日一日と汗ばむ陽気となって参りましたが皆様はお元気でお過ごしでしょうか。小生は三月決算酣(たけなわ)を迎え東奔西走し、土曜日曜は事務所に缶詰で決算書類作成に逐われています。今年は昨年5月の会社法施行に伴い、法人税法の改正が何時もより多いため決算書や申告書の作成に油断がならず、ミスのないように細心の注意を払っておりますが無事クリアできるでしょうか。お陰で御約束した庭の雑草引きも儘ならず、放置されたままであり今朝などトカゲ(かなへび)の赤ちゃんが叢から出てきて池の辺りでキョロキョロし雑草が繁っていること確認し更には飼い主?の姿を見て安心し叢に帰って行きました。 {%uttori%}

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所見では、叢には蚊やぶとの類が沢山棲息していますからトカゲや蛙の食生活には不自由がない様子でした。間もなくカマキリの孵化が近いと思えるので踏み潰さないようにカマキリ卵塊の嚢を雑草の根本の地面から樽プランターの上に移し替えました。 {%uttori%}
当初から賛否両論入り乱れ充分に審議が尽くされない儘に見切り発車された熊本市慈恵病院の“赤ちゃんポスト”でありましたが受入れ児を新生児のみに限定しながら、これをきちんと法の文言に織り込まなかったばかりにその不備を上手く利用され予期せぬ捨て子まで誘発する結果を生じ、熊本市だけでなく認可を認めた厚労省までが“あってはならぬこと”などと口走って頭を抱えることとなって居ります。
本来なら保護責任者遺棄罪に問われなければならない親の罪を何のことはない“赤ちゃんポスト”の創設によりこれを無罪にする結果となりました。この前例により“赤ちゃんポスト”は今後もこうした犯罪を助長する傾向が高まるでしょうから、何れ熊本市の面子上廃止しないにせよ生後1年以内(どうしたら確認できる?)とか何らかの受入制限を設ける必要がありましょう。
それにしても捨て子(どう考えても捨て子ですよね)された幼児は本来なら保育園児であるべき3歳の児童ですし、自我も発芽し親子の絆も充分に理解できる年齢でありますから、如何様に父親から言い聞かされたとは謂え、頑是ない子供が自らが親から捨てられたことを知った悲しみを思うと私は耐えられない思いに駆られます。この悲しみは本人以外誰にも分からないでしょう。私は今回の事件で将来日本人の犯罪者を1名増加させることになりはしないかと危惧致します。捨てた父親も余程の事情があったものと思いますが、新幹線で来られたと謂うことは出生地地元の児童相談所では幾ら相談しても木で鼻をくくった様な返事しか返らず、思い余っての熊本参りであったことでしょう。 {%gakkari%} 共犯者は児童相談所であったのではないでしょうか。
厚労省も熊本市の事件に周章狼狽することなく、全国の児童相談所の硬直化した現在の機能を抜本的に見直し、転属の不運を呪いながら退職金と年金の計算に明け暮れて3年間机に座って相談者の数合わせだけに浮き身を窶す月給泥棒の役人など環境局の現業員にでも配転し、児童相談所の構成員を民間の有識者とボランティアに権限を委譲すべきではありませんか。
そして厚労省は遅蒔きながら今回の3歳児の父親を徹底的に探索し、子供を親の元に返す努力を尽くして下さい。さもないと第二第三の3歳児捨て子が発生することは火を見るより明らかです。
それにつけても幼児を殺す親、親の頚を掻き切る子供と世の中が何処か狂ってきましたね。“赤ちゃんポスト”の親などまだマシな方なのでしょうか。 {%naku_a%}
親子の情愛と謂うものは誰かから教えられると謂うものではなく、空田酒店の燕のように生きとし生けるものが本能として有するものだと思っていましたが、只自分本位で、自分さえ良ければ親や子はどうでも良い人間など犬畜生以下だと考えますが、最近多くの人間が犬畜生以下になった原因は一体何だったのでしょうか。
中教審の山崎正和会長が“道徳教育は不要”と発言し話題となって居ります。これを受けて折しも政府与党では学校での道徳教育復活廃止が決定することになったようですが、こんなことが議論の的になること自体本当に悲しいことですね。 {%naku_a%}
女子ゴルフ中京ブリジストンレディースは横峯さくら選手初日全員好スコアの続出の中を18位タイと出遅れましたが二日目風の中を69の7位タイと踏ん張り、最終日は誰もが強風でスコアを崩す中を2アンダーで廻って通算7アンダーと逆転優勝をもぎ取りました。
さくらちゃん6度目の優勝お目出度う!ここんとこ韓国のデブッチョに3週連続して優勝を攫われ、影の薄い日本勢でありましたが、今日は優勝争いに参加した全員がさくらちゃんを始めとする美形の大和撫子であり日頃の鬱憤を晴らしてTV観戦が楽しめました。(^^)日本人の優勝を期待して遠くから駆けつけられた1万人のギャラリーもきっと満足して家路につかれたことでしょう。
さくら選手昨年までは春先に優勝していましたから先週のジンマシン欠場など内心焦っていた筈であり、今日の優勝は初優勝の次に嬉しかったのではないでしょうか。あの小さい華奢な身体ですから夏場までにブレークしないと今年4勝の公約が守れなくなるのではと案じていましたがこれで私もホッとしました。 {%trophy%} {%cracker_a%}
今日のゲームで本年の1/4の日程を終了しましたが、大山選手や不動選手に精彩が見られない今年ですから、あのデブッチョに賞金女王を取られないようにさくら選手日本勢を代表して頑張って下さい。
故事格言先週の答え
『黄昏(たそがれ)』の言葉の由来は、古語での『誰(た)そ彼(かれ)』からきています。夕方になると暗くなり相手の顔の区別が分かり難くなるので、“誰そ彼(=あなたは誰?)”と聞くことから、夕方の薄暗い時間や夕闇を指している言葉になったそうです。なお、「黄昏」という漢字は、当て字であり、この熟語が漢詩によく出てきて夕暮れ時を意味した言葉だったことから使われたようです。因みに準一級の漢検試験ではストレートに“こうこん”と仮名をうてば正解です。然し仮名はうてても、書取問題にも良く出ますから“こうこん”はうーん難問ですよね。 {%warai_a%}
“馬鹿を見たくば親を見よ”
“馬鹿が見たいと思ったら、人の子の親を見れば、それが馬鹿の見本である親馬鹿だ”と言いますが、蓋し名言です。又“馬鹿な子ほど可愛い”などと言いますよね。全ては戦後この方日本人の倫理観の欠如が齋らしたものでありますが、人間の本能に逆らい心を鬼にして子を叱る親が居なくなって久しく、所作の礼儀に五月蝿く近所の子供達を叱る恐い爺さんが私一人となりましたからこの世はまだまだ馬鹿が増え続けることでしょう。 {%shiranai%}