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山陽電鉄無人駅での椿事

 

街では何処を歩いても花、花、花の季節となりましたね。事務所前の種なしスイカを植えた花壇?では「ヒメウツギ」が満開です。何時もの伝でお散歩中何処かのお庭から道路を窺っている枝先を少しだけ頂戴しコップに挿して根を出させたものですが3年で随分と大きくなりました^^。10連休には行くとこもないし、実働日数の減少から3月決算処理が気に掛かってならず10連休の間休み無く独りですっかり済まし、後は電子申告事務手続きだけに至りましたからヤレヤレしたので、先週お得意先の新しい工場が加古郡播磨町にオープンしたことだし見学を兼ねてお祝いに伺いました。

久し振りに西に行く序ででもあり少し足を延ばして大塩に住む旧友のサンちゃん宅へ昨年末に逝くなられた奥様へのお悔やみを兼ねて立ち寄り、久闊を叙しお互いの無事を慰め合ったのでしたが、西行きの山電には長らく乗っていなかったので沿線の景色の様変わりに驚いたものでした。田、田、田だったのが家、家、家と変貌しており明石市長が人口増加を自慢げに誇るわけが分かりました。

処が好事魔多しと言いますが帰路に椿事が起き、4時過ぎ止まる予定のない藤江駅で停電が発生し私の乗った特急電車は動かなくなりました。そして20分位して運転が取り止めになったので代替輸送するから乗客は最寄りのJRに行って下さいと無人駅のマイクから発表がありドアが開けられて放り出されました(;;)。山陽電車は特急が停車しない駅は全部無人駅なので情報が皆無で、車掌はオロオロするばかりで何の役にも立ちません(;;)。とりあえず差し迫っていたトイレに駆け込んで振り向くと後ろは長蛇の列であり、駆け込むのが一番でなかったら危うい処でした。幾ら田舎でも、舗装道路と住宅街では立ちションも憚られますものね。

どうしたものか途方に暮れましたが全員東の方に歩いてゆくので私も歩きだしましたがこの日は7000歩も歩いていたため踵が痛くて長く歩くのはムリみたいで、事務所に居た娘に電話したら、グーグルでは「西明石まで20分位やから上り坂やけど頑張って歩いて」と他人事のように言うではありませんか、「それはとてもムリや」と言うと駅にタクシー会社の電話案内があるやろから電話したら?と言われて引き返しましたが電話番号など何処にもなくもう一度娘に電話したら、線路の南側の大きな道が走っているからそこでタクシー止めたら?と言われて踏切を渡るとロータリーがあってそこへ救世主と思える神姫バスがやって来ました^^。行き先が書いてなかったけどバスに飛び込んで最寄りのJR駅まで代替輸送してほしいと運転手に頼みましたが「知らない」「聞いてない」と言うばかり、会社に聞いてくれと言ったら電話してくれましたが「うちは依頼を受けて居ないからダメです」と言い張るのでバスに乗り込み「山電と神姫バスは古い親戚*やないか、もう一度会社に言ってくれ」と粘っている内に歩行の決断を躊躇っていた山電の乗客たちがワラワラとバスに入り込んできて、運転手が会社に「何時もガラガラやのに今日はもうパンパンや!」と携帯で言っています。それを聞いた会社も覚悟を決めたらしく、あとで山電に請求するから山電客の数だけ確認するように運転手は言われたらしく、漸くバスは発車しましたがナント!そのバスは明石行だったのです^^。藤江も無人駅でなかったらもっと素早い処置ができたと思いますが藤江の駅には神姫バスの発着があることを見落とし、他の駅に止まっている電車の乗客への同じ放送を繰り返した杜撰さが招いた失態であったのでしょう(;;)。早速翌朝山電本社に電話して文句を散々言ってやりましたよ。でも無責任にもJRへ行けと東に向かって歩かされた人たちは心底可哀想やったと思いました(;;)。そんなこんなで帰宅は2時間遅れて6時半となり私自身が日頃の心掛けの悪さのせいだ(;;)と猛省した一日でもありました。
* 昭和二年、山陽電車と神姫バスは関西電力(旧宇治川電気)の子会社になりました。その後、それぞれ独立します。

 

東京池袋での悲惨な交通事故は今も多くのお詣りや献花が絶えません。ところが退院した犯人についてマスメディアは今だ以てVIP扱いで旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長とフルネームで尊称しているのは主要官庁への忖度に違いありませんが、青信号を自転車で通っていた母娘二人を刎ね殺したのだから容疑者と呼んで何処が悪いんだろうな。しかも官職を辞して四半世紀を経た男は完全に市井人じゃないの?警視庁も逮捕もせずに参考人の取扱には世人は誰一人納得しないでしょう。警視庁も通産省に阿(おもね)っているのは横の繋がりで阿吽の呼吸と言ったところなのでしょうが、誰も怒らないの?!若し私のような市井の老人が加害者ならメディアはきっと「犯人とか「容疑者」と呼ばれ腰縄付きのパトカーで警視庁の玄関を潜らされたに違いないし、その夜はブタ箱入りだったろうと思うから余計腹が立つ。このままでは書類送検の罰金刑だけに終わリそうだがマスメディアや警視庁は政府の幇間や!民事の賠償金だけで済まされる亡くなった松永真菜さんの家族の思いは如何ばかりだろうか。腹立たしくて胸が張り裂けそうや💢。チクショー

 

先週の読めそうで読めない字  強(あなが)ち彼が悪いわけではない

来週の読めそうで読めない字  敷布の糊が(強)い

迫ってきた漢字検定

 

 

先週久しぶりに良い雨が振りましたね。30度の酷暑も一気に24度まで下がり夜などカーディガンが必要なくらいでしたが旱天の慈雨とはこのことでしょう。今日は一筋向こうの公道に面したの月極駐車場で車の前輪に挟まれて可愛い母子草が咲いているのを発見し、しゃがんで写しました。アスファルトの割れ目から発芽したものですが、雨の降らなかった昨今よく育ったものだと感心しました。まるでド根性大根です^^。中央に咲いていなかったら車庫入れ時に潰されていたろうし幸運な母子草でした.多幸を祈っていますm(_ _)m

愈々来週日曜日は昨夏まで10年間皆勤だっ漢検テストを昨秋は移植手術のため無念にも行けなかったので間隔が丸一年となる検定になり、昨日今日と一夜漬けの俄勉強をして居ます。1年間のブランクは見事なくらい脳味噌の皺が減ったようで、音読みの熟語は「跳梁跋扈」など何とか書けても連想能力が減退したせいだと思いますが訓読みの「したたる」とか「うやうやしい」とか平易な常用漢字が全く書けなくなっているのに魂消ました(;;)。脳の記憶回路が壊れてしまったのかしら?勿論常用漢字と準一級配当漢字の区別などすっかり忘れて居りテスト結果を想像するのも恐ろしく、例えば5画「母」と言う字は女の字形に両乳を加えたものだと白川静先生が自著「字統」に記して居られますが、この字が常用漢字に用いられる場合「母」を除いて何故か母の乳房を表すチョンチョンが「毎、悔、梅、海、敏、繁、侮、毒」とは縦棒に変えられて居るのですが、準一級以上では「栂、晦、誨、拇、姆」など乳房の附いた正しいチョンチョンの「母」を用いるのが決まりなのです。チョンチョンか縦棒か書き取りには結構神経を使い常用漢字を周知して居ないとかなり難しくて困りますね。縦棒をチョンチョンしてマイナス2点はメチャ悲しいです(;;)。話変わりますが、全然別の意味の4画「毋(ぶ)」と縦棒の字が実は存在します、音読みは「ぶ」で訓は「毋(なか)れ」と否定の意味です。部首は母も毋も何方も「毋」であってややこしくこの「毋(ぶ)」という字が存在しなければ国語審議会のバカ共も母を用いた当用漢字を縦棒にしなかったと思いますが何故こんな字があったのか泉下の白川先生にでも聞かないと分かりません。一年振りに問題集を解いて見た感触では加齢に加えて漢字から離れていた期間が長すぎ、昨年よりかなり書けなくなって居るようでどうやら合格は怪しいようです。でも落ちても構わないから挑戦しようと思っています。

ところで12行上に出てきた「拇」という字をご存知ですか?分からないよと言う方が多いことでしょうね、この字は「おやゆび」と訓読みし、音読みの場合「拇(ぼ)」であり、判子に変えて親指で捺印する拇印(ぼいん)」に用いられます。あれ?「母印」じゃなかったの?「母音」は「拇」が1級の配当漢字のため書き換え字であり、正しくは「拇印」と書きます。そうです、親指の印なんです。親指は指達のお母さんなんです。漢字って面白いですね^^。

「友あり遠方より来る」一昨日中学高校と一緒で親友だった松尾博くん(さんちゃん)が遥々大塩から訪ねて来てくれました^^。一昨年5月中学校同級生の傘寿の会の帰りに二人で傘寿の会をしようと舞子ビラからわざわざ徒歩で訪ねてきてくれて以来2年振りの再会です。お互い久し振りでの久闊を叙することができました。別れの際帰ってゆく彼の後ろ姿を眺めお互いもう81歳、或いはもう会えないかも知れぬと思うと思わず涙が滲みました。

先週の読めそうで読めない字 椿象(かめむし)は臭い

今週の読めそうで読めない字 雉の(距)は立派な武器だ

椿象(かめむし)って誰が付けたんだろう?身分不相応な字だ!