遂に年の瀬が迫り年一回の大掃除も済ませ、昨日からひっそりした事務所は9連休の退屈を抱えることとなったが、私自身紺屋の白袴で普段放ったらかしの事務所決算に取り掛かる良い機会であり結構忙しい年末年始になりそうだ。

夜が更けると「♬ユキヤコンコ♪」と灯油販売の軽トラが彷徨するシーズンを迎えた、今年も昨年と同じ1890円と高値止まりだ、1890円は明らかに内税表示でありイチキュッパではない、来年消費税増税でどうなるのかな?正しく計算すれば1944円になるが、1円玉は売り買いどちらも煩わしいから1950円になりそうだが此は明らかに便乗値上げだろうが、取り締まられるのは大手小売業に限定されているから此の手の便乗組は後を絶たないだろうな:-)。損をするのは一般消費者だけだ:-)。
話は飛ぶが消費税が8%に変わると5%に比し1円玉の絶対量が不足すると思う、あれは鋳造に原価1円以上掛かると思うが造幣局はどうするつもりかな?ない知恵を搾って考えた私は先月より海苔の空き缶に穴を開けて1円玉を貯めることした。4月以降「1円玉での釣り銭が不足しているのでご容赦下さい」等コンビニやスーパーのレジに張り紙が出るのではないかと深読みしているのだがどうなんだろうね。

先日誰かのエッセイを読んでいたら、女性の旬(しゅん)について面白いことが書いてあった^^。TVドラマ戦国時代の話で老女と書かれて居た女性の実年齢が35歳だったそうだ^^。可哀想だがもう女としては終わっているんだろうね、側室は30歳でお褥(しとね)下がりと言って殿の閨のお相手ができなくなったそうだから、30歳から婚活を始め、アラフォー世代の女性が青春を謳歌している現代と比較して時代錯誤な話だと思った。でも今でも全然別な世界もあって、アトランタ五輪で金メダルを独占した中国の伏明霞選手が引退を表明したときの言葉が「私はもう歳を取り過ぎた」であり、そのとき彼女は17歳だったのだ。そしたら今度はNHKの洗面所で何処かの劇団の女の子が話して居るのが聞こえてきて、「もうトシだから良い役なんか付かないよ」その彼女達は16歳だったそうだ(;;)、女の旬(しゅん)っていろいろあるんだな^^。男の旬って何歳なんだろう?

「有難う」此は感謝の言葉のように思えるが、場所によっては残酷な言葉になると何かに書いてあった。そうだよな、慣用句だが儀礼的であり、心の籠もった言葉では決してないと思う。例えば恋人にプロポーズしてこの言葉が返ってきたら、次に発せられる言葉が何であるか、どんなアホにも分かるよね。プロポーズの返事には「有難う」は相応しくなく、プロポーズに返す言葉自体が必要かどうかも疑わしい、ボディーランゲージなんて謂うから承諾するなら微笑んで無言で頷くのが清楚で好ましい。場所によるが相手の躰に笑顔で飛び付くのがもっと良いかもしれない。でも最近のプロポーズは待ち草臥れて痺れを切らした女性からの方が多いそうだからその場合はそうも行かないね:-)。照れて怒ったような顔をされたらOKだろうな^^。でも最近の若者は誰も相手の顔を見て話さないのが主流だから、ボディーランゲージは空振りになるのかな、会話は相手の目を見てするものだと昔教わったけど今は文句言うときと、叱るとき位しか目を合わして会話することがなくなったように思うが、それでも肉声は携帯でのメッセージよりマシかもね。

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年の瀬を迎え庭の畑の大根も随分大きくなった。大根畑は華がないので畝裾に撫子を植えているが寒いのに健気に咲いている、流石大和撫子だ。雑草が繁茂している処はうちならではだ^^。北隣のIさんも同じ頃大根を播種されたが大きさはうちの半分位しかない^^。隣の花は綺麗とよく謂うが、絶対にうちの大根が大きい事を確信した、気持ちいいな^^。
「大根の 白さ身に沁む 寒さかな」拙作

先日三宮に行くためJR垂水駅の東階段をフーフー息切らせてやっと上りきったら上りの快速電車のドアがスーと閉まった、前方を見るとプラットフォームに顔だけを出して居る後尾車輌の車掌さんと目が合った、私は祈る心を籠め車掌さんの目をじっと見返した。心が通じた^^、ドアがスーと開いた。そのまま発車すれば1秒後私の目の前を通り過ぎるとき優しい車掌さんの心が私の怨訴の目の負担に耐えられなかったからだろうな^^。階段の登りきった処が電車後部から丁度2両目であり、車掌さんは息切らせてホームに辿り着こうとして居る私の姿をずっと見てくれて居たんだなと思った。車掌さん有難う^^、次の電車までたった10分の違いだけど時間の問題ではない、思い遣りの心が嬉しかったな、幸せな一日だった^^。

先週の誤字訂正の答え
軍部は政権を転幅させたが支持を獲得できず紛争となった。(転覆)でした

御教訓カレンダー
「お尻だって洗って欲しい」→「お利子だって払って欲しい」 消費者金融

誤字訂正と御教訓カレンダーは本年を以て終わらせて頂きます。 誤字訂正はパソコンの入力で容易に正解に到達するため小生苦心の甲斐がなく、御教訓カレンダーはネタ切れによるものです。来春からは難読漢字と仮名付け問題にしますのでご期待下さい。
それでは読者の皆様どうか良いお年をお迎え下さいm(_ _)m。