師走も半ばを迎え昨日から愈々本格的な寒さが到来しましたね^^。今年は9月に播種した大根が炎暑と連作による厭地のせいで何時もより成長が鈍く太さが3年前の半分位しかなくて困って居ます(;;)。この時期子孫を残すためにしぶとく生きて葉を食べるオンブバッタが漸く居なくなったら今度は紋白蝶が生んだ青虫の食害に悩まされています。写真の中ふてぶてしく鎮座する青虫がお分かりになりましたか?見付けられぬように葉筋に沿って止まっているいる処が憎らしいですね。私の悪い目では此奴を見付けるのはとても至難の技です(;;)。

先日NHKが人類の食糧問題に触れ、今の儘では放牧地等の草木が食べ尽くされ将来アフリカなど全て砂漠化してしまうので別の食糧が必要となり現在EUでは芋虫やハチ類にコオロギやバッタが飼育され食料品とされて居るそうです(@_@;)。昆虫の飼育は場所を取らずにビルの一室で衣装ケースだけで飼えるので女性や老人でも飼育作業の負担が軽く少し宛飼育者が増加傾向にあるとか…。インドネシアなどでバッタが食べられていることは知っていましたが文明国での昆虫食には全くの驚きです。食べ方は唐揚げが多いようですが蝉の幼虫やスズメバチがとても美味しいとか、嘘か真かアナウンサーが番組中で「美味しい」と言ってセミの唐揚げを食べていましたよ^^。昆虫や芋虫は蛋白質が多くて脂肪が少なく栄養価が頗る高く健康にはとても良いようであり、間違いなく食糧難が訪れる近い将来には此等を食することが日常生活になることが考えられるとか…(;;)、先日ちくま文庫の「とっておき短編集」を読んでいたら北杜夫の作品に「戦後の混乱期ではコオロギを食った、肢と翅をもいで油で炒めて食うと肉はなんとも柔らかく舌の上で上質の脂肪のように蕩ける…。」なんて記述があり私も蝗が少なくバッタを取って炒って食べた戦時中を思い出しました。昆虫を食べることは我々戦前の人間には生活の原風景だったのです。気持ち悪い!なんて言わないで下さいね!我が国には既に昆虫が粉末化して沢山輸入されて居り我々は誰もが口に入れて居るそうですよ(;;)。

9月末に段級位認定大会に出場して決勝で7歳の女の子に私が負けたとご報告しましたね、敗因は体力のスタミナ切れだと書きましたが先日薬局の薬待ちで置かれた神戸新聞を眺めていたらナント!あの七歳の少女が中学生を含めたこども天元戦の県大会で優勝したと棋譜まで掲げられ紙面で審判長の堀田九段がこの女の子の実力を激賞されていました。そうやったんや、私の負けは「スタミナ切れでなく実力で負けていたんや」と気付きました。嬉しいやら、情けないやら、複雑な思いでしたが負けたのが実力だと分かってやっと心が落着きましたが、恐るべきは少女を4年間で此処まで強くしたAIの棋力です。最近ではプロ高段者の対局でも形勢判断はAIにお任せのようであり、AIを信じないで己が信ずる手を着手する棋士は最早極く僅かしか居ないそうです(;;)。

中身の全く空虚な改正入管法が昨日成立しましたが、オリンピック目的で慌てて設けられたのでしょうか、現在最低賃金にも達しない給与から多額の手数料まで毟られる名目だけの技能実習生はまるで奴隷ではありませんか、食べて行けなくて逃亡せざるを得ない彼らを早く中身の充実した法律で守ってやらないとそのうち少子化で人手不足に悩んでいる日本はピンハネのブラック国だと分かって誰も何処からも働き手が来なくなるに違いありません。

先週の読めそうで読めない字  この味が堪(たま)らない

今週の読めそうで読めない字 此の絵は鑑賞に(堪える)作品だ

消費税問答

先週の答 アルコール度1%未満の甘酒の税率は8%です。

今週の問題 それでは惣菜等の「食品」に使用するアルコール度5%のワインは如何でしょうか。