お盆休みも今日で終わり明日から平常の執務態勢に戻ることとなる。うちでは先週の後半3日間をお盆休みにしたが、休みの間は例年の如く何処行く予定とてなく、事務所で一人キリギリスの声など聞きながら仕事の合間に漢字の勉強をしたりネットの碁を打ってのんびりと過ごした。碁も最近は寄る年波で集中力が持続できず肝腎なところで凡ミスが多くて随分弱くなり9段を維持するのが段々難しくなってきたようだが、勝とうと意気込むと負け、後段してもええわいなと開き直ると感性の赴くままに着手が進み不思議と勝てるから囲碁は我欲を捨てて自然体で打つ方が勝ち易いことがよく分かる、少林寺拳法では「守主攻従」守りが主で攻めは従であって守って負けないことが基本だから、人生だって突き詰めれば我欲を捨てることが勝ちに繋がる囲碁や少林寺拳法と同じことが言えるのではないだろうか?
週末には不運にも金曜西脇工業の敗北と、土曜女子プロゴルフ横峯さくら選手102試合目での予選落ちが確定した(;;)。前者は、ま、一勝出来たから立派であり公立の星を満天下に示したものであり、余り勝ち続けるとバス代の支払に支障を来すから翁田投手達気を遣ったのかな?ゴルフの方はトップが憎っくきチャンコロであったため日曜朝刊の写真は日経、毎日共に最終パットを外した(入れれば予選通過)さくら選手だったのは皮肉だったな:-)。
先日さる本を読んでいて私が予て有してきた昭和天皇並びに皇太后への印象が大きく崩れ去った:-)。それは宮内省生え抜きのある女官死の直前の述懐であった、美智子妃様は実は平民出身のため多くの女官に陰湿な意地悪を繰り返されてノイローゼになられ、声が出なくなったり、奇形児をお産みになったことがあると巷で喧伝されたが実は、その元兇は女官達ではなく昭和天皇並びに皇后陛下(後の皇太后)にハブられての虐めであり、女官達の行動は此の二人に迎合してのものであったのだ:-)。此のお二人は国内国外にお出かけになるときご親族の人達が挙ってお見送りとお出迎えをする慣わしであったが、其の折二人は必ずご親族の方達に声を掛け、短い会話をされるのが常であったが、ついぞ美智子妃には只の一言もお言葉が掛からなかったそうだ。死んで行く女官は「お気の毒で目の遣り場に困りました」と述懐されたそうだが、皇太后と此の女官の会話に美智子妃の名が出れば「あの方は外から来た人だから…」の一言で片づけられたそうだ。アホな二人のどちらが首謀者なのか或いは共犯なのか分からぬが紆余曲折はあったにしろ結婚を認めた限りは、家族の一人として遇するのが常識だがそれができず自分達の品位を貶めていることに気付かない愚かさは何処が「現人神」や!今は無き皇族と謂うプライドを鼻にぶら下げて、必死で耐える嫁に対し終始ハブる舅と姑に終始した此の二人はTVドラマじゃあるまいし、真に愚かであったと思う。天皇に太平洋戦争開戦時の戦争反対ができなかったのも当然だろう。
宮中で美智子妃が鶏群の一鶴であったことは誰もが認める処だが、昭和天皇夫妻は心の狭い愚か者できっと美智子妃の才(ざえ)に嫉妬していたんだろうな、処で此の事実を暴露したのは美智子妃殿下と旧知の仲であった高峰秀子であった。そして彼女は文藝春秋主催の「20世紀の美女世界ベスト50」のトップに美智子妃を選び、参加者全員に諮った処誰にも異存はなく全員一致で美智子妃に決定したそうだ^^。
余談だが美智子妃が3人の子供達と何処かへ出かけられるとき途中突然車をお止めになってホカホカ弁当を四つお買いになり、お子様にお与えになり自らも召し上がったそうだ^^。このことはお付きの人から宮中に知れて直ちに美智子妃は侍従から厳しく譴責されたそうだが、美智子妃が「皆様がお召し上がりになって居るものを何故私達が食べてはどうしていけないのですか?」と仰られると侍従は狼狽えて何も返事ができなかったそうな:^^。美智子妃にはご自分の作られるお弁当の参考になっただろうし、子供達への社会教育でもあったに違いない。美智子妃殿下からホカ弁を買って頂いたお弁当屋さんきっと天にも昇る気持ちではなかったか^^、でも後から宮内庁の怖い役人が走って来て何故か「絶対に他言無用、話せば不敬罪で訴える」など脅されたんだろうな:-)。でなければこのお弁当屋さんTVのワイドショーなどに出演して世間の耳目を集めお店は大繁盛したに違いないもんな^^。宮内庁は営業妨害などするな!
TBS日曜劇場「半沢直樹」が好調で久し振りの視聴率25%台だ^^、原作者の池井戸潤は慶応を卒業後三菱銀行に入行したバンカー上がりだから一般人の知らない銀行の恥部や暗部が良く書けている。然し彼は財務諸表関係が苦手だったようで、貸出先での「総勘定元帳を見せて下さい。計算します」とか、国税局査察部が被疑者を特定せずに銀行に押しかけ、捜査令状も持たずに権限を越えた恫喝など我々が訝しく思う個所が多いのが気になったが、ま、全体としたら良くできた部類だろう、池井戸潤はバブル崩壊後平成8年に東京銀行と合併した三菱銀行を退行して居るから合併以降のストーリーは同輩達がニュースソースを提供してくれたんだろう。旧三菱銀行と旧東京銀行の派閥争いで東京銀行側が凋落して行くのが悲しく、三井銀行と太陽神戸銀行が合併してできたさくら銀行組が住友銀行との再度の合併で受けた仕打ちも又同様だったのだろうと思ったものだ:-)。作者が東京銀行組なら先ず書けなかった本だったな。銀行員は殆ど欠かさず見ていると思うが、池井戸さんの作品は必ず最後に部下を悪役に仕立てた支店長や常務などの幹部が融資先から裏金を貰っていることが発覚するから、支店長以上の人達には不人気だろうな^^。主演の堺雅人は私の嫌いな俳優だが上戸彩のファンやから見ている(ミーハーやな)のだ。処でTVには出ないが、原作では代金取立手形の略称を三菱銀行では「代手」と呼び東京銀行では「取手」と呼んでいたが合併後は「取手」に統一されたそうだ、その理由が又おかしく、「代手」では行内で女子行員が男子行員に事務上の書類の受け渡しで「ちょっと代手頂戴」と言う言葉が部外者に「昼間から不謹慎な!」と甚く誤解を招くからだったそうだった:-)。銀行内部に居た人間しか分からぬエピソードだな^^。
先週の誤字訂正の答え
残業の日はスーパーでお惣材を買って帰る、(惣菜)でした。
今週の誤字訂正の問題
海底は鉱物資源の豊庫だ
ご教訓カレンダー
「良くできた妻」→「欲でできた妻」 1字で大違い