11月になったと謂うのに夏に花を咲かせた朝顔が終って、零れ種が風で転がってきたのでしょうか庭の片隅で芽を出しあちこち花まで咲かせて居ます(^^)。水も何も遣らないのに植物の生命力の逞しさには唯々感心し考えさせられる処です。人間様も子供などをちやほや甘やかさないで、戸外へ放り出した方が世間の荒波に負けない逞しい子供が育つのではないでしょうか。昆虫達だって生まれるときは既に両親は他界して此の世に居ませんものね。
先週ハーレーの話題をお届けしましたが、日経新聞に依れば1982年に329万台売れたバイクが少し宛減って行って今年はナント!40万台をも割り込むそうです(;;)。1/8にも減少すればゲンチャリが圧倒的多数を占めることになりそうですから所謂オートバイなるものが極端に少なくなります。1982年と言えば丁度私がハーレーに跨ってドスンドスンと例のサウンドを響かせながら第二の青春?を謳歌していた時代なのですが、如何して若者がバイク離れをして行ったのでしょうか、車に移ったにしては乗用車の販売台数も激減したそうだし、どうやら助手席或いは後部座席に恋人を乗せてドライブに行く着想が若者達から失われていったようです。
熟々(つらつら)考えるにバイクの場合、今の多くの若者が敢えて危険に挑戦する冒険心に欠けた軟弱人間と化したのではないかと考えます。転けたら怖いからの発想は、其の儘断られることを懼れて好きな女性に告白できないことを意味しますから、オタク人間の量産に繋がると思われるゲーム世代が齎した害毒に違いありません。牽強付会と言われるかも知れませんが、今の若者達が結婚願望だけあって実行できないのは、バイクに乗る勇気すら持たないからではないでしょうか。
神戸市長に矢田達郎が辛勝しました(;;)。市民は誰もが彼が圧勝すると思い投票に行かなかったのが幸いしたもので、新人の樫野候補は泡沫候補と見做されて供託金没収は必定と思われていたのが意外にも15万6千票を獲得して矢田市長に8000票差まで詰め寄りました。接戦の情報が新聞にでも掲載されていれば浮動票が樫野候補に流れて樫野市長の誕生となる処でしたが、今回ばかりはどの新聞も何故か市長選の記事を避け市民を聾桟敷に置くことで矢田の味方に回って市長に貸しを作ったようです(;;)何時もなら開票直後1%の段階で当確が打てる筈のものが10時半になるまで出なくて市長陣営が真っ青になる有様は心地よかったですね(^^)。結果論ですが寒さと小雨がなく31.51%の投票率がもう0.1%上がっていたら、あわや“瓢箪から駒”となる処でした(;;)。
一方樫野陣営も開票が進むに連れて思いもしない当選が目前に迫って戸惑いました。彼の本心は2兆5千億円の市債を抱え更にはJALの危機によって神戸空港撤退が表面化するなど、四面楚歌の状態で赤字転落の危機に直面した神戸市の市長の座など目ではなく、市長選で知名度を挙げて置いて来年の参議院選挙に当選する予定であったので慌て戦(おのの)いたことでありましょう(;;)。因みに彼は小生の愚息の長田高校時代の同級生であり、選挙嫌いな愚息も当日不自由な右半身を杖で支え、此また選挙に行ったことがない母親を促して早朝投票に行って居ましたよ(^^)。
矢田市長が苦戦した原因は、何もしなくても勝てるとの驕りと共に、前回05年の選挙では自民が圧勝した郵政選挙の直後であって自民党の庇護の下に大勝したものですが、今回は鳩山政権の発足に伴い無節操にも自民を足蹴にして民主の単独推薦を選んだ結果、筒井順慶風の日和見主義に民主支持者の半分が反発票として樫野陣営に流れたのではないでしょうか。助役上がりの利権に繋がる市長に再選され神戸市民の一人として汗顔の至りです(;;)。
先週でしたか例によって新閣僚の資産が公表されました。鳩山総理の15億4千万円(外に株式382万株)には些か愕きますね。
財産公開で何時も感じるのですが、普通預金は載せなくて良いとか、株式は株式数だけでよいなんておかしいですよね、昔株式は幾ら時価が高くても1株50円で計算して載せられていましたが、会社法の改正で1株の金額が消滅したため体よく計算には全く算入されなくなりましたから余計不条理です。鳩山総理の持株の一部であるブリヂストン350万株を時価評価すると約45億円にもなりますから此の評価額は普通預金同様総財産に算入されていないので幾ら株式の価格が流動的だと言ってもある程度現在の相場で資産公開して頂かないと財産公開の意味が失われます。大凡(おおよそ)総理の総財産は100億円近くあると思われますが、事実と余りにもかけ離れた財産公開のマニュアルなど早急に改正されて然るべきではないでしょうか。
どうして誰も何も文句を言わないのか!
総理に続いて2番目の財産家である福島瑞穂の定期預金1億2千万円が弁護士時代に稼いだ預金だとか…(;;)所得税に住民税を払い更に生活費と子供の教育費と政治活動費を支払って且つそんなに貯めこんだなんて少々訝しく、その荒稼ぎぶりは清潔さをモットーにした社民党の党首としては相応しいとはとても思えませんね(;;)。
昨年の夏頃垂水の駅前で廃業したパチンコ屋のAさんが雑居ビルに建て替える途中施工者の新井組が三井住友から見放されて倒産した不幸な事件をお伝えしたことがありましたね。どうなることかと案じて居ましたが建築には予め保険が掛けられていたらしく2ケ月程工事がストップしただけで工事が再開され今夏漸く完成し1階には牛丼の松屋が店開きをしました。牛丼は私の好みではありませんが、店頭のメニューにカレーライスがあるようなので一度食べて見ようと先週の日曜日昼食に赴きました。店の中は“宮本むなし”同様食券販売機での店員さん省エネ型でありましたが、不思議なことに食券がJRのイコカでも使えるタイプであり、カレーもオリジナルカレーと名付けられ福神漬けが添えられたビーフカレー風のもので350円と50mの距離しかない“宮本むなし”の具なしカレー460円(キャベツのサラダ付き)を110円下回る値段は脅威的であり。おまけに少しですが若布と麩が入ったお味噌汁まで付いていましたから、和洋折衷小生好みであり美味しく頂きました(^^)。此のお店は最近では珍しく吉野家に倣って塗り箸を使用していましたので、パートの店員にその旨を伝えたら“塗り箸”の意味が分からなかったらしく“後で消毒して洗っていますけど…”と一瞬人相の悪い老人にイチャモンを付けられたのかと脅えたのでしょう。彼女の不安げな表情に、“ううん、エコ時代だと謂うのに何処のお店も使い捨ての箸を使っているから松屋は偉いなと思ったんや(^^)”と言ったら店員さんの顔がパット明るくなりました。店を出るとき要らんことを言って女の子を愕かせたのかな?と後悔し乍ら家路を辿ったのでした。
松屋の此の価格は筋向かいのある吉野家のビーフカレー380円を強く意識したものらしく30m離れた“宮本むなし”は東証一部上場の大企業である牛丼屋2店に苦しい戦いを強いられていますが、今後の価格競争は一体からどうなって行くのか見物ですね。
女子プロゴルフツアーも今週を入れて後5試合になりましたが、橫峯さくら選手はスタミナ切れで此の処精彩を欠き今週も22位タイとTV画面の脇役でしかなく、又もや韓国ブタの優勝となったことは無念でありました(;;)。