日産」タグアーカイブ

日産自動車の悲劇

ついこの間まで「暑い暑い」と言っていたのに、何時の間にか寒くなって今年も一年も過ぎ行こうとして居ます。皆様の今年一年は如何でしたか?きっと良くなかったと思われる方の方が多いのではないかと思って居ます。何故なら私自身今年良かったことなど何一つ思い出せないのです。強いて言うなら個人的には今月初めに孫娘が出産し、私にとっての初の曾孫誕生を迎えることができたことでしょうか?。

 

穏やかにトシが越せるかと思っていたら、自動車業界が一大事となりました!。あの日産自動車本田技研工業三菱自動車の共同持株会社設立による経営統合に向けた検討に対して、三菱側が参画・関与およびシナジーを享受する可能性について検討することに合意し、先日3社で覚書を締結しました。結論から言えば日産自動車は内田社長の放漫経営が長く続いた結果9000人ものリストラを行っても尚経営危機が去らないため、ホンダが日産に対し手を差し伸べ、更に三菱が此れに同調した構図です。これは、トヨタ一強時代に対抗するため二位以下の自動車メーカー三者が強い団結の許に行われたものと私は考えました。値引き合戦等自動車業界の混乱を懸念したホンダが熟慮の末にしたくもない日産自動車との経営統合に向けた検討を開始し、幅広い分野でこの二社ならではの大きなシナジーの創出を検討しようとして居ます^^。この検討に日産自動車のパートナーである三菱自動車が参画することへの意義は大きく、実現すれば更に高い価値をより多くの顧客にお届けすることができると期待されます。頑張れ三社軍団!トョタの一強を許すな🤬/。

 

日産はゴーン氏の改革から25年そして「脱ゴーン」から5年を経ましたが、日産の内田社長は徒に高給(24年度の報酬は6億5700万円)を貪るばかりで何もせず、業績の良いトヨタの社長の報酬が6億2千300万円、ホンダが4億3千800万円を凌駕していることはメチャ奇異な感に打たれ、私自身数年前に友人の「さんちゃん」から日産株を配当目的で多数保有されていることを聞き、良い情報を聞いたと大喜びで沢山買ったら途端にゴーンさんが捕まって大損したことが今も忘れられません🤬。日産株損切りの赤字を消すのに3年も要しましたが苦い経験であってもう思い出したくなく、更に今回に至る内田社長の無能さと面の皮の厚さには到底耐えられぬ思いです🤬。

 

現在日産の時価総額はトヨタ、ホンダ、スズキ、スバル、いすずに次いで6位となって居ます🤬。ついこの間までトヨタ日産ホンダを大手三社と呼んで居たのではなかったのかなあ?🤬高給を貪るだけでこんな無能な社長は早く株主総会で馘首できないのかしら?

 

全国各地にはずっとずっと長い期間株価1000円台を維持していた日産の株を配当目的のみで保有されているお年寄が沢山居られますが、今では株価は僅か550円に下がりゴーン事件以後減配が継続してお年寄の生活をも蝕むことになって居ますが、何とも遣り切れない思いに心が悼みます🤬。

 

気分の悪くなる日産の話題など止めて楽しい話題に変えましょうね?上記の写真は現在アメリカで活躍中であり、5年前全英女子オープンを制して世界中をアッと驚かせ、その笑顔を祝福された女子プロゴルファーであって世界のスマイルシンデレラこと渋野日向子さんが生まれ故郷の岡山県にて三年前から毎年年末に恒例となっている地元の子ども達と「渋野日向子杯岡山県小学生ソフトボール大会」にて彼女も投手として試合に興じている素敵な写真です^^。思わず微笑ましい光景に目許が緩みますね^0^/。

渋野日向子はアメリカに進出して、今年は優勝はできなかったけど全米オープン2位で1億円を稼ぎ、トータルで日本の賞金女王と変わらぬ額を稼いでおり、スポンサー料など加算すれば収入は軽く5億円を超えるものと思われますから後は結婚だけではないでしょうか^^。

彼女がスマイルシンデレラと呼ばれるようになったのには逸話があって長年LPGAツアーを取材する「Golf Week」の記者が渋野日向子に対し、その年の5月に国内メジャー「サロンパスカップ」で初優勝を挙げたとき、日本で“シンデレラストーリー”や“シンデレラガール”と報じられた情報を入手し「貴女は日本でシンデレラって呼ばれているの?」と渋野に問いかけたことが始まりでした^^。現地では3人の記者から既に笑顔が代名詞になっていた彼女に「なんでラウンド中にそんなに笑っているの?」といった質問が飛んだそうですよ^^。通訳を介しながら笑顔で受け答えをし、報道陣を笑わせる渋野にニコル記者の隣にいた女性記者が咄嗟に「You are Smile Cinderella」(あなたは“スマイルシンデレラ”ね)と命名したのが発端だそうですよ^0^/。

 

今年は本号が最後となります。此の1年間お付き合い下さり有難う御座いましたm(_ _)m。

来年は私の数えて92歳を迎えますが、近年健康不安も増し家族から認知症外来に通っている始末です🤬。阪神大震災以前から初めたブログも30年を超すことになり感慨無量ですが果たして来年も続けることができることでしようか?

皆様、どうぞ良いお年を…m(_ _)m。

 

先週の読めそうで読めない字      札片(さつびら)を数える

今週の読めそうで読めない字   (熟)花を眺める

英国のEU離脱とNISA

アジアンタム

うちの直ぐ前の側溝に咲いているアジアンタムです。うちの裏にある隠れ井戸の良質な地下水がうちの庭の下を通って横穴から溝に流れ出し50mにも渉って小さい蟹達一族とアジアンタムの一群を護っています。道を通る方はホームセンターなど行かなくても此の溝からとアジアンタム剥ぎ取ってくれば高価な観葉植物が無料です。然しアジアンタムが幾ら水が好きだと言っても年中水に浸かって居たのでは根が腐る訳なのでいろいろ考えた此奴は溝には生えず溝の側面に張り付いて生えているのです。賢いなあ^^、だから剥ぎ取ると根が横っちょになり鉢植えすると横向きに葉が向くため、上向きに矯めるのにかなりの時間(半年)が必要だが、タダだから贅沢も言えないよね^^。

三菱自動車が21日の株主総会前にことを済まそうと一車10万円とか…、バタバタと顧客への補償を決め国交省との政治的摺り合わせを終えて幕引きをしたが、先週その陰で水島工業所の第二次下請け安藤工業所が事業継続を断念しひっそりと自己破産の申請をした。7月より漸く生産再開が決まった矢先に無念の餓死だ。負債総額は僅か2700万円だから恐らく零細企業だろう、仕事が来なくなれば潰れるしかないのが下請けの宿命なんだ(;;)。三菱は従業員の雇用は確保し顧客には補償を約束したが、下請けにも慈悲を示し救ってやったらどうなんだろう。此れまで阿漕に顎で扱き使って鞘稼ぎをしてきたことはすっかりと忘れたものと見える。事情を何も知らずに車を乗っていた人が10万円貰い、会社の謂うままに車を作って潰される下請業者との図式は面妖だ、法律ってそんなことで良いの?

此れまた自動車の話題だが「何故日本人は韓国車を買わないのか」先日ネットで話題になっていたので少し考えてみた。サムスンやLGの携帯電話はあれほど売れたのに、現代(ヒュンダイ)自動車の名前を知っていながら我々はその姿を街で見掛けたことがない。アメリカ自動車市場では2014年で8%のシェアを持っている。ヒュンダイは今世紀になって日本での販売に乗り出したが、2008年以降販売台数は年間1000台にも満たず2010年に日本から事実上撤退した。(観光バス販売のみ継続)日本の韓国に対する感情は韓国の我が国に対するそれとは比較にならないほど温和だが、それでも売れないのは日本人の嗜好に全く合わないせいだろう。在日韓国人だって沢山棲んでいるのに怪訝しいね。一方韓国ではあれだけ反日感情を露骨に滾(たぎ)らせながら日本車への需要はアメ車を超えて毎年鰻上りだそうだから、日本車には反日感情を考慮しても余りある魅力が溢れているんだろう^^。彼奴等悔しいだろうな、ザマミロ!

カルロス・ゴーンさんが先週日産の株主総会で自分の役員報酬が10億7千100万円だったことを明らかにした。前期より3600万円アップだ。月額300万円の昇給になるが、メチャ高額報酬なのに株主から文句は出なかったのは不思議だね。もし文句が出たら彼はソフトバンクの副社長であるニケシュ・アローラが半年間で165億円の役員報酬を得ていたことを株主達に告げて自分の報酬の少なさを説明したのではないか。
皮肉なことにそのニケシュ・アローラは同じ日にソフトバンクを退任した。孫さんに報酬の高さを疎まれたのかな?

イギリスのEU離脱は全く想定外だった。イギリス国民が国の経済より誇り高い英国人のプライド(移民忌避)を選んだことがキャメロン首相唯一の誤算だった。おかげで波紋はEU諸国からアメリカに更には我が国にも及び、今後の世界経済は怒濤に翻弄される小舟と化すが収拾する手段はあるのだろうか。
お陰で我が国の日経平均は週末一時1500円と16年ぶりの下げ幅となり週明けには未だ下がると思われる。政府は昨年より国民にNISA(年100万円以下の株式取引非課税)を慫慂し株式市場の活性化を期したが、此奴はは売却益の利益には課税されないが損失は全く補償されないから、恐る恐る株式市場に登場した沢山の素人さんの困惑は如何ばかりだろう。ジュニアNISAを勧めた親は子どもにど突かれているのかな^^。

三省堂国語辞典の「どら息子」
家に帰らないで遊び歩く怠け者の息子
新解さんの「どら息子」
よくない遊びに身を持ち崩し親を困らせる息子
三国はいわゆる「引きこもり」を含まないから、新解さんに軍配が上がる。

先週の読みたくても読めない字
彼は徒者(ただもの)ではない

今週の読みたくても読めない字
(徒や)疎かにするな