはない只無為に毎日を過ごし貴重な青春時代を無駄に浪費していたに過ぎないことに思い至りました。(;;)
本から学ぶことと自らの体験で学ぶことを比較すれば明らかに後者が勝るものであることは自明でありますが、本を読むことも怠り無気力な月給泥棒を生み出すだけの現在の学校教育にも問題があるのかも知れませんね。横川氏の今後の活躍に大いに期待し、是非学歴社会に一石を投じ大きな波紋を起こして頂きたいと願って止みません。
中卒の横川氏に引き替え故斎藤英四郎元経団連会長の長男で最高学府を出て新日鉄の常務まで務めたエリートである筈の齋藤英樹が会長の相続財産を誤魔化して申告せずに10億円も脱税した罪で東京地裁は11日齋藤英樹被告に対し懲役1年8ケ月の実刑と罰金1億6000万円を言い渡しました。
細田啓介裁判長は”脱税額が巨額であり、ちゃんと納税している人達を馬鹿にした行為だ!”と被告をあからさまに非難しましたが、彼が通常は付く筈の執行猶予が付かぬ実刑に処せられた理由は彼が立派な教育を受けた上に1流社会の人物にまでなって他の者の模範たるべきを怠っての非倫理的な行為に裁判長が憤慨してのものであったでしょう。
ものの喩えにしても誰かに叱られそうですが、若しこの被告が中卒であったなら裁判長は果たして実刑まで申し渡したでしょうか?
いろいろと考えさせられる二つの事件でありました。
先週行数の都合で書けませんでしたが、お正月の5日偶然にも同じ日に資本金1000億円東証1部上場三菱マテリアルの元専務と元取締役が病いで亡くなったとの訃報が7日各新聞朝刊に掲載されていました。読んでみるとどちらも告別式は9日であり、式場は目黒と板橋で時間は10時と11時の1時間違いですから会社関係者は両方に出席はまず不可能であり、恐らくお通夜と告別式に分けて行かれたものと思いますが格下の元取締役の方はお通夜が混雑して告別式が閑古鳥で、元専務はお通夜がガラガラだったのではないでしょうか。案外どちらも外(はず)れで現役ではなくOBだったから二人とも会社からの弔電だけだったりして…(;;)
お葬式は現役役員の場合より、近親者の葬儀が弔問客もお香典もずっと多いそうですから、弔問も香典も出世絡み、商売絡みなのでしょう。私も廃業された元お得意先のお葬式に幾度か呼ばれて参りましたが、盛業中は沢山の方が社長社長と揉み手で近寄って居たものが廃業後いざ亡くなると葬儀場では親族以外の一般席は椅子だけが寂しく置いてあり本当に悲しいものでありました。私だって実のところ相続税申告の依頼を期待しての出席だったかも知れず、世の中ってほんに打算と計算だけに思え世知辛いもので厭ですね。(;;)

ど根性大根を見習え

明けましてお目出度う御座います。

新年よりついにブログにて更新する事に致しました。拙(つたな)いコラムでお耳(目?)汚しとなりましょうが本年も宜しくお願い致します。今朝元旦の朝は恰も今年を象徴するような薄雲で始まりましたが少しずつ晴れて参りました。本年が我々国民の切望する無事平穏な年であることを祈願したいと思いますが、愚かな政府によって打ち出された増税路線によって貧しい人達のみが虐げられることになり、我が国もこれから少しずつ貧富の差が顕著になると思われ、その点だけ諸外国並みになったことは皮肉と謂うべきでしょうか。(;;)詰まらぬ処だけ真似をするな!



昨年一年はJR西日本の脱線事故に始まりJR東日本の同様の事故で総括された年でありました。その間、良いニュースと謂えば紀宮様のご婚儀くらいのもので、数多い少女の痛ましい殺人事件など子供を持つ世の親達を震撼させる事件ばかりであり、中でも"恥の文化だ!"と諸国から嗤われた耐震強度不足のマンションやホテルの続出には同じ日本人として金儲けにはそこまでせねばならぬかと憤りを抑えることができません。金儲けはある意味で駆け引きですから得をする代わりに損をすることもありますが、これはあくまでプロ同士のことであり、プロがアマを騙すことは断じて赦すことができるものではありません。東京都稲城市にあるグランドステージ稲城にて数千万円のローンを組んで朝な夕な富士山を眺め至福の生活を送られていた人達には悪夢の11月17日であり、役所が無情にも元旦を以って使用禁止命令を出したため、泣く泣く(泣くに泣けぬ!)ローン返済を抱えた儘、今の半分の面積しかない賃貸マンションに年の瀬本年2度目の引越しとなり、稲城市からはうちには責任がないから建替費用の負担はしないと引導を渡された多くの住民は"この世には神も仏も居ないのか!"と嘆いて居られます。

"早く強震が来て壊れたら耐震偽装が暴露せぬ"と宣(のたまわ)ったヒューザーの小嶋社長や鉄筋量を減らして偽装構造指南をした総研内河健所長などは大地震の到来を心待ちする悪魔のような奴等であり鬼畜にも等しく、神を恐れぬ人の倫(みち)に悖(もと)る行為は厳しく罰せられねばなりませんが、建築基準法違反罰金50万円では、裁判官はマンション住民が怖くて夜道を歩けぬこととなるでしょう。

昨年歳末にヒューザーの小嶋社長が検事総長宛"イーホームズは悪い奴やから早く捕まえてくれ"と上申書を提出したそうですからこの社長錯乱したのではないでしょうか。上申書に書くとしたら"総研の内河所長は悪い奴やから…"ではなかったでしょうか。イーホームズは検査が杜撰で出鱈目であり書類にめくら判を押しただけであり、積極的な犯意は認められませんから、自らの罪を何処かへ転嫁しようとする小嶋社長の形(なり)振り構わぬ卑劣な行為には憤りを禁じ得ません。こいつら神をも恐れぬ連中を懲役にするにも国費が勿体ないからアフガンへ連れて行って地雷探しでもさせろ!



昨年末のコラムで我々庶民が年に1%10年間で147兆円も銀行に誤魔化されているのは金融庁が企んだことで金融機関の護送船団方式だと書きましたよね。どうしてそこまで金融庁が銀行に肩入れするのか不思議に思っていましたが、年末にある経済評論家のオピニオンを読んでその中より国と銀行の悪巧みに気付きました。

現在我が国が700兆円もの長期債務を抱えていることは誰もが知るところですが、若し銀行が預金利息を1%値上げすると、銀行は国の長期債務の金利を1%上げないと逆鞘になり損をすることになり、必然的に銀行は国に毎年7兆円上乗せした利息の支払いを請求することになりますよね、それが厭で銀行の利上げを求めないことが分かったのでした。

つまり我々国民の1400兆円の預貯金が無利子同然なのは、国と金融機関が一つ穴の狢(むじな)の共犯者であり、我々が受け取るべき1%の利息は、何のことはない銀行が7兆円、国が7兆円我々国民から搾取していたのでした。(;;)

おまけに国の思惑には利率を上げると勤勉な日本人は貯蓄に精を出して消費が落ち込むだろうから、消費税の税収など国の経済効果に影響が及ぶことにまで配慮したものでありましょう。実(げ)に恐ろしき陰謀でありますが、能天気な国民には誰一人として気付く者が居ないとはいと悲しく情けないことですね。



"世に盗人(ぬすびと)のたねは尽きまじ"とは石川五右衛門の辞世の句だったでしょうか。総研の内河所長とはワルの中身が違いますが、大阪市の老舗の染色業者飯田繊工も内河所長顔負けのワルであり7年間に水道代を8億円も誤魔化していたことが暮れの26日に発覚しました。

使用した水の1/3だけ正規の計量メーターを通し2/3の水はメーターを迂回する下水管を設置してのものでしたから狡猾ですよね。これだけ誤魔化しても分割納付でことが済むそうですから世の中どこか狂っています。江戸時代は10両盗んで首が飛びましたが、平成の世は "誠に申し訳ない当局の指摘を真摯に受け止め指導の下に分納していきたい"( 飯田繊工の談話)で済むそうですから呆れてものが言えません。

謂ってみればこの事件は公金拐帯同然であり、過剰人員やヤミ年金支給などによる赤字で2兆7千億円も借金を抱える瀕死の大阪市は断固このワルを刑事告発して社長や現場担当者を塀の向こう側へ送り、片や民事では社長個人財産まで差し押さえてキセル乗車並みに3倍まで徴収できないものでしょうか。

然しよく考えてみればこの事件には共犯者が居た筈であり、それは迂回する下水管を設置した水道業者です。今となっては刑事告発は時効でしょうが、民事なら間に合いそうですからこの業者からも応分の罰金を負担させるべきです。何故ならこの業者もプロなら自分の行った行為の善悪は充分に承知しているでしょうし、受け取った工事代金も口止め料を入れてまず通常の5倍は堅かったでしょう。それではワルは飯田繊工と水道業者だけでしょうか?もう一人間抜けが居たことがこんなに大きな事件にしてしまったのですが、それは大阪市の水道局の主計だったのです。水の使用量は単位が大きすぎて不正を見つけることは無理でしょうが、毎月1000万円以上も水道料を払っていた会社があるときから休業もしないのに突然300万円に減少したことに役人が疑問を抱かなかったことでした。

市の吏員の仕事は半分遊びであって心が籠らず、考えていることは休日の過ごし方と自らの退職金とヤミ年金のことばかりでは真剣な仕事が勤まる訳がありません。その辺を飯田繊工や水道工事業者に先読みされての詐欺事件だったと思いました。

何所か箍(たが)が外れたような事件で血税を毟り取られた大阪市の市民はさぞ悔しいでしょうね。



誤魔化しとか共犯者とかお正月早々厭な話ばかりになりましたが、最後に明るいニュースをお届けしましょう。大根と謂う野菜はその色白の姿とは裏腹に巷では"大根足"とか"大根役者"と謂われイマイチ善玉になれませんが、昨年8月にアスファルトの歩道を突き破って出てきた相生市の"ど根性大根"がメディアに紹介され知名度は忽ちにして全国区となり大根のイメージを変えるまでになりましたが、この大根はその後心無い人に折られてしまい、相生市では折られた上部の数センチ部分を皿に載せて水耕栽培に努め養生したところ無事生き返り今では新しい葉が6cmにも成長してきたそうです。

ど根性大根観察記録「大ちゃんのここだけのはなし」

お正月にはこの大根の晴れ姿が元日と二日午前11時から午後2時まで市役所の玄関ロビーに飾られ先着200名にど根性大根をデザインしたお煎餅が贈られるそうですよ。同じ披露するなら朝から晩まで見せればよいものを昼間の3時間だけとは如何にもお役所らしいですね。(^^)

歩道のアスファルトの厚みが幾らか薄かったのでしょうが、それにしても竹の子顔負けのもの凄い力ですね。写真では一人前の大根の太さでしたから結局蟻の一穴から10センチにもアスファルトを押し広げたことになります。恐らく念願の地上に葉っぱを覗かせるまで畑の大根の10倍以上の月日とエネルギーを費やしたものでしょうが、葉っぱを覗かせてからのアスファルトを押し広げることも並大抵ではなかったと思います。是非とも何事にも飽きっぽくてチャレンジしてもすぐに挫折してしまう現代の若者達に爪の垢ならぬ大根の鬚(ひげ)を煎じて呑ませてやりたいですね。(^^)

相生市の谷口市長はこの"ど根性大根"を町の財源として利用すべく思案中であり、この大根の経済効果を3億5千万円と踏んでいますが果たして思い通り行くことでしょうか。とらぬ狸の皮算用にならぬよう祈って居ります。

この大根もやがて春には花が咲き種を付けることになると思いますが、市長さんは受験祈願の煎餅を売るだけでなく、そのど根性大根の種をオークションで販売するつもりではないでしょうか。きっと沢山買い手が現れると思いますよ。

上手く行けば日本国中あちこちで歩道にちっちゃい穴を開けて大根の種を蒔く市町村が出てきたりして…(^^)

『大根の 白さ目に染む 寒さかな』 年頭にあたっての愚作でした。



山形県の羽越本線特急脱線転覆事故で行方が分からないとされた母子が29日秋田の交番に名乗りを上げ目撃者の証言と合致したため、捜索関係者もほっとして急遽車両切断作業が始まることとなりました。この母子は羽後本荘駅で下車して居ましたが、乗車中女の子が歌を歌っているのを大勢が聞いて記憶しており、事故後もその印象が乗客の脳裏を離れなかったものと思われます。このお母さんは若し自分達でなかったら…と名乗りを上げるのに勇気が要ったと思いますが、決め手は乗客の証言が"30歳くらいの女性と女児を見た"と云う言葉であったでしょう。このお母さん実は41歳だったそうですから気を良くしての名乗りであり、若しお母さんの年齢が30歳で乗客の証言が"40歳くらいのお母さん"であったなら先ず名乗りは上げられず、1両目の車両の除去には尚数日を要したのではないでしょうか。女性と年齢の関係は複雑ですね、がさつな私のような無神経な者には凡そ理解できないことでありましたが、ひょっとして目撃者はその辺の事情を充分に配慮して10歳ほど逆サバを読んだものでしょうか。(^^)

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目出度くお正月を迎えた三角バッタをご覧ください。沢山生まれ過ぎて秋に庭に放した蟋蟀に毎朝レタスを与えていましたが、何故か何処かから三角バッタが現れて何時もお相伴していました。蟋蟀が死に絶えてもバッタだけ毎朝来ているので可哀相に思い、家に入れてアクリル水槽の蟋蟀の仲間入りをさせたら元気に生きています。まだ食欲旺盛ですから後一月位は元気な姿が見られるかも知れませんね。(^^)