師走が訪れ年の瀬が迫って参りました。我々は此から年末調整の繁忙期に突入しますが、今年は増税も減税もない無風状態の年末調整ですが、今後の状勢では来年は一変して扶養控除、配偶者控除が廃止される可能性が大きくなって参りましたから、年末調整の還付金を唯一の綜麻繰(へそくり)としていた世のサラリーマンも還付金どころか不足金の徴収で世の無常を嘆く年の瀬となるかも知れません(;;)。
カマキリに食べられ損なった幸運な三角バッタは、未だ元気にコーロギと一緒にレタスを食べてご機嫌です。保護色である羽の色が全く茶色であったのが毎朝瑞々しいレタスに囲まれて半分青く変わって来ましたよ(^^)夜は電気カーペットの上で25度は保てて居ますから寒さで凍えることはなく後は本人?の生命力の問題でしょう(^^)。
処が先週4日の朝愚娘からガレージの壁にカマキリが止まっていると注進があり、此の寒いのに何処から来たの?取り敢えず掴まえてコーロギの住むアクリル水槽に入れましたが、折角安住の住処を得た三角バッタも再び恐怖の毎日を過ごさねばならぬことになり私も彼の出現に苦渋の決断を迫られることとなりましたが、よく見るとカマキリも寒さからすっかり弱って居るようなのでもう三角バッタを狙う体力まではないようです。
先週の新聞記事でゴルフのタイガーウッズ選手が自宅前で消火栓と樹木に衝突し車の自損事故を起こしたと報じられましたね、何か報道に奥歯の物の挟まった様な違和感があり、唇を切った程度の軽傷なのに如何して奥さんが車のガラスをゴルフクラブで叩き割ってウッズ選手を救出せねばならなかったのか、興味津々あちらでは芸能メディアの推測が飛び交って居ますが、メディアに拠れば、どうやら真相はウッズ選手の浮気の発覚が原因らしく、夫婦喧嘩の挙げ句奥さんのエリンさんが激高してウッズ選手の顔を引っ掻き、車で逃げようとしたウッズ選手を追い掛けて車のガラスをクラブで叩き割り、自損事故の原因となったらしく、ウッズ選手は只管(ひたすら)プライバシーの尊重一点張りで黙秘権を行使しています。“夫婦喧嘩は犬も食わぬ”と昔から謂いますが、人気者となると夫婦喧嘩もできず辛いですね(;;)
ウッズ選手も今回の事件に関して一切の記者会見は疎か警察の事情聴取にも応じて居ず、恐らく弁護士を通じて水面下で警察と司法取引?したものと思われ、最終的にハイウエイパトロールからは”家庭内暴力の申し立てはなかった”警察に通報した隣人は“喧嘩によるものと思える疵はなかった”と証言しましたから夫妻共に刑事責任は問われずに罰金164ドル(1万3000円)で決着したようです。背面ではきっと莫大なお金が動いたことでしょう。事実を公表しない理由を考えると浮気を原因とする喧嘩が高じての離婚沙汰となるのを懼れたらしく、浮気はしたもののウッズ選手は奥さんを離婚して子供(1男1女)を連れて他の男と再婚されることには耐えられないでしょうし、離婚となれば訴訟社会のアメリカでもあり、慰藉料の額はウッズ選手の財産から考えて少なくとも100億ドル(8600億円)には上るでしょうから、現在必死の思いで奥さんを宥め説得していることでしょう(;;)。何せ離婚が成立した暁には高額な慰藉料が手に入りますから、子連れであろうがブスであろうがお構いなしに、エリンさんにはあの手この手で求婚者が殺到することでしょうね(^^)。
一方セコイ話ですが、アメリカでも車両保険が適用されると思いますが、奥さんの暴力が原因では保険会社が自動車の保険金を支払うとも考えられませんね。車のガラス代より傷んだゴルフクラブのアイアンの方が高価だったりして…(;;)。この傷んだクラブをオークションに掛けたら車のガラス代の100倍以上で落札されるのではないでしょうか(^^)。
女子柔道界の逸材山本杏(あんず)ちゃん中学三年生が全日本体重別選手権52キロ級で堂々の3位に入賞して表彰台に上がりました(^^)。聞けば12年ぶりの快挙だそうですが三位決定戦では昨年の世界ジュニア選手権覇者である選手を破ってのものですから実力は筋金入りですが、此の少女10月に入段申請したのに事務処理の都合で免状交付が間に合わず、未だ3級だとか…(;;)。白帯のためにグランドスラム東京大会には選出の対象外となる不運は4年前浅田真央選手が年齢足らずでオリンピックに出られなかったのと同様であり(;;)余りにも硬直した選手選考には少なからず憤りを憶えます。あの因襲に被われた囲碁の日本棋院ですら、予選を勝ち上がって名人戦リーグ参加できれば即7段昇段が決められ名人となれば即9段と決められて居り、井山名人が此の双方を制して本来なら630勝以上(順調に昇段して40年)せねばならぬ道程を3年でクリアし先月20歳でその栄に浴したことは皆様もご存じでしょう。全日本柔道連盟も申請など待たずに3位入賞時に初段免状を認定すべきだったですね。有段者がハンディキャップなしに3級に敗れたことが彼女の有段者である何よりの証(あかし)ではありませんか。
柔道の入段には昇入段申請が必要なことを初めて知りましたが、いっそ杏(あんず)ちゃんこの際入団申請を取り消し何時までも白帯で居て、黒帯の先輩達をばったばったと薙ぎ倒せば何れ連盟の方から“免状を貰って下さい”とお願いに訪れるのではないでしょうか。杏(あんず)ちゃんが拗ねて“いやや!”と突っぱね、連盟が頭を下げて詫びを入れたりして…(;;)
トヨタがアメリカで発売したレクサスの暴走事故を受けて8車種426万台に無償でアクセルペダルを交換する届け出をした発表がされました。処が事故の原因はアクセルペダルではなく市販のフロアマットで厚みがあるものに限ってアクセルペダルの操作を妨碍するケースがあることが判明したものであり、他の国では厚手のものが使用されていないため、アメリカのみの交換になるそうですが、フロアマットとペダル交換では費用はゼロが二つ位違う筈で、どうしてマットメーカーを訴えるなり、せいぜいマット代金の弁償で済まなかったのか不可解でなりません。一時は米運輸省高速道路安全局が車輌に欠陥はないと報告し、顧客にフロアマットの取り外しを求める安全対策を実施して一件落着していた筈でしたが、何処からかイチャモンが付けられたもので完全なる牽強付会であり、過去最大である数百億円規模のリコールは売上減少と円高により青息吐息のトヨタにとって大打撃となりました。恐らくアメリカに於いて昨年来GMの倒産などで日本車、中でもトヨタへの風当たりがメチャ強く、政治的な圧力などが掛かったものと思われますが、それにしても抗辯もできぬとは余りにも弱腰であり米に対する劣等感の塊を情けなく思いました。理不尽な巨額なリコールに対してはトヨタに代わって日本政府が対応すべきがスジかと思われましたが今の民主党政権では先ず猫に鈴を付ける勇者は居らず情けない限りです。若し立場が逆でマットメーカーが日本で車がアメ車であれば間違いなく日本のマットメーカーは訴訟の果てに全財産を吐き出して倒産して居たに違いありません。思いたくありませんが、此の事件の背景には沖縄米軍基地に対する思い遣り予算の見直しなども含まれているのではないかと考えます。
“木枯らしの中をさくら咲く”と世間を愕かせ、橫峯さくら選手が奇跡の逆転賞金女王を遂げて幕を閉じた本年度女子プロツアーでありましたが、終了後に発表された各部門ランキングを見て改めて女王はさくら選手であったことを実感しました。ゴルフは少ないストローク数を競いますから、女王であるべき者は年間平均ストロークの最も少なかった者に尽きますが、さくら選手の70.4は韓国ブタを抑えてトップを堅持し第一人者であることを証明致しました。終盤さくら選手を4500万円引き離し独走していた諸見里選手はさくら選手と共に6勝でありましたが、彼女は平均ストロークが5位であり、賞金獲得額が多かったのはメジャーでの勝利が2勝あったことが大きく、従ってさくら選手は女王になるべくしてなったと謂えるでしょう(^^)。
来年のさくら選手の好敵手は今年燃え尽きたであろう諸見里選手ではなく、さくら選手より若く本年5勝を獲得した有村智恵選手でしょうね。
男子プロは石川遼選手が若干18歳で賞金王に輝き(^^)、ゴルフ日本シリーズは丸ちゃんこと丸山茂樹40歳が4打差あった韓国選手をプレーオフ4ホール目で下し、10年振りで国内優勝を飾りました(^0^)/。お二人とも御目出度う