愈々昨日からゴールデンウイークに入り日本列島大移動交通機関は上りも下りも大変だ、こんな時は家で温和しくしているに限るから普段サボっている庭の雑草の手入れや池の掃除でもしようと思ったが、丁度休眠から覚めたトカゲや生まれたてのキリギリスを驚かすことになりそうだからと勝手な理屈を付けて作業を止めることにした^^。
庭で寛いでいる私に道行く人が「大きいですね^^」と口々に言われる。勿論道路に向けて咲き綻んでいるボタンの花のことだ。昨年は肥料の時期をしくじって咲かなかったからその分今年は満を持して居たものと思われる、寒肥も腐葉土も2月にしっかりやったし、蕾が少ない(二つ)から花が随分大きくなった。薄いピンク色は若い女性が頬を染めて恥じらっているようでとても艶めかしい。
「年金記録をもう一度確認を…」と先週年金機構から葉書が来た、77歳の私に…だ:-)。中を読めば此まで9人に1人新しい年金記録が見付かって居るとかで未だ2200万件の年金持主が判明して居ないそうな…(;;)、他人事のように書いてあるが此は全て彼等のミスだ。一人平均10万円として2200億円もの巨大な金額になるが、全て此まで彼等の仕事が杜撰で、預り金であるべき厚生年金を社会保険料と同一の収入と見なして適当な名前や振り仮名で取り込んでいたことに由来して前代未聞の社会問題化したものだが、未だその根は深く既に多くの方々が黄泉の国の人となって自らの年金の確認すら叶わぬのは不愍だな。葉書通りに「年金ネット」にアクセスして葉書に書かれた私の17桁のアクセスキーを入力し、更に基礎年金番号やパスワードやメールアドレスなど雑多な手続きを行ったが結果24時間以内に返信すると回答があった儘2日経っても梨の礫(つぶて)であり結局入力の努力は全く報われずムダだった:-)。此でクレヂットカードの番号まで入力させられたら完全な詐欺だったな:-)。此の難解なパソコンや携帯での入力作業は高齢の方にできる作業とは到底思えず、役所は何思って斯様な無駄な書類や葉書代を費消しているのだろう。ひょっとしたら社保庁の中に何とか宛先知らずの年金を減らすためにこんなことをして小賢しく上司に手柄顔をして居るゴマ摺りが居るのではあるまいか?
認知症の女性が4年前に死亡し、3億円以上の預貯金と自分の経営する会社の株式2億円が成人後見人と思われる弁護士に贈与されたとか…:-)。女性の姪からの裁判で先週京都地裁は姪に軍配をあげた。遺言状の内容は「私のいさんは後のことをすべておまかせしている弁ご士にいぞうします」などと書かれており如何にも子供染みているから認知症進行過程に書かれたものであることは誰にでもよく分かる。会社の経営者だったからもう少しマシな文章が書けたろうし漢字も常用漢字位書けた筈だ、処が「いぞう(遺贈)」は法律用語で「相続」と書けば無効となる、何故なら民法上の相続人への相続の場合に限って「相続」の言葉を使い、相続人以外の人に与える場合は(遺贈)と書かなければ遺言書は無効となる。認知症の方が会社の経営者であった方としても其処まで法律知識があったとは到底思えないから、弁護士が知恵をさずけたのではあるまいか、裁判長が「会社の株式を被告に譲渡すれば、店の経営を託していた親族にも影響が及ぶのに、そのような不都合を考慮していないのは女性に遺言書を作成する精神能力があったとは認められない」と、誰もが考える文章や漢字に拘ると相手から反論され水掛け論になることを慮った素晴らしく明快な判決だった^^。
それにしても護らねばならぬ顧客の財産を取り込もうなんて不届きな弁護士が居たもんだな。成人後見人たるもの己が職務を何と心得ているのだろう!譬え女性にその意思があったとしても、それを固辞して報酬規定通りの代金を受け取って立ち去るのが弁護士の矜持ではないのかな:-)。裁判で勝訴した金額は取り敢えず弁護士の口座に入る規則になって居るのを利用して、しょっちゅう数億円単位の取込み詐欺事件が起こり弁護士懲戒事件が新聞を賑合わせて居るが、弁護士の質も落ちたもんだな:-)。
裁判といえば弁護士を連想するが、少額な裁判は司法書士で充分対応できるので、弁護士に依頼しての費用倒れを怖れて泣き寝入りの方にはとても朗報だ。うちでも今度借家人が家賃を払わないので立退き訴訟を司法書士に依頼することにしたが費用は格安だ^^。
先週木曜日男子プロゴルフつるやオープン初日66歳ジャンボ尾崎のエージシュート(年齢と同じスコア)然も年齢を4つも下回り9アンダー62は凄かった(゚ロ゚)。毎日新聞日経共に写真を大きく掲載したが、どちらも同じ写真だった(;;)。恐らく誰もジャンボの快挙など考えても居らず慌ててスポーツ紙から写真を譲って貰ったに違いない。プロは50歳になれば誰もが勝ち易いシニアツアーに転向するからレギュラーツアーでのエージシュートはジャンボが初めてとなる。ギネスブックへの申請などできるのではなかろうか^^、優勝こそ叶わなかったが現在日本最強のベテラン昨年の賞金王藤田寛之でさえ2周りも下だから、ジャンボの凄さが如何に桁外れかよく分かる。持病の腰痛さえなければ彼はとっくにエージシュートなど達成できただろうと思う。プロはカートに乗ることが許されないからアップダウンの避けられない一日7000ヤード(6.3km)の歩行は腰痛持ちには本当に苦行だろうな。でも腰痛と懸命に闘ってゴルフに執着するジャンボは強い昔より人間が一回りも二回りも大きくなったように思う。古来「艱難辛苦汝を珠にす」なる成句があるが此は彼のためのあるのではあるまいか、処で此の成句は「言志四録」辺りの漢詩と思い勝ちだが、本当は西洋の格言の和訳だ。元の言葉は「Adversity makes a man」と謂う。「Adversity」は「逆境」のことだから意味は充分に分かる。日本語訳は重々しいが英語はシンプルでさり気ないところが良いな^^。
先週の誤字訂正の答え
怪しい魅力を持つ女性、(妖しい)でした。
今週の誤字訂正の問題
彼はとても還歴とは思えない位若々しい。
今週のご教訓カレンダー
「この景色はとてもキレイね」→「この景色は土手もキレイね」 加古川の河原でデート