大根2

僅か1ケ月で畑の大根も随分大きくなりました、もう少しで食べ頃を迎えるが先週うっかりと間引き菜を引く機会を忘れて居たので混み過ぎた、こんなに大きくなったら誰も喜んで貰ってくれないし困ったなあ。

今日は久し振りに日経プロムナードからです、最近は各地で台風被害が多いが、先週ミステリー作家の湊かなえさんが保険金請求について書かれて居た。今回の颱風は大丈夫だったそうだが10年前の台風24号で河川が氾濫し湊さん(淡路在住)の自宅が床下浸水したので、保険会社へ電話したら「床下浸水は対象にならなりません」と門前払いを喰ったそうだ、「高い保険料を払って居るのに…」と保険約款を虫眼鏡で隅から隅まで読んだら74頁に「床上浸水又は地盤面より45cmを超える浸水を被った場合…」と書かれており再度電話したら渋々来てくれて浸水が45cmを超えて居たため保険金を受領することができたそうな^^、保険会社は生保だけでなく損保も騙し商法だったんだね。窓口担当者は上司から「ああ言え、こう言え」と教育されて居るんだろうな、保険料を請求するときは結構五月蠅いのに支払いには消極的で前向きの姿勢が全くないと湊さんは怒って居られた。日本を代表する企業が保険金について隠蔽体質だなんて情けないよな(>_<)。

トシは取りたくないもので、先々月うちのカローラを帰宅時に車庫入れする際縦列の切り戻しに失敗して前部の左と後ろを擦ったので、T海上に報告したら、やってきた調査員は私に「防犯カメラを見せてくれ」と言ったんだ。車庫にあるカメラはダミーだったからその旨伝えたが、何を見たかったのか訝しく思い修理屋のYモータースさんに問うたら、二個所が同時の事故でなく別件なら免責が働いて保険金を払わなくていいからだと言われた。調査員は私がウソを付いていると思ったんだろうね、客の言うことをハナから疑って掛かるなんて保険会社もいじましいよな(;;)此まで無事故で数百万円も保険料を払って居るが、たった12万円の修理代を貰うのにとても不愉快な思いだった(>_<)。然も此から3年間に渉って7万円も保険料が上がるそうな(;;)、Yさんから「小さい傷やから保険使わんとこ…」と言われた意味が漸く理解できたね。

保険と謂えば思い出したが、20年近く前お得意先だったN社の社長(56歳)が立派なご自宅を建てられた際、行きつけのS病院の健康診断書を貰ってK信金の住宅ローンを利用されたが、K信金が契約した保険会社はあの悪名高いX生命だったんだ。そして不運なことにN社長は借り入れてから僅か1年足らずで肝臓癌で亡くなられた(;;)、未だ若かったからガンの進行が早かったんだろう、K信金の担当者が会社へ来て「X生命から保険金が下りないから住宅ローンが凍結になった」と言われ、さては1年内の死亡だから保険金を払わないつもりかと思いK信金とX生命の裁判になるのかな?と思っていたら三月(みつき)程経ってK信金から保険金が下りたと言ってきた^^。オマケにX生命は違約金として100万円信金に支払ったそうだ^^、そういう契約だったんだろうが、三月(みつき)の間に恐らくX生命はS病院へ日参し健康診断書の非を訴え診断のデータの提出を求め、更には弁護士に相談して不払いで勝訴できるか検討して居たんだろうな、執念深いね、でも健康診断当時見付からなかったガンで半年以内になくなる人は決して少なくない、以前にも淡路のお得意先でそんな方が居られた。実際に見付かるのはガンが相当大きくなってからだ、見付からなかったものはなかったも同然なんだよね。保険会社も不払いばかりして居るが、欲を掻いて100万円も損をしたことを知り私は快哉を叫んだことを思いだした^^。50年以上も税理士をして居ると色んなことがあるのに愕くね。でも今になって考えたら、住宅ローンの保険金は契約だから渋々支払ったが、X生命はS病院を相手取って「あの金を返せ」と訴を提起したのかな?そして医師は必ず医療事故の保険に加入しているから裁判に敗けてもそっちから支払えたかも知れない。医療保険もX生命だったら保険金の社内キャッチボールで利益がなくなり弁護士費用だけ損をしたことになり愉快なんだけどな^^。

先週新聞にピアノの買取広告がデカデカと載っていた、第一楽器という会社だったが、読んで居ると怪訝しな表現があった、それは「金額を即座に査定致します」とありそれは良いのだがその後に「引き取り時に金額の変更は致しません ご安心下さい」とイタリックの部分が赤書きされていた、「何よこれ?」と熟々考えるに、どうやらピアノ引き取り業者は常習的に高い値段を提示しては引き取り時に数人でトラックに積み終わってから運送代を払えとか瑕疵を見付けた振りをして大幅に値引きを迫る手口が圧倒的に多いんだろうなと理解した、見積もり時より随分値が廉いと文句を言ったら「今日の日当と車代をどうしてくれる!」とか凄むシナリオなんだろうし、抵抗したら道端にピアノを放置して帰られると難儀だから不承不承ウンと言わされるんだろうな(>_<)。後味が悪いね、怖い業界やね。

拉致調査団が訪朝した。横田早紀江さんは「行って何になるの、止めて!」と思って居られただろうな(;;)、向こうが悪いんだから行かずに来させろよ(>_<)。
当然分かって居たことだが「調査中だ」だけの答を持ち帰る訪朝調査団の心は重い鉛のようだろうね。船賃は我々の税金じゃないのか、政府ももう少ししっかりしろ!

先週の仮名付けの答え
袖が解(ほつ)れる 靴紐を解(ほど)く 心が解(ほぐ)れる

今週の仮名付けの問題
目を(擦)る 罪を(擦)り付ける 文字が(擦)れる