うちでは秋の訪れ何時もコウロギの鳴き声と精霊飛蝗の到来で始まります^^。バッタは鳥に見つけられぬよう昼顔の葉と同化して居ますから、動いてくれないと見つけるのが容易ではありません。小さな三角バッタは無数に誕生しますが精霊飛蝗は他所から飛来してくるので此奴を見つけると「やっと秋が来たんやなあ」とセンチメンタルになる私です。今年は遂にムカシトンボが来なかったみたいです(;;)、西に10km辺り行かぬと湖沼や田圃を見ることが叶わぬ昨今ですから、トンボが見ることが少なくなったのも時代の流れでしょうか(;;)。集団で道を乱舞し帽子で容易に捉まえられたアキアカネも最近では随分少なくなりとても寂しくなりました。きっと彼等も農薬被害者だと思いますが、人間だって決して他人事(ひとごと)ではないことを知るべきです。

 

 

 

私は少なくなったトンボやアキアカネから上の写真の詩(うた)を思い出しました。「原爆の図」を夫の丸木位里(いり)と共同で描いた、私の敬愛する丸木俊(とし)先生が書かれた詩ですが、私達が此の世に生まれて来たことを悲しんでいるような無常感に溢れて居り甚(いた)く考えさせられます(;;)。我が国の政府は非核など口先だけであり、東京電力福島原発の惨状に打つべき手段も知らず、一方では安倍政権がトランプ大統領の口先に騙されてアメリカの走狗となり、北朝鮮の暴挙を見て見ぬ振りをしている事実など、我々は政府の無能無策を深く責めるべきでしょう。アメリカから大型貨物船の船倉で長期間の運搬に耐えるため大量の除虫農薬に塗れた大豆や玉蜀黍が毎日のように我が国の港に陸揚げされている現実に対し皆様はもっと危機感を持って声を上げるべきではないかと私は考えます。日本人は長寿だと言われますが、それは我々戦前派と農薬の普及しない団塊の世代が未だ多いせいであり、昔は8人も10人も生まれていた子供が生まれなくなった原因は自明です。今の若い人は草食派だとか子供が居たら生活できないから…とか言われますが昔は米が食べられぬほど貧しくても子供は育ちました。今の農薬に塗れた食生活では子供はでき難いことを知るべきです。それが証拠に嘗て私の通っていた大学病院の移植外来では腎移植患者など稀であり殆どが人工授精を望んでいる若い夫婦でしたよ(;;)。

 

先週NHKの報道で17日に京都造形芸術大学京都芸術大学と商標登録を特許庁に出願したら、京都市立芸術大学が慌てて「京都芸術大学」を7月18日に出願し、造形大学の出願に異議を申し立てたと報じました。どうやら京都市立芸術大学は8月11日付「京都芸大」や「京芸」の名称を出願しながら何故か京都芸術大学での出願をうっかりし、それを奇貨として造形大学が京都芸術大学を出願したのが事件の発端です。「京アニ」の事件が今回商標登録の発想に至ったかに思えますが、京都市立芸術大学の特許庁申請は寝た子を起こすことになりました。何もしなければ何も起きなかったのに…(;;)。恐らく市立の方が造形より偏差値が上なんだろうと思いますが、この辺なら神戸外大のように市立であっても誰も神戸市立外大とは呼ばないからその辺りに京都市立芸術大学の思い込みがあったのでしょう。他県では一般的に県立の方が市立よりグレードが上だから強いて市立を表に出したくない思いだってあったのかも知れませんね。全ては心の裡で市立を引け目に思っていた関係者の凡ミスでした。特許出願は速いもの勝ちであり京都市立芸術大学に勝ち目はありません。私は京都市立芸術大学の出願で昔教わった教訓が脳裏を過ぎりました(;;)。「雉(きじ)も鳴かずば撃たれまい」。

 

昨日の夕刊にて消費者庁が「痩せる」と謳って健康食品「ゲトジェンヌ」を製造販売している会社の名を公表して注意を喚起した。飲んだら下痢をしたとの情報が4月以降89件も寄せられたそうです。事件が起こると何時も後手後手に回るし89件も寄せられないと公表しない消費者庁の対応にも問題がありそうに思って調べてみたら、変な役所があったもので此のお役所は官邸の意向で設けられてから丁度10年の節目になりますが何故か此のお役所にはプロパーのお役人が居ずに他の役所から出向してきて何れ古巣に帰ってしまうらしい(;;)。それに事件の案件が自分や同僚の出向元の問題であればどうしても積極的になれない弊害もあり正しい調査が難しいのが実情だとか…(;;)。長官も新参も全員が他庁の者で昇進の過程としての出向者らしい。役人を採用しないお役所ってあるんやね❢。腰掛けでは一所懸命根を張った地道な調査ができる道理がないよな💢。消費者が以前の事件で電話したら「その人はもう居ないから分からぬ…」でお仕舞いのシナリオなんや💢。何か消費者の不満が広まるのを一時的に抑えるためメーカーのためにできた役所みたいで不愉快ですね。安倍さん憲法改正などもう良いから早く消費者省を作って下さい。

 

 

 

渋野日向子さんが全英オープン優勝時着用していたデザインのビームズゴルフ製ポロシャツ(男性Lサイズ)がネットで転売されていました。価格79600円とは魂消ますね。此のブランドは普通1万円からせいぜい3万円の商品ですから購入者の転売品と思われます。メーカーではとっくに売り切れだし、こんなさもしい輩(やから)が出てくるのでしょう。此のシャツを着た連中はきっとゴルフ場で仲間どうし「あっ君も日向子や!」、シャツは真似てもショットまで真似できないよな^^。

 

 

先週の読めそうで読めない字  彼は初中後(しょっちゅう)欠伸(あくび))している

今週の読めそうで読めない字  (稿)どおりにゆかぬ