一月も終盤を迎えて冬の一番寒い時期が到来しようとして居ます。実は地球温暖化で結構暖かいけど…、確定申告も愈々本番を迎えました。還付申告は2月17日を待たずに受理されますが、我々税理士は税金計算ができても元年度版申告書ソフトが到着しないことには、申告書が作成できない仕組みです。先週漸く到着しましたが、何事もソフト頼みでは税法の知恵も持ち腐れであって、最近は税理士試験の受験者も頓に(とみに)少なくなったのも当然で我々の将来の暗雲が垣間見えとても哀しいです(;;)。何故か今年に限って何時もなら届いている年金の源泉徴収票や国民健康保険、介護保険の証明書が先週まで未着であり、納税者の重い腰が上がらないので我々の予定が狂い少々焦って居ます(;;)。

 

 

事務所に隣接した自宅の庭が明るくなりました^^。古ぼけた石灯籠の傍らに山茶花がポツンとひとつ何年振りかに咲いたのです^^、蕾もあります^^。昨年周囲の松の枝落としをしたので日当たりの効果でしょうか、山茶花の木があることも忘れていた位でした(;;)。今年は何か良いことがありそうな…^^。

 

最近黒字企業でも40代~50代社員の希望退職を募る会社が激増しています。オリンピック後の不景気を見越してその数は1万人を超えるそうですが、どうしてなのかその理由を考えてみました。我が国は原則終身雇用であり、50歳代社員の多くはバブル萌芽期に入社しています。あの頃は入社試験など形式だけでその能力など見極めることなく早いもの勝ちで玉石混交を大量に採用したことは私の子ども達がその時代に卒業年次を迎え、超一流会社から入社資料が送られて来て部屋一杯になり魂消たものです。その時無差別に入社した人達の中に多く含まれていた無能な人達が不景気な昨今漸く企業の重荷として認識されたものでしょう。而もバブル崩壊後十五年を経て起こったアメリカのリーマンブラザース社倒産は世界恐慌に近いもので、我が国で言えば三井住友銀行と野村證券が倒産したような大きなものであり、その損失は邦貨にして300兆円もあり、我が国では日経平均も6000円台まで下がり、日本経済も此れまでか!と思われる時代が到来したことは皆様の記憶に新しいところです。従って時代は一転して就職氷河期の最たる時代となって学校は出ても皮肉なことに正規社員になれない人たちが街に溢れ、誰もが身の不運を嘆きましたが、宝塚市が最近4人と僅かですがその時期の不遇な人たちに手を伸ばし今では追随する官公庁や民間企業も登場しています。此れからは人口減で学生の数も減る一方だし、学生も就活に困ることはありませんが、受け入れる会社は学生を選択する余裕を持たず、主導権は学生が持つことになりますから世も変わりましたね。
然し大昔60数年前は今と違って学生に会社訪問の道がなく会社と学生の間に必ず学校の就職課が介在していました。処が昭和33年は鍋底景気のため学校に就職試験申し込みする会社が少なく、学生部長に直談判したものの「君の優の数ではうちとしては入社試験への斡旋はできないから自分で進路を決め給え」…(;;)、囲碁にかまけて学業を怠ったツケが来たものですが学校から切り捨てられた屈辱を今も忘れません。人の運命なんて学力なんかでなくその卒業年次の景気によって決められるんや(@@)。然し何故か翌年は鍋底景気も回復に向かい、一年留年した囲碁部のF君は一流会社に入り最後は資本金100億円の社長にまでなりましたから世の中って皮肉ですね💢、

 

先週ですが頭の体操にと毎日新聞日曜日のお年寄り認知症対策クイズに挑戦してみました^^。初めは何程のものか…!とタカを括って居たのですが、意外に手強くて、私の脳がすっかり硬直していることに気づき愕然としました。結局正解に至るまで30分を要する羽目となりました(;;)が、トシは取りたくないものです。皆様も一度チャレンジされては如何でしょうか?小学生の中学受験問題かと思いましたが結構バカにできませんよ(@@)。

 

問題は「水道の水を使って500mlと400mlと二つの容器を利用し100ml、200ml、300ml三種類の水の量を測定せよ」と言うものです。皆様は何分でできますか?答えは来週発表しましょうね。

 

先週の読めそうで読めない字   上空をおおう天(そら)

今週の読めそうで読めない字   不逞の(族)