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再び竹田の子守歌


木曜日に寒蝉(つくつくほうし)の声が聞こえたと思ったら早や9月を迎えてしまいました。1年の3分の2が過ぎ去った計算であり、歳月の過ぎ行く早さには只々驚くばかりです。
9月の声に驚いたのか昨日一昨日と気温が8月と急に様変わりして肌寒いくらいの朝でありました。暑さでゲンナリしていた蟋蟀もお陰で元気を取り戻し美声を震わせています(^^)
然し敵は名うてのCO2温暖化現象ですからこの儘すんなりと秋が到来するとも思えず必ず逆襲があるものと応戦の覚悟をしておきましょう。(;;)
庭の瓢箪池には沢山の蛙達がやってきて(播磨町から通ってくる事務所の職員が毎日自宅の近くで捕まえてきて呉れています(^^))賑やかになりました。そろそろ夜には大合唱が始まるかな?と期待していますが何せ五月蝿い住宅街ですから近所から苦情が出るやも知れませんが、“町の真ん中で自然の歌声が聞けて有難く思わんのか!”と一喝し逆襲してやろうと思っています。(^^)
昨夜からひよんなことからキリギリスも庭の仲間に加わりました。昨日個人的な用で町内の民生委員の方に判子を頂戴に参上したとき、縁側でキリギリスの美声が聴こえたので、お訊ねしたら毎年夏になるとご夫婦で“しあわせの村”まで行かれてキリギリスを40-50匹程捕られるそうです。用途はお中元代わりに近所の方々に毎年差し上げるとか、私も便乗して5匹ほど頂戴して、内雄2匹と雌1匹を庭に放し来春の楽しみの基を作りました。
私も経験上この虫の捕獲が如何に困難かを知っていますので、ご夫婦に秘訣をお聞きしたら、ご夫婦の仰るには、竹の先にタマネギを括って鳴いているキリギリスの鼻先にそっと差し出すと暫くしてタマネギの誘惑に耐えかねてタマネギを食べ始めるので、夢中になった頃を見計らってそっと手繰り寄せ昆虫網で捕まえられるとか、奥様の役目はご主人が少し耳が悪いのでキリギリスの鳴いている場所を見付けてはご主人に知らせ、ご主人が目を凝らせてキリギリスを見付けられるそうです。(^^)雌は鳴きませんが雄の近くを丹念に捜すと見付かるとか、それにしても50匹とは凄いですね。
私が行き付けの小鳥屋さんでは1匹700円ですから原価を1匹300円としても15000円にもなりますから“しあわせの村”でお風呂に入ってご馳走が食べられますよね(^^)

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今朝樽プランターに止まっているのを見付けてシャターを切りました。産卵管が付いていますから雌なのがお分かりですね。他の昆虫同様雌の方が雄より少し大きいのですが、産卵後雄は雌に食べられて仕舞いますから哀れですよね。と謂っても人間も似たようなものか!
“竹田の子守歌”は先月後半毎日新聞が社会の底辺に纏わる種々の問題を取り上げたコラム“夕刊ストーリー”の一環として5回に渉って連載特輯されましたが、この子守歌は19世紀の末期に京都市伏見区竹田地区にある被差別部落より生まれたとされております。今年になってから京都市で同和出身職員の不祥事や大阪市の同和住民対策として設けた芦原病院への不正貸付や部落解放同盟幹部による駐車場不法賃貸事件など由々しき問題が発覚しました。同和を錦の御旗として自治体が食い物にされてきた原因は実に自治体の事なかれ主義を利用した一部の同和の連中乃至は似非同和の連中の仕業に依るものでありますが、同和利権のその背景には日の当たらない被差別部落の人達が過去に如何に悲惨な生活を強いられていたかの事実を放任し傍観していた自治体の贖罪であったことを意味し、それらを片や放置し片や食い物にしてきた彼等双方を許すことはできませんが、敢えて嘗てのムラと呼ばれた部落の実状を一般の方々に知って貰い、これらを検証するため今回この重い問題を毎日新聞が勇気を持って取り上げられたものと思いました。
私自身にとってもこの“竹田の子守歌”は大変に感慨深いものであり、一昨年元旦に“竹田の子守歌”と銘打ってこのブログ(当時はHP)が更新されたことを覚えて居られる方もいられることでしょう。この子守唄については何時か機会を見て部落の問題を検証したいと筆を置いた記憶がありますが、この歌は実は子守歌ならぬ守り子唄であり、貧しいため年端も行かぬうちに子守に出された被差別部落の少女が、貧困と差別の中を遊ぶことも学ぶことも叶わなかった怒りと恨みが籠められたものであって、決してその背中に負われた赤ん坊に聞かすものではなく生まれながら置かれた自身の境遇への恨み節であったのです。
当時の被差別部落の人達は貧しいために教育を受ける機会が失われていたため、殆どの女性が文盲であり、自らの生活への自虐から唄った守り子唄はムラの恥を曝すもので人前では決して唄うものでないと信じられていたために、この儘では末代に伝承できずに消え去るところでありましたが、いろいろな方々の努力から様々な経緯を経て彼女達の唄を次世に伝えるために、元歌を丹念に調べて嘗てのムラの暮らしを歌い継ぐ運動が少しずつ浸透し、自らの暮らしへの劣等感から頑なに唄うことを拒んだ人達もやがては次第に心を開き、自分達の生活を唄うことで部落の在り方への次代への問い掛けにしたいと考えるようになったのでした。
アイヌのように文字を持たない彼女達の歌は口から口へと伝えるには方言も災いし至難の業でなかったと思いますが、文字に代えなければ消え去るしかない儚い唄も部落全員の努力で遂にこれをなし得て、01年伏見区で行われた“伏見人権の集い”の舞台では白いブラウス姿のムラの女性30数名の合唱がなされたと記されていますから、被差別部落の方々にとっても唄の再生に努力を尽くされた方々も感慨無量であったことでしょう。
♪久世の大根飯、吉祥の菜飯、またも竹田のもんぱ飯、どうしたい、こりゃ聞こえたか!♪(久世、吉祥、竹田は何れも伏見にある被差別部落の字(あざ)名です)。どう読んでみても子守歌である訳がありませんよね。ムラの恥であったもんぱ飯(少しの雑穀におからが殆ど)を皆の前で曝した歌ですから人前では恥ずかしくて唄えなかったのも当然でありますが彼女達の勇気には頭が下がり、この人達を賤民と貶めて平気で居た我々が居たたまれぬ思いです。記事には彼女達の悲惨な生活が縷々と記されていますが、戦後我が国の憲法第14条に於いては『すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において差別されない。』 と記載されてあり、古くは明治4年に穢多廃止令が施行されて100年以上が経過しながら平成の世に至るまで被差別部落と謂う言葉が生き続けていたのは何故でしょうか。深く考えさせられた“竹田の子守歌”でありました。
この100年もの永い年月には愛を誓い合いながら自らの出生の秘密が明かせずに結ばれることなく自らの運命を呪い乍ら、死を選んだ有為の若人が数知れずあったことも我々は決して忘れてはなりません。皆様も一度機会があれば古くは藤村の“破戒”近くは住井すえ著“橋のない川”全九巻を読まれたら如何でしょうか。
休養明けのさくらちゃんでしたが、疲れが残っているのかイマイチ気合いが入らず16番2度の池ポチャで6位と沈みました。(;;)藍ちゃんも帰ってくることだし来週の日本女子プロ選手権に期待を繋ぎましょうか。

ミニ里山ができた!


お盆休みに孫達全員で頑張った庭の池作りが漸く完成し、水草や底石を入れて水道のカルキも抜け安定したため、先日からメダカなどを放して楽しんでいます。処が少し宛メダカが減って行き、早朝行ってみると近所の黒猫が池を覗いていたので、てっきり猫の餌食にされたのかと思い、猫が掬えないようにバリケードを張ったのですが矢張り減ってゆくのでおかしいなあと思っていたら、ある朝5時頃メダカに餌を与えに行くと5cm位の疣(いぼ)蛙が居てチャボンと水底へ逃げて行くではありませんか。犯人?は疣蛙だったようです。この池は何れおたまじゃくしも育てるつもりでしたからメダカは幾らでも補充できるし、少しくらい食べられても良いか、と大目に見ていたらこの蛙は日除け簾の下にある排水溝の横の隙間に安住地を見付けたらしく何時もそこに定住するようになりましたが迂闊にもうっかりと手に載せて鑑賞したのがショックだったらしく叢に逃げ込んで出てこなくなりましたが翌朝池を見に行ったら3cm位の違う疣蛙がちゃっかりと特等席(池の手前に蛙が池から出易いように石を積んで浅い箇所を作りました)占領していました。(^^)秋にはこれらの蛙のお嫁さんかお婿さんを見付けて来ねばなりません。昨日はむぎわらトンボが飛んできて尻尾の先でチョンチョンチョンと卵を産んでいましたよ(^^)さあミニ里山のスタートだ!(^0^)/

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今朝の蛙は2匹とも向こうの叢で蚊などを食べているようで不在です。光線の具合で現在5種類程居る沢山の魚達が写らないのが残念です。
甲子園は暑い夏を象徴する熱戦続きでしたが、各試合驚異的な粘りを見せた駒大苫小牧も遂には早実に敗れ中京商業3連覇の再現は果たせませんでした。
“早実齋藤投手が負けて悲劇のアイドルになるでしょう”などと先週のブログに書き込みましたが、内心は昨夏の事件のこともあり苫駒に勝って欲しくなかったので予想が外れて万々歳でした。王監督も病状が急速に恢復されることと思います。(^^)
先週金曜日夜福岡市で起こった飲酒運転の上速度違反の乗用車による追突事故で何の罪もないカブト虫取りから帰宅途中の三人の幼児達が犠牲になって亡くなりました。涙を誘ったのは同じく車と共に海に投げ出されたお母さんが車から脱出した後、我が子を救うために勇気を奮って水深6mもの海に4回も必死で潜り子供二人を後部座席から助け出し(水を呑んでいて助からなかったが…)た勇気ある行動は当(まさ)に“母は強し”でありました。
憎むべきは被害者達の平和な生活を根底から覆し、地獄へと突き落としめちゃくちゃにした男ですが、彼は福岡市の吏員であり事故後も車を捨てて逃走を謀っており、公僕であり乍ら道義心のなさには呆れるばかりです。こんな奴には刑務所のもっそう飯を食わせるのも腹立たしく未必の故意で死刑にしてやればよいのです。人を殺せば死刑と聞くと世の酒飲み達も車に乗るときは少しは酒を控えるのではないでしょうか。
土曜日の朝刊では5段抜きの記事となりましたが、何故か同記事の下の欄に高松国税局職員が酒気帯び現行犯で逮捕のベタ記事と警視庁巡査部長電車内で痴漢の記事が並んでいました。盗撮事件の犯人は捕まえてみると殆どが学校の先生だったりと公務員のモラル低下が叫ばれる昨今ですが余りにも情けないですよね。公務員は国民の税金で養なわれていますから罪を犯せば一般人の刑罰を倍増し適用する法律を施行すべきです。
何処が公僕や!
不幸な出来事ではありましたがこの勇気溢れるお母さんは未だ29歳と若いことだし、死んだ子の歳を数えても詮ないこと、後ろを振り返らず全てを忘れて早く平和な生活を取り戻し沢山子供を産んで下さい、それが亡くなった子等に対する何よりの供養になると思います。
私の知識不足のせいでしょうが、消耗品を買った少額の支払いを三井住友のATMで振込に行ったときうっかりキャッシュカードを忘れて行ったので、同じことだと手持ちの現金を振り込んだらナント!手数料を105円余分に取られました(;;)どちらも器械が相手なのにカードなら105円で現金だと210円に上がるなどまるで腑に落ちず案内嬢(小母さん?)に文句を言ったら、同じ苦情が絶えずあるらしく振込手数料の表を懐から取り出して立板に水の講釈で説明され“窓口なら315円になります”と嘯(うそぶ)かれてしまいました(;;)
ATMの耐用年数は5年で、とっくに償却が終わっている筈ですから後はメンテ代だけであり、リスクの多い貸付金と違って手数料収入は行員達の給与を賄ってお釣りが来るのではないでしょうか。無利子同然の預金を運用して荒稼ぎをし、3時以後は店に客は入れず、その癖して一番美味しい商品である住宅ローンだけは日曜日に特別相談受付するなど金儲けのためなら形(なり)振り構わぬ姿勢はおぞましいですよね。他行に負けるなと何兆円も稼いで消費者還元など更々考えず、役員の給与や退職金も高すぎて世間に公表できぬ有様はどう考えても尋常ではありません。彼等がかのバブルを創設し、我々庶民に多大の損害を与えた上、自身の負うた自損事故については預金利息を殆ど無利子にすることでちゃっかりと我々から300兆円も巻き上げてチャラにしておいて自責の念に駆られることなくヌケヌケと“諸外国の銀行に追い付こう”などと世迷いごとを言っておりますが、外国は日本と違って貧富の差が激しいだけお金持ちの資産は我々の想像を絶していますから追いつける道理がありません。ユダヤ資本など日本の金持など傍へも寄れず、アメリカンドリームの第一人者ビルゲイツ一人の資産だけであれだけ多額の寄付を繰り返しながら一代で5000億ドル(邦貨60兆円弱)と亡くなった武井さんの100倍もあり桁外れですから到底敵う訳がありませんよね。
それでも身の程知らずの銀行は諸外国に追い付け追い越せを大義名分として預金者を痛ぶっていますが、所詮追い付けぬことを承知していてそんなに儲けてどうするんじゃ!
先週木曜日の日経で個人を対象にした金融機関に対する満足度の順位が発表されましたが、新生銀行やITネット関連銀行の人気が高く、預金金利の高さや手数料の安い処が人気の焦点になっているようです。私の行き付けの三井住友やみずほ銀行はどうやろかと順位を見ると案の定トップテンはおろかトップ20にも入れぬ有様でありますから阿漕な商法が順位に如実に顕れていますよね。新生銀行が三年間トップの座を譲らないのは定期預金1%の高金利だけでなく24時間自行ATM使用料が無料であることが顧客に評価されたものでありましょう。金融機関にも愈々下剋上の日が近くなってきたようです。
作曲家の高木東六先生が25日金曜日逝去されました。102歳の長寿を全うされお目出たいと謂わねばなりませんが、この先生が60年前に作曲された“水色のワルツ”は私の青春を象徴する歌であり、古くは二葉あき子のソロ、最近では東京ソフィア合唱団のコーラスが想い出されて懐かしさと色んな想い出でで胸が一杯になります。私が死んだら葬式はしなくて良いから斎場までこの曲を聴かせて欲しいと愚娘にお願いしてありますが果たして覚えてくれていることやら…(;;)
今週の女子ゴルフは横峯さくらちゃん休養のため、さくらちゃんコーナーの代わりに特別にさくらちゃんに纏わる微笑ましいニュースをご紹介しましょう。
日経朝刊最終ページに”交遊抄“というちっちゃなコラムがあります。毎回大会社の社長や会長そして有名大学の教授等が矢張り有名人である師や学友のことを書いていられますが、半分以上は自分の学歴などの自慢話やサクセスストーリーが多く少しも面白くありません。処がお盆前の何日だったか”交遊抄“を覗いて見て驚きました。書き手が社長でも先生でもなく吉本興業の人気者池乃めだかだったのです。そして交友相手がナント!横峯さくらちゃんのお父さんの横峯良郎さんでした。(^^)
鹿児島にある良郎さんの居酒屋の名前が“いけのめだか”だそうであり、4年前吉本新喜劇が鹿児島を訪れた際近くに“いけのめだか”と謂う居酒屋があることを聞いてめだかさんが出掛け”訴えよう”と息巻く仲間達と入ってみると壁にサイン入りの色紙が飾ってあり、店主は不在でしたがめだかさんは以前“お名前をお借りして居酒屋をやっております”と手紙を貰ってサインを送り返したことを思い出したとか、その後手紙の遣り取りなどがあり、さくらちゃんも目出度くプロになったので、昨年4月兵庫県の女子ツアーで3人が初めて対面したとき、帽子を脱いで“ありがとうございます”と丁寧に頭を下げた可愛いさくらちゃんにめだかさんはすっかり魅了されて舞い上がり、それからというものは時間が取れるとさくらちゃんの追っ掛け観戦に行かれるようになったそうですが、メディアに熱愛報道などされぬよう帽子を目深に被り分からぬようにこっそり声援されているそうです。でも竹馬にでも乗っていないと直ぐにばれてしまうんと違うやろか?(^^)

銀ヤンマは幼い頃の宝物


馬齢を重ねると月日の経過が早く感じられるようで困っていますが今年早くもお盆を迎えてしまいました。この間までの日照不足が嘘のようにカンカン照りの毎日が続き庭の水遣りで水道代が嵩みます。(;;)
最近は殆ど見掛けることがなくなりましたが、先週の水曜日の早朝うちの庭でトンボの王様である銀ヤンマを捉まえましたが、60年も前の幼い頃の感動が甦り身体が震えました。年寄りに捉まる位ですから産卵も終えて居て弱っていたらしくて間もなく死んでしまいましたが、私の幼少時代はどんな宝物より大切だった雌の銀ヤンマだったのです。このトンボは雄に比べて個体数が少なく恐らく20匹に1匹も居ないと思われ昼間は雄の尻尾に頚を挟まれてアベックで飛んでいるときしか捉まえるチャンスがないのでした。そして捉まえると直ぐに糸で羽根の根元を十字に縛って竹の棒の先に1m位の糸を付けて飛ばしてやると今なら想像もつかぬことですが当時は田圃の上を舞って蚊を食べている雄が近づいてきて雌にしがみつくため子供にでも容易に雄の銀ヤンマが捉まえられるのでした。(^^)恐らく三木街道周辺の溜池で孵化し、数十キロを飛行してきたものと思われます。今年は是非おたまじゃくしが孵り、銀ヤンマが産卵できるような池を庭に作る予定ですが、肝心の施主である孫達が塾だ宿題だと忙しくやむなく私と愚娘とで仕上げることになりそうです。(;;)

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トンボの止まっている葦簀は、先月の22日に孵化したコオロギ500匹(水槽4槽)と虫籠に入ったキリギリスの日除け覆いです。
先日孫達が自然学習体験とか神出あたりに行って幾つかの小さな魚やエビなどを持って帰ってきましたが、飼育方法も知らず仕方なくうちの事務所で飼っている豊年エビ(ミジンコのような子えび)やメダカの赤ちゃんなどと混棲させましたが、同居することになった3cm位のヨシノボリ(はぜ科の淡水魚)の成魚が生憎肉食のため、金魚の餌などは食べては呉れず豊年エビやメダカの赤ちゃんをすっかり食べ尽くしてしまいました。(;;)食べられたものは仕方なく諦めましたが、そうなると今度はこいつを餓死させる訳にもゆかず餌の調達に困り、最近の金魚屋さんではミジンコやイトミミズなど置いて居ないため、ない知恵を絞った挙げ句、畑にうじゃうじゃ居るヤブ蚊の子供である孑孑(ぼうふら)をそこいらの水溜まりから掬ってきて与えたら普段は石の下で寝ている横着者(栄養失調?)のヨシノボリが飛び出してきて踊り廻ってアッという間に食べ尽くしてしまいケロリとしています。然し孑孑(ぼうふら)もそうそうは居ず、現在やむなく孑孑を育てるためそこらここらの草の繁みに水を張った容器などで蚊の産卵を待っている状態ですが、生憎孑孑は綺麗な水には産卵してくれず泥混じりの水が好きで、おまけに孑孑を掬おうとすると泥の中に隠れるため泥ごと水槽に入れることになり、そうなると水槽をしょっちゅう清掃せねばならず何か良き方法はないのか?とネットで調べたらナント!冷凍赤虫なるものの通販があったので少し高かった(クール宅急便の運賃の方が)けど送ってもらって毎朝森永のキャラメル位の大きさのものを解凍して与えていますが、生きた赤虫のように水槽を舞い降りるのでヨシノボリだけでなく他の雑魚達もお相伴してご機嫌です。(;;)
日本製紙と並んで2強となっている王子製紙が更なる上位を目指して第3極の北越製紙に対し法外な高値で敵対的TOBを仕掛けて居ますが北越には三菱商事が援護に回り、更には日本製紙が味方について呉れて防戦買いに出ましたから王子製紙の野望は難関に突入しています。王子の目的は子会社化しておいて生産性の高い新潟工場のみを残し他の2つの工場は閉鎖して従業員はリストラ対象の予定だとか…(>_<)
ご存じの方は少ないと思いますが、王子製紙は戦後財閥解体で分割されましたが戦前はメチャメチャ大きな会社であり各地に沢山の山林を有し、今では考えられないことですが本社から社員が出張してくると村長さん宅で山海の珍味でもてなしを受け、夜には村一番の娘が夜伽に出されて居たことで有名であり、政府本省の御役人の地方出張と少しも代わらぬ待遇だったそうですから、さぞ本社の社員は出張の順番を待ち焦がれたでしょうね。
民俗学者柳田國男が農商務省の役人として全国津々浦々を巡り職権を利用して多くの民話を蒐集されたことは余りにも有名ですが、戦前は田舎の村落に政府の御役人が来ることは天皇陛下が来られたにも等しく、その余禄は計り知れませんが、柳田國男同様王子製紙の本社社員も同様の待遇を受けていたのが戦後の財閥解体でそんな特権も奪われてから60年虎視眈々と復権を狙ってこの会社の当時への怨念は今だ凄まじいものであり、最早時代が変わりましたから村娘の夜伽など夢物語になりましたが、日本製紙の合併で危機感を募らせた王子はシェアの接近に“多寡が下郎の分際で頭が高い”と腹癒せに北越が狙い撃ちしたものでありましょう。
然し西欧等狩猟民族と違い農耕民族の日本人には敵対的TOBは馴染みません。日本人ならあくまで話し合いによる対話を通じたM&Aであらねばならぬのを何を西欧気触れ(かぶれ)したのか王子の手法は昔の驕りを引き摺ってのものでありましたが、私はこの事件で最低180億円もの損失を蒙ることになった北越製紙に勝たしてやりたいと思いますがきっと皆様も私と同じ判官贔屓であろうと思います。
今回の事件で王子はイメージをメチャ悪くしましたからひょっとしたら、下剋上の昨今ですから業界1位の座もそのうち日本製紙グループに明け渡すことになるかも知れませんね。王子さん昔のお殿様も今は誰もが平民なのを忘れてはダメですよ。“驕れる平家は久しからず”の格言が思い出されますよね。(^^)
河合隼雄長官が明日香村で壁画をどうしてくれるのかと地元の人達に詰め寄られて、一言の返答すらできず謝罪されたそうですね。この方本職は哲学者であって心理学者ですから人の心を読むのは巧みであった筈が部下の心だけ読めなかったようですが、それもその筈文化庁長官など名誉職の最たるものであり、上がって来る書類はどれもチンプンカンプンですがめくら判でも押してしまえば責任逃れはできず、長官も“儂も幹部達も実は壁画のことは良く分からんのじゃ”と言いたかった処でしょうが、そこまでは矜恃が赦さず自らの給与返納などで事態の収拾を謀って居られますが、給与を返せば壁画が復元されるものでもなく、所詮文化庁が現場を見ずに机上の空論を振り翳した似非学者擬きの寄せ集めであったに過ぎなかったことが露呈されました。毒説の河合先生、いつもの河合節でそこの処を一切合切暴露して辞職されたら如何でしょうか。こんなつまらない魑魅魍魎の世界にいては天下の河合隼雄の名が泣きますよ。先生に文化庁長官の称号は凡そ不似合いであり、勲章に阿る先生とも思えませんから、この際、野に下って世の権力者に対しペンと言葉で刃向われるのが先生の真骨頂ではないのでしょうか。
瑛梨香ちゃん事件と謂い、この壁画事件と謂いお役所ってどうしてこんなに無責任なんでしょうね。嘗て中国が共産主義(今も?)の時代に、働いても働かなくても給与が同じのために、お店の店員が客が来ても全く働かず、やむなく現体制に進路変更した経緯がありましたが、日本の役所もひょっとしたら昔の中国と一緒なの?
今週は毎夏恒例のNEC軽井沢72レディースです。横峯さくら選手全英オープン疲れの処を主催者の強い要請に負けて仕方なく出場しましたが、体調不良で最下位と屈辱の結果となりました。私は怒っています!全英にも行かず国内で連勝しで賞金1億円も稼いだ大山志保はさくらちゃんの顔がまともに見られるのか!(>_<)

処方箋料の謎


酷暑と謂う言葉は少しオーバーな手紙の書き出し季語かと思っていたら、最近は本当に毎年やってくるようになりましたから参っています。未だ梅雨も済んでないのに連日のこの暑さは地球温暖化を暗示するものでしょう。今日は夕方から久し振りの雨なので熱帯夜から解放されて熟睡できそうです(^^)
海の記念日とか何時からかこんな祝日が出来て久しいのですが、お陰で明日まで3日間3連休となりました。仕事も繁忙期を外れたことだし、ボケ防止の漢字の勉強以外特にすることとてないので畠の手入れや、兼ねてから孫達が楽しみにしていた小さい池作りの穴掘りに取り掛かろうかと思っていましたが余りの暑さにゲンナリし早朝だけの植え替え作業で終え、少し先送りにすることにしました。夢は池にトンボが飛んできて卵を産んでいったり、ミズスマシや蛙が居たりとミニ里山の箱庭を目指していますが、果たして上手く行くことやら、蛙も触(さわ)れない孫達の夢でなく、案外爺ちゃんの夢なのかも知れませんね(^^)

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うちの扶養家族であるコオロギ達の主食はレタスなのですが、最近のレタスは農薬がきつくてコオロギ達が次々と死んでゆくので自衛上自家製のレタスを種から栽培し、毎朝レタスの株から直接葉を千切ってコオロギに与えるようになってからすっかり元気になりました。人間もスーパーのレタスなど平気で食べていますが、コオロギが死ぬ位だから人も10年程寿命を短くしているのかも知れませんよ。無農薬とか減農薬とかのレタスもある時期売っているのですが、夏場は虫が多いせいか販売されません。うちの蒔いた種は何故か丸くなるレタスでなく焼肉用のレタスのようですが、コオロギは美味しく食べてくれて居ます。(^^)孫達も喜んでお相伴していますよ(^^)
最近ジェネリック薬品とか銘打って特許の切れた同品質の薬品を格安で提供する中小メーカーが続出し、これら後発薬品の宣伝がとみに多くなりTVコマーシャルでは高橋英樹あたりまで駆り出されていますから、武田薬品などの大手もジェネリック如きとウカウカできなくなってきました。
私も大手製薬会社の儲けすぎには常々苦々しく思っておりましたから効能が同じなら廉い方が良いに決まっていますし、偶々掛かり付けのI先生の受付にジェネリックご希望の方はお申し出下さいと張り紙がしてあったので、早速先生に申し出たら就寝前に服用する睡眠剤ハルシオンと安定剤デパスにジェネリックが出ていると教えられその場ですぐに処方して頂いたのですが、調剤薬局へ処方箋を持って行ってからが大変で薬局ではあの手この手と“商品を置いてないとか、取り寄せるのに手間が掛かるとか”何とか断ろうとしましたが私がガンとして聞かないので仕方なく最期に言った言葉が“薬を変えても岡本さんの場合10円しか廉くなりませんよ”の捨て台詞には流石の私も頭に来て、薬の価格表を見せろと詰め寄ったら、“見せられない決まりですとか何とか言ってシドロモドロなので客が買う商品の単価を聞いて何処が悪いのか!と一喝すると渋々見せてくれたのでコピーしてくれと言ったら、又一騒ぎあり結局私の処方された薬の他は塗りつぶした新旧価格表を貰いました、デパスは9円がゼネリックの場合6円40銭とそれ程でもありませんでしたがナント!ハルシオンは1粒17円40銭が7円40銭と10円も安く、一度に3週間分貰いますから10円しか廉くならんのは腑に落ちずめげずにしぶとく食い下がると、”岡本さんは2割負担なので…“とか抵抗しましたが数字のことなら商売柄お手のものであり暗算で手早く反論するとやむなくジェネリックは処方料が高くなることを白状しました。調剤薬局も処方箋料が多くなるなら当然ジェネリックを積極的に勧めそうなものですが、それがそうでないのは橋梁談合事件のバックリベート同様大手製薬の薬品は背後に多額なバックマージンが流れていて、大勢(たいせい)がジェネリック潰しに動いていることを予感しました。どの業界も消費者不在の足の引っ張り合いばかりで厭ですね。
今ではリベートは裏の話であって薬価差額は昔と違って表向きは薄口銭であり調剤薬局は処方箋料という美名の許に薬袋へ薬を入れるだけの作業で暴利を貪っていますが、処方箋料がどうして高いのかその理由は、昔、お薬は専門の薬剤師が異なる粉薬をミリグラム単位を度量衡で量って調合し1回毎の分量に指先を器用に使って薬包紙(やくほうし)という薄い紙に包む作業時間から割り出されていましたから、40年くらい前に分包機が発明されるまでは手間暇が掛かって処方箋料もそれなりに値打ちがあったのでしょうが、今や薬はカプセルや錠剤に定型化され薬局のする仕事は、医師の処方箋に書かれた薬と同じ名前のものを薬品棚から探し出して数合わせして袋に入れるだけの仕事になりましたから日本語さえ読めれば薬剤師でなくても誰にでも充分に勤まる仕事になっていますが、料金だけは厚生省との癒着により昔のテクニック代がその儘踏襲されていることが彼等の旨味となっているようです。
よく似た商売に眼鏡屋さんがありますよね、眼鏡の利益率は通常の計算上80%位ありボロもうけの見本のようなものですが、実際にはレンズの球を加工中に割ってしまう確率がとても高く実際の利益率は熟練した職人でも50%がやっとでした。処がこの世界も数十年前に精巧な球摺機が出来たために素人でも球を割ることがなく利益率だけ80%が確保されたために何処も兼業で営んでいた時計屋を廃業し専業眼鏡屋ばかりとなり時計など郊外のホームセンターにでも行かぬと手に入らなくなったことは皆様ご承知の通りです。
然し眼鏡は自由競争ですし、値引き競争となり一時より少しは廉くなりましたが、先週眼鏡の三城の社長が30億円の脱税とか新聞を賑わせていましたからまだまだ美味しい世界なのでしょうね。それに引換え処方箋料は厚生労働省のお決めになることで今だ彼等の手厚い保護の許に置かれていますから庶民は堪りませんよね。
然し今年4月からこれまで病院だけであった診療費の内訳が一般の開業医や調剤薬局にも公表するように改められたために中に記載されてある医学管理料とは何だ!とか薬学管理料は?とか巷では物議を醸していますが、特に調剤薬局の調剤技術料と薬学管理料が一段と目を牽きますね。先週貰った眼科のお薬の内訳を見るとお薬代が230円で処方箋料に該当する調剤技術料と薬剤管理料が1160円でしたから、ナント!代金の83%が調剤薬局の儲けとなっているのでした。エール調剤薬局、巫山戯(ふざけ)るな!
以上のような訳で、皆様の中で定期的にお薬を処方されて居る方は、先生に言って出来るだけ長い期間のお薬を処方して頂くとトクになりますね。3日で治る風邪などはダメですが血圧心臓など生活習慣病の場合現在の法律では3週間4週間分も出して頂けますから調剤薬局の処方箋料がとても助かります。勿論先生ところへは毎週診察に行かれても薬だけは纏めて処方して貰ってくださいね。薬局と違って先生の方は薬を一つ処方するのも10種類処方するのも幾らも変わらないので収入への影響は少ないのですが、調剤薬局からはその都度高い処方料が毟(むし)られますから出来るだけ薬局のドアを開ける回数を減らす努力が必要です。
現在は世論が動いて少し宛改善されているようですが、医者の薬の過剰投与を防ぐために医薬分業となって当初調剤薬局が認可された頃は、私も仕事で某病院の調剤薬局のコスト計算に携わったことがありますが、分業を推進する余りに薬局の利益を厚くし、従業員一人あたり一日8人の患者で充分ペイする過保護な処方箋料に驚いた記憶があります。その分患者の負担が増加したことについて当時の厚生省は何も言わず国民が騙された結果となっております。その一方で院外薬局の発足当時は法整備が未成熟であったため、垂水では駅前のT医院の調剤薬局を奥さん名義で認可され物議を醸しましたが、これでは何のための医薬分業か分からず意味がありませんよね。
以下は読売新聞が調査発表した処方箋料などのカラクリですが、結構面白いですよ。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/nedan/20060616ik12.htm
皆様も結構無駄な支出をされているのではありませんか?
特許切れと謂えば、1953年に公開された映画“ローマの休日”などの複製DVDに対し東京地裁で先週画期的な判決が下されましたよね。薬の特許など一般の時効は精々15年程度ですが、歌曲や映画などは50年もあるためにウカウカと歌の文句などブログに引用すると特許権に引っ掛かって酷い目に遭うことがありますが50年とは又永いですよね。その永い時効をアメリカに怒られて更に70年に伸ばさされたのが04年からでありましたが、小泉さんと同じようにアメリカに弱腰の文化庁は法の施行日を04年1月1日としながらも、1月1日は午前0時0分だから、つまりは03年の12月31日の午後12時だと屁理屈を垂れて53年公開作品は70年時効の対象になると牽強付会(こじつけ)ましたが、東京地裁の高部真基子裁判長は“紛らわしい表現は刑事罰をも伴う著作権法に馴染まない、利用者が理解できる立法にすべきだ”と切って捨てパラマウント社の申し立てを却下しました。法務省が同じ役所同士の文化庁に楯突くなどいい気味ですね、そりゃそうですよね、04年1月以降と法律に書いてあれば誰だって03年はセーフだと思いますよね。文化庁はアメリカの意向を受けて53年作品から70年時効に移すつもりで法律を作ったと抗弁していますが、そもそも特定の作品の著作権料を払うためにアメリカに従うなど文化庁も嘗められたものです。文化庁のお墨付きの許に訴訟に踏み切ったパラマウント社は先ずは即時抗告することになるでしょうが東京高裁も最高裁も東京地裁の高部真基子裁判長を見習って頑張って下さいね。(^^)
アメリカも50年もロイヤリティーを取ってまだ取り足らぬのか!
アメリカの著作権時効は現在95年ですから、日本も“鉄腕アトム”や“となりのトトロ”なんかで取り返してやりましょうか(^^)
今週の女子ゴルフは横峯さくらちゃん全英オープン出場前のトレーニングのために休養し、興がないのでお休みとします。(^^)
土曜日の朝刊には、何時もなら例え成績が悪くても“横峯さくら選手は18位タイでした”とか載る筈が日経も毎日も“さくら”のさの字もでないので、訝(いぶか)しく思ってスポニチを買ってきたら矢張り無視されていましたので順位表を虱潰しに見ていったら名前がなくナント欠場と分かりました!察するにどうやら主催者としては、さくら選手欠場が報道されると観客数もTVの視聴率もガタ落ちとなるため、敢えてメディアに頭を下げて記事を差し止めたものと思われます。さくら選手目当てに東名CCまでわざわざ観戦に出掛けられたファンの方々お気の毒でした。入場料を返せ!

何が”宮本むなし“だ!

昨日今日と超寒波の到来で寒いの冷たいのなんのってこんな寒さは果たして何年振りでしょうか。今朝も朝6時過ぎに事務所に来てガスストーブを付けたらパソコンサーバーの熱で自宅より3度は高い筈なのにナント摂氏4度でした。(;;)それでも蟋蟀は行火(あんか)と掛布団のお陰で上機嫌で囀っていましたから愈々交尾期に入ったようです。この寒い時期に又500匹も生まれたらどうしよう…
今年は天気も崩れずまずまずのお正月でしたね。皆様は如何お過ごしでしたか。小生は年末調整の整理と1月10日納付源泉税の納付書作りそして11月決算で三ケ日が暮れ、外出したのは三日とも昼食を買いにコンビニやコープに行っただけでお宮参りもせず不信心の極みでありましたが、正月だけのお宮参りでは神様が泣こうと謂うもので、70歳にして急に悟った訳でもありませんが、この歳になると明日のことを思い煩う欲がなくなり、在るが儘に身を任せて朝な夕なに己が神仏に生かされていることへの感謝の念を持つことだけが肝要であろうかと殊勝にも考えるようになりました。(^^)
明日は成人の日で休日とか!ウソーと言いたくなります。本来の成人の日は15日でしたから16日を振替休日にすれば済むことなのに、出し遅れの年賀状が未だ届いていますから年賀郵便の抽選にはちょっと早すぎませんか。それにしても源泉所得税納付前のこの忙しい年初に明日が休日だなどと誰が考えたのか!同じ3連休なら正月ボケの直後より14-16日が良いのに決まっているではないか!
愈々今日から大相撲初場所の開幕です。昨秋の九州場所は地元人気力士魁皇が高齢から横綱どころか大関の地位も危ないとあって異常な不入りでしたが魁皇だけでなく日本人相撲取りの不甲斐なさが為せる所以でしょうか。本年は果たしてどうなることか、朝青龍や琴欧州をぶん投げる日本人が出るでしょうか。日本の国技である日本相撲協会の命運はその一点に懸っていると思います。
皆様は埼玉栄高校出身の沢井豪太郎を覚えていられますか?
04年年末に行われた全日本相撲選手権に於いて高校生で唯独り勝ち残り、優勝した日本通運栂井(とがのい)選手を土俵際まで追い詰めながら捨て身の小手投げに敗れ、惜しくも高校生としての優勝を逸し、史上4人目の全国で3位に入ったことは04年12月にWEBでお知らせしましたからご記憶の方も居られることでしょう。
腰を落としてさっと前に出る正攻法の本格派スピード相撲で相撲界10年に一人の逸材であると見ました。あのとき早くプロになって朝青龍をやっつけて欲しいとWEBに書きましたが、彼は昨年の初場所前に境川部屋に入門し、遂に昨年6場所中序の口三段目の優勝に続いて、九州場所で幕下全勝優勝し愈々幕下2枚目まで駆け上がって来ました。成績如何では愈々あと二場所乃至は遅くとも三場所で幕内入りできる位置であり、そうなると琴欧州の持つ入幕11場所を更新し一挙に一桁台での幕内入りとなりますから凄いですよね。(^^)
大学横綱の資格で幕下15枚目に付け出された近大の吐合選手は未だ名も聞きませんから、遂に前相撲から這い上がってきた沢井豪太郎に追い抜かれたものと思われます。
彼は大学横綱でありながら全日本では予選本戦と2度沢井豪太郎に力負けして破れていますから、タイトルだけで幕下付け出しを決める相撲協会の決まりはおかしいと思いますが、沢井選手にとってはこの1年間の下積生活で得たものは大きく、きっと夏場所までには花を咲かして呉れるものと期待しています。
そうそう外人ばかりに威張られて堪るか!沢井豪太郎頑張れ!
とは言ったものの“鳴り物入りで角界入りして横綱になった者は居ない”のジンクスがあるそうな?
新春早々東証で今度は日興シティーグループ証券の社員が自身の購入である株式の単位を間違えて2株とすべきを2000株注文する事件が起こりてんやわんやとなっています。ことの起こりは01年に日本製紙と大昭和製紙が合併してできた持株会社“日本製紙グループ本社”の株式購入に関わる事件でありましたが、あろうことか株屋の社員が上場株の取引単位を誤るなど“紺屋(こうや)の白袴”と謂われてもやむを得ぬ情けない話であり信用失墜も良いとこです。注文されたこの会社は新設会社ですから当然に5万円株であり時価が10倍程するので2000株なら10億円にもなり、みずほ証券の事件と比べて桁も金額も比較にならぬ程少ないものですが、今度は一社員の取引であり10日までにこれだけのお金の耳を揃えねばなりません。本人は50円株と信じ込んでおり、注文を端末に入力時のアラーム表示に対して不審を抱いた同証券株式売買担当者から注文した社員への株数の問い合わせ(金額まで問い合わせてなかった!)に対しても応諾しており、この2000株を注文した社員はきっと合併前の日本製紙1株50円と勘違いしていたものでしょう。本人の預金残高は140万円だったそうですから2株購入がやっとであり、一体どう収拾されるのでしょうか。
昔は5万円株などNTTかJR位しかなく、500円株だけ注意していれば良かったのですが、今や持株会社やIT関連新設法人の続出で5万円株が東証1部だけでも100以上ゴロゴロしていますし、始末の悪いことにどの新聞も単位を省略していますから、一般の方には大変見難いものでトヨタの6000円と日本製紙の5000円の単位を判別するには、日経の場合僅かに欄外に虫眼鏡でやっと見える字で100円単位表示銘柄が記されてあり、5000を50万円と読み替える仕組みですから素人さんには全く分かり難いですよね。又、毎日新聞は銘柄の頭にAと書いてあって欄外にAは売買単位1株と記載されている処から、5万円銘柄であることを推理することになって居り新聞によってまちまちです、もともと50円株を対象に枠組みされていたものを今の時代になってもサボって枠組みを変えずに昔の儘使用しているところから齎されたケアレスミスだと思います。
プロが間違う位ですから実際にはこんなことはしょっちゅう日常茶飯事に起こっていることでしょう。全て顧客が売り建てさせられて誤購入を帳消しにし、買代金の未払違約金まで取られて勘違い損の処理をさせられていても、世間には一切公表されないだけなのでしょうね。
持ち株会社になって会社名が変わっても新聞も株屋さんのモニターも表現は昔から今も会社名を漢字3行乃至4行の行数に圧縮されて居ますから、未だに昔通りの“日本紙(がみ)”(50年以上前から株屋さんは紙屋さんの省略名を場立ちが間違わぬように製紙と呼ばずに“本州紙(がみ)王子紙(がみ)などと呼ぶのが慣わしでした)では合併前と同じであり昔売買したことのある人ならうっかりしますよね。銘柄名を正しく日本製紙グループ本社とかせめて日本紙Gとでも書かれていれば何処かでチェックが掛かっていたでしょうに変わらぬ会社名であったことが不幸の始まりであり、大昭和日本とか新しい名前にしなかった日本製紙にも責任の一端があります。今度の事件は起こるべくして起こった事件であったでしょう。これの事件を契機として証券取引所の端末は売買株数入力と同時に金額が表示されるようにソフトを変更すべきであり、同時に新聞各社も50円株と5万円株の表現方法を猿にでも分かるように明瞭化するように再考されたいと願っているのは私一人ではないと思います。
正月恒例の箱根駅伝TV中継は見られましたか。女子に比べて男子は人気イマイチですがこの箱根駅伝だけは特別ですね。無印の亜細亜大学が逆転初優勝を飾り、涙の監督胴上げとなりました。馬なら万馬券になったでしょう、創部30年知名度の少ない大学ですが、他校が卑怯にも形(なり)振り構わずケニアの選手などを使って優勝を狙う中を純潔主義に徹し大和魂を籠めて得たこの駅伝の優勝効果は各メディア数段抜き掲載のプロパガンダを伴って大きく、少子化に伴う生徒確保に悩む大学にとって抜群の効果を齎しますから、知名度がグンと上がり亜細亜大学の今春入学者はきっと倍増することでしょう。(^^)日本大学までがケニア選手を起用していましたが大学の名が泣きますよ。日本国際大学などと校名変更して頂きたいですね。
優勝候補の筆頭だった東海大学は超高校級と謂われた佐久長聖の佐藤悠基が8人抜きを演じましたが他の選手達が振るわず6位と沈みました。然しこの佐藤選手21.5kmを1時間2分12秒で駆け抜けましたから、フルマラソンに換算すると1時間58分と2時間を切り、正に驚異的なスピードです。勿論フルマラソンと単純に比較はできませんが彼は未だ1年生、近い将来男子にも女子のQちゃんに負けないスターが生まれるかも知れませんね。(^^)
垂水の駅前に年末新しい食堂ができたとか愚娘からの注進があり4日の水曜日愚娘と孫達と四人お昼を食べに出掛けました。どうやら個人経営でなくさぬきうどんの幟(のぼり)がはためいた大手のチェーン店の和風ファミレスであり、熱いお茶を啜りながらメニューを眺める楽しみも奪われて、自動券売機に慌しくお金を入れて小さいメニューボタンを押す味気ないお店でありました。店の名前が何故か“宮本むなし”だったので皆でない知恵を絞って考え“さぬき”やから“さ”を抜いたんやろか、それなら“宮本むし”になるしなあ、と分からぬ儘に店員に訳を聞いたらナント!店員は言い慣れているらしく得意げにその店の社長の子供がく宮本武蔵が言えず(舌足らずか!)宮本むなしと話すところからそれが店の名前になったと宣いました。いやはやその社長の親馬鹿振りには呆れて開いた口が塞がらぬとはこのことであり、客の興を惹いてのことではあったでしょうが、冥府の宮本武蔵もさぞ虚しい思いで嘆かれたことでしょう。(;;)うどんが100円からと客寄せの目玉で他の物は決して安くない値段でしたし味もイマイチで早晩店仕舞いするのではないでしょうか。食堂は店名などより“味”で勝負せんかい!
05年フィギュアースケート世界選手権で浅田真央に敗れて銀メダリストに終わった五輪優勝候補のサーシャ・コーエン(米国)は競技人生のピークは選手によって異なるから五輪が15歳の年齢制限を設けていることに疑問を投げ掛け、『私たちは楽になったがピークの浅田選手には辛いことだ』と心情を吐露しました。真の強者の居ない大会を勝っても実感が湧かぬかの発言でしたが、言葉の陰には浅田選手欠場に対する安堵の思いが滲んでいたと感じたのは私一人だったでしょうか。口惜しいなあ!  
折角大阪市の顧問弁護士を承諾した前助役大平光代氏が予想されたことでしたがたった3日で辞退しましたね。その表向きの理由は市長に迷惑を掛けたくないからと謂うものでしたが、その実自民公明市議団から彼女の市政復帰に強い反発があったものであり、彼等には彼女が辞めるときに市長に選挙には市議達の支援だけは受けないように…と言い残して辞めて行ったことへの深い怨念がさせたものであったでしょう。究極彼女に去られたのは彼女の忠告を守らなかった市長の不徳の致す処であり自業自得でありました。(;;)

ど根性大根を見習え

明けましてお目出度う御座います。

新年よりついにブログにて更新する事に致しました。拙(つたな)いコラムでお耳(目?)汚しとなりましょうが本年も宜しくお願い致します。今朝元旦の朝は恰も今年を象徴するような薄雲で始まりましたが少しずつ晴れて参りました。本年が我々国民の切望する無事平穏な年であることを祈願したいと思いますが、愚かな政府によって打ち出された増税路線によって貧しい人達のみが虐げられることになり、我が国もこれから少しずつ貧富の差が顕著になると思われ、その点だけ諸外国並みになったことは皮肉と謂うべきでしょうか。(;;)詰まらぬ処だけ真似をするな!



昨年一年はJR西日本の脱線事故に始まりJR東日本の同様の事故で総括された年でありました。その間、良いニュースと謂えば紀宮様のご婚儀くらいのもので、数多い少女の痛ましい殺人事件など子供を持つ世の親達を震撼させる事件ばかりであり、中でも"恥の文化だ!"と諸国から嗤われた耐震強度不足のマンションやホテルの続出には同じ日本人として金儲けにはそこまでせねばならぬかと憤りを抑えることができません。金儲けはある意味で駆け引きですから得をする代わりに損をすることもありますが、これはあくまでプロ同士のことであり、プロがアマを騙すことは断じて赦すことができるものではありません。東京都稲城市にあるグランドステージ稲城にて数千万円のローンを組んで朝な夕な富士山を眺め至福の生活を送られていた人達には悪夢の11月17日であり、役所が無情にも元旦を以って使用禁止命令を出したため、泣く泣く(泣くに泣けぬ!)ローン返済を抱えた儘、今の半分の面積しかない賃貸マンションに年の瀬本年2度目の引越しとなり、稲城市からはうちには責任がないから建替費用の負担はしないと引導を渡された多くの住民は"この世には神も仏も居ないのか!"と嘆いて居られます。

"早く強震が来て壊れたら耐震偽装が暴露せぬ"と宣(のたまわ)ったヒューザーの小嶋社長や鉄筋量を減らして偽装構造指南をした総研内河健所長などは大地震の到来を心待ちする悪魔のような奴等であり鬼畜にも等しく、神を恐れぬ人の倫(みち)に悖(もと)る行為は厳しく罰せられねばなりませんが、建築基準法違反罰金50万円では、裁判官はマンション住民が怖くて夜道を歩けぬこととなるでしょう。

昨年歳末にヒューザーの小嶋社長が検事総長宛"イーホームズは悪い奴やから早く捕まえてくれ"と上申書を提出したそうですからこの社長錯乱したのではないでしょうか。上申書に書くとしたら"総研の内河所長は悪い奴やから…"ではなかったでしょうか。イーホームズは検査が杜撰で出鱈目であり書類にめくら判を押しただけであり、積極的な犯意は認められませんから、自らの罪を何処かへ転嫁しようとする小嶋社長の形(なり)振り構わぬ卑劣な行為には憤りを禁じ得ません。こいつら神をも恐れぬ連中を懲役にするにも国費が勿体ないからアフガンへ連れて行って地雷探しでもさせろ!



昨年末のコラムで我々庶民が年に1%10年間で147兆円も銀行に誤魔化されているのは金融庁が企んだことで金融機関の護送船団方式だと書きましたよね。どうしてそこまで金融庁が銀行に肩入れするのか不思議に思っていましたが、年末にある経済評論家のオピニオンを読んでその中より国と銀行の悪巧みに気付きました。

現在我が国が700兆円もの長期債務を抱えていることは誰もが知るところですが、若し銀行が預金利息を1%値上げすると、銀行は国の長期債務の金利を1%上げないと逆鞘になり損をすることになり、必然的に銀行は国に毎年7兆円上乗せした利息の支払いを請求することになりますよね、それが厭で銀行の利上げを求めないことが分かったのでした。

つまり我々国民の1400兆円の預貯金が無利子同然なのは、国と金融機関が一つ穴の狢(むじな)の共犯者であり、我々が受け取るべき1%の利息は、何のことはない銀行が7兆円、国が7兆円我々国民から搾取していたのでした。(;;)

おまけに国の思惑には利率を上げると勤勉な日本人は貯蓄に精を出して消費が落ち込むだろうから、消費税の税収など国の経済効果に影響が及ぶことにまで配慮したものでありましょう。実(げ)に恐ろしき陰謀でありますが、能天気な国民には誰一人として気付く者が居ないとはいと悲しく情けないことですね。



"世に盗人(ぬすびと)のたねは尽きまじ"とは石川五右衛門の辞世の句だったでしょうか。総研の内河所長とはワルの中身が違いますが、大阪市の老舗の染色業者飯田繊工も内河所長顔負けのワルであり7年間に水道代を8億円も誤魔化していたことが暮れの26日に発覚しました。

使用した水の1/3だけ正規の計量メーターを通し2/3の水はメーターを迂回する下水管を設置してのものでしたから狡猾ですよね。これだけ誤魔化しても分割納付でことが済むそうですから世の中どこか狂っています。江戸時代は10両盗んで首が飛びましたが、平成の世は "誠に申し訳ない当局の指摘を真摯に受け止め指導の下に分納していきたい"( 飯田繊工の談話)で済むそうですから呆れてものが言えません。

謂ってみればこの事件は公金拐帯同然であり、過剰人員やヤミ年金支給などによる赤字で2兆7千億円も借金を抱える瀕死の大阪市は断固このワルを刑事告発して社長や現場担当者を塀の向こう側へ送り、片や民事では社長個人財産まで差し押さえてキセル乗車並みに3倍まで徴収できないものでしょうか。

然しよく考えてみればこの事件には共犯者が居た筈であり、それは迂回する下水管を設置した水道業者です。今となっては刑事告発は時効でしょうが、民事なら間に合いそうですからこの業者からも応分の罰金を負担させるべきです。何故ならこの業者もプロなら自分の行った行為の善悪は充分に承知しているでしょうし、受け取った工事代金も口止め料を入れてまず通常の5倍は堅かったでしょう。それではワルは飯田繊工と水道業者だけでしょうか?もう一人間抜けが居たことがこんなに大きな事件にしてしまったのですが、それは大阪市の水道局の主計だったのです。水の使用量は単位が大きすぎて不正を見つけることは無理でしょうが、毎月1000万円以上も水道料を払っていた会社があるときから休業もしないのに突然300万円に減少したことに役人が疑問を抱かなかったことでした。

市の吏員の仕事は半分遊びであって心が籠らず、考えていることは休日の過ごし方と自らの退職金とヤミ年金のことばかりでは真剣な仕事が勤まる訳がありません。その辺を飯田繊工や水道工事業者に先読みされての詐欺事件だったと思いました。

何所か箍(たが)が外れたような事件で血税を毟り取られた大阪市の市民はさぞ悔しいでしょうね。



誤魔化しとか共犯者とかお正月早々厭な話ばかりになりましたが、最後に明るいニュースをお届けしましょう。大根と謂う野菜はその色白の姿とは裏腹に巷では"大根足"とか"大根役者"と謂われイマイチ善玉になれませんが、昨年8月にアスファルトの歩道を突き破って出てきた相生市の"ど根性大根"がメディアに紹介され知名度は忽ちにして全国区となり大根のイメージを変えるまでになりましたが、この大根はその後心無い人に折られてしまい、相生市では折られた上部の数センチ部分を皿に載せて水耕栽培に努め養生したところ無事生き返り今では新しい葉が6cmにも成長してきたそうです。

ど根性大根観察記録「大ちゃんのここだけのはなし」

お正月にはこの大根の晴れ姿が元日と二日午前11時から午後2時まで市役所の玄関ロビーに飾られ先着200名にど根性大根をデザインしたお煎餅が贈られるそうですよ。同じ披露するなら朝から晩まで見せればよいものを昼間の3時間だけとは如何にもお役所らしいですね。(^^)

歩道のアスファルトの厚みが幾らか薄かったのでしょうが、それにしても竹の子顔負けのもの凄い力ですね。写真では一人前の大根の太さでしたから結局蟻の一穴から10センチにもアスファルトを押し広げたことになります。恐らく念願の地上に葉っぱを覗かせるまで畑の大根の10倍以上の月日とエネルギーを費やしたものでしょうが、葉っぱを覗かせてからのアスファルトを押し広げることも並大抵ではなかったと思います。是非とも何事にも飽きっぽくてチャレンジしてもすぐに挫折してしまう現代の若者達に爪の垢ならぬ大根の鬚(ひげ)を煎じて呑ませてやりたいですね。(^^)

相生市の谷口市長はこの"ど根性大根"を町の財源として利用すべく思案中であり、この大根の経済効果を3億5千万円と踏んでいますが果たして思い通り行くことでしょうか。とらぬ狸の皮算用にならぬよう祈って居ります。

この大根もやがて春には花が咲き種を付けることになると思いますが、市長さんは受験祈願の煎餅を売るだけでなく、そのど根性大根の種をオークションで販売するつもりではないでしょうか。きっと沢山買い手が現れると思いますよ。

上手く行けば日本国中あちこちで歩道にちっちゃい穴を開けて大根の種を蒔く市町村が出てきたりして…(^^)

『大根の 白さ目に染む 寒さかな』 年頭にあたっての愚作でした。



山形県の羽越本線特急脱線転覆事故で行方が分からないとされた母子が29日秋田の交番に名乗りを上げ目撃者の証言と合致したため、捜索関係者もほっとして急遽車両切断作業が始まることとなりました。この母子は羽後本荘駅で下車して居ましたが、乗車中女の子が歌を歌っているのを大勢が聞いて記憶しており、事故後もその印象が乗客の脳裏を離れなかったものと思われます。このお母さんは若し自分達でなかったら…と名乗りを上げるのに勇気が要ったと思いますが、決め手は乗客の証言が"30歳くらいの女性と女児を見た"と云う言葉であったでしょう。このお母さん実は41歳だったそうですから気を良くしての名乗りであり、若しお母さんの年齢が30歳で乗客の証言が"40歳くらいのお母さん"であったなら先ず名乗りは上げられず、1両目の車両の除去には尚数日を要したのではないでしょうか。女性と年齢の関係は複雑ですね、がさつな私のような無神経な者には凡そ理解できないことでありましたが、ひょっとして目撃者はその辺の事情を充分に配慮して10歳ほど逆サバを読んだものでしょうか。(^^)

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目出度くお正月を迎えた三角バッタをご覧ください。沢山生まれ過ぎて秋に庭に放した蟋蟀に毎朝レタスを与えていましたが、何故か何処かから三角バッタが現れて何時もお相伴していました。蟋蟀が死に絶えてもバッタだけ毎朝来ているので可哀相に思い、家に入れてアクリル水槽の蟋蟀の仲間入りをさせたら元気に生きています。まだ食欲旺盛ですから後一月位は元気な姿が見られるかも知れませんね。(^^)