昨日今日と超寒波の到来で寒いの冷たいのなんのってこんな寒さは果たして何年振りでしょうか。今朝も朝6時過ぎに事務所に来てガスストーブを付けたらパソコンサーバーの熱で自宅より3度は高い筈なのにナント摂氏4度でした。(;;)それでも蟋蟀は行火(あんか)と掛布団のお陰で上機嫌で囀っていましたから愈々交尾期に入ったようです。この寒い時期に又500匹も生まれたらどうしよう…
今年は天気も崩れずまずまずのお正月でしたね。皆様は如何お過ごしでしたか。小生は年末調整の整理と1月10日納付源泉税の納付書作りそして11月決算で三ケ日が暮れ、外出したのは三日とも昼食を買いにコンビニやコープに行っただけでお宮参りもせず不信心の極みでありましたが、正月だけのお宮参りでは神様が泣こうと謂うもので、70歳にして急に悟った訳でもありませんが、この歳になると明日のことを思い煩う欲がなくなり、在るが儘に身を任せて朝な夕なに己が神仏に生かされていることへの感謝の念を持つことだけが肝要であろうかと殊勝にも考えるようになりました。(^^)
明日は成人の日で休日とか!ウソーと言いたくなります。本来の成人の日は15日でしたから16日を振替休日にすれば済むことなのに、出し遅れの年賀状が未だ届いていますから年賀郵便の抽選にはちょっと早すぎませんか。それにしても源泉所得税納付前のこの忙しい年初に明日が休日だなどと誰が考えたのか!同じ3連休なら正月ボケの直後より14-16日が良いのに決まっているではないか!
愈々今日から大相撲初場所の開幕です。昨秋の九州場所は地元人気力士魁皇が高齢から横綱どころか大関の地位も危ないとあって異常な不入りでしたが魁皇だけでなく日本人相撲取りの不甲斐なさが為せる所以でしょうか。本年は果たしてどうなることか、朝青龍や琴欧州をぶん投げる日本人が出るでしょうか。日本の国技である日本相撲協会の命運はその一点に懸っていると思います。
皆様は埼玉栄高校出身の沢井豪太郎を覚えていられますか?
04年年末に行われた全日本相撲選手権に於いて高校生で唯独り勝ち残り、優勝した日本通運栂井(とがのい)選手を土俵際まで追い詰めながら捨て身の小手投げに敗れ、惜しくも高校生としての優勝を逸し、史上4人目の全国で3位に入ったことは04年12月にWEBでお知らせしましたからご記憶の方も居られることでしょう。
腰を落としてさっと前に出る正攻法の本格派スピード相撲で相撲界10年に一人の逸材であると見ました。あのとき早くプロになって朝青龍をやっつけて欲しいとWEBに書きましたが、彼は昨年の初場所前に境川部屋に入門し、遂に昨年6場所中序の口三段目の優勝に続いて、九州場所で幕下全勝優勝し愈々幕下2枚目まで駆け上がって来ました。成績如何では愈々あと二場所乃至は遅くとも三場所で幕内入りできる位置であり、そうなると琴欧州の持つ入幕11場所を更新し一挙に一桁台での幕内入りとなりますから凄いですよね。(^^)
大学横綱の資格で幕下15枚目に付け出された近大の吐合選手は未だ名も聞きませんから、遂に前相撲から這い上がってきた沢井豪太郎に追い抜かれたものと思われます。
彼は大学横綱でありながら全日本では予選本戦と2度沢井豪太郎に力負けして破れていますから、タイトルだけで幕下付け出しを決める相撲協会の決まりはおかしいと思いますが、沢井選手にとってはこの1年間の下積生活で得たものは大きく、きっと夏場所までには花を咲かして呉れるものと期待しています。
そうそう外人ばかりに威張られて堪るか!沢井豪太郎頑張れ!
とは言ったものの“鳴り物入りで角界入りして横綱になった者は居ない”のジンクスがあるそうな?
新春早々東証で今度は日興シティーグループ証券の社員が自身の購入である株式の単位を間違えて2株とすべきを2000株注文する事件が起こりてんやわんやとなっています。ことの起こりは01年に日本製紙と大昭和製紙が合併してできた持株会社“日本製紙グループ本社”の株式購入に関わる事件でありましたが、あろうことか株屋の社員が上場株の取引単位を誤るなど“紺屋(こうや)の白袴”と謂われてもやむを得ぬ情けない話であり信用失墜も良いとこです。注文されたこの会社は新設会社ですから当然に5万円株であり時価が10倍程するので2000株なら10億円にもなり、みずほ証券の事件と比べて桁も金額も比較にならぬ程少ないものですが、今度は一社員の取引であり10日までにこれだけのお金の耳を揃えねばなりません。本人は50円株と信じ込んでおり、注文を端末に入力時のアラーム表示に対して不審を抱いた同証券株式売買担当者から注文した社員への株数の問い合わせ(金額まで問い合わせてなかった!)に対しても応諾しており、この2000株を注文した社員はきっと合併前の日本製紙1株50円と勘違いしていたものでしょう。本人の預金残高は140万円だったそうですから2株購入がやっとであり、一体どう収拾されるのでしょうか。
昔は5万円株などNTTかJR位しかなく、500円株だけ注意していれば良かったのですが、今や持株会社やIT関連新設法人の続出で5万円株が東証1部だけでも100以上ゴロゴロしていますし、始末の悪いことにどの新聞も単位を省略していますから、一般の方には大変見難いものでトヨタの6000円と日本製紙の5000円の単位を判別するには、日経の場合僅かに欄外に虫眼鏡でやっと見える字で100円単位表示銘柄が記されてあり、5000を50万円と読み替える仕組みですから素人さんには全く分かり難いですよね。又、毎日新聞は銘柄の頭にAと書いてあって欄外にAは売買単位1株と記載されている処から、5万円銘柄であることを推理することになって居り新聞によってまちまちです、もともと50円株を対象に枠組みされていたものを今の時代になってもサボって枠組みを変えずに昔の儘使用しているところから齎されたケアレスミスだと思います。
プロが間違う位ですから実際にはこんなことはしょっちゅう日常茶飯事に起こっていることでしょう。全て顧客が売り建てさせられて誤購入を帳消しにし、買代金の未払違約金まで取られて勘違い損の処理をさせられていても、世間には一切公表されないだけなのでしょうね。
持ち株会社になって会社名が変わっても新聞も株屋さんのモニターも表現は昔から今も会社名を漢字3行乃至4行の行数に圧縮されて居ますから、未だに昔通りの“日本紙(がみ)”(50年以上前から株屋さんは紙屋さんの省略名を場立ちが間違わぬように製紙と呼ばずに“本州紙(がみ)王子紙(がみ)などと呼ぶのが慣わしでした)では合併前と同じであり昔売買したことのある人ならうっかりしますよね。銘柄名を正しく日本製紙グループ本社とかせめて日本紙Gとでも書かれていれば何処かでチェックが掛かっていたでしょうに変わらぬ会社名であったことが不幸の始まりであり、大昭和日本とか新しい名前にしなかった日本製紙にも責任の一端があります。今度の事件は起こるべくして起こった事件であったでしょう。これの事件を契機として証券取引所の端末は売買株数入力と同時に金額が表示されるようにソフトを変更すべきであり、同時に新聞各社も50円株と5万円株の表現方法を猿にでも分かるように明瞭化するように再考されたいと願っているのは私一人ではないと思います。
正月恒例の箱根駅伝TV中継は見られましたか。女子に比べて男子は人気イマイチですがこの箱根駅伝だけは特別ですね。無印の亜細亜大学が逆転初優勝を飾り、涙の監督胴上げとなりました。馬なら万馬券になったでしょう、創部30年知名度の少ない大学ですが、他校が卑怯にも形(なり)振り構わずケニアの選手などを使って優勝を狙う中を純潔主義に徹し大和魂を籠めて得たこの駅伝の優勝効果は各メディア数段抜き掲載のプロパガンダを伴って大きく、少子化に伴う生徒確保に悩む大学にとって抜群の効果を齎しますから、知名度がグンと上がり亜細亜大学の今春入学者はきっと倍増することでしょう。(^^)日本大学までがケニア選手を起用していましたが大学の名が泣きますよ。日本国際大学などと校名変更して頂きたいですね。
優勝候補の筆頭だった東海大学は超高校級と謂われた佐久長聖の佐藤悠基が8人抜きを演じましたが他の選手達が振るわず6位と沈みました。然しこの佐藤選手21.5kmを1時間2分12秒で駆け抜けましたから、フルマラソンに換算すると1時間58分と2時間を切り、正に驚異的なスピードです。勿論フルマラソンと単純に比較はできませんが彼は未だ1年生、近い将来男子にも女子のQちゃんに負けないスターが生まれるかも知れませんね。(^^)
垂水の駅前に年末新しい食堂ができたとか愚娘からの注進があり4日の水曜日愚娘と孫達と四人お昼を食べに出掛けました。どうやら個人経営でなくさぬきうどんの幟(のぼり)がはためいた大手のチェーン店の和風ファミレスであり、熱いお茶を啜りながらメニューを眺める楽しみも奪われて、自動券売機に慌しくお金を入れて小さいメニューボタンを押す味気ないお店でありました。店の名前が何故か“宮本むなし”だったので皆でない知恵を絞って考え“さぬき”やから“さ”を抜いたんやろか、それなら“宮本むし”になるしなあ、と分からぬ儘に店員に訳を聞いたらナント!店員は言い慣れているらしく得意げにその店の社長の子供がく宮本武蔵が言えず(舌足らずか!)宮本むなしと話すところからそれが店の名前になったと宣いました。いやはやその社長の親馬鹿振りには呆れて開いた口が塞がらぬとはこのことであり、客の興を惹いてのことではあったでしょうが、冥府の宮本武蔵もさぞ虚しい思いで嘆かれたことでしょう。(;;)うどんが100円からと客寄せの目玉で他の物は決して安くない値段でしたし味もイマイチで早晩店仕舞いするのではないでしょうか。食堂は店名などより“味”で勝負せんかい!
05年フィギュアースケート世界選手権で浅田真央に敗れて銀メダリストに終わった五輪優勝候補のサーシャ・コーエン(米国)は競技人生のピークは選手によって異なるから五輪が15歳の年齢制限を設けていることに疑問を投げ掛け、『私たちは楽になったがピークの浅田選手には辛いことだ』と心情を吐露しました。真の強者の居ない大会を勝っても実感が湧かぬかの発言でしたが、言葉の陰には浅田選手欠場に対する安堵の思いが滲んでいたと感じたのは私一人だったでしょうか。口惜しいなあ!  
折角大阪市の顧問弁護士を承諾した前助役大平光代氏が予想されたことでしたがたった3日で辞退しましたね。その表向きの理由は市長に迷惑を掛けたくないからと謂うものでしたが、その実自民公明市議団から彼女の市政復帰に強い反発があったものであり、彼等には彼女が辞めるときに市長に選挙には市議達の支援だけは受けないように…と言い残して辞めて行ったことへの深い怨念がさせたものであったでしょう。究極彼女に去られたのは彼女の忠告を守らなかった市長の不徳の致す処であり自業自得でありました。(;;)