カタバミ (1) 雪柳

確定申告も無事終了して今年もやっと春が来た^^。今日から「春の甲子園」選抜高校野球の開幕だ。
毎度お馴染み庭のカタバミが全開だ^^。うちには赤から白までいろんなカタバミが咲くが私はこの黄色が一番好きだ。青春時代から月見草がずっと大好きだったからそのイメージだろうね。傍では早くも雪柳も負けじと芽吹いている^^。

羽

先月今頃何思ったのか文化審議会漢字小委員会では常用漢字の字形について様々な許容字体を発表した。「刎ねる」「止める」など漢字検定でも幾つは許容範囲が広げられているが、お習字では刎ねるのが常態の「木」の縦棒が刎ねてバツになったりと兎角統一性を欠くのでこの際多様な印刷自体にも対応できるよう字形を掲げて報告したものだ。漢字検定協会も大幅に採点ソフトの改定に大童(おおわらわ)だろうが六月の検定には間に合うだろうか?でも刎ねるか止めるか何時も悩んで居る受験者には朗報だね^^。
写真の一番上には「羽」があるがこの字の手書き文字が訝しいと思う、写真の右側二つは怪しい字だ、横棒二本なら分からぬでもないが、旧字体に反発した此の字体には誠に腹立たしい(>_<)、旧字体の羽は「羽」だから此の字の許容字体は頑なに旧字体を拒否した姿勢だ、親文字なんだから当然許容字体に入れてやるべきではないか、そんな狭い了見だから子ども達が成人しても「翳(かげ)」や「翅(はね)」や「翡翠(ひすい、かわせみ)」が書けなくなるのではないだろうか。

心 必

字体には筆順が必須だ。私が常々苦々しく思っているのが「心」と「必」だ、此のワープロ文字はゴシック体だが、此の二つのゴシックは何故か「ノ」を除いて全く等しい。処が「心」と「必」は実は全く異なる字であり、正しい「心」は字全体が背の低い字で真ん中のテンと右端のテンが同じ高さであり「必」とはまるで違う字だ、横の筆順を見れば此の二つの字が全く違う字であることがお分かりだと思う。「心」の筆順は誰もが知っている通り、左から巡に平行に書いて行けば正解だが、「必」は見るからに面高な字であり上の「`」が最初で二番目が「ノ」であり三番目が「乚」であり、最後に左右の点々を付けて立体的に終了する。だからゴシック体の「心」は正しい字ではない、漢検辞典の筆順をよくお確かめ下さい。此の二つの字が全く親戚関係のない字であることが皆様にも理解できたよね。何時だったか有名な俳優さんがこの字を墨で書くとき心を書いて最後に大きく「ノ」を払ったのには唯々嗤った。
「必」は小学4年生の配当漢字だから小学生高学年の子ども達はこの字を正しい筆順で書ける筈だが可成り筆順に無理があるからお習字に心得えのない方なら何時とはなく書けなくなるだろう、殆どの大人が心を書いて「ノ」を入れて居るのではないかしら?こっちの方が数段書き易い、字さえ誤ってなかったら筆順って不必要なんじゃないかな?なんて思ってしまうのは私だけだろうか?

中国人女性がこのほど中国に帰国する際、成田空港でカート同士がぶつかったことを咎められたとして相手を平手打ちする事件が起きたと新聞で紹介された。
此の両者は何れも中国人で日本で爆買いした荷物をカートに満載してのできごとだったが、当てられた方がそのことを注意したら、急に平手打ちを食らったそうだ。加害者は42歳会社女社長とのことだが、トシもトシだし会社社長ともあろう者がこの為体(ていたらく)は何事か!中国人全体の品性の劣悪さを象徴して居たね^^。
平手打ちした女性はその後、傷害の疑いで逮捕されたが、中国人が成田空港で「恥を晒した」ことは彼等の母国ではこのようなことが日常茶飯事であって誰もが目くじら立てて言い募ることではなく日本だから事件になったのだろう、中国って怖い国だなあ。

三省堂国語辞典の「白墨(はくぼく)」
・・・チョーク
新明解国語辞典の「白墨」
・・・石膏又は白堊を棒のようにかためてもの、黒板などに書くのに使う。チョーク、用例として赤い白墨
昔赤い白墨ってあったよね^^。孫に聞いたら今もあるそうだ。
新解さんってジョークの分かるユーモラスな人だな^^。

先週の読みたくても読めない字
友と逸(はぐ)れる

今週の読みたくても読めない字
ときは(運)り春が来る