秋も少し宛更けて行き、軈ては冬将軍の訪れになると思われますが、近年半端でなく肥大化した夏に押し込まれて秋が少し宛短くなって往くのは悲しいことですが全ては我々が排出するCO2のせいですから自業自得でしょうね(;;)。
先週JRで三宮から帰る時5番線ダイヤの貨物列車を追い越しましたが、神戸駅で追い付かれ追い抜かれて行った機関車の車体に刻まれた「桃太郎」の赤いエンブレムが気になってスマホで写真を撮リ、帰宅後ネットで調べたら、「桃太郎」は東海道・山陽本線を中心に、貨物列車を牽引するなど広く活躍する直流形電気機関車であり、愛称の「ECO-POWER 桃太郎」は、当初配置された機関区が岡山機関区だったことに因み、公募で命名されたそうです^^。国鉄に由来する堅苦しいイメージを払拭した此の微笑ましい名称は「狩人」が歌って大ヒットした新宿8時発松本行「あずさ2号」とは違った意味でとても良い名前だと思いました。赤い字が素敵ですよね。あと3日で86歳を迎える年寄りの胸をときめかせるこの機関車はきっと山陽本線の沿線に住む「鉄ちゃん」のアイドルとなって居るのではないでしょうか^^。でも「あずさ2号」と違って何時走るのかが全く不明ですから出逢ったらラッキーです^^。私などメチャ幸運やったんや(^O^)/。
那覇以外の県でJR特急が止まらない県庁所在地の駅は何処か?との質問がネットに掲げられました。私は地理には強いので北から南まで思い浮かべて容易に答えに到達しました^^。それは山口県の山口だと思ったけど何故か答えは奈良でした(;;)。え?どうして!奈良駅に特急が止まらない理由は、乗り入れている関西本線、奈良線、桜井線の3線が何れも特急列車の走らない路線だからだって! そうか!関西本線は本線と名付けられながら特急が走らないんや!詐欺みたいな問題やった💢。でもそれでは山口はどうなのか調べたら、山口は瀬戸内海と日本海を結ぶしがない支線である山口線(小郡から正明市間)の真中にあり、こんなちっぽけな支線では特急など走る訳がありません。それではどうしてなの?と言うことになるのですが、実は旧山口県小郡町は2005年の全国大合併時代に山口市に合併されて、新幹線停車駅の小郡駅は新山口駅と名前を変えていたため私が正解に至らなかったのでした。県庁はちゃんと山口線の山口駅にありますから詭弁もいいとこでした(;;)。出不精のため平成以降大阪姫路間しか電車に乗って居ない私の頭の中の国鉄?知識では新山口駅など存在せず、今も「小郡駅」です。大昔に東京駅でダフ屋から買った国鉄下り線切符の行き先が小郡だったことで今もしっかりと覚えています。恐らく長距離切符は50km以上の料金刻みなので刻みの最長距離にある駅までの切符がダフ屋さんには好都合だったからでしょう。
思えばあれは昭和38年の11月10日(私の誕生日)に東京で行われたモーターショーにて展示される「新型ハーレーダビッドソン」を見るためにわざわざ前日土曜日の夜行列車で上京する途中、死者161名負傷者120名を出した鶴見事故と言う途轍もない国鉄東海道線の列車事故に遭遇しました。私の乗った列車が静岡あたりの田舎駅で動かなくなり、車掌の案内もない儘に、少し動いては小さい駅で止まり、これを数回繰り返して何もわからぬままに駅員の誘導で生まれて始めて小田急に乗せ替えられ終着新宿まで行き、駅員に尋ねながらモーターショーの晴海埠頭に辿り着いたらもう夕方4時でした。他の車と違って天井に吊るされている威風堂々たる「新型ハーレー」を10分間だけ観賞し慌てて東京駅に駆けつけたら疎らな臨時列車しか運行されない様子の中を切符売り場には誰も居ず東京駅はごった返した無秩序な状態でした。翌日はどうしても仕事の予定があるので、なんとしても帰りたくて声を掛けてくるダフ屋から買った切符が小郡行だったことを今も鮮明に覚えています。東京駅からの下り列車に駆け込んで、立ちんぼの儘途中何処をどう走ったのか分からぬままに沼津あたりで列車を乗り継がされて翌日朝ボロボロの状態で帰神したのは私が28歳になった翌日であり、人生で一度あるかどうかの波乱の一日半でした。東京オリンピック前年であるこの年には5月に長男が生まれ、翌12月には四科目をクリアして税理士試験合格通知が届いて鶴見事故の悪夢をも併せ、忘れられない激動波乱の年でありました^^。
映画「みなみの帝王」で萬田銀次郎の子分としてチンピラ新庄公平の役をしていた山本太郎が政治家を目指して、10年前都議会議員に当選、近年「れいわ新選組」を掲げて此れまで多くの選挙で黒子役に徹してきましたが、先週の選挙で東京比例区にて彼は晴れて衆議院議員となりました^^(2013年から参議院議員一期6年を歴任)。南関東地区と大阪地区でも無党派層を取り込んで二人を当選させたから皆ビックリや(@@)。一方、立憲民主党は野党共闘が災いし、共産党を嫌う「連合」の反目から維新に多くの票が流れた結果、多くの候補者を憤死させヨレヨレの自民を助け起こした愚挙は、枝野代表の浅知恵が招いた結果であって、岸田総理から表彰状を貰っても可笑しくないものでありました(;;)。
先週の読めそうで読めない字 眞子さまは陵(みささぎ)に詣(もう)でられた。
今週の読めそうで読めない字 彼は(急勝)だ。