台風が去ったら今度は直後に地震の到来であり、3年前大災害を齎した新潟県とほぼ同じ地域で、あの地震が来るまで近くの人しか名前が読めなかった小千谷(おじや)市が再び被災地として登場しています。どうも地震については専門家であるべき地質学者も本当は不案内らしく柏崎に原発を作りなさいなどとよく言いましたね。きっと候補地を並べて阿弥陀籤ででも決めたに相違ありません。それとも誘致してくれる処なら何処でも良く見境無くOKしていたものでしょう。今回でも東京電力は原発建設以前に柏崎に活断層があることを知っていたそうです。又3年前の中越地震では噂にも出なかった“神戸-新潟歪み集中帯”があることが今回人工衛星での観測で知れたそうですが、今頃になって言われても困ります。阪神淡路大震災が起こって後100年は来ないから大丈夫などと学者達が言いましたが、今回の地震は被災構造が犠牲者の80%が圧死だった阪神淡路大震災と同様ではありませんか。学者の宣う地震学説もどうにも信用ならず神戸に住む我々もそろそろ腹を決めないとならぬようです。{%gakkari%}
何時もメダカなどを買っている小鳥屋さんの居る市場がお気の毒にも地揚げにあって十数軒一度に立ち退かされることになり近くの小さいお店に引越されましたが、御祝のつもりで立ち寄ったらもうキリギリスが売られていたので早速3匹買い求めましたが、“岡本さんアメリカのキリギリスも居るから上げるよ”と変な虫を頂戴したのでよく見ると昔懐かしい“くつわ虫”ではありませんか。小学生で姫路の山奥へ疎開していたとき柿の木に沢山居てギーギーと鳴いていたことを想い出しました。 {%ureshii%} 小学生唱歌北原白秋の“虫の声”では“♪あれ松虫が鳴いているチンチロチンチロチンチロリン…ガチャガチャガチャと轡(くつわ)虫♪”で有名ですから都会の方は誰もくつわ虫はガチャガチャガチャと鳴くものと思って居られますが、人によって聞こえる声が違うのでしょう。アメリカでは鶏が“コッカーデューデュルデュー”と鳴くそうですよ。 {%warai_a%}
餌としてキリギリスと同じくタマネギが入れてありましたが、柿ノ木に居たんだから柿の葉を食べる筈だと近くを捜してみると大きな屋敷の庭に柿の木があったので早速踏み台を持って行って葉っぱを勝手に頂戴してきました。 {%ureshii%}
皆様も本物のくつわ虫をご覧になるのは初めてではないでしょうか。 {%ureshii%} 体色はキリギリスよりスイッチョに似ていますが体型はキリギリスより一回り大きいようです。
最近の官僚批判で役所がイヤになって退官する方が増えて参りましたが、天下りの多い中を役者になりたいと俳優志望の異色の方が現れ驚きました。坂本武さん(昔松竹にそんな名前の脇役が居ましたよね)49歳農水省農村政策課長さんからの転身ですが、この方東大法学部を出て建設省入りした1種キャリア官僚であり、建設省(現国交省)へ入りながら、昨年夏に農水省へ飛ばされ49歳にして課長では出世が遅すぎ出向は左遷も良いとこで “辞めろ”と謂うことだったのかも知れませんね。早くも早坂実の芸名で今月浅草の劇場にて『贋作春琴抄』に悪役(主演女優に横恋慕する暗殺団長役)で出演予定とか、オーディションで採用を決めた監督さんからは“高級官僚らしい独特の厭らしさを出せ!”との要求ですが、厭らしい役人なら左遷などされずに審議官位にでも成れてたでしょうから、監督の注文は少し無理かも知れずきっと期待が失望に代り次回の配役はお預けとなり失職かも… {%tohoho_a%}
今回の中越沖地震で被災した自動車部品大手“リケン”のお陰で自動車メーカー6社が部品の供給ストップを受けて一斉に休業状態に陥りました。国内7千社を超えると謂われる自動車部品メーカーがありながら、どうしてこんな事態の陥ったのかその原因として部品の特殊性の齎す歪な生産構造が暴露されました。“リケン”の製造部品はエンジンのピストンリングと変速機のシーリングであったそうですが、それぞれ国内で50%から70%とダントツに高いシェアを持っていたためトヨタに倣って何処もカンバン方式を採用し、在庫を持たないことが鉄則となった自動車メーカーにとって部品1個の不足は完成車を目前にしてベルトコンベアを止めざるを得なかったものでしょう。全てはトヨタの身勝手なカンバン方式が齎した弊害です。過剰在庫は当然に避けねばなりませんが1週間程度の在庫の確保は他の業界では常識であっても自動車メーカーでは非常識でありこのような惨状を惹き起こす羽目となりました。自動車業界では過去に阪神淡路大震災や3年前の中越地震でなど数回となく操業停止に追い込まれていますが、“災害を前提に在庫を多く持つ訳には行かない”と頑なな姿勢を崩さず己が王様であることを誇示し、部品メーカーが従属的な奴隷のような存在であることを我々は思い知ることになりましたが、考えてみれば自動車部品メーカーも可哀想ですよね。親方日の丸より強力なトヨタ軍団など超大国を相手の商売でありお金の貰い逸れはありませんが、コストを読まれているため赤字すれすれの廉価では堪りません。おまけに自動車メーカーの数は限られているし、他の業界に営業できる部品でもなし、ゴーンさんのような奴が出てくれば単価を切り下げられて部品メーカーは容赦なく潰されてしまうのですから遣り切れませんよね。今回の事件で気の毒なのは変速機大手の”ジャストコ”であり現在静岡県内の3工場が生産休止していますが新たに沼津など2工場が休止し全体の90%の生産が停止するそうです。何故なら変速機はメーカーの注文通り出来上がるのですがシーリングがなければ変速機の用を為さず、操業停止の結果巨額な損失を蒙ることになりましょうが、この種の出来事に対する保険などは存在しませんからトヨタはカンバン方式を受け入れている協力工場に対しは生産休止損失の補償をすべきではないでしょうか。超一流企業の売上高1兆円をトヨタが利益として計上してきたのは文字通り協力工場の協力あってのものですからと100億円(利益のたった1%))位トヨタにとっては耳糞ほどの金額であっても受け取る側には干天の慈雨だと思われます。何時でも注文時に即納できるように生産ラインを保持せよと言って居ながら、自社の生産ラインが止まったから納品ストップで知らぬ顔は一寸阿漕な遣り口ではないかいなと少し考えさせられた今回の震災の後遺症でありました。
我々の幼い頃は菜っ葉と油揚げ炒めや大根の煮付け辺りが標準的なお惣菜であって“かまぼこ”などはご馳走の部類でしたよね。処で皆様は“かまぼこ”と言う漢字をさらりと書けますか?50%以上の方が“うーん?”ではないでしょうか。“蒲鉾”と言う言葉は準1級に登場する漢字ですが、書取りの問題として良く出題されます。処が誰にも読めるのに書こうとすると書き難い字ですよね。その理由はこの言葉と蒲鉾の現物そのものとの蓋然性が乏しい処にあるようです。実は下記のHPによれば昔の蒲鉾は竹輪(ちくわ)のようであって蒲(がま)の穂に似ていた処からこの名が付けられ、何時とはなく板が付けられても名前だけが変えられなかったそうです。鉾はHPには記載がありませんが昔の武器である鉾の形にも似て居たからでしょう。そんな風に説明を受けると蒲鉾の書取りに自信が持てそうですね {%ureshii%}
【小田原蒲鉾水産加工業協同組合】
漢字検定試験準1級第2回目6月10日受験の結果が先日到着しました。第1回目の試験の結果がすれすれでの合格であったため発奮して180点台(200点満点)を目指しての再挑戦でありました。試験の結果は理由になりませんが体調不良のために誤答が多く181点(自己採点186点でマイナス5点は悪筆の報い)は冷汗三斗の思いでありました。当然に次は一級を目指すべきところでありますが、此までの3000字に加えてより難解な3000字の読みと書き(熟語を加えると2万を超える)を憶えることは私の年齢では如何様にも道が遠く、一級の参考書を紐解いて見て書けないことは覚悟の上でありましたが、全く見たことのない字のオンパレードには魂消てしまいました。丁度1年前2級合格後準一級の問題集を見て“何だ、これは!”と知らぬ字の羅列に仰天しましたが、取り敢えず熟語は兎も角単語は理解できたのですが、今度は到底それすら叶わず此では辞書を引いて調べたくても部首も分からず偏も分からず更には文章が殆ど漢書の翻訳(一例を挙げれば“図を按じて羈を索む”“文士賁臨し群仙光降す”)とあっては文意が取れずどうにも取り付く島がありません。そんな文も読めぬのかとお叱りを受けそうで己が無学を披露していますが、全ては私が学生時代に漢文を選択しなかった報いと私の基礎学力の低さと浅学非才のなせる業であり、漢検スタートがもう少し早かったらばと悔やまれてなりませんが、私の性格からして1級受験は論語の素読から始めることになりますが、流石に素読には数拾年遅過ぎ、余す時間が余りにも少ないために思案の挙げ句無念にも一級受験は断念することに致しました。
と謂ってこの儘漢字の勉強をストップすれば一夏にして2級程度まで漢字力が落ち、更に1年すれば元の木阿弥が目に見えており、それでは此まで2年間何のために勉強したのか分からず、これまで通り命あるうちは不断の努力を絶やすことなく此まで培った漢字力を持続させるために今秋も来夏も準一級を受けて脳の進化(軟化?)度を点数の上がり下がりで確かめることに決意致しました。取り敢えず次回の目標は190点に置いて頑張ることにしましょうか。180点を割り込んだりして…
クラシェフィランソロピーLPGAツアーは習志野CCで木曜日から4日間行われましたが我等がさくらちゃんは最終日5打差を追い付きプレーオフに持ち込みましたが武運拙(つたな)く、ずんぐりむっくりのチャンコロ(これは差別語でしたね、中国人に訂正します)に優勝を許し全英オープンへの晴れの前哨戦を飾ることができず無念でありました。 {%gakkari%}
腹立たしかったことは大相撲13日目白鵬対魁皇戦で審判長放れ駒親方は誤審をした木村庄之助(差し違いは進退届けとなる)の面子を考えて魁皇の勝ちを安易に取り直しに訂正し、土俵下に転落した際既に腿の筋肉の肉離れを起こし歩行も儘ならぬ魁皇を見捨てました。勝敗を見極めるためにはVTRストップで我々素人にも魁皇の勝ちが充分に確認できましたから、武士の情けも知らずにビデオも見ないで勝手な判断を下した審判団を赦せません!それより木村庄之助はビデオを確認して潔く辞任せよ