確定申告も無事終了したが、数えてみれば税理士となって申告書に署名(今では味気なくも電子署名だが…)して丁度50回の節目であり、半世紀目の確定申告だった^^。処がホッとする間もなく、放ったらかしとなって居た日常業務に加えて1月や2月決算が目白押しに待ち構えて居るのでこれからも当分はテンヤワンヤだ:-)。人生の黄昏時がとっくに到来していると謂うのに私はどうやら死ぬまで喧噪の内に仕事三昧に過ごすことになりそうだ。忍び寄って来た死神も少しも頓着されないことを知り、苦笑して立ち去って行くのではあるまいか^^。

真面目な話ですから聞いて下さい。京都大学の発表による今から約60年前の終戦後には当時の男性の精液1cc中1億2千万以上の精子が居たのが25年前には6千万、18年前には3千万以下に減ってしまったそうだ:-)、今ではもっと減ってしまって居るだろうから此の精子の数では幾ら女性が健康でも受胎に到るのが可成り困難だそうで昨今少子化が叫ばれ、片や巷に不妊治療が急激に広がって居るのも宜(むべ)なるかなと謂わざるを得ない。
問題はその原因だが、誰もが食べる物に飢えて居た60年前の精子の数が食生活の充実した40年を経て4分の1以下になるなんて幾ら何でも考えもつかないが、それは60年昔まで無農薬のものしか食べなかった我々がその後石油から作られたものばかり食べるようになったからで、コメや小麦に野菜など食べる主食の全てに石油製品である化学肥料に農薬がたっぷりと用いられて居るのが原因であり、特に国内使用の70%を占める輸入小麦がその元兇だと謂われる。

昔々子供の頃、背中に括り付けられた弟の子守と共に米櫃(こめびつ)のコメの中から穀象虫(コクゾウムシ)を捜すのが、家族の一員として私に課せられたノルマの一つだった。一合枡でコメを掬って戻すと2回に一回位此の虫が姿を現すのを捉まえるのだ^^、象と言うより犀(さい)によく似た黒茶色い虫で大きさは5ミリより小さく、米櫃の中で温々(ぬくぬく)と暮らして居るのだった。3分搗(つ)きの米と余り色が変わらず目の悪い母には先ず見付けられない。何でも稲や麦に産卵し、孵った幼虫はコメや麦を食べて成長する悪い奴だ。食べても別に身体に害はないがこんな奴にコメを食べられて糞迄食べさせられるのは堪らない:-)。だから其奴を捉まえて家の前の溝に流して棲みついている蟹(今も居る)の餌にするのが私の役目だった^^。
今、此の虫を捉まえてきて輸入された小麦の中に放すと此奴は小麦に潜り込まずに必死で逃げ、羽を広げて飛んで行ってしまうそうだ。蓋をして逃げないようにするとたった二日で死んでしまうと先日の宮崎中央新聞に書いてあった:-)。輸入小麦に限らないが今の米麦類は石油製品である化学肥料や農薬ばかりを用いて育てられているので穀象虫は本能的に匂いか雰囲気で毒だと察するのだろう。「俺は麦など食べないよ」と言う無知な方もあろうが、市販のパンもラーメンもうどんも全部輸入小麦が原料だと聞くときっと背筋が寒くなるだろう。
戦前の女性は6人も8人も子供を生んでいた^^、避妊技術が未成熟だったなどと人は言うが無農薬のご飯やパンなど食べていたら今の女性なら15人も20人も生んでいるに違いない。全ては石油が精子を育たなくして居るのだ、身体はきっと精子を減らすことで本能的に命を護っているのだろう。アトピーの子だって生まれないよりマシだ。聞けば中国の田畑は今や化石肥料や農薬のお陰でボロボロになって復元不能の状態になって居るとか(;;)、アメリカのカルフォニア米(コシヒカリもあるよ)を日本を始め各国に輸送するためには高温地帯を通るので船倉で害虫やカビを発生させぬようにコメを収穫した後マラソンと謂う殺虫剤を日本の農薬残留基準の8倍も吹き付けるが、アメリカ政府は全く害がないと嘯(うそぶ)く、アメリカの基準はDDTなど日本の50倍も緩やかだが、其れは50倍のDDTの掛かったコメを我々が食べさせられていると謂うことだ。アメリカには穀物メジャーと謂う財界のマフィアのようなのが5社あって国内市場と輸出市場の95%を独占しているが、文句を言う輸入先にはアメリカ政府に「それなら貿易上の非関税障壁にみなすぞ!と言わせて相手を黙らせる巫山戯たシナリオだそうな:-)。
全く空恐ろしい話だがアメリカが京都議定書に同意しないのも尤もだな。此の儘では何れ近い将来我々は児孫を残せず死に絶えて行くのではなかろうか。石油を掘り当てたことが自分達の未来の墓穴を掘ることになるなんてとても悲しいことだけどそれが現実であり、アメリカが自分だけが良ければよいのでは餓鬼、畜生、蜘蛛の糸の世界だな:-)。

安倍政権が遂にTTP交渉参加の決断を下し悪魔に魂を売り渡した。関税障壁がなくなれば我が国の農業が壊滅するのを承知の上の行動だ。衰微の一途を辿っている我が国の農業従事者の平均年齢は現在66歳であり何れは立ち行かなくなることを知って切り捨てようとしているが、まるで楢山節考だ。減反減反ととことん農業従事者を追い詰め、食って行けない若者を街に放り出したのは自民党政権だったよな。
安部総理は貿易赤字を解消するため、農業の3兆円を切り捨て税収の見返りを求めて自動車などの10兆円を選んだ、我が国の輸出が進めば貿易赤字は解消するに違いないが、その反面国産の米が食えなくなったことにより男子の精液中の精子が益々減少し更に少子化が進むことだろう:-)。何百年か後に日本人の数は4万7千人になると書いた本があったが馬鹿馬鹿しいと笑っても居られないよな:-)。

先週秋篠宮悠仁(ひさひと)さまがお茶の水大学附属幼稚園を卒業された。悠仁さまは皇族の誰もが進まれる学習院を避けてお茶の水大学附属小学校に行かれる。幼稚園からの延長だから誰にも文句を言わせぬ処が将に皇族の反乱だな、お茶の水は紀子さまの母校であるから正解であり、此処なら悠仁さまも安全地帯だろう。何しろ学習院に入ったら、東宮家の意を受けた周囲の先生から敬宮(愛子さま)天皇説を浴びせて洗脳され悠仁さまは潰されてしまうことが容易に想像できるから、先ずはよかったな^^。幾ら女性の地位が上がったとて日本はイギリスではない。
皇位継承における万世不変の原則として、万世一系を以下のように定義している。
第一 皇祚を践むは皇胤に限る
第二 皇祚を践むは男系に限る
第三 皇祚は一系にして分裂すべからず
美智子妃殿下さえ元気であれば、「万世一系」は護られ雅子妃側の陰謀は実現する筈もないが、美智子様とてお歳だから代替わりした後連中の巻き返しが大変だ。我々国民は誰もが「万世一系」を忘れず、挙って悠仁さまを御守りしたいと思う。
然し、巷に根強く流れる愛子さま、悠仁さまお二方共に知的障害者であるとの噂は可成り根強い、近親結婚の繰り返しだった今の天皇陛下までの血が美智子妃と雅子さま紀子さま2代を経ても未だ浄化されないのなら悲しいことだ:-)。マスメディアは敬宮派が多く、6年前NHKでは悠仁さま誕生を故意に夜7時のニュースから外した:-)。先週の毎日新聞は「悠仁さまは卒園式に出迎えた園職員に小さなお辞儀で挨拶された」と書いたが「小さなお辞儀」は余計だろう、大きな毒を含んだ筆だったな。処が愛子さまならもっと酷く、生まれてこの方未だ嘗て誰にもお辞儀などされたことがないことを毎日新聞だった知って居ようが…:-)。
尚、神祚(こうそ)とは天子様の位のことです、

先週の誤字訂正の答え
名曲喫茶が突如割烹に蔵替えした。(鞍替えした)でした。

今週の誤字訂正
007危機一髪

ご教訓カレンダー
「男は辛いよ」→「男は面(つら)よ」 面より金だろうな