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社保事務局は国賊か!


先週末5月も終わっていないのに早や九州では梅雨入りとか鬱陶しいお天気が続いていますが、もう梅雨なんて毎日が憂鬱ですね。お陰で我が家ではGW連休後に散髪したアジアンタム独りが元気で新しい葉を伸ばしてきました。こいつは湿度さえあればご機嫌なのです(^^)今朝は久し振りのお天気なのでこの新芽のアジアンタムと先々週お約束した八重咲きのからまつ草をご紹介しましょう。咲き始めてから一月近くなりますが、一向に衰えることなく益々元気に咲き誇っています。

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裏金作りをさせられた挙げ句が懲戒免職となった兵庫労働局のノンキャリ元係長さん、家から預貯金まで全財産差し押さえられて(住宅ローンだけ差し押さえなかったので引き落としは続くそうです(;;))失うものなど何も無くなってやってくれましたね!裏金に集(たか)ったハイエナキャリア共は結局書類送検もされず管理責任とやらを問われただけでトカゲのしっぽ切りで終わりましたからノンキャリ元係長怒るまいことか!一昔前なら何処へ申し立てもあっさりと握り潰されたことでしょうが、時代も様変わりし、御役人の悪業の数々は天下万人の知るところとなりましたから、人事院も自分とこの天下りで足許に火が付いた状態でもあり、己むなくノンキャリからの是非にとの申し出でを受けて公開審理を認めたため“人の口に壁建てられず”で密室の審理も叶わず、全ての事実がメディアの知るところとなり甘い汁を吸っていたキャリア達は苦境に立たされています。(^^)
事件の真相はキャリアの夕食代とかタクシー代などの費消なら兎も角、このノンキャリさんの証言は誰もが眼を剥くような酷いものであり、ゴルフ代金の裏金負担など日常茶飯事で、何処かのお役所のノーパンシャブシャブとまでは行きませんが、本省職業安定部長とその友人が年に10回以上やってきては福原のソ-プランドで遊んだ上宿泊代まで支払ったとか、局長が裏金で娘にパソコンをプレゼントしたとか、何故か兵庫労働局はこのノンキャリに2億5千万円不正支出の請求をし、自宅や預金類を差し押さえたそうです。厚生労働省はノンキャリが2千300万円を着服したことは明らかだと言っていますが、それなら残りの90%以上は何処へ行ったのでしょうね。兵庫労働局幹部達は本省の心証を慮(おもんぱか)って、全額ノンキャリの遣い込みとして処理したいようです。
こんなことになるなら懲戒免職のノンキャリの再就職先でも確保して置いてやれば良かったものを…とキャリア達も後先を考えぬアホな労働局幹部の処理に臍(ほぞ)を噛んだことでしょうが既に後の祭りであり一寸の虫にも5分の魂ノンキャリの捨て身の反撃に狼狽えることになりましたが全ては自業自得でありました。然し事件の本質は三重構造にされており、勿論一番悪いのはソープなどで豪遊した本省の連中に決まっていますが、彼等が直接裏金作りを命じた物証は何もなく、ノンキャリを裏金作り専門の役職に付けたのは労働局の最上部の連中であり、キャリア達の歓心を買って自分達の出世昇進を目論み裏金の使用にも上手く便乗したものに違いありません。キャリアもその辺は重々承知でありましょうが口が裂けても知っていたとは言わずに、局幹部の個人的な好意だと思ったと主張するに違いなく証拠がないために結局は職権を悪用した労働局幹部が断罪される結果となるでしょう。何故って、ノンキャリ係長は指し手の命ずる儘に動くしかなかった只の将棋の駒であり自己の意思に基づいて行ったものとは考えられず、上司の命に逆らえば馘首されますから命令に従って職務を遂行して懲戒免職とは無茶苦茶ですよね。局側はノンキャリも裏金を費消していると鬼の首を取ったように言っていますが、何億円もの裏金を危ない橋を渡って作ったのですから上司の無駄遣いを見て見ぬ振りをし、数%のコミッション位貰うのは常識ではありませんか。
数%のコミッションで懲戒免職になるなら90%以上を恣(ほしいままま)にした局幹部は懲戒免職の上に懲役10年位が妥当な処罰ではないでしょうか。
果たしてどんな結末を迎えることか大変興味を惹く事件でありました。只公取も現在運悪くたった1年半で188億円もの血税を騙し取った例の汚水処理施設談合事件所謂“汗かきルール”の解明や地検への捜索協力等で手一杯であり猫の手も借りたい処でしょうから、こんなちっぽけな事件に何処まで真剣に構ってくれるのか哀れなピエロとされたノンキャリ係長に代わって私は案じております。(;;)
漢字検定試験日も愈々後2週間に迫りました。朝夕各1時間宛勉強の時間に充てて居りますが難関の書き取り、送り仮名、誤字訂正共に何とか85%ラインに達しましたが、何としても難物は“四字熟語”であり、然も配点が30点もありますから徒(あだ)や疎かにできませんが、熟語数が多くて到底覚えきれず出たとこ勝負になりそうです。何せ中国の諺などが多くて幼いときから不勉強の私はきっとその頃の祟りでしょうか“夜郎自大”や“比翼連理”など文字だけ考えてもまるで意味が分からず、前者が身の程知らずに威張ることだそうで、後者は夫婦仲よいこととか、四字熟語辞典に依れば“昔中国の西南部に”夜郎“という国があり”漢“の国の大きさを知らずに自国と漢国との大小を問うたと謂う故事から出た言葉と書いてありますが、答えを読んでも意味がよく分からず学生時代の不勉強を嘆いていますが後の祭りであり、こんなのがごろごろしていて私の憂鬱を掻き立てて居ります。(;;)
それなら四字熟語は漢文など昔の言葉ばかりかと言うとそうでもなく“一生懸命”なんて言葉もちゃんと辞典に出ていますから不思議ですよね。“一所懸命”から転じたと書いてありますが、我々の学生時代は“一所懸命”が正しく、“一生懸命”なんて言葉はありませんでした。その根源は『賜った一カ所の領地を生活の頼みとすること』と”太平記“より出た言葉であり、聖書に曰く”置かれた場所で咲きなさい“と同じ意味だったのが時代と共に風化して“一生懸命”と場所が期間に変じ、現在では“一所懸命”が死語に近くなっています。我が国の美徳であった終身雇用制度が崩壊せんとして徐々に転職優位時代に変わって来ており格言も終身雇用と離別しようとしているのではないでしょうか。(^^)
社会保険庁が再三にわたるムダ遣いや加入者の財産状況も把握せずに非能率な集金体制を採っていたことは此れまで再三指摘されたことでありましたしたが、今回発覚したものは未納者に無断で年金免除したり、年金の徴収猶予をしたりと収納率の向上を図ったもので、年金収入より収入の納付率(60%前後と低率)を重視すると云うお役所らしい馬鹿げた発想が齋らしたものでありましたが、年金収入の多寡などはハナから問題視されていない処に社会保険庁自身固有の病巣があることが暴露されました。然もこの発案者は社会保険事務所でなく組で謂えば若頭である社会保険事務局であることまで判明しましたが、一体社会保険事務局など何のためにあるのか何をしているのか良く分からず社会保険庁と社会保険事務所の間にあって、予算のムダ遣いをするために設けられた役所である位は想像に難くありません。事務局の都合で勝手に年金納付を止められたり猶予された年金加入者は15都道府県7万6千500人に上ることが分かりまだまだ増えそうです。このうち半数以上の3万7千400人が大阪府の社会保険事務局であることが判明したそうです。此れは大阪府の納付率が他府県に比し圧倒的に悪いところから納付を奨励するより遙かに容易な分母を減らすことで納付達成率を高めて本庁へ報告していたものですが、達成率が良くなっているのに実際の集金額が低下していることに気付かなかった本庁がアホでしたね。数値数値とつまらぬものに拘(こだわ)るのは木を見て山を見ずの類(たぐい)であり、一番大切なものは年金の収入金額であることは小学3年生にでも容易に分かることではありませんか。社会保険庁の役人の知能は小学3年以下か!
我々税理士はお得意先の月次試算表の作成時に前期比較表と当期の営業成績の概要として少しのコメントを添付してお渡しする慣わしですが、売上利益と売上利益率のどちらが重要かと謂えば当然売上利益です。社保庁は売上高と売上利益の減少を無視して売上利益率の上昇のみを事務局に命じたことが悲劇の第二章となりました。思えば平成1年まで各市町村が国民健康保険料や住民税、固定資産税等とセットで集金に努力していた国民年金の集金業務を理不尽にも手数料惜しさに社保庁が奪い取っていった処から悲劇のプロローグが始まったのです。皆様良くご承知のように厚生年金や健康保険料は源泉所得税同様各会社に徴収義務が課せられていますから、1社から大きいところなら月に10億円単位で銀行引き落としがなされますから社保庁は左団扇(うちわ)であり職員の社宅や高級乗用車まで遣い
放題だったのが、国民年金業務を奪い取ってきて聞くと見るとは大違い、銀行引き落としなど数える程しかなく、殆どが見知らぬ宅を訪問しては悪徳セールス扱いされ、夜間訪問までしてやっと頂いたお金が13300円では話が違いますよね。まるでやってられませんよね。
社保庁さん国民年金業務を以前のように各市町村に戻しなさい。この儘ではセールス経験もない契約集金人に多額の固定給与を払って採算どころではありませんが、市町村に戻せば彼等は国保料等とセットで集金しますから誰もが渋々ながら払ってくれて社保庁が想像も付かぬ程の納付率が達成できるのです。昔など区役所に勧められて隣組で集金して一括納付していた時代がありましたが、そのお陰で年金受給時に社保庁からある時期掛けていないと断られ、隣組の組長さんが保管していた集金帳と区役所の受領印を見せて、社保庁に深く頭を下げさせたとM新聞の“みんなの広場”に掲載されていましたっけ。もう一度云います。社保庁さん国民年金集金業務を各市町村に戻しなさい。
今週の女子プロゴルフ廣済堂レディースは私の気持ちが通じたのかさくらちゃんは貴重なお休みが取れたようなのでゴルフ情報はお休みとします。(^^)

1円の還付金


愈々GWに突入しました。何時もと違って若干円安のため海外旅行が割高となっていますがそんなことは何のその、昨日海外に飛び立った日本人は至上初めて36万人に達したそうであり、貴重なドルの大量消費をすることになり円安に拍車を掛けることになるのでしょうか。幸い好天気に恵まれそうなGWですが皆様のご予定は如何でしょうか。

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この処お得意様借り物の写真ばかりで気が引けていました。今週は久し振りに庭のケマン草をご紹介しましょう。園芸屋さんで花が釣り糸のエビに見える処から俗名鯛釣り草などの名前で売られていますが本当の名前はケマン草と謂います。宿根草で事務所開設時に鉢から露地に下ろしたのがその儘毎年咲いて呉れます。もう一つ白花があったのですが、いつか雑草と一緒に刈られて消滅してしまいました(;;)
今日はお休みだし久し振りに税の申告現場が直面する税金の矛盾について触れてみたいと思います。ややこしい税金に興味のない方は次の章までパスして下さい。
先月初旬に確定申告時の税務署など申告会場での混乱振りをご紹介しましたよね、先週届いた我々の業界紙で紹介がありましたが、全国税労組の機関誌“全国税”4月10日号によれば、確定申告の繁忙期に税務署員の中で過労からの脳梗塞やクモ膜下出血など多数の犠牲者が出たと報じています。
普段は机上での執務が殆どですが、確定申告会場では立ちっ放しの荒業となり、それが連日の激務であり、更に今年は小泉増税のお陰で申告人口が何時もより300万人も多くなりましたから、我々税理士だけでなく税務署員の方々も増税の被害者であったものと思われます。それでも本家である財務省は仕事の楽チンな省内の人員はしっかりと確保しておいて税務署員の数だけを減らそうとしていますからその内百姓一揆ならぬ税務署員一揆が起こるのではないでしょうか。
同じ国家公務員でも暇で困っている処が幾らでもあるのに、既得権だからと人員数の削減を放置して歳入の第一線部隊である税務署員を申告人口の増加に反比例して減らすなんて一体財務省は何を考えているのでしょうか。昔植民地時代に奴隷に一日中扱(こ)き使って飯は半分しか与えなかった荘園の主のようですね。(>_<)
財務省は税務署員の人員を減らすより署の無駄な仕事を減らしてやるように配慮してやれば、随分と事務量だけでなく経費も効率化出来ると思うのですが、財務省は税務署の仕事のことなんかまるで分かってなくて法律だけ作って置いて執行面については素知らぬ顔であり、全ては税務署任せにしていますから実務を指導する国税庁も大変だと思います。
我々税理士が常々ムダの標本ではないかと痛感するのは赤字法人(全法人の40%)が申告に際して還付請求する預金利息の源泉所得税です。昨今ではこの不景気で多額な定期預金を有する赤字会社など殆どなく、普通預金の利率は10万分の1であり、10万円以上ないと1円の利息も付きませんから源泉所得税は7円で初めて1円発生する仕組みです。普通預金が常時100万円あると仮定すれば、半期の利息10円に対する源泉所得税(15%)は1円であり、私が声を大にして言いたいことは、この1円は法人が黒字の場合支払う法人税から控除されますが、赤字であれば請求に応じて還付される仕組みとされていることです。
ところが源泉所得税たった1円の還付であっても、税務署は台帳記入等はせねばならず、納税者?への還付通知書の印刷代や郵送代金に加えて納税者?から指定した銀行への振込手数料まで税務署の負担となりますから一体1円を納税者?に返すのにどれだけ経費が掛かっていることやら計り知りませんが、こんなことは財務省の御役人の全く与り知らぬ処であり、納付すべき法人税は100円未満を切り捨てられる(所得税も同様です)ことになっていますが、還付金についての端数処理の規定がないばかりにこんなにムダな血税の無駄遣いがされています。還付に関わる事務費や諸費用の総額は100円未満の還付金だけでも数億円を遙かに超えていると思われます。
所得税なら医療費控除しても還付金が百円しか期待できないのなら貴重な時間と煩わしい申告手続きなどを勘案して誰も申告に行きませんよね。法人の場合は赤字であっても申告が要件となっているためにこんな問題が起こります。
支払う方が100円未満切り捨てなら、返す方も同じく100円未満切り捨てても何処からも文句は出ないと思うのですが、偉いお役人は円単位であっても万単位であっても事務量や経費のことまで少しも気が回らないのでしょうか、一度エリート役人に税務署の管理部門の煩雑さを経験させたら、この低金利時代に無茶苦茶なムダに気付くと思うのですが、不幸にして財務省のエリート役人は入省6-7年目で“民(たみ)の暮らしを見てこい”と一度税務署勤務をしますが、たった1年間だけであり、それも署長室で判子を付くだけの仕事ですから民(たみ)の暮らしどころか税務署内部のことにも何も気付く道理がないのが実情です。
新米署長のお守り役を仰せつかる総務課長も厭言の一つでも言って署長の気を悪くさせ、自分の出世に影響してはならじ!と絶対に余分なことは口にしませんから、エリート署長は結局何も知ることも得ることなく貴重な1年をムダに過ごして本庁にご帰還されるのでした。(^^)
閑話休題(それはさておき)
愈々来月申告の3月決算で源泉所得税が1円しかない欠損会社が一件私共に登場します。税務署程ではありませんが、我々税理士も還付のための手続きで余分な用紙や印字が必要となりますからお得意先にお願いして還付請求を止めようと考えております。全く1円損する訳でもなく赤字が1円増えることで救済されますから、将来的には1000円の所得が999円(所得は1000円単位です)になって法人税が220円助かることだってそれこそ千に一つの可能性があることなのです。
私のような怠け者の税理士が沢山出てくれば税務署も1円還付をしなくても良くなり、そうなればムダな事務や経費が節約できますから少しでも血税のムダ遣いが抑えられその内塵も積もればで我が国の抱える860兆円の赤字が消える…そんなことはあり得ませんよね(;;)
昨日の万能川柳で”通帳に恥ずかしそうな利子2円“が入選していました(^^)
2円の利息はこの方の預金残高が常時20万円位あることを意味しますから立派なものですよね。私など利息が付いていない通帳があったので窓口で文句を垂れたら、“お客様の預金利息は1円未満なので切り捨てになっております、申し訳御座いません”と慇懃無礼にシラッと言われて通帳を突き返されました。(;;)
警視庁も罪ですね、もっと早くに逮捕していればよかったのに、姉歯さんを今頃逮捕だなんて奥さんは自殺するし自宅は売り払ったし逮捕を待ち焦がれていたでしょうにホテル暮らしで所持金も使い果たし保釈金の捻出にも苦慮するのではないでしょうか。(;;)
木村建設の社長や支店長そしてイーホームズの藤田社長まで同時に逮捕されましたが、それにしても諸悪の根源である総研の内河所長など未だ素知らぬ顔でHP上で営業案内などしておりますからド厚かましいにも程があり、この所長を捕まえる手段がないのでは日本の検察も舐められたものですね。こいつが欠陥ビルの発案者ですから謂わば主犯格ではありませんか、内河を逮捕せぬことには事の真相が明るみに出ずトカゲのしっぽ切りに終わるは必定ですが、世の中はどんなに悪いことをしても法の目を潜れば罰せられぬなど到底赦せることではありませんが、法と謂うものは網の目が大きく直接手を下した者と命じた者位しか罪に問えず、示唆した人間にまで罪が及ばぬ如くであり暴力団がいつもこの手で幹部等首脳部の安泰を謀っていますが真に悪い奴は最初に計画なり案を立てた奴に決まっています。耐震度の少ない欠陥マンションの住民達は法律になど頼らずにこんな時にこそ皆が結束してお金を出し合い、藤田まこと必殺仕事人かゴルゴ13でも是非招聘させて頂きたいですね。世に“お白州で裁てぬ悪を断つ”というではありませんか。
私のGWは仕事と野草ウオッチングに漢字検定の勉強の予定です。漢検の勉強は毎夜就寝前に1時間程度日課としていますが、昨日正解だった問題を今日解いたら×だったりで記憶力の儚さに加齢への嘆きは尽きません。然し漢字を勉強することは小中高と9年間を無為に過ごし、砂上の楼閣である大学受験以外まるで勉強と無縁であった無学な私がこれまで私だけ知らなかった新しい知識を身に付けることができるので斬新でとても楽しいものです。譬えば皆様は“画竜点睛”(がりょうてんせい)という言葉をご存知でしょうね、新聞などでは常用漢字外のため“画竜点晴”と書かれているのでうっかり誤って覚えていましたが、正しくは晴れではなく睛(ひとみ)なのですね。中国の偉い画家がお寺の壁に4頭の竜を描いてその内の2頭に睛(ひとみ)を入れたら本物の竜になって大空高く天に昇っていったと謂う故事ですが、殆どの方が旁(つくり)を正しく書けても偏が日になります。昨日6年生の孫と食事に行ってこの四字熟語を書かせてみたら旁(つくり)は合っていましたが偏は矢張り日偏になっていたので、故事の由来を説明してやり目偏でなければならないことを納得させましたから、もう彼は一生この四字熟語を間違えることはないと思います。そして幾ら忘れっぽい私でも自分のブログに記載しましたから先ず忘れることはないでしょう(^^)
女子プロツアー第7戦カトキチクイーンはさくらちゃんショットパットに苦しみ10位タイと不本意な成績でした。何せラウンド中は大半のギャラリーと多くのメディアのカメラが執拗に付きまとい、トイレに行くにも気を遣うでしょうから、そろそろ疲れが蓄積される頃です。1週位お休みしてリフレッシュの時間が必要ではないでしょうか。と言ってもさくらちゃんで持っているようなツアーですから、お休みとなると来場客やTV観戦者がガタッと減るので中々スポンサーがウンと言わないことでしょう。人気者は辛いですね。(;;)仮病という手がありますよ、さくらちゃん
ディープインパクトが飛びました。第三コーナー手前まで集団後尾に付け、そこから一気に大外を駆け抜けて、あの早かったリンカーンを寄せ付けずに圧勝しました。ディープ自身の記録を塗り替える3分13秒4は正にディープならではでありましたね。いつもの出遅れも出口を塞がれたくない武豊の作戦だったかも知れません。オッズ110円は当然でありましたが限りなく100円に近い110円だったと思います。愚息に10万円購入を頼みましたが、10円では恐いからあかんと断られて買って貰えず1万円儲け損ないました。
因みに私は“馬は単勝”との信念を40年来未だ捨てきれずにいる古い男です。(;;)

英語より日本語を教えろ!


桜も散りあっという間に春が遠くなって行こうとしています。五月の飛び石連休を直ぐそこに控え、と謂っても最近は祝日が多くなって飛び石とは言い難く敷石連休となりましたね、旅行にも行かず近くの野原(遠くなった!)を散策して名もなき雑草を愛でる程度の私には“国民の休日”とか不可解なお休みなどなかった昔の方が休日の価値があり働き甲斐があったように思います。飛び石と謂えば柄にもなく京都の庭園などの散策を思い出しますが、50年も昔に偶々学生本因坊戦近畿地方の決勝に勝ち上がって、決勝戦の会場となった京都左京区の寂光寺(天正6年創建本因坊所縁の寺院)を訪れたとき丁度春の終わりでもあり、苔むす敷石を渡り荘厳な寺院の佇まいに圧倒されたことを思い出しました。あの敷石のことを“甃”と書くことを最近漢字の勉強で覚えました。え?何と読むのかですって?答えは石畳と読みます。うそ?と思う方は一度広辞苑を引かれたらお分かりでしょう。残念ながら私の周囲では愚息を筆頭にこの字が読める者は誰一人居りませんでした。(;;)皆様は読めましたか?
あのときの学生本因坊戦の方は初日京大代表の一人に辛勝し、翌日阪大代表に快勝の筈の碁を最後に引っ繰り返されて敗れ東京行きは叶いませんでしたが、当時は誰も貧しく京都までの電車賃も捻出が大変でしたから東京行きとなれば旅館代は新聞社負担でも汽車賃は自腹でしたから勝っていても行けなかったかも知れません。(;;)囲碁部の予算など雀の涙程であリましたから譬え神戸商大代表とは謂っても個人戦にまで予算は回して貰えず、今は昔のちょっぴり悲しいけど懐かしい思い出でありました。(^^)
今日の写真もいつものお得意先の牡丹を拝借しました。我が家のしょぼくれた牡丹は未だに蕾も付けずにのんびりとしています。(;;)

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文部科学省の阿呆な役人のせいで日本語もロクに読み書きできない小学生に愈々英語が教えられることとなったことは皆様ご承知の通りですが、聞いてみると現在の小学校の教諭は学校の教育課程で英語の授業を受けて居らず、通常の学生と同じく僅かに一年間一般教養科目で最低限度の英語しか習得しておりませんから外資や商社を目指した経済学部の連中や文学部英文学科の連中などとの英語力には大きな落差があり、目的意識がなかったでしょうから先ず英語力は並の高校生か或いはそれに毛の生えた程度でありましょう。これでは一体どんな風に英語を教えるのか見物(みもの)ですね。教育委員会では慌てて文部科学省にお伺いを立てて先生の補習授業などをするか無駄な予算を計上して臨時講師を雇うつもりでしょうが、到底その程度では追い付く道理がなく定年間近い先生など英語のスペリングすら覚束ないと思われますからどうなることでしょうか。私のネット囲碁仲間にメチャ英語の下手な中国人が居てチャットで“I know Inglish a little”などと言ってくる手合いが居り私の英語劣等感を優越感に変えてくれますが、この程度の英語力の先生も少なくないことと想像されます。こんな文部科学省の態度を昔の人は泥縄(泥棒を捕まえてから、縛るための縄を綯(な)う)と謂いましたよね。日本語もできない小学生に英語を押しつけてどうするのか!日本語をしっかり教えなければ子供達は論理的にものが考えられず算数も理科も理解が進みません。後先を少しも考えないアホ役人の一時の思いつきにも困ったもんですね(;;)
それともアルファベット26文字でも暗唱させればそれで良いと考えているのなら笑止千万です。文部科学省は英会話ができる英語をとかほざいていますが、アルファベット26文字だって発音は結構難しく、先生の内エルとアールの発音が正しくできる者が果たして幾人居るのか?一人も居なかったりして…(;;)
将棋の名人戦が話題となっています。日本将棋連盟はお山の大将の集まりで頑なに閉鎖的鎖国状態でありであり一般に門戸を開こうとせずに裾野の開拓努力を怠ったために、囲碁の日本棋院同様財政苦境に陥って居り、それはそれで自業自得でありますが、朝日新聞が卑怯にもそれに乗じ、金の力にものを言わせて日本将棋連盟に働きかけ毎日新聞社が永く守ってきた将棋名人戦を横取りしようと画策しています。
筋書きは朝日が書いたものに違いありませんが、将棋連盟も会長(米長邦雄)副会長(中原誠)と将棋のことしか分からぬ世間知らずばかりですから金のためなら義理人情などクソ食らえと金に釣られたお女郎さんのように契約金に牽かれて何も分からぬ内に朝日の言うが儘に承諾したものでしょうが、世間の常識と謂うものは、先ず将棋連盟がこれまで毎年数千万円のお金を貰って世話になってきた毎日に挨拶に行き、朝日がこんなことを言ってきているがどう思われますかと相談すべきが物事の順序と謂うものではないでしょうか。それを一方的に“来年から名人戦の契約を解消する”の通告では正に信義に悖(もと)る行為と言うべきであり、その非常識な出方には如何に温厚な毎日も怒りますよね。
朝日は現在囲碁の名人戦を主宰しており、王将戦、竜王戦、棋聖戦、王座戦共に他新聞に取られて自らはやむなく朝日オープン戦などでお茶を濁しており、天下の朝日が囲碁将棋共に名人戦を主宰することは長年の宿願であり、ここに来て種々の根回しが効を奏し遂に野望が叶えられようとしていますが、それにしても遣り口がメチャ汚いですね。
朝日が直接毎日に声を掛けたのでは喧嘩を売ることになるは必定であり、将棋のことしか分からぬ井の中の蛙である連盟役員を上手く嵌め込んで自身は黒子(くろご)に徹したものでしょうが、連盟役員の無知が火に油を注ぐ結果となりました。今後どんな風に収束されるのか見当も付きませんが、メディアとて万事金が全てですから、懐具合の心配される毎日が苦境に立たされるのは目に見えています。(;;)第三者の日経あたりは暗に朝日の横車を非難している如くですが、最終決定は棋士総会で決しますから、良識ある棋士の判断が待たれます。然し良識ある棋士とて対局料は多いが良いに決まっていますから、毎日から蒙った永年の義理人情を重んずる棋士は数多くなく公正な総会決議は到底望めず、公平な第三者機関が乗り出しての調停がなされねばなりません。
毎日はここの処ずっと経営不安が囁かれていますが、朝日もそれに便乗して病人の布団を剥ぐような真似はすべきではありません。“良識の朝日”と自ら豪語し、北朝鮮や中国の味方ばかりして自虐趣味の昂じた彼等の正体は”強きを助け弱者をいたぶる朝日“だったのですね。(;;)くたばれ!朝日新聞
中国韓国と日本叩きに喧(かまびす)しい昨今ですが、どうして我が国の政府はこんなに諸外国に軟弱で大人しいのでしょう。何時も言いたい放題言われてはお金を払って“ご免なさい”と謝って居り情けなくて涙が零れます。昔から“内弁慶の外窄(そぼ)り”と言いますが、相手が民主党なら居丈高にがなりたてて吊し上げておいて、中国や韓国となると急に借りてきた猫のように大人しく変身する政府にも困ったものですね。
竹島など大昔から我が国の領土と決まっているものを最近になって韓国が常駐し勝手に地名まで付けてネコババを謀っていますが、保安庁など何の役にも立たないから海上自衛隊一個大隊を投入して韓国警備船を蹴散らせてやればいいのです。どうせならブッシュさんに韓国が五月蝿いからイラク派遣の自衛隊を竹島を護るために帰国させたいと小泉総理に言わせればどうでしょうか。(^^)ブッシュさんも狼狽して急遽アメリカ海軍を竹島に向けて出航させるのではないでしょうか。
中国もいつもの牽強付会で出入国管理法違反の不法就労事件を手助けしていた在日中国領事館の参事官が警視庁に証拠を握られての出頭命令を拒否し、大使館が在日中国人と接触するのは当たり前のことだと嘯いていますが、幾ら外交特権といってもスパイ行為を強要されて国を助けるために首を括った北京の日本領事館の参事を思い出すと人間の品格って何だろうかと考えてしまいますね。これが儒教発祥の国であり孔子孟子達の賢者を生んだ国とは到底思えません。恐らく彼等は自分の意志を持たず(持てず?)に共産国家(貧富の差はアメリカ以上だけど…)の意思の儘に動かされている人形なんでしょう、よく考えてみれば可哀想ですね、少しでも自分の意思が働くと直ちに上から粛正される運命(さだめ)なのでしょう。(;;)
然しよく考えてみれば、原因の多くは遠く第二次世界大戦の戦前戦中時に、支那(この字は現在誰かに遠慮してATOKでも出ませんよ)朝鮮の連中のことをチャンコロ、チョーセンと侮蔑して嘲笑ってきた報いであり、言った方は忘れていても言われた方は60年経過しても決して忘れず反って嘗ての劣等感が憎悪を増幅させているものと思われます。
この儘では8月15日の総理の靖国参拝が案じられますが、どんな結果が待っているでしょうか。総理も意地になっていますから今更“参拝は止めた!”なんて言いだせませんよね。参拝を止めたら最後右翼の過激派が怖くて闇夜を歩けなくなりますから愈々四面楚歌に陥りました。(^^)
結局小泉さんは何だかんだ言っても在任中、国民の期待を大きく裏切ってアメリカ、中国、韓国、北朝鮮に関して何一つ成果らしいものを得られませんでしたが、安倍福田と誰に変わっても同じことだと国民は諦観していることでしょう。(;;)日本の政治家は朝日新聞同様、弱きを挫き強きに阿(おもね)るのに懸命であり国民のことなどどうでも良いのですから本当にダメですね。そのせいか今日の千葉県の衆議院補欠選挙では民主の26歳新人元キャバクラ嬢太田和美候補が僅差ではありますが自公の推す齋藤候補を抑えて初当選し、ホリエモン怪メール事件の屈辱を晴らしました。
黒塗りの高級車で自民党大物が続々と駆けつける中を太田候補は地元スーパーで購入した5800円のチャリンコを漕いで選挙区津々浦々1ケ月間約400キロを走破したことが勝利に繋がりました。政治家を目指す者は、常に庶民の目線で行動すべきをこの選挙が教えてくれました。彼女が元キャバクラ嬢であることを否定しなかったことも選挙民には好印象を与えたのではないでしょうか。世に職業に貴賎なしと謂うではありませんか。力ずくで増税路線を強行しようとしている自民の一人天下にも漸く翳りが見え始めた千葉県衆議院補欠選挙でありました。
今週のフジサンケイレディースは強風と雨の中さくらちゃんはキャディーを務めた美人お姉さんの留衣さんと二人三脚で懸命に頑張りましたが、ショートパットが風で流されたり、ピン傍を狙ったシュットが1m足りずにバンカーで目玉になったりと、勝利の女神にそっぽを向かれて悲しい11位タイに終わりました。(;;)
それにしてもよく見てみたらこの姉妹が瓜二つのそっくりさんなのに驚きました。ちょっと目には似ていることが分かりませんが、さくらちゃんがヤンチャで負けず嫌いの上感情の起伏の激しい性格の持ち主であるに反して、お姉さんはおっとりした大人しく穏やかな湖のような性格なのでしょうか、これまでちっとも気付きませんでしたが、してみるとさくらちゃんもやがて大人になるともっと美人になるのでしょうね。(^0^)/