GWの真っ直中ですね。何処へ行っても超満員でホテル代は篦棒に高く、何も好き好んでわざわざそんなときに行くことはないと思いますが、それでもビジネスマン、オフイスレディーの見栄でしょうか、今年も沢山の方が海外へ旅立たれました。昨年より円高で少しは財布が重くなったかも知れませんね。(^^)
国内旅行や故郷に帰省される方にはガソリンの値下げで優しい往路となりますが、“行きは良い良い、帰りは恐い”となり復路は新法の適用となり1000円以上の負担となることでしょう(;;)車はその予想燃費によりタンクの容量が定められていますから、大体400km乃至は500kmでガス欠となる計算であり、関東関西の往復なら先ず已むを得ないでしょうね。
処でガソリン税の新たな復活に伴いガソリン代の単価が3月の140円台後半から一挙に158円辺りまで高騰しましたから此は完全な便乗値上げとしか思えません。スタンドも弱小スタンドが淘汰されて大きい店だけ残りましたから此からは客がスタンドを選べなくなったことを彼等も気付いたことでしょう。
私事で恐縮ですが、私の愛車は80リットルの大きなタンクを積載しています。購入してから15年を経過した現在リッター3km(新車当時6km)しか走ってくれませんから、神戸税務署まで往復すると10リットルの大食いとなり電車賃の比ではなく、そのために余程の辺鄙な処でないと車は使わないため年間走行距離は500kmにも満たずバッテリー上がりがしょっちゅうで緊急時に困ります(;;)走行キロ数による任意保険料も業務用のために適用されずに馬鹿馬鹿しく、周辺駅から辺鄙だった須磨税務署も須磨海浜公園駅の誕生で楽になったし、次回の車検で廃車しようかなと考えたりしています。(;;)
お得意先の車屋のKさんに“軽自動車はどうやろ?”と相談したら、“止めとき止めとき、3000ccや4000ccの車にしか乗ったことがない者が軽なんかに乗ったら3日で厭になるわ”と笑われてしまいました(:;)
そうですよね。この前の車は矢張り3リットルのテラノV6であり、その5年前が4000CCのクラウンマジェスタでその5年前が3リットルのセドリックで、軽は大昔少しの間中古のマツダK360に乗った記憶がありますが、ミッションがマニュアルで半クラッチにコツが要り、アクセルは一杯まで踏み込まないと走ってくれない曲者でしたから、幾ら軽の性能が最近進歩したとは言え、この歳で軽に乗ると、直ぐに疲れて厭になるでしょうね(^^)
話は他所に飛びましたが、そんなこんなでGWの旅行に縁のない小生は毎日漢字の勉強と雑草の手入れに余念がありません。憶えては忘れ、憶えては忘れで漢字の勉強は遅々として進まず、恰も親不孝の報いにより“賽の河原”で小石を積んで塔を完成させようとしては完成直前に鬼に壊される所謂“報われない努力”を続けて居りますが、酬われない努力も最後には地蔵菩薩により救われるものと信じて頑張って居ります。(^^)
庭の雑草の中で毅然として花の王者“牡丹”が“雲中白鶴”の心境で咲き誇っております。今年は花芽が4つ付いて3つ咲きあと一つは未だ蕾で花の向こうに隠れていますから一番大きい右側の花が落ちる頃に咲くことでしょう。(^^)

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連休前から蜥蜴(とかげ)達が冬眠から醒めて池の傍をチョロチョロし始めました。今日は好天気で気温も上がりやっと蛙が鳴き始めましたが、まだ声がいつもの声になれずにキロキロと変な声です(^^)家内にナイショで其所此所に水を貯めてボーフラ製造に着手していますので間もなく好物のヤブ蚊に満腹することでしょう。(^^)
先月末東京高裁は仕手集団“光進”の理不尽な恐喝に屈して蛇の目ミシン工業に巨額の損失を与えたとして同社株主が旧経営陣に損害賠償を求めた株主代表訴訟の差し戻し審判決で同社森田元社長等5人の経営陣に対し583億円者損害賠償を命じました。
旧経営陣は暴力団関係者の存在に脅えて300億円の迂回融資や1600億円もの債務肩代わりに応じた結果、会社に大きな損害を与えた罪に問われたものでありますが、上場会社では最近は株式を持たない(持っていても僅か)傭われ社長が殆どであり、当然のことではありますが何れも我が身安泰を願うだけで命を張って会社を護ろうとする経営者が少なくなりました。同族会社は税金が高く取られるなど法的に冷遇されていますが、経営と資本が一本化されて居るためにこの種の事件が起こることはなく、傭われ社長なら損をしても自分が直接負担する訳ではないためにできることでしょう。然し、上場会社の経営陣ともなれば多くの株主の財産を預かっている訳ですから、自分一人損をすれば良い同族会社のオーナーとでは社会的責任の大きさは天と地ほども異なることを思い知るべきですが、よく考えて見ると株主は会社がダメになっても有限責任のために最大限自分の買った株券を紙屑になることで悪夢が終了しますが、蛇の目ミシン工業の元経営陣は恐らく自分自身の財産の百倍以上の損害賠償の責任を負うことになります。それまでに会社から貰っていた給与や退職金を全額返金しても損害賠償金の1/100にも満たないのでは余りにも異常です。それでは根性と勇気が欠けていただけで悪意があった訳でもない経営陣はまるで割が合いませんよね。何故なら彼等度胸と土性骨のない無能な経営者を選んだのは株主達ではありませんか、株主達は経営陣を咎める前に自分自身胸に手を当てて自らの非を認め大いに反省すべきでしょう。そして裁判官は株主達にも無能な連中を経営者に選んだ責任を認めて過失相殺し損害賠償額をそれまでに会社から受領した報酬や退職金限度に減額すべきではないでしょうか。それでも経営者の方には貰った給与などは費消されてしまっているでしょうから罰金の支払いができずに塀の中で過ごして頂く期間が少なくないと思いますよ。(;;)
世の中の上場会社は大なり小なり談合や企業カルテルやら、何れも人に言えない柵(しがらみ)を抱えていますし、村上世彰率いる村上ファンド以来物言う株主が多くなりましたから、此からは役員就任を固辞する有能社員が多くなることでしょうね(^^)次の社長の成り手がなかったりして…(;;)
またまた、内部告発で始まったものでしょうが、あの悪名高い船場吉兆で昨年末まで客の食べ残した料理を使い回していたことが発覚しました。{%怒りwebry%}
“勿体ない”からとの元社長の指示であったそうですが、料理長も記者会見で元社長の命令である利益第一顧客は二の次には絶対に逆らえなかったとを恥じ入っていましたが、客の食べ残しを他の客に使い回すなど食に携わる者として言語道断であり、“勿体ない”とは次元が異なる話です。調査に入った保健所の話では下げられた料理の使い回しには何の罰則規定もないそうで(;;)一人数万円も払って他の客の食べ残しを食べさせられては堪ったものではありませんよね。如何してこのようなことが頻発したのか熟(つらつら)考えるに、船場吉兆の客の多くが食事が目的ではなくて商売のための接待客であり、会席場所に意味があり、料理の中身より商談が忙しく酒やビールのつまみに数万円の料理の一部を摘み食いした程度ではなかったでしょうか。出されたお料理が綺麗に食べられたほど嬉しいことはないと知り合いの板前さんが言って居ましたが、精魂込めて作ったお料理が殆ど手を付けられずに下げられてくれば料理長とて嬉しい訳はなく、元社長の“勿体ない”も実感され料理の使い回しにも背徳感が薄れていたのではないでしょうか。三度も使い回されたお料理に巡り会った不幸なお客さんまで居たりして…(;;)
次回から使い回しを透明化して2回目は30%引き、3回目は50%引きなんてメニューに表示したらどうでしょうか。此は冗談ですが、吉兆辺りへの客ならプライドがありますから、賞味期限直前でコープの20円引きのような訳には行きませんよね(^^)
然し仏の顔も三度迄と言いますから、今度ばかりは法令に違反していなくても世間は船場吉兆を赦さないと思います。勿体ないと謂うのなら従業員の夜食にするか、お運びさんの家族にでも無償で持ち帰らせたらどうだったでしようか。吉兆の会食は一人数万円と言います。どう考えても付加価値は一般の飲食店の10倍を優に超すでしょうから、材料高の薄口銭で苦しんで居ながらお客様には安くて美味しいものをと懸命な大衆食堂が犯せぬタブーを平気で破る此処の経営者一族の金銭欲への執心とモラルの劣悪さは到底正常な神経の事業者とは思えません。大阪の食文化は何処へ行ったのでしょうか。泣けるぜ!
吉兆の事件の背景には高額な料金が客の自己負担ではなくて、自分の会社か或いは接待してくれた相手の会社の負担であったことが原因ではなかったでしょうか。私など昨日昼食は駅前の食堂でカレーライスを頂戴しましたが、大きいスプーンで食べ難い御飯粒まで一粒残さず頂きましたよ。だって此の一粒も料金の内ですものね。そうそう此のお店“宮本むなし”も今月からカレーライスが460円(先月まで390円)に値上げされていました。(;;)便乗値上げは赦さんぞ!
千葉県の京葉CCで行われた女子プロツアーは橫峯さくら選手今週も調子イマイチで7アンダーと5位タイに終わりました。他の選手なら5位は充分に満足する処でしょうが、さくらファンにとっては優勝の一(ひと)文字以外は考えられませんから真(まこと)に憂鬱な昼下がりでありました。(;;)
先週の答え
会議に(諮)る 暗殺を(謀)る 便宜を(図)る (計)り知れぬ幸福 容積を(量)る 距離を(測)る 
初めの5問より少し易しかったですね。皆様全問正解は如何でしたか?(^^)