朝夕めっきり寒くなりましたが皆さんお風邪など召して居られませんか。
亥年生まれの私は昨日で72歳を迎えましたが、体調は相変わらず良くなくて、そろそろお迎えの準備をせねばならなくなったようですが、現実はそんな生ちょろいものではなく今週も又関与先の税務調査でしっかり搾られることになっています。{%komaru%}
事務所のハケン達も数は少なくなりましたがエンマ蟋蟀も一匹健在であり、朝夕レタスを与えて暫くして聞こえるコロコロの美声は私には食事へのお礼と聞こえます。{%warai_a%}
キリギリスも2匹(1匹は日向ぼっこ時に虫籠のドアが緩んでいて居なくなりました {%naku_a%})がまだ競い合って鳴き交わしています。1匹になるとライバルが居なくなって啼かなくなり気力不足から弱って死んでしまうでしょうから、どちらも弱らせないように夜の暖房も欠かさずに大切に面倒を見ていますが大好物の三角バッタが最近めっきり少なくなり囮(おとり)のレタス畑で1週間に1-2匹しか捉まらず、毎日玉葱ばかりできっとウンザリしていることでしょう。{%gomenne%}
昨今欠陥建材が巷を賑わせていますが、この建材なるものは何処か曲者ですね。木は燃えて当たり前なのに、燃えない建材はきっと副作用が沢山あるに違いなく、先週西須磨で火の手も見えない小さい火事なのに親子4人(お母さんと女の子3人、内二人は小学生)が煙に巻かれて死亡した事件がありましたが、燃えたのは1階が殆どで僅か10㎡余りなのに親子は焼けなかった3階で死亡していますから察するに建材や壁紙が犯人ではないかと思われます。建材などは不燃材を使用している反面有毒ガスも放出しているに違いなく、逃げる者にとっては火が来るより一酸化炭素の方が意識を失わされる分逃げることができず遙かに怖いと思います。この親子は建材を使用しない普通の木造家屋に住んでいたならどうにでも逃げられたでしょうにと思うと無念ですが、現在の建築工法は大なり小なり不燃材が用いられていますから昔からあった竹張りの上に正土(まさつち)を煉って貼り付けた壁土のお家(今でも本建築と言って現存します)が懐かしいですね。耐熱とか耐寒とか美味しそうなことを言って、土以外の物で火事に燃えない建築材料なんて恐ろしくて住めないですよね。
それにしても5日の月曜日は週明けで学校のある日なのに、この親子は7時40分にパジャマ姿で布団の中で倒れて居たなんて不可解でなりません。食事もせずに登校がやっとの時間ではありませんか。あれやこれやでメディアは母親の無理心中ではないかと疑っていますが、司法解剖の結果睡眠薬の痕跡が発見されるでしょうか。それなら1階の小火(ぼや)はどうしたことでしょうね。その後メディアの報道が途絶えていますが、全ては6時に出勤されて当時不在だったお父さんが誰にも話せない真相を知っていると思いますから、事件後連日警察の訊問が続けられていることでしょう。意外な結果が待っているのかも知れませんね。この少子化の時代に3人兄弟や姉妹が亡くなる事件が相続いていますがほんに悲しいことですね。
禿鷹ファンドであるスティールパ-トナーズに狙われて公開買い付けを発表され一時はどうなるかと日本中を震撼させたブルドックソースの乗っ取り事件も臨時総会での買収防衛策が圧倒的多数で可決され無事決着しました。事件の当事者は同社池田章子社長ですが、7年前に彼女が社長に就任したとき“お茶汲みが社長に”とメディアの驚きと賞讃の声で一躍有名になりましたから未だ憶えていられる読者も居られると思います。短大を出てお茶汲みからスタートして社長になった女性も偉いけど社長に推した役員達が偉いとうちのHPで讃えたのはその頃でしたね。 {%uttori%} その彼女の自叙伝が先週月曜日より5日間日経の夕刊“人間発見”に(腰掛けから鉄の女へ)のタイトルで連載されました。彼女を社長に決められたのは先代の社長だったそうです。そうですよね、他の役員なら自分の目標を他人に譲る道理がありませんよね。池田社長は社会勉強のつもりで入社されたそうですが、その折り総務部長に“何時まで勤めるの?”と聞かれて“半年位です”と答えられたとか… {%tohoho_a%} そのせいか入社後は朝の9時と10時半に午後は1時半と3時に20人くらいの先輩達にお茶を出すのが仕事であり、お客様にもお茶を出し郵便の仕訳や発送をすることで一日の仕事が終わりだったそうです。
当時は高度成長時代の萌芽期であり社内に活気があり家庭的な雰囲気であったことが何時の間にか大人しく無口で引っ込み思案の彼女を快活にし、厚生課ができて転属になり社内報の担当になって普段なら声も掛けて貰えぬ社長に直々にインタービューができたりと少し宛会社人間に変貌され39歳で厚生課長、50歳で取締役になられ56歳で社長に就任されることになったのですが、会社人間になった分きっと私生活を犠牲にされたのでしょう、未だ独身であり、生まれ変わったら結婚して子供を育てて見たいと書いて居られますから、ガードが堅い処でしょうか“鉄の女”なる表現は表面的な見方であって、内面は従業員360人の頂点に立って居るばかりに孤独で寂しい方なのではないでしょうか。取分け00年に社長になられた直後の02年に突如禿鷹に襲われる小鳥となられたのにはきっと身の不運を嘆かれたことと思います。禿鷹事件は一応決着しましたが、その傷跡は余りにも大きく禿鷹への新株予約権の代償と訴訟費用を併せ30億円の支出は会社の業績は大きく傾かせ株価も低迷しております。彼女の力が本物かどうかは今後の業績回復如何に掛かっていますが、自身が現代版下剋上の頂点に立つ身であることを忘れずにソースに拘ることなく他の食品分野に積極的に参入して業績の恢復を図りキャリアウーマンでなく世のお茶汲みOL達の夢を繋いで頂きたいと願っております。
この会社のロゴマークがブルドッグなのはHPなどでよく知られていますが、会社の正式名は濁らずに“ブルドック”なのはどうしてでしょうね?創業は1902年ですからその当時は英語も充分に普及せずあのブルドッグはブルドックと呼ばれていたのかも知れませんね。{%ureshii%}
武田薬品が又々最高益を更新したと先週メディアによって報道されました。07年上半期の売上高が7000億円で経常損益が3300億円とか、売上利益率なら分からぬでもありませんが、経常率が50%近いなんて一体から薬の原価は幾らなのでしょうか。これだけ大きくなった会社ですから社長の給与だけでなく諸経費も莫大な額だと思いますが、この経常利益から見て昔から良く謂う薬九層倍は嘘であり、実は薬100層倍なのかも知れませんね。 {%shiranai%}
防衛省の疑獄は大きく発展し守屋前防衛事務官に止まらず、課長が“大臣に言った”“私は聞いていない”と石破防衛相まで巻き込み、止まるところを知らぬ様相を呈して参りました。何せ年間4兆7千億円もの予算ですから魑魅魍魎が集(たか)ってくるのは当然でしょうが随意契約の大物である贈賄側の山田洋行の遣り口は凄まじくその接待攻勢は大臣から制服組まで及んでいたそうですから、我が国の役人のモラル不足にはあきれ果てますね。その不正な出金について山田洋行が帳簿をどのように処理していたのか我々税金屋は気掛かりです。既に特捜以外にマルサが内偵中と見ましたが、果たして防衛利権の闇を汚職と脱税の両刀で解明することができるのでしょうか。
逮捕された山田洋行の宮崎元伸元専務が専務時代に2億円近くネコババして日本ミライズを設立したそうですが、私は“ミライズ”はドリカムの“未来予想図”に因んで“未来図”だとばかり思っていたらそうではなくて“ミ”はme(わたし)で “ライズ” riseは(昇る)だったそうです。 {%saiaku%} その貧困で品性の欠如した発想には嗤ってしまいますね。今となっては新会社名は日本ミ フォールme fall(墜ちる)が正解だったようですね。{%akkanbe%}
女子プロゴルフツアーも今日の伊藤園レディースを入れて3試合となり、疲労から我等がさくら選手の賞金女王は絶望となりました。それにしても先月メディアに対して上田桃子の“バレーやバスケには先もない”との放言は傲慢であり到底アスリートの言葉とは思えませんね。賞金女王当確でありますが、金だけが目当てのこの暴言は腹立たしい限りであり、とても赦すことができません。彼女のブログはこの放言で二度炎上したそうですが、今年春にも藤田幸希選手にプレーオフで敗れたときも、笑顔で祝福を求める藤田選手を一顧だにせず握手の振りだけして立ち止まらずに歩み去った態度に対し非難の声がメディアに殺到しましたよね。あのときの伏線は18番でフックライン5mの難しいパットを藤田選手が沈めてプレーオフを決めた際ボールがカップインするまでの彼女の身体をくねらせたガッツポーズが如何にも格好良く、外れると思っていた桃尻娘をカッとさせたに違いありません。{%akkanbe%}
こんな小生意気な桃尻娘は早くアメリカへ行ってボロボロに打ちのめされたら少しはましな人間に戻れるかも知れませんね。