お彼岸が近づきましたが、何故か敬老の日や何やら挙って先週から今週へと引っ越してきたため、シルバーウイークとか名付けられて今週は昨日の土曜日を頭に5連休を迎えることとなりました。我々働いて居る高齢者には連休より週半ばに1日宛休みがある方が身体を労るためにも望ましいのでこんな連休は迷惑千番です(;;)。“シルバー”の言葉で先ず頭に浮かぶのは金の次の銀メダルでも銀杯でもなく、シルバーマークやシルバーセンターに代表される人生の終焉を顕す灰色の光景ですよね(;;)。昔はダンディーな年配の男性をシルバーグレーなんて言ったりして居た時代がありましたが、今回の総選挙でも子育て政策がマニフェストの主役となり高齢者対策などはすっかり蔭を潜めましたからシルバーもイメージがすっかり悪くなりました(;;)。
連休の間神戸市内から何処にも行くことのない私には無縁のことですが將亦(はたまた)高速道路は1000円組で渋滞することでしょう(;;)。1000円と謂えば民主党が勝った途端、彼等がマニフェストで高速道路を只にすると言ったためにETCがバッタリと売れなくなったそうです。(;;)然し全ての高速道路を無料にすると、首都高速や阪神高速が駐車場化して麻痺してしまうそうで僅かにETCの役割は残るそうですが、無関係な地方の方はETCの購入については国土交通省に欺されたようなものですから文句の一つも言いたくなるでしょうが、国交省の役人には民主党政府に言ってくれとソッポを向かれるのがオチであり、得をしたのはETCメーカーばかりだったようですが彼等とて大量生産した在庫が処分しきれずに青息吐息であり、今後高速道路の維持補修費に我々の税金が使われるため結局誰も得をしなかったことになりましょうか(;;)。

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今月初旬の日曜日お昼に駅前のジャスコの中にある“餃子の王将”(京都王将でなく大阪王将の方で此方の方が美味しいようです(^^))でチャーハンを食べたのですが、時偶入る此のお店は面白いことに必ず箸入れの傍にクイズの問題が置いてあり来客を悩ませて居ます。何時もは駄洒落のようなバカバカしいものが多いのですが、今回は正統派の問題であり、上の写真のような10個の黒石に正三角形が幾つ存在するか?と謂う問題でありました。脳細胞が硬化しつつある私には如何様に考えても13しか見付かりません。処が問題を持ち帰ったら中三の孫は一目見ただけで正解の数を言い当てましたが、皆様も脳味噌の柔らかい内に一度チャレンジされたら如何でしょうか?
正しい答は文末にあります(^^)。
何でも国公立の医学部へ入るには一番入り易いのが宮崎大学の医学部であり、偏差値が一番低いとか…(;;)毎朝他の記事を優先して愛読している新聞の連載小説“下流の宴”で高校出の女性主人公が結婚を約束している彼氏のお母さんより“うちは父親が医者で貴女とことはまるで釣り合わないわ”とバカにされたことから医者になって見返すことを決心し、知人を頼って医大専門の塾を訪れ宮崎大学の話を聞かされる下(くだ)りがありました。私は作者の林真理子さんが差し障りがあるため態と医学部のない宮崎大学でもモデルにされた架空の話だと思っていましたが、念のためネットで探すとナント!宮崎大学にはチャンと医学部が実在し偏差値も他校より最も低くて58だと書いてあるではありませんか(;;)。受験雑誌ででも紹介され、医大の受験志望者には衆知の事実だったようですが、一般の人は何も知らないでしょうから公器である天下の毎日新聞に連載小説とは謂え此の大学の医学部がカスのように扱われては宮崎大学も面白くないでしょうし、他の学部も推して知るべしであろうと思いました。宮崎大学の学生が街を歩くにもきっと毎日新聞の読者を意識して肩身が狭くなったことでしょう(;;)。此の連載小説に発奮して宮崎大学も医学部に力を入れて他の学校の医学部を凌駕して頂きたいと思いますが、小説であることだし、毎日新聞もその辺を慮(おもんぱか)り林真理子さんと話し合って架空の大学名に変えて頂きたかったですね。アメリカだったら直ちに巨額の訴訟を起こされて毎日新聞と林真理子さんは破産の縁(ふち)に立たされたに相違ありません。日本って無神経なのか大らかなのか分からぬ不思議な国ですね(^^)。
先日の日経新聞社説で我が国少子化の問題が触れられ、08年の出生率は全国平均で僅か1.37だとか…(;;)、現在の日本人口を維持するためには最低2.07必要だそうですから達成目標が7掛けとは情けなく先行きが案じられますが、厚労省の調査では比較的富裕層である都心の出生率が非常に悪く最も低かったのが東京都の目黒区で0.74だったそうです。それに引き換え一番高かったのは経済的には決して恵まれているとは言えない鹿児島県奄美群島の徳之島の03年から07年の平均出生率が全国で一番高くナント!2.42だとか…(^^)
誰が見ても貧富の差が勝っていると思われる目黒区が0.74で徳之島の2.42、この3.3倍もの出生率の差は一体から何に起因するものか奇異に思い、とくと考えてみました。
“子供を作る”と謂う言葉から先ず心に浮かぶのが生活問題や経済的な負担をどうするのかと思ってしまい勝ちですが、出生率の悪い東京都を初め首都圏の1都3県での保育所待ちの児童は前年より40%も増えて1万人を超すそうです。子供がそんなに一度に生まれる道理もなく我が国経済の悪化により共働きを選ぶ主婦が急増したものと推測されますが、保育所の収用人員と出生率への影響は殆どなく此は我が国経済の問題として捉えるべきであり、舅や姑との別居が殆どで核家族の上“隣の人は他人”である周囲の人々の都会特有の連帯感の欠如が招いた弊害がモロに出生率として示されたものでありましょう。
颱風はしょっちゅう来て甚大な被害を与える割には観光産業以外目ぼしいものが何もなく、決して裕福とは謂えない徳之島の住民が斯くも高い出生率を維持できていることに対して鹿児島県がその理由を調査した処、徳之島に限らず奄美群島では“子は宝である”と謂う思想が根強く、理想的な子供の数を4人以上と見る住民が圧倒的に多くて、且つ親族や地域の人々の支援網が充実していて民生委員の活動が盛んだそうです。そして保育所や幼稚園の数が多くサービスが受けられ易いとか…(^^)都会では民生委員の仕事やその存在など余り知られて居らず、私は父の死亡時に何かの書類を貰うために初めて民生委員の方を訪ねましたがどこに居られるのか捜すのに苦労した位であって、普段は生活保護家庭などを除けば我々一般家庭には無縁の存在であることも問題だと思います。
出生率の悪い地域を調べると下位10位の内7つが東京都にあり、都心に若い世代が集まる影響もあるとは思いますが、杉並区のように『子育て応援券』を交付して子育てを積極的に応援し幼児の保護者に年3万円から6万円のチケットを配り、一時保育や子育て相談等多彩なメニューで効果を上げている自治体もありますが、これらは何れも子育てに対するハード面の援助に過ぎず、最も大切にして重要なことは子供の夜泣きにもじっと耐えて子をあやすことのできる親達のソフト面での教育が必須であり、それには徳之島に見る“子は宝”の基本理念の育成に尽きるのではないでしょうか。然しこれらの基本理念は或る意味本能のようなものであって、人から教えられて身に付くものではなく、幼い頃から両親の背中を見て、親から子へと心で伝承されて自(おのずか)ら身に付いて居るべきものですから、都会の若い人が『子育て応援券』や保育所の充実を理由に子供作りに励むとも思えず、少子化問題の解決には若い人達の心を入れ替える必要があり、『子育て応援券』目当てで生まれた子供など虐待児のサンプルのように扱われるに違いありません。少子化対策は遅蒔きながら次代の子供達への倫理教育からスタートすべきではないかと考えます。今回の内閣改造で少子化担当大臣に社民党の福島瑞穂氏が任命されましたが、この大臣婚姻届も出さないで23歳の子供を有する大した神経の持主ですから少子化対策として女性にとって煩わしい結婚をパスして子供だけでも産みましょうと謂う謎なのでしょうか(;;)。
大臣が父(てて)なし子を奨励してどうするか!
女子プロツアー東海クラシックマンシングウエアーは愛知県で行われ、横峯さくら選手は二日目トップに躍り出て、最終日16番で球が木に止まり1打罰となる不運があってこのホール三日間で唯一のボギーとなりましたが、それまでの貯金がものを言って17アンダーで3ケ月振り今期4勝目を飾り、此で3年連続1億円プレーヤーとなりました(^^)。漸く夏場の不調からの復調が感じられ、今後の成績次第で少しだけ賞金女王の期待が持てそうです(^^)。
さくらちゃん本当にお目出度う(^0^)/
写真の答
正三角形の数は大小併せて15が正解です(^^)。斜めに見ないと見付け難い小さい三角二つが私の死角でした(;;)。