先週7日の火曜日は七夕さんでもあり、例年孫達に願い事を書いた短冊を吊す竹を裏庭から切って遣って居ますが、最近の子供達は恵まれ過ぎた生活環境のせいか余り願いごとなどないようで困ったものです(;;)我々の幼い頃は“お腹一杯ご飯が食べたい”など現実的な夢が沢山ありましたが、与えられ過ぎた今の子供達は或る意味夢がなくて不仕合わせですね(;;)
翌朝孫のお弁当のおかずのレタスを持って行ったついでに門の脇に飾ってある銘々の短冊のお願いを読んでみましたが“じいちゃん何時までも元気で居てネ”なんてのは幾ら捜してもありませんでした(;;)が“お父さん早く帰ってきてね”(東京へ単身赴任のため)にはホロリとしましたよ(;;)。
昨日レバンテで高校時代昭和29年卒業同窓会の月次例会があり、付き合いの悪いことでは予て定評がある私も1年に1回程度断り切れなくて駆り出されては税金の話などさせられて居ります。税金の話は聞いていても少しも楽しくないので今回はテーマを“誰にでもできる相続登記”にしたら何時もの倍近い40名もの出席となり結構盛り上がりましたから参加者の誰もがそんな話題に共感する年齢になっていることや、私の出席を知って名古屋から駆け付けてくれた55年振りでの旧友との再会などあって感慨無量でありました。
中でもウーマンパワー(古い言葉ですね)の熟女達の若々しいことには愕くばかりであり、間違いなく同年齢なのですが50代としか見えない若々しい容色を保った方も居られ、それなりに末(うら)ぶれた男性群が完全に圧倒されたのでした(;;)。
彼女達を見て思うのですが高校生当時美人だった者は案外老け顔になり、ブスだった者が思い掛けず好い顔になっているのが不思議です。本人の心掛けや生活環境にも原因すると思いますが神様って公平ですね(^^)。
先日玉津へ仕事の行った帰りに明石川付近の用水路でメダカを掬って参りました(^^)最近は金魚屋さんではメダカのことを黒メダカと呼んで観賞用の養殖緋メダカと区別しており、緋メダカより黒メダカの方が養殖できないためずっと値段も高いようです(;;)メダカは幾らも掬えなかったのですが意外にブツエビとカワニナが沢山獲れましたから此の用水路は溜池でなく明石川に通じて居るようでした。
ブツエビはチヌ釣りの餌として知られ、早く沈む処から“シラサを撒いてブツで釣る”とは昔から謂われる言葉ですが、シラサより生息地が少なく高価なので今では貴重品扱いです(^^)。折角掬ったものだしどちらも水槽に入れて飼うことにしました。カワニナは蛍の餌として有名ですが網に入った奴は3糎もあって蛍の幼虫には手に負えず恐らく卵から孵った小さい奴を蛍の幼虫が食べるのでしょう。カワニナはグロテスクで水槽の愛玩物にはなれませんが、水槽にへばりついて移動していますから掃除屋さんをして貰いましょう(^^)。
昨年8月31日の北海道マラソンで初優勝(初マラソンで…)し、更に今月5日の北海道ハーフマラソンと先月26日の東京マラソンとで何れも3位と2位に入った佐伯(さはくと読むそうです)由香里選手は一躍全国区の人気アスリートの仲間入りを果たしましたね。何しろハーフマラソンでは1万メートルの王者あの福士加代子選手を抜き、マラソンでは引退を賭けて出場したあの土佐礼子選手を追い越しての3位ですからメチャ立派です。此の選手の最も異色な処は20歳にもなり乍ら身長が142cm体重32kgだとか…(^^)まるで小学生の体格(小学5年生の全国平均は身長140cm体重34kg)ですから、大人の中に一人子供が走っている雰囲気でしたね(^^)練習がきついときは体重が28kgに減るそうですからまるで小学校低学年の少女のようです。この小さい身体でよくまあ1万メートルやハーフマラソンを連続して日曜日毎に走れるものだと唯々感心してしまいますが、省エネやエコ流行りの昨今身体が小さく軽いことは、コンパスが短くても両脚や両膝への負担が他の選手より遙かに少ない利点の方が勝るのでしょうか。それにしても素人考えでは体重の軽さがスタミナ切れに繋がらないかと思ってしまいますが、身体は小さくても高校生の頃から鍛えられた心肺機能は普通人の10倍以上あることでしょう。20歳ではもう身体の成長は望めませんが此の儘順調に力を付けて行き、やがては努力が実を結んでオリンピックの表彰台に上ることにでもなれば世界中から“little fairy(ちっちゃな妖精)”なんて称賛の嵐を受けるに違いありません(^^)。それにしても短距離の世界ではゲイ選手のような2m150kg級の選手ばかりなのに長距離になると佐伯選手のような小さい選手が活躍できるのは不思議ですね常識的には正反対だと考えてしまいます。人間の持つ瞬発力と持続力には体重や身長が反比例する処が大きいのでしょうか?
ゲイ選手の腕に彼女がぶら下がったらきっと昔流行ったダッコちゃんのようでしょうね(^^)ダッコちゃんと言ってももう誰も知らないのか(;;)
先週の5日美空ひばりの向こうを張って今度は石原裕次郎が没後23回忌法要が東京国立競技場で行われ僧侶120名が読経される情景が報道されました。日本各地から11万7千人もの方が遙々訪れられたそうで東京国立競技場開設以来の観客?数だとか…流石昭和の大スターは没後もすごいですね。夕方記念品を抱えたファンの方々が三々五々八重洲口から家路に就かれたとか…。この法要には莫大な費用が掛かったでありましょうが、お金を持って死ねるわけでなし、半分は相続税で取られることだし、奥さんの北原三枝さんとの間には子供が居ないからこそできた散財だったでしょう。
処で石原裕次郎はあれだけ人気がありながら何故か国民栄誉賞を貰って居ませんね、政界で運輸大臣まで務めたお兄さんまで居ながら一体どうしたことでしょう。美空ひばりと大きな較差でしたね。察するに同じく栄誉賞の渥美清と比較すれば良く分かりますが、栄誉賞の受賞は活躍した期間の長短で決められたものではないかと思いましたが、そうなると千代の富士の方が横綱の期間が裕次郎の活躍よりずっと短かったと思いますが何処が岐路になったのでしょう。巷間噂される説によると彼は慶応の学生時代酒と女と喧嘩三昧の放蕩生活に明け暮れ、その結果が梅毒に冒されたことが肝臓癌で亡くなる原因だとされていますが、総務省お役人は私生活の乱れをことの他嫌いますからこの辺りの前科が国民栄誉賞候補から外された大きな理由だったかも知れませんね。千代の富士の八百長は私生活の乱れとは言わぬから良いのか!
国民栄誉賞と言えば総受賞者17名の内意外な方が居られ、“サザエさん”の長谷川町子さんが受賞されていることを知りませんでした。全く表舞台に出られずお顔をご存じの方も少ないと思いますから、実際に受賞されたのは“サザエさん”だったのではないでしょうか(^^)。

先週の奈良県桜井市の近鉄ホームでの理由の分からぬ学友刺殺事件や、少し前起こった大阪府富田林市での高校生殺人事件などは交際していた女子学生を巡って横恋慕した高校三年の男子が堂々と決闘するならまだしも、相手の少年を騙して無防備にさせて於いて後部から予め隠し持っていた木槌で殴打し殺害した卑怯にして残虐極まるものでありましたが、後先を何も考えず短絡的に我が身勝手な青少年の行動が最近目に余ります。何を国語の教科書に載せたからどうかなんて問題ではなく、現代の若者が自己の哲学を持たず、更に自制心を陶冶する教育が全く為されていないかではないかと思いますが、教えるべき先生の資質もさること乍ら、自制心を育むのは本人自身の意思であり、教師はアドバイザーに過ぎませんから、少年の日常生活を通じて他人(ひと)への思い遣りと優しさを心に植え付けて行くためには、社会がどうとか言う前に両親が子供達にどのような背中を見せて居られるのかが最も大切なことなのではないかと思いました。
戦後唯物論の台頭と共に“人は誰も何処から来て何処へ行くのか、自己が何故存在するのか”などの大命題について深く突き詰めて考えようとする若者がめっきり少なくなり、漫画は読んでも読書はしない総理型の人間ばかりとなり、刹那主義に身を置く若者が圧倒的に増えて参りました。我が国を代表する哲学者西田幾多郎の著作が再版されたと聞いて戦前書店に行列ができたことなど現代の青年には想像もつかぬことであろうし、カントやショーペンハウエルばかりか此の碩学の名前すら知らぬ若者が多いのは悲しく情けない極みです(;;)
女子プロゴルフツアー明治チョコレート杯は札幌国際で行われ、橫峯さくら選手は初日74と出遅れたのが祟りトップテンに残れず愈々賞金女王のお尻に火がつき初めました(;;)