未だ4月だと言うのにいつの間にか雑草が蔓延った庭は春を通り越してすっかり初夏の佇まいとなりました(;;)。

JR垂水駅東口改札で最近エスカレーター設置の要望が強く問題となり駅東部の住民からの要望 が出ています。写真でご覧のように駅は高架下に大きな商店街を抱えている関係で傾斜度が結構きつくて階段は優に60段を超えます。左目の見えない私は段差がはっきりせず上りより下りが大変で手摺りをしっかりと握らないと降りられません(;;)。本駅である西口にはエレベーターがあるので東側から乗車する住民の不満が絶えないようです(;;)。

OpenAIが提供するChatGPT(生成可能な事前学習済み人工知能)が昨年末より流行して世界中の話題を浚っています。ChatGPTが書いた文章にAIが描いた画像を添えれば記事が完成するので、文章を書くことを生業とされる方の仕事がなくなってしまうと言われています(;;)。これは人類の生存権の問題であり「ChatGPT」の登場により失われる知的職業は数知れずありますから恐ろしいと思います。それどころか或るチャットポットがデジタル空間に作り出した架空の女性キャラクター「イライザ」に恋をして命を絶った男性まで出る事件まで起こりました。人間が創ったAIのために自殺するなんて…💢。

最近「親ガチャ」と謂う言葉がよく聞かれます。我々が聞き馴れない「親ガチャ」とは日本のインターネット俗語であって、生まれ持った容姿や能力、家庭環境によって人生が大きく左右されるという認識に立って「生まれてくる子供は親を選べない」ことを、スマホゲームの「ガチャ」 に例えて言うそうです。この言葉はベースで人生の結果が決まるというニュアンスが強いため、この言葉への反感も結構多いようですが「親ガチャ」は決して当たりではなく、ハズレと思っている子ども側から語られることが多く、当たりの場合は普通使われない言葉です(::)。親ガチャには環境要因(育ち)だけではなく遺伝的要因(生まれ)も含まれ、どちらも当たり、片方は当たり、どちらも外れ、があリます。特に子供側の観点から自身の能力や環境に対する諦めや苛立ち、思い通りにうまくいかない原因を「ガチャに外れた」と言って、生まれた時点で「「アタリ」か「ハズレ」は運次第である」という意味が込められています。今の若い人は我々昭和の年寄りと違って人生での成果が「努力することによって得られる」とは考えず、流れに流される「諦観」が基本概念であるためこんな言葉が生まれて定着したと思います。何事も「親ガチャ」のせいにして人生を諦める無気力な今の青年像が垣間見え、戦前戦中戦後の混乱期を必死に生き延びて今日を迎えた私達80代にはメチャ情けなく感じます。「今どきの若い者は…」とは、此れまでずっと言われてきた言葉ですが、何故かその言葉の基準が少し宛酷しさに欠けてきました。私達戦前派は戦中戦後の混乱期を食うや食わずに育ったので、「下剋上」は世の倣いであって「親ガチャ」など考えたこともなく若者は皆自立心を持ち上を向いて歩く努力を重ねて居り、中卒も高卒も親に経済力がなければ当然のように就職し懸命に働き、自らの運命を自力で切り開きましたが、昨今「親ガチャ」時代の到来によって、自ら努力することを知らない若者は就職しても社会人としての立居振舞ができるようになる前に大卒の約3割、高卒の約4割が仕事を辞めてしまうそうです(;;)。Z世代(1990年から2010年代序盤までの期間に生まれた若者たち)と呼ばれる彼等は我々には到底考えられない世界観を持ち世の中を斜に見て生きていますからお互いに戸惑いが大きくこれからどうなって行くことやら?(;;)、彼等はネットを使い生活することをモットーにし、堅実な金銭感覚でミエを張ることをせず、立身出世を望まずコストパフォーマンス重視で家や車への執着がなく音楽や動画など自分に気に入ったものには出費を惜しまない傾向が強い反面特定の価値観を押し付けられるのを極力嫌う孤独な人種です(;;)私が孫たちと話が全く合わないのは彼等がZ世代人間やったんや!今まで気付かなかったよ(T_T)。

先週女子プロゴルフフジサンケレディースは川奈で行われ、とんでもない新星が飛び出しました❢。二日目トップに立ったのは名前も知らぬ今年からプロになり20歳になった神谷そら選手でした。大きくも小さくもない中肉中背普通の女の子でしたが、何故かドライバーが男子プロ並みで280ヤードも飛びアイアンは7番で190ヤードとか…(@@;)、体幹がメチャ強いせいかと思いました。ロングホールは全て2オン可能と言う逸材ですが、「天は二物を与えず」でなかなか真っすぐ飛ばず最終日はティーショットがフェアウエイを捉えたのが僅かに3回と謂う体たらくであり、インに入って4ホールで3ボギーを叩いて3位まで落ちこの儘ズルズルと落ちて行くんだな…と思っていたら難しい17番180ヤードパー3でロングドライブを生かし7番アイアンで乗せてバーディーを奪い上位2選手が17番案18番とボギーを叩いて崩れたため、よもやの初優勝をもぎ取ったのです^^。最終18番は優勝を決める50cmのパットを終え、恥ずかしそうに微笑んで帽子に手をやる姿は此れまでに見られない初々しいシーンでした^^。誰しも優勝できたら派手なガッツポーズしますよね、ゴルフってやっぱり飛んでナンボですね^^。だけど優勝インタビューでは彼女が尊敬語も使えない全くの天然なのに驚き女子プロゴルフ協会もプロ合格選手に最低の教養教育をすべきだろうと呆れ果てました(@@;)。

愈々ゴールデンウイークの到来です。皆様は何処かへお出掛けのご予定だと思います。どうかGWが良いお天気であることをお祈りしています(._.)。

 

先週の読めそうで読めない字   夕星(ゆうずつ)   宵の明星 金星のこと

今週の読めそうで読めない字    (肯う)