6月に入るとカタバミが姿を消し、代わりに早や露草が咲き始めました。この花は道端や土手に咲く典型的な夏の花であり月草とか藍草、蛍草などと呼ばれて誰にも親しまれています。
竹久夢二の少女像を思わせる清楚で淑やかな花ですが、誇らしげに飾った綺麗な蕊(しべ)にも関わらず不思議に昆虫が寄りつかないのはこの花には蜜がなく、虫たちは匂いなどで本能的に察知するのでしょう。仕方なく露草は自家受粉をして子孫を残しています。{%naku_a%}
年金の不明口座5000万件には魂消ましたね。ゼロが3つ位多く書いてあるのかと思った程でした。口座が分からぬ過去の不明入金総額は950億円と社保庁が発表していますが、恐らくその殆どが有耶無耶の内に取り込み詐欺になることでしょうが、誰も他人事のように怒らないのが不思議でなりません。この膨大な件数からすれば恐らく受給することなく既に亡くなった方が多数存在すると思われ、中には年金の不受給から生活の困窮を来たし病院通いもできずに死期を早められた方も少なくないでしょう。昨年8月以降現在まで全国で約220万人からの窓口照会に対して社会保険庁は僅か28万件訂正に応じただけであり、過去の給与計算書など持参しても一切受付けず、やれ“時効だ”やれ“40年前の年金の領収書をもってこい”の玄関払いでありましたが、ここに来て与党内ではこの儘では迫り来る参議院選挙を戦えないと謂う意見が続出し、時効を大目に見る特別立法を成立させました。更には現在多数提訴されている給与計算書で控除されている保険料が社保庁に記録がないための門前払いを救済するために、徹底した調査を命じましたがその調査には十数年を要するとか…、{%gakkari%} 自民党の中川幹事長は2010年まで不明記録を判明させ解明させると述べていますが、既に原記録を消却しているケースが多くて調べようがないものが多数存在すると思われ真実の解明は3年が30年でも不可能であろうと思われます。だらだらした調査の間に多数の受給権者が正しい年金を受け取ることなく黄泉に旅立たれることを思えば、俗に“お役所仕事”とは謂いますが国民の一人として憤懣遣る方ない思いを禁じ得ません。全ては電算化の際や市町村から移管時の転記誤りや転記洩れ乃至は生年月日の記入誤り更には姓名の振り仮名誤りなどが原因と考えられますが、社会保険庁は密かに厚生省に命じられて高齢者社会に終止符を打つお手伝いをしたものでありましょうか。{%gessori_a%}
何時も言っていることですが、社会保険庁のお役人の頭には年金支給と年金の徴収が別個に位置付けられ、支給は恩恵であり、徴収は税金だと謂う意識が抜け切れないのだと考えます。取る方はしっかり取っておいて処理は杜撰脱漏極まりなく、片や払う方には受給者手続きの完璧を要求し、自前の杜撰な記録を聖域として固執するなど言語道断でありますが、ま、保険料で豪奢な官舎を建てたり、高級車を購入することが常識とされていたムラ社会でありますから、考えれば当然過ぎる程当然であり、我々国民がお役人は泥棒だと考える意識が欠けていたことに由来するものでありました。 {%ikari%}
殆どムダと思える不明口座の照合に莫大な時間を要することになりますが、その間日常業務はどうするのでしょうか。恐らく照合は下請けの天下り法人への外注に回して更に多額な保険料の無駄遣いをするのでしょうが調査費用は概算で約60億円とか…加入者の負担にせず国庫が負担するそうですが、国庫国庫と偉そうに言うな!それって結局は我々の税金が使われると謂うことではありませんか。 {%saiaku%}
今週月曜日から雲霞の如く押し寄せてくる被保険者の問い合わせに対して、彼等が一体どう対処するのか見当も付きませんが、厚生年金加入者なら被保険者の働いていたと申し立てる勤務事業所を検索する逆コースで被保険者に辿り着ける可能性があっても、国民年金加入者については加入事業者がありませんから所詮はどのように手を尽くしても社保庁で入力ミスされた元のデータが市町村で廃棄処分されている限り全く復元できる道理がありませんよね。“払った”“そんな記録がない”の堂々巡りが繰り返され挙げ句は米国産牛肉買い上げではありませんが、加入者のゴネ得を赦す法律でも作られるのではないでしょうか。そうなればハンナン浅田如きの便乗者が続出し、真面目にちゃんと納付した人が馬鹿を見る結果となりましょうが、事件を終結するためにはやむを得ぬ処置であり、この際不明分は裏金返金の各地方自治体に倣って社保庁に勤務した者現役OBを問わずに勤務年数に応じて応分に負担させ徴収することにしたらどうでしょうか。
そんな最中(さなか)に昨日須磨社会保険事務所から毎年恒例の給与算定基礎届が参りました。例年なら期日を定めて水族園近くの辺鄙な社保事務所へ直接持参させられていましたが、今年は疚しいことの連続で彼等も少しは反省したのでしょうか、きっと顔を合わせて厭ごとの一つも聞きたくないためでしょう。出頭日がなく初めて返信用封筒が同封されていましたよ {%akkanbe%} と言っても“切手はお貼り下さい”ですって!この封筒の紙代も印刷代も社保料から支払っているの?
一日も早く社保庁を解体して全業務を国税庁に移管して頂きたいものですね。
昨日の朝青森県の片田舎に吹けば飛ぶような小型木造船で脱北者親子4名が漂着し週末の釣り船に発見されたことは皆様ニュースで聴かれ驚かれたでしょうね。北朝鮮の清津(チョンジン)港を出港し韓国との領海は特に警戒が厳しいため北へ遠回りして日本を目指したものと考えられますが、北朝鮮からのミサイル発射などに備えて蟻の抜け出る透き間もない程厳戒を究めていた筈の我が国の海上保安庁は日本海で一体何をしていたことでしょう。“木造の小舟だったからレーダーに入らなかった”との弁解は理由になりません。1週間も掛かって新潟を目指して漂っていた木造船ですから、目視でも充分発見できた筈ですがそれすらできなかったのは彼等がレーダーを見ずに任務をサボり昼寝をしていたか、テレビで昼メロなど観て寛いで税金泥棒を働いていたに相違ありません。
ま、脱北者達が疲労困憊ながら無事日本に漂着できたから良かったものの波の荒さでは屈指の日本海ですから途中で転覆でもして死亡者が出ていれば、保安庁の面子丸潰れであり長官は国会で陳謝させられ責任の所在を追求されて辞任の巳むなきに逐い込まれたいたことでありましょう。海のことは海上自衛隊に任せて税金泥棒の保安庁を解体しろ!
脱北者の決意は彼等が全員北朝鮮に捕まったときのために自決用の毒薬を所持していたことで命を賭けた脱北であったことが窺われますが、小舟での日本海横断は確率1%以下と謂われますから彼等は現在の生活では餓死するしかないと決意し、充分に死を覚悟して港を後にしたものでしょう。それ程までに自国民を生活苦に追い込んで居ながら、毎夜美女を侍らせて放蕩三昧を送る金総統に対し、中国を始めアメリカまでが及び腰で経済制裁もできずに核凍結とか騙されて封鎖した裏金まで返還するなど各国の弱腰には呆れますが、周辺各国の頼り甲斐がないのならせめて日本だけでも毅然とした態度を貫き拉致問題解決なくして経済援助なしを高言したいですね。
最近毎日新聞で『脳を鍛えたい』コーナーが設けられて老人の脳トレ番組とされ、週一好評を博しています。私も老人の一人としてチャレンジし、小中の孫達にも挑戦させていますが、何時も僅かな時間で解答が得られるのに昨日の問題ばかりはどうしても手懸かりが掴めず遂にギブアップし、中一の孫にバトンタッチしましたが彼も正解に達するに延々30分を要しました。皆様も一度挑戦されたら如何ですか。問題の正解は仮名の順序を入れ替えて正しい言葉に作り直すことにあります。
出題は仮名が逆立ちして書かれているため余計判読できなくなっていますが、逆立ちでなくても結構難題だと思いました。因みに中一の孫は漢字なら私とちょぼちょぼであり“憂鬱”や“怒濤”などすらすら書ける希有な能力少年です。
問題は『えまのょをしうきうた』です。正解は来週のブログで発表しましょう。乞うご期待!
リゾートトラストレディース最終日は2位と好位置から発進した横峯さくら選手でしたが、不動上田の優勝争いとなって、独り蚊帳の外となり無念にもさくらちゃんは3位でした。くすん {%naku_a%}