自宅前のプランターではお盆になると今年も律儀に山百合が咲き初めます。薄(すすき)など雑草に紛れていて蕾を付けるまで気づかない迂闊さを何時もこの時期に恥ずかしく思い蕾を見る度に懲りずに深く反省して居ますm(_ _)m。此の清楚で可憐で純粋な山百合を見ていると、軈(やが)て俗念に塗れた卑しい私の心を洗い流して頂けるように思い、心が透き通って清(さや)かになります^^。隣合って3種類咲きますが花弁の白い方が清らかで美しいと私は思います。儚い僅か3日の生命ですが、毎年此れが見納めかと感慨深く私の夏のスーベニールとなります。

 

先週の続きです。我々より一回り下団塊の世代である高齢者のパワーには常々感心しますが、「昼カラ」は時勢から禁止すべきものだと思います。超高齢者社会の副産物である娯楽として広まった現在の「カラオケ」は、最初ホテルの宴会場やスナックなどの店舗に置かれることが多く、酒席の余興として受け入れられて居ましたが、今では様々な時間と場所に広がり、近年は1000円と安価に利用できて喫茶店で歌い放題の「昼カラオケ」、略して「昼カラ」が高齢者を中心に大人気です。今年に入り、新型コロナウイルスのクラスター発生場所として俄に注目を集めた昼カラの利用実態について、クラスターの発生濃度の高さに対して有識者は警鐘を乱打して居ます。自治体は高級サロンやバーを規制するより客の密接度の極端に高い昼カラオケを規制すべきであるのを誤って居ます。「最初は東日本の昼カラオケ店で、その後も関西、関東と昼カラオケ店でのクラスター(集団感染)が続きました。当然大声で歌うし、酒を飲むし「昼カラ」はやはり感染し易い…と思って居たんですよ」と話すのは、東日本エリアで発生した”昼カラ店”を取材した全国紙社会部記者で若い記者なだけあって、プライベートでカラオケを利用することも多々あったが、実際に取材してみて、「昼カラ」は自分が知るカラオケとは全く異なることに衝撃を受けたとか…(;;)。 昼カラは中高年の客が早い所で朝9時ごろからで夕方や夜までずっと居ます。その間食べたり飲んだり寝たり合間に歌ったり…、カラオケと言うより常連ばかりの溜まり場と言ったほうが良い雰囲気で客の滞在時間が長いのが「昼カラ店」の特徴であり、その分客同士の接触機会も増え、客の殆どが常連のため、濃厚接触をなんども繰り返しているから誰か一人が感染すればクラスターの発生は免れません。この「濃厚さ」について、関西地方で発生した「昼カラ店」を取材した情報番組キャスターは、「濃厚接触どころじゃなく、客同士で抱き合ってデュエットをやったり、軽食を同じスプーンで食べたり、客は男女共高齢者で、妻や夫に先立たれた人もいれば、80才を超えて不倫相手を探しにくる元気すぎる客まで…(;;)。カラオケ店というよりは、過激なキャバクラのようです」と語っているから行政も此れを規制せずにコロナのクラスター根絶は難しく、若者の門限8時を声高に言い立てて居るのは勘違いかも知れません。怖いのは節度を知らない年寄りであり、それらを放置している昼カラの経営者です、自治体は接待を伴う高級バーなどの規制に躍起になって居ますが彼等は節度を持った富裕層であって、規制すべきは上の如き濃厚接触を常とする昼カラに違いありません💢。
大阪では毎日多数の感染者を出し病床使用率は限界に近くなりました。大阪市議会は先週から始まった最終論戦で今秋の都構想住民投票を一旦中止し、コロナ禍第三波対策に専念しないと、街頭演説で街中がコロナ破綻するのではないかしら?あれだけ凄かった吉村知事の人気もイソジンうがい薬以来随分霞んできましたよね(;;)。一日であっても大阪のコロナ東京超えは想像を絶するものであって隣の兵庫県民として忸怩たる思いです。

安倍総理が吐血したと週刊誌が報じ、愈々辞任が近いそうだが、彼の長期政権のせいで赤木さん初めどれだけ多くの人がごますり官僚の犠牲になったことか…。合掌m(_ _)m。

先週の読めそうで読めない字     草を食(は)む牛
今週の読めそうで読めない字     虫が(集く)