2月の末と言ったら1年中で一番寒い時期の筈ですが、昨日の小春日和、今日の暖かい春雨とはどうしたことでしょうか。まだ木瓜(ぼけ)の花が蕾なのに庭の金魚草は春が来たと勘違いして可愛く咲き始めました。(^^)
久し振りにそして思いも懸けぬ荒川選手の劇的な逆転勝利での“君が代”は心地良かったですね、ジーンと胸に込み上げてくるものがありました。アメリカと常勝ロシアを倒しての勝利ですから日本人誰もが快哉を叫んだことでしょう。
柔道のときなど聞き飽きるほどだった”君が代“もトリノでは格別でしたね。日教組の荒武者共も今回ばかりは”君が代“を見直したでしょう。(^^)
体形的に少なくないハンディキャップを背負った日本人がメダルを望むのが難しいフィギュアスケートで初の金メダルを獲得できたことは正直言って幸運だったと言うべきでしょう。
ショートプログラムで荒川選手が3位と好位置に付けたことがフリースケートで無心に滑ることができましたが、逆にその分SP1位2位のコーエンとスルツカヤにはそれが負担となり、無意識の内に演技が守りに入り硬くなったことが致命的なミスを招く結果となりました。“勝つと思うな思えば負ける”は蓋し名言でありましたね。
それに引き換え村主選手は安定した演技でミスもなくメダルに届いたかと思いましたが2度も転んだコーエンにフリースケート3点差も許してしまったのはどうしてでしょうか。1度転んだスルツカヤにも1点以上置いて行かれましたからこれではどうしたってメダルに届きませんよね。
私は彼女の幼な顔と控えめな衣裳が“竹久夢二”の世界である日本独特の儚げな日本女性の美しさであることに外国のがさつな審査員共が少しも気付かずに、ただ単に自分達の好みである男を魅了するフェロモンが足りなかったことを減点対象にしたもの考えました。審査員の半数は男性でありましょうから、コーエンとスルツカヤが発するあの妖しいフェロモンと性的魅力に誘惑され目尻を下げて無意識に加点したものに相違ありません。審査員が日本人だったら…ととても彼女が可哀想でした。
村主選手自身が試合後に語った言葉“大きなミスが出ないのに点数が出ない結果を受け止めるのには大変なところがありました。”は、東洋の“美”が夕べにひっそり咲く月見草などを愛でる心であるに対し欧米人の“美”が大輪の薔薇の艶(あで)やかさに惹かれるものであり基本的な考え方で大きく異なっていたことをまざまざと見せ付けられた思いです。正に墨画と水彩画の違いと言ったら良いでしょうか。その点母親手作りのキンキラキンの衣裳の荒川選手は上背もありコーエンとスルツカヤの華やかな衣装に少しも負けることのないものでありましたから優勝できたのかも知れませんね。いやいや、衣装だけでなく演技もとても立派でありミスもなく優勝は平常心が齎した当然の結果であったのでしょう。(^^)
安藤選手は年末のアジア選手権に続いてトリノでも又もや見事な大股開きの転倒を見せて呉れました。彼女の転倒は他の選手のとは異なり豪快そのものであり、流石は4回転ジャンプへの挑戦であることが窺えましたが転倒もここまで来ると芸術品ですね。転倒によるマイナス2点はプラス2点の誤りではなかったですか。是非コーエン、スルツカヤ選手にも4回転挑戦して頂いて大股開きを披露して頂きたいと期待してしまいますよね。(^^)
フェロモンと謂えば話は変わりますが先日の新聞に載っていた記事で、資生堂の男性整髪料を付けた男性が資生堂に“蝶々が飛んできて困る”と訴え、調べてみると頭の周囲に飛んでくる蝶々は全部オスであり整髪剤にはメスの蝶々が持っているフェロモンと同種のものが使われていたことが原因だと分かったそうです。(^^)人間にも異性を魅惑するフェロモンを含んだ香料が発明されたら爆発的に売れることでしょうが人の嗅覚は鈍いのでスズメバチなんかに襲われたりして…(;;)
ついこの間まで国際決済銀行たるに自己資本比率8%がどうとか大騒ぎして公的資金導入の美名の下に税金を掻っ攫って体裁の整えた大手銀行6グループが本年3月期の純利益が前期比3.8倍の2兆9千億円とか、“ええ加減にさらせ!”と言いたいですね。昨日銀行の普通預金通帳を見たら利息が6円ゴミのように付いていました。始めはシミかと思ったほどであり、前回の8月はと見てみると10円でした。預金残高を概算目で追うと最近半年間が約150万円昨年のそれが250万円位でしたから、割合的には間違っていないようですが、一体利率は幾らなのか呆れてしまいました。余りに腹が立ったので小切手を預けに行ったついでに銀行の窓口で利息の計算を1桁間違っていないのかと文句を垂れたら間違っているのは私の方であり現在普通預金の利息は0.001%ですと開き直られてしまいました。%など付いているので桁数を錯覚しますが小数点で謂えば10万分の1ということになります。つまり10万円に対し年1円の利息ということになり更に源泉所得税などを20%差引かれ年2回利息の付け込みとなりますから常時20万円以上の残高がないと円未満切捨てでゼロ金利となりますが、20万円の残高に対し半年1円の利息は腹立たしく馬鹿馬鹿しい(利息を計算したり通帳付け込みの費用のほうが高くつく?)限りですが、よく考えてみると全国数千万人のサラリーマン家庭の預金残高などは何時もかつかつで、平残高20万円には及ばず計算上の利息が1円未満となり銀行に取り込まれた利息は膨大な額に上ると思いますが、銀行が纏めて計算してアフリカ難民に寄付したなんて聞いたことありませんからきっと彼等がネコババしているに違いありません。
一度皆様もご自宅の通帳をご覧になったら如何ですか?“え?付いて居たら腹が立つけど利息がついてないからせいせいするですって?”(^^)
若し預金残高を遣いすぎてカードローンの赤残高20万円と仮定すれば年に2.8万円も利息を取られることになり、通帳の赤残高が更に増やされて利息が利息を呼ぶ地獄となりますから彼等の差益は何千(万)倍になることでしょうか。ATMで僅かなお金を振り込んでは525円などと法外な手数料も原価は数円でしょうから、武田薬品も顔負けの荒稼ぎ振りです。
カードローンは特別としても通常企業への貸出金利すら2-3%(無担保7%)程度であり、大口定期(1000万円)の利率でも税込0.03%の年3千円ですから、この間の利鞘は70倍乃至100倍にもなりますが、こんなに儲けても預金者の預金利率を上げようと絶対に言わない処は流石なものですね。財務省も利上げの話を持ち出せば忽ち国債の利息(現在は殆ど変動利率です)に影響すると謂う因果応報に伝家の宝刀を振るうこともできず、自分達の無駄遣いを棚に上げて庶民の懐を甚(いた)振っている様は“お上(かみ)さえ良ければ何時でもどうぞ”と銀行に嘯(うそぶ)かれて手も足も出ないのでは何のための監督官庁やら…(;;)。
かくして銀行は全て我々庶民の預金を元手にして阿漕にも2兆9千億円を稼ぎ出し、バブルの張本人がそのツケを10万分の1の超低金利で庶民に肩代わりさせトカゲの尻尾(胴体か!)を再生させた如くでありますから、誰もが声を大にして怒らねばなりませんが日本人は諦めが早いのか無欲なのか何とも不甲斐ないですね。誰か怒る奴は居ないのか!
凍結された退職金を今年やっと貰えることになった一勧杉田力之以下富士、興銀の前頭取もきっと特別顧問室で揃ってほくそ笑んでいることでしょう。彼等が一所懸命作ったバブルのツケを我々庶民のゼロ金利で消し、しかも尚もそこから退職金まで差し上げることになりましたからほんに腹立たしいですね。銀行は絶対に公表しませんが私は3人の退職金のトータルは50億円を絶対に下らない額だと思っております。
金融庁も庶民達の怨嗟の叫びである懸かる事態を深く受け止めて、今後銀行には役員報酬の開示などを義務付けねばならぬと考えますが、銀行も利益が出るようになってから役人に対しても態度がでかくなってきましたから、今はそれ処ではなく今度は役人の方が揉み手をして天下りのお願いなどすることになったのでしょうか。(;;)
最近後進国へのODA(無償資金協力)の予算配分を巡って各省が醜い争いを繰り返していますが、外務省など今年も全予算の40%700億円も捥ぎ取りました。外務省は名前とは大違いで外地のことを何も分からずに人任せのために業者との癒着振りが問題になっています。何でも嘗て業者の入れ知恵で後進国にお金を渡したら役人達が取り込んでしまうからと農業を助ける名目でカンボニアに農薬を送ったら、これが調査不足も甚だしくてカンボニアでは田圃の米だけでなく田圃に棲む田螺(たにし)や蛙も主食として食べていたのでこれらの生物が死に絶えてしまい賠償請求までされるとか、農薬業者はぼろ儲けでも国は賠償金では何のためのODAでしょうね。社会福祉協議会に務めていた知人がこぼしていましたが、赤十字募金でもお金は一体何処へ行ったのか分からぬ仕組みになっているそうです。
ユニセフなんかも本物のユニセフ(国際連合児童基金)とは無関係なのに支店のような顔をした日本ユニセフと名乗って募金を集めてその25%を経費名目で取り込んで品川に25億円ものビルをおっ建て、天下り役員が経費をメチャ遣い放題などまだ可愛らしい方らしいですよ。
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【日本ユニセフ協会の謎】
まったく腹立たしい限りですね。まさか皆様もユニセフのカードなどを買わされていないでしょうね。
ジャーン!
アメリカ女子ゴルフ開幕第2戦ハワイ.オアフ島のフィールズオープンで今年から米ツアー公式参戦の宮里、諸見里両選手をメディアが追う中を招待選手の横峯さくら選手が8アンダー11位に食い込み日本選手中最高成績で日本選手の意地を見せてくれました。(^0^)/
久し振りに見る彼女の華麗なオーバースイングは懐かしく、寂しげな面差しから時折見せる笑顔が私を和(なご)ませてくれ連日の確定申告の疲労を和(やわ)らげてくれるのでありました。
もう来週はダイキンオーキッド国内ツアーの開幕です。さくらちゃんファンの一人としてハワイでの疲れを忘れて優勝を目指して頑張って欲しいと願っています。
ゲームはアメリカのツアーなのにミーナ.リー選手とソン.ファー.リー選手と韓国同士のプレーオフとなりましたが、6打差を追いついたミーナ.リーが勢いに乗ってプレーオフ3ホール目でバーディーを奪い優勝しました。私が思うには“李”の姓は韓国人がラ行の発音できないために国内では“イー”と呼んでいますが、アメリカではLeeと正しく(?)呼ばれていますから不思議ですよね。英語を話せるようになると必要に応じてラ行が発音できるようになるのでしょうか。今ではきっと多くの韓国人が濁音だって話せることでしょう。(^^)