11月の声を聞いて秋も一段と深まり紅葉がちらほらと言いたいところですが、暖冬のせいで紅葉の見頃はもう少し先になることでしょう、その内紅葉しなくなったりして… {%saiaku%} 池の魚たち(オイカワ)も此から到来する寒さを本能で察知しており激寒に備えて食欲旺盛であり、菜園のレタスを食害する青虫共を捉まえてきて与えると、人の気配に何処に隠れていても出てきてジャンプ一閃飛び付き口中にして深みに戻って行きます。彼等にとっては青虫は人間で謂えばビフテキか鮪のトロと云った程のご馳走なのでしょうね {%ureshii%}
白い恋人に始まって赤福、更には吉兆、お福餅と有名ブランドの看板がガタガタと崩れて行きました。恐らく発覚したのは氷山の一角の又一角でありましょう。100%の食品メーカーが実は食品衛生法やJAS法違反を犯しているに違いありません。どうしてそうなったのかその原因は、これらの法律が現場のよく分からないお役人が我が身に罪が降り掛かることのないように賞味期限消費期限などが温度湿度その他その食品の極限の状態での最大限短縮した期間として机上で作られたものであるために、食の実情にそぐわない欠陥法で食品の実態とまるで遊離したものであり、製造業者は経験則で真の消費期限を知っている処から今回のような問題が惹き起こされたものでしょう。赤福一つを採って見ても冬場は2日夏場は1日の消費期限に顕されるように、春と秋は不透明であり、冷夏と暖冬で日中温度が変わらなくても消費期限が規則通りで変わらないのでは誰もがその設定の杜撰さに不信感を持ちますよね。吉兆の場合賞味期限が127日も経過して販売した惣菜があったそうですが、誰も拙かったと言ってこなかったことも不思議ですよね。今回彼等は加害者として糺弾されることになりましたが、O157の場合と異なり誰も被害者が存在しないのです。誰か腹痛を起こした訳でもないのに法律違反が聞いて呆れます。我々は今回一連の事件の真の加害者が行政そのものであることに気付かねばなりません。
昔我々が幼い頃は食べるものが少なく、食の消費期限は記載などなかった時代であり己が鼻で判断し、尚且つ腐ったものでも平気で食べていましたし少し位腹下しをしても食べた分だけ得と謂う発想でした。当時は食に関しては捨てると謂う思想がなく、残飯屋と謂う商売がありましたし、白いご飯を食べているのは軍人さんか極く一部のお金持ちに限られて居ましたから、兵舎の厨房から流れ出る溝(どぶ)に網で待ち受けて流れてくる残飯を掬い、此を菓子問屋に持ち込んで大福や煎餅に姿を変え廃品活用されていました。その結果溝や川は綺麗になり、貧しく苦しい人達も廉い食べ物が口に入りギリギリの毎日を生きる人々を生かせてくれていたと毎日新聞の“春秋”コラムが述べて居られます。JAS法等と当時の我々の生活との落差は一体何でしょうか。コラムに述べられたことは飽食時代に生きる我々に食の大切さを想い出させようとする警鐘ではないかと感じました。
我が国での食品自給率の多寡は別の問題として、コンビニで大量に捨てられる弁当などを見ても何処かおかしいと感じて居られる方が少なくない筈です。コンビニの店主は捨てる商品まで仕入価額に算入され本部に支払いを強制されますから、コンビニで生きて行くには明日の天気が読めて捨てる弁当を最大限減らすことに尽きますから本部も約款を改定し価格を3段階位に分けて捨てないで売り切る方法を認めるべきです。買う方だって我が懐と相談して少しくらい拙くても安い方を選択する客や、オレは少々腐ったものを食べても胃袋が丈夫だから平気だという方って案外少なくないと思います。コープで20円引のパンなど選んで買って居られる方を見かけますが、少しくらい堅くても腹に入れば同じであり、反って唾液の分泌を促し健康増進に資するものと思いますよ {%ureshii%}
JAS法も食品衛生法も余りにも過保護に人の健康に気遣い過ぎて居ます。我が国の実情からすれば“捨てずに利用する”と謂う言葉と共存できる法律でなければなりませんが、役所が違えば“木を見て森を見ず”の弊害がモロに出て、資源の枯渇に目を向けない鈍感さは異常であり決して正しい法律とは言えません。再利用結構、作り直し尚結構、消費期限には幅を持たせる柔軟な法律であって欲しいと思います。
以前不二家事件の折に、別のメーカーで型崩れのショートケーキが容赦なく廃棄されるのを見て心が痛んだと菓子工場へパートに行かれた方から“みんなの広場”への投書を拝見しましたが、それが正常な神経を持った人間の心情です。型崩れでも20円引きで店頭を飾れば必ず売れると思います。我々人類は“捨てる”という言葉に強い憤りを持って生きて行きたいなと願っています。
巫山戯(ふざけ)た公務員がいたもので、文部省の生涯学習課長だった現役時代に何でも京都大学演習林の一部380㎡を6900万円でさる宗教法人に払い下げた事件を巡り、今頃になって口利き代5000万円を払え”と訴え出たものです。政治家が口利き料をよこせなら分からぬでもありませんが、現役の公務員が口利き料など貰えば手が後ろに廻るのが当然でありますが、退官して一市井人となってからの訴えなど恥知らずと謂うかこんな役人達が我が国を統治しているのかと思うと阿呆らしく腹立たしくてなりません。この元官僚一審では敗訴しておりますが盗っ人猛々しく控訴しており何としても5000万円を手に入れようと足掻いて居ります。相手側弁護人の“公務員が報酬を貰って良いのか”の質問に“可能です”と答えるなど不貞不貞しい態度を崩していませんが、現役当時なら国家公務員法に触れても退官後に貰えば良いと謂う理窟も我々庶民には到底理解できず、守屋防衛省前次官同様在任中に起因したことは退官後も免責されないと公務員法に銘記されて然るべきだと考えます。人事院もこの事件のことを聞かされて呆れているそうですが、呆れてばかり居ないでこの鉄面皮の汚職役人の実名を公表して社会的に糺弾するとか何とかしたらどうですか!そもそもエリート官僚になる一種試験の合格者を選定したのは人事院あなたじゃないですか!
中教審が“ゆとり教育”からの方向転換を打ち出した次期学習指導要領の大筋を了承したことで学校の現場が揺れています。ゆとり教育と共に誕生した“総合的な学習の時間”なる得体の知れぬものが年間に100時間以上もあったのが今回削減されて理科や数学の時間数が増加したことは大いに評価できますが、5年生から年35時間の英語の授業は誰がどう教えるつもりでしょうか。現在小学校教諭は大學で英語授業の素養がありませんし、今となってはNOVAに下請けもできない状勢ですから、俄か英語教諭からアルファベットの読み書きを憶えさせる位ならその時間を国語に回して子供達に英語を覚えるため現在中学校で教えている日本語の文法をしっかりと教える時間に活用すべきではないでしょうか。正しい英語の学習は先ず主語述語目的語などが理解させる文法から入らねばなりませんが、日本語の文法も教えないで英語の教育とはチャンチャラおかしいですね。
総務省の年金記録問題検証委員会が先月末に最終報告書を総務省に提出しましたが、我々が期待したものは何一つ盛り込まれずに馴れ合い其の場凌ぎの委員会であることを暴露しました。そもそも政府は何かあると外部に依頼してナントカ委員会を設置しますが、此は国民の目を欺くためのカムフラージュであり、何も分からない委員達は高い日当をさえ頂戴すれば良く、報告書の内容は省の事務方がそつなく委員達を持ち上げた内容のものを造ってくれますから、委員は役人の指定した日に集まり、ケーキを食べて猥談などしながら多額の委員報酬の振込を期待して報告書に捺印して散会されるのでしょう。 {%gakkari%}
報告書では5000万件の内四割は特定がムリだろうと謂うことと、それには歴代の社保庁長官をはじめ幹部職員の責任が一番重いことに言及し、更に此までの厚生大臣厚労大臣も責任は免れないとしながらそれでお仕舞い、その罪や責任については不問に付しているのは全く訝しいですね、どう謂うことですか。取分け基礎年金番号が導入された97年前後の社保庁長官の責任は重大であり安倍前総理が歴代社保庁長官の責任を追及するために発足した筈の検証委員会でありましたが、総理が替われば委員会(事務方か?)も豹変し名前も出されずに誰一人国会に喚問され糺弾される処か退職金の返納すら言及されずに済まされたことは国民にとって検証委員会が全く機能せず彼等が厚労省事務方の広報のお手伝いでしかなかったことを確信するに至りました。3月までに解明できる筈であった5000万件の内40%が解明不能であることまで言わされて居るではありませんか。 {%ikari%}
反面生活苦のため僅か10数万円の年金を遣い込み全額返済しながら、厚労大臣舛添要一の鶴の一声によって刑事告発された全国市町村の職員に比べ、漫然と過去記録の変更を怠った社保庁の長(おさ)が無罪放免では国民が到底納得できる処ではありませんが、所詮世間の風当たりへの風防であった委員会でありましたから何かを期待した方がムリだったんでしょうね。委員会は更に社保庁が厚労省からの出向者幹部(一種試験エリート)、社保庁採用職員、地方採用職員の三層構造が内部統制を欠如させたとしていますが、然し此は国税庁と同じシステムであって国税ではスムースに機能しているものが社保庁でしていないことは他に欠陥があるからに違いありません。何時も言っていることですが、彼等には保険料を預かっているという認識がなく保険料を頂戴していると謂う既成観念から遁れられなかったものと思われます。さもなくば保険料で社保庁職員の宿舎を建てたり、車を買って翌年には職員に破格の廉価で売却するなどの発想が出てくる道理がありませんよね。税務職員も宿舎がありますが全て国の予算に基づいて財務省予算から支出されていることから考えると如何に彼等が庁と謂う隠れ蓑の下に役得を貪っていたかがお分かりでしょう。此も何時も言っていることですが社保庁は国税庁に吸収合併させて消滅させるべきです。一度染まったシミはどんなことがあっても永久に取れないとしたものです。
舛添要一も当初は新しい血脈として期待されましたが、所詮は官僚の傀儡でしたね。昨日の川柳にこんなのが載っていましたよ 『怒っている だけではダメよ 舛添さん』 {%ureshii%}
{%golf%} 唯一日本で行われるLPGAアメリカ女子プロツアーミズノCLASSICが三重県で行われ、横峯さくら選手は連戦の疲労が濃くスコアが伸ばせず24位タイと沈み念願の賞金女王には遂に赤ランプが点灯しました。 {%komaru%} 尤も、このゲームに優勝すると来年アメリカのLPGAツアーの全戦出場資格が得られるので、さくら選手には優勝して欲しくなかったと言えば此は負け惜しみになるでしょうか {%gomenne%}
それにしてもアメリカ勢の9連覇を阻んだ上田桃子選手は強かったですね。7番のアルバトロスは将に神懸かりと言うべきであり、天佑神助茲にありでしたね。{%uttori%}
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