注目の参議院選挙は予想通り民主党の圧勝となり、自民党にとっては今流行の鈍感力を最大に発揮した赤城農水相のお陰か” 前回ダブルスコアで快勝した竹下保守王国の見本である島根県で津和野藩主末裔の姫君が民主で圧勝し、又岡山では姫の虎退治“とかでよもやの参議院幹事長片山虎之助までが落とされる最悪のシナリオとなりました。嵩に掛かった野党の安倍政権への風当たりは今後益々強くなってくるでしょうし、あのお坊ちゃんには総理の座の家賃が少し高すぎた感じです。総理を務めるにしては所詮“水清くして魚棲まず”の感があり、私達内閣と言うべき処を“私の内閣”などと発言した割には全てが取り巻きの言うが儘では自分の意思による発言が何処にあるのかとの牴牾(もどか)しさを禁じ得ません。少しは鈴木宗男の爪の垢でも呑んだらどうかと思いますが、海千山千の破落戸?共を相手では並みの人間ではムリで清濁併せ呑む度量の大きい人であって、又嘗ての小泉前総理のように“黒い鴉は白い鷺”と強弁できる位のド厚かましさの持ち主でないと総理としてこの戦国時代を闘って行くことは容易ではないと思います。中国に“四面楚歌”と謂う言葉がありますが、安倍総理は将(まさ)にその言葉通りの状勢にあり味方だと信じている者の中にも多くの敵が居り、ド狸達に囲まれた因幡の白兎の心境ではないでしょうか。
今回の参議院選挙は安倍総理による閣僚の人選誤りが発端でありましたが、主流は年金問題が全てであると錯覚し、政府は急遽第三者委員会などを作って選挙の前日に2-3人の年金不足を認めましたが、それ位では焼け石に水であり、“選挙がなかったら認めて頂けなかったろうな、ヒヒヒ”とお婆さんが笑っている光景がTVに撮されていましたから政府もバカにされたもので当初の目論見が外れて反って藪蛇であったでしょう。 {%gakkari%}
それにしても我等日本人は単純で甘ちゃんですね。小沢さんが何か人助けでもしたのでしょうか。いいえ彼は何もせずに只自らの政治生命を賭けると公言したのみでしたよね。年金問題も元はと謂えば小泉、森、橋竜等の時代の出来事が今となって成熟?して収穫期(発覚)を迎えただけであり、安倍総理一人が引被らねばならぬ理由は何一つありません。国民もそこらは良く分かっていたと思いますから、真の敗因は閣僚の事務所費問題に尽きると思います。我々国民には必要経費の全ての領収書の添付と7年間の保存を要求しておきながら、そうして掠めていった税金を国会議員が領収書なしで使っていたなど如何に考えても理不尽な話です。従って自民党の敗因は閣僚の事務所費問題に違いありません。赤城農水相など顔が悪すぎましたね。昔リンカーンが人は顔を見ればその人の90%が分かると言いましたが、リンカーンでなくとも日本人の殆どが農水相の顔をTVで見て生意気なチンピラの悪役顔だと思ったことでしょう。不遜で無表情で笑わない処なんか1種キャリア官僚らしい庶民蔑視の態度が如実に現れていましたね。雀百までで一度霞ヶ関の飯を食って梅毒に罹った者達の宿命であったでしょうか。一度政府は国会議員がどんな種類のお金を幾ら貰って幾ら使っているのか収支報告書を公開して頂きたいですね。戦後まもなく国会議員の歳費は法律で所得税法による基礎控除と同額の9万円に定められましたが、何時しかどさくさに紛れて改悪され、現在では基礎控除が38万円なのに対し彼等は幾ら貰っていることでしょうか。38万円にゼロが一つ付いたより遙かに多いことと思います。我等に知らされているのは通信費や交通費名義で毎月各50万円が無税で支給されている位で、後は事業所得となるのでしょうから、収入の明細は勿論領収書の添付は不可欠の筈なのですが国税庁長官もどうかすれば自分の進退に関わってきますから猫に鈴がつける人が誰も居ないのでしょう。 {%saiaku%}

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先週お約束した雑草の庭で仲良くなった蛙達です。余り可愛くありませんが先月孵化したコウノトリが食べているのと同じ種類の蛙で田圃に棲息する奴です。池に浮かべたキリギリス用の虫籠に乗って寛いでいます。どちらが雄なのか分かりませんが、最近は恋敵が現れて微妙な争いが起こりつつあるようです。 {%komaru%} 傍らには“くつわ虫”が食べる柿の葉が萎れぬように漬けてあります。
米下院で所謂従軍慰安婦問題に対し韓国に阿(おもね)り、日本に公式謝罪(詰まるところお金を払え!)を要求する決議が圧倒的多数で採択されました。戦後に生まれてその当時の事情もまるで知らぬアメリカの連中から人気取りのために伝聞による詰まらぬ言い掛かりを付けられることなど我が国にとっては笑止千万であり、安倍内閣は日米関係に考慮することなく総力を挙げて徹底抗戦し国威を揚げて内政干渉の御旗の下に断固闘うべきです。それが唯一安倍政権を救う方法ではないでしょうか。抑(そもそも)従軍慰安婦など誰が言い出したのかは分かりませんが、彼女達は金が欲しくて志願してきた連中ばかりであり当時の日本軍の部隊長より高い俸給を貪っていたことを知る人は少なくありません。下院での決議を期待すべく当時の従軍慰安婦の韓国女性の老婆達がハングル文字の旗を掲げて抗議する様子がTVに撮されていましたが、“恥”に対する日本人と朝鮮人の感性の差をまざまざと見せつけられた思いでありました。日本にも終戦後進駐軍が上陸以来生活苦から菊池章子の“♪星の流れに…♪”の歌詞にあるように慰安婦擬(もど)きの女性が巷を横行しました。政府は敢えて一般子女に被害があっては(一杯あった!)と彼女達の行動を黙認しましたが、身体を鬻(ひさ)ぐためにやむなく摂った行動に対し、彼女達はその後アメリカ軍を訴えたでしょうか。朝鮮人も日本人も自分の命を繋ぐために仕方がない行為だったのですが、お互いが納得ずくでの契約であってことを忘れてはなりません。日本人は幸い恥を知る人間であり “婦道”の精神が親から子へ子から孫へと心の内に生き長らえていましたから自らが過去に犯した罪には緘をし、決して人には告げることなどなく、ましてやメディアの前で“私は慰安婦でした”などと告白することは死に勝る屈辱であったでありますから、政府が呼び掛けても誰一人として名乗り出ないでしょう。それなのに朝鮮人女性が自分達の醜い過去を曝してまで今更再びお金にしようとするなんて鈍(おぞ)ましいですよね。子供が“お母さん恥ずかしいから止めて…”とは言わぬのでしょうか?不思議でなりませんが、同じ東洋人でも日本人と朝鮮人(韓国人を含む)がこんなにも違うのは単に経済的な貧富の差だけでなく、精神的倫理的な貧富の差が大きく左右しているのに違いありません。安倍総理が退陣するのは身から出た錆で仕方ないにしても従軍慰安婦問題だけは断固譲ることなく最後まで対処して頂きたいと思います。それでもアメリカがつべこべ言うようなら原爆投下の謝罪を先にせよ!と言ってやったらどうですか。
先週の問題、故事格言の答え
『裃(かみしも)を着た盗人』
税金泥棒のこと。今も昔もお役人や政治家は殆どが泥棒さんだったのですね。公職の立場や職権を利用して私腹を肥やしたお役人を昔の人はこう呼んでいたそうです。泥棒に喩えたお役人の蔑称だそうですから庶民にとっては役人(政治家)=泥棒の印象だったのでしょう。何故か普通の泥棒さんより悪いイメージですよね。 {%shiranai%} 枚方の市長聞いているか!
全英女子オープン日本代表の一人横峯さくら選手は参議院選挙に当選したお父さんのキャディーを従えて無念にも予選落ちしました。 {%orz_a%}
お父さんも前日に到着しプロアマにも間に合わずコースの下見もしないでぶっつけ本番のキャディーでは流石にさくら選手の足を引っ張るばかりでありました。 {%gomenne%} さくらちゃんも国会議員の申し出とあれば断る訳にも行かず有難迷惑だったことでしょう。早く帰国して疲れを取り戻し後半戦17試合を盛り上げて下さいね。 {%hurrah_a%}
昼下がりに漢字の勉強にも疲れたので草引きには暑いし{%clear_a%}、女子プロゴルフをTV観戦しました。さくらちゃんの居ないトーナメントは肩が凝らずに気楽に見られ何時ものチャンコロ(失礼、支那人これ又失礼、中国人)や韓国勢に精彩なく、Nキャンベルと6アンダーで競り合った茂木宏美が後半4ホールで1イーグル2バーディーと抜け出して3年振りでの優勝{%trophy%}は見事の一言でした。 {%applause_a%}{%cracker_a%}