愈々年の瀬も迫り、うちのブログも今日を入れて年内あと僅か4回となったことに驚いています。私事ではありますが4日火曜日の夜キリギリスが150歳?の天寿を全うし天国に召されました。朝電気座布団の毛布を捲るとき前日の昼食の玉葱を食べなかったので、ひょっとして?と思っていたのですが詰まらない予感は当たるもので悲しい朝となり、くつわ虫と同じお墓に玉葱を傍に入れて葬ってやりました。今頃はあの世でジージーと啼き合っていることでしょう。 {%warai_a%} 合掌 {%kirakira2_a%}
先日お得意先芦屋のNさんから素晴らしい写真を頂きましたので皆様にも見て頂こうと思います。

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紛れもなく山茶花ですが、この花は花蕊が短くて一般的に謂って椿ほどの品格に乏しく格下の花扱いされています。処がこの山茶花は素晴らしいですね。こんなに大きくて気品のある山茶花は見たことがありません。まるで薔薇の花のようで感動一入でありました。 {%uttori%}
皆様の今年はどんな年だったでしょうか、考えてみると本年は親子夫婦親族絡みの殺人事件が一般の殺人事件に比して異様に多かったことと、例年に増して企業や役人の不祥事が多かったように感じられました。前者からは我が国での家族関係の崩壊が遠くないことを予感させられましたが、昔は誰もが貧しかったので家族が肩を寄せ合い助け合って糊口を凌いでいたものです。然し幸か不幸か近年生活が豊かになって物が豊富となり家族がお互い助け合う心と絆を忘れ自分本位となり心貧しくなったのが頻発する事件の伏線ではなかったかと感じとても悲しく思います。
不祥事は不二家に始まって大阪府太田府知事の出馬断念に栗本鐵工所社長辞任に至るまで数え切れない位沢山ありましたね。そしてその結末は何故か決まって当事者の謝罪としてTV放映の記者団の前で5秒乃至10秒間30度だけ頭を下げることで一見落着することが相場でありましたが、こんな風習は何時から何処で始まったのか記憶にありません。日本人の謝罪とは土下座と太古の昔から決まっていたではありませんか。時代の趨勢と共に冠婚葬祭も紋付き羽織袴が燕尾服になり略礼服になり普通のスーツと変遷しましたから、謝罪もスーツ並みに格落ちしたものでありましょう。然し今の謝罪とやらは良く考えてみると、初対面や別れるときの挨拶と何ら変わる処がなく、あれが謝罪とはチャンチャラおかしいですね。然もメディアに向かって頭を下げ国民は真横から撮されたカメラ映像を眺めるだけではお詫びをされた実感がありません。メディアは国民の意思の代表でありますから彼等の釈明や弁解の後前のテーブルなど取っ払って彼等の土下座のスペースを作り国民が見ているカメラに向かって土下座をさせるべきです。然る後、更に贖罪の一端として罪に応じて10日乃至3ケ月間程度毎朝5時から7時までの2時間を居住地域の駅前のごみ掃除をすることを宣言させたらどうでしょうか、それが真のお詫びと謂うものです。さすれば後は国民が約束が守られているか毎朝大勢の人がチェックしてくれるでしょうから彼等も自らの罪の重さを厳粛に受け止め、“恥”と謂う日本人の床しき言葉の意味を思い知ることでしょう。そうでなければ頭を下げたことで贖罪が果されたと勘違いし、謝罪会場からの帰路高級車に踏ん反り返って“一件落着”などと遠山の金さん擬きのセリフなどは聞きたくもありません。
副社長から賞味期限の偽装を強要された吉兆の従業員や、製薬会社からの報告を厚生省の役人によって握り潰されたC型肝炎患者の怨嗟の声は“言ってない”とか“記憶にない”とか“忘れた”など惚けられて誰からも相手にされませんが、こんな悪い奴の正体こそメディアのペンの力で暴(あば)き出して、彼等は公開の場で裁かれるべきだと思います。江戸時代のお白州で行われたもっとも軽い刑であった“百叩き”など如何でしょうか。被害者などに茨の楚(すわえ)などで各1回宛打ち据えさせてやれば怨嗟の声も少しは晴れるのではないでしょうか。叩いたことが喩え傷害罪に問われようとも微罪起訴猶予にしないと世論を相手に国は勝てっこありません。被害者が多すぎて百叩きが千叩きになって悪い役人達が半死になったりして…。 {%akkanbe%}
本年12月22日から銀行窓口で販売される予定の終身保険、定期保険、医療保険等の生命保険全面解禁について保険会社と自民党が頑強に抵抗し雲行きが怪しくなっていましたが遂に金融庁と銀行側が頑張りきって全面解禁が決定しました。素人考えでは銀行は築いた信用力をバックに少ないコミッションで沢山保険を売ってくれますから保険会社が嫌がる理由はないと思うのですが、実は保険会社と自民党は生保レディー所謂“保険の小母さん”の処遇に頭を悩ませていたのでした。全国で25万人と謂われる“保険の小母さん”は一人平均200人の顧客を抱えているそうですから彼女達の集票力は強靱で、5千万票は創価学会に負けない集票力であり、小母さん達をクビにして民主党へでも票が流れたりすると、自民党としては次回の総選挙は到底戦えず敗北は明らかです。保険会社としても此まで5千万票を餌にして自民党保険族に働きかけ生命保険料控除など税法上種々の特典を得てきただけに今後“保険の小母さん”制度への対応は一体どうなることでしょうか。銀行側は大手三井住友や三菱UFJなどで既に生保OB等を中途採用し、全ての保険を販売する体制作りが完成しましたからこれからは保険の小母さん達も進む道を閉ざされて少し宛減って行きやがては消え去るものと思われます。 {%gakkari%}
保険の小母さんと謂えば20年程昔ニッセイの小母さん役のCMで東宝の女優だった中北千枝子さんが自転車に乗って田舎道を走っていた爽やかな笑顔など懐かしく想い出されますね。 {%uttori%} 長く見掛けないと思ったら2年前に亡くなられたとか… {%naku_a%}
我々高齢者には気になる話ですが、最近の外資保険のCMを見ていると、“85歳まで無審査で入れるとか…”美味しい話ばかりで嘘っぽくて厭ですよね。彼等は統計学を基にして保険料を計算し然も2年内の死亡は支払った保険料しか戻りませんから必ず保険会社が儲かる仕組みにできています。大体から歳を経て保険に入ろうなどとする人は、少しの風邪でも外出を控えて葛根湯を飲んだりと一病息災で用心深い人が多いために意外と長生きして保険会社を喜ばせるに違いありません。従って統計学上の数字以上に保険会社は儲けることでしょうね。その辺も保険会社の“読み”にしっかり入っていたりして…。 {%gessori_a%}
弁護士よりタレントとしての実入りが多かったのでしょうか、大阪市長選挙に担がれて固辞した橋下徹氏が再び大阪府知事選に自民公明から名指されましたが一度は立候補の意思を示したものの候補者はメディアに出演が赦されず、そうなれば契約していたTY局に対する違約金を支払う羽目となるために再度立候補を見送ることになりました。この人は光市での強姦殺人事件での弁護団である死刑反対論者達の卑劣な弁護士達を懲戒申し立てするようにTVで発言したことで有名になり、結果受理されることはありませんでしたが7500通もの申し立てが東京弁護士会になされたことで、あの犯人に対し世論の多くが死刑を期待していることが証明され高裁判事達も世論は無視できませんから4日結審されたこの事件の来年4月に出される死刑判決が確定したも同然となったのはこの硬骨漢橋下弁護士のお陰でありましょう。然し今回の功績は兎も角府知事となれば又違った力量が要求されますから、ノックさんよりは教養があるとは謂え、TV局への違約金の多寡如きで立候補を取り止めるなど“全て此の世は金次第”が橋下氏の哲学と思われますから此までの金権政治に辟易している誰もがそんな人に府知事になって欲しくないでしょう。国や自治体の長(おさ)には金銭には淡泊であり、人格者で教養があり品性が陶冶され且つ庶民の目線で政(まつりごと)が行える人が望ましいのですが、そんな人って四書五経の世界には沢山居ても今の日本中何処を捜しても先ず居そうにありませんよね。 {%saiaku%}
女子プロゴルフが遂にオフシーズンに入り日曜日午後の楽しみが減り寂しくなりました。漢字の勉強か畑の草引きに振替えることにしましょうか。
漢字の勉強の一部でもあるので、久し振りに故事諺格言コーナーを復活させたいと思いますどうか皆様も頭の体操にどうぞ…。 {%warai_a%}
今日の問題は先週のブログ配偶者控除の欄で取り上げた“女三界に家なし”です。三界とは何を意味するのでしょうか。そしてこのフレーズの意味をお答え下さい。