もう9月だと言うのにセプテンバーソングなど聞きたくない程暑い毎日だ、少しは涼しくなってきたが未だ室内は30度だからエアコンと縁が切れない。この暑さで儲けて居るのは己の不手際を棚の上げて二回も値上げした関西電力だ。セブンイレブンのように関西地方出店の電気だけ値段の廉い東京電力に変更するなんて離れ業のできぬ憐れな庶民達は原油安の中を黙って高い電気代を払うしかないのは情けないよね。関電も値上げするより一般企業に比しメチャ高い役員報酬や従業員給与の盗り過ぎを何とかしろよ(><)。
政府系金融機関の日本興業銀行が昔倒産寸前に追い込まれ一勧と富士と政府に助けて貰った原因は一に給与ベースが高すぎたことだった。何せ幹部になると他の銀行と卒業同期で年収が1000万円も違ったそうだから無茶苦茶やな(>
<)。関電さん聞いて居るか!

大きな朝顔 小さい朝顔

7月に3株植えた朝顔が漸く先月末にやっと一つ咲いた、ま、小さいのが沢山咲くより大きい方がいいか。大きさとスカイブルーの色が道行く人にも評判が良いらしいのでスマホの待ち受け画面に採用した^^。対照的にもう一つ宿根草のように毎年零れ種が勝手に芽を出して咲く小さい朝顔もご紹介しよう、10年位前孫と散歩の途中五色塚で採取した種が発端だ。大きいのと小さいのは事務所の門の両サイドをしっかりとガードして呉れて居る。

先週事務所庭の水遣りをしていると中学高校以来ずっと同級生達の幹事をずっとして呉れているM君が通りかかったので友達の近況などを聞いて居ると先日傘寿会の写真と手紙を送ってくれたI君がその後急に物忘れが激しくなり、約束の時間に来なくなり、時間をメモに書いたことも忘れるそうだ。その上お金の勘定までできなくなったとか…(;;)、此って大変だ!先ずアルツハイマーか痴呆症に違いなく一度掛かると進行するしかない病だからとても怖ろしいし、死ぬより怖ろしい。明日は我が身だから他人事ではない、私は今の処仕事もどうにかできて居るし、土日の午後1局だけ知力と精力を搾ってネットで闘う囲碁も最近23勝5敗と勝ち越して居るが、齢だから何時惚けるか分からないからとても怖い。惚けるのと病いは違うと思うが、緊張感を持続した生活を続けることで少しでも発病を遅らせることができるのではないかと思う。

先日光文社出版の「昆虫はすごい」を読んで居て脳が退化しないように自身が頭を使って努力するしかないのではないかと考えるようになった。この本は丸山宗利と言う九州大学の先生の書かれたもので此の方は教授室で文献ばかりを読んでいる先生ではなく世界中を虫探しに飛び回っている変わった先生だ^^。昆虫の中でもアリが専門らしいが理学博士かと思ったら農学博士だった、昆虫の研究は地球の動物や植物が生き残れるかどうか資源の問題に究極到達するので農学部なんだ。例えばオーストラリアに家畜が持ち込まれた折、この国には羊や牛などに対するコガネムシの仲間である糞虫(ふんころがし、ダイコクコガネの類)が居なかったため糞がその儘残り数々の問題を引き起こしたが、外国から糞虫を輸入することでこの問題が解決されたそうだ。糞虫は誰もが嫌がる昆虫だが、動物の糞を食べたり幼虫を育てる過程で糞を飼料にするなど地球に欠かせないもので此奴が居なかったら森や草原は糞だらけになり動物も植物も生きて行けなくなるのだって…(゚ロ゚)、又シロアリは家を食う悪い虫として我々に認識されているが、熱帯地方のシロアリは木材を主とした植物遺骸の分解者として有益な働きを示し此奴が居ないと熱帯地方は分解されない倒木や落ち葉で森は僅かな期間で埋まってしまい多くの動植物が死滅することになるそうだからシロアリは地球の救世主なんだ^^。

我々人類は何気に昆虫と共存しているが、愕くべきことに世界には生活態度に於いてヒトより賢い昆虫がめちゃ多く、ヒトが行っている文化的な行動は大抵昆虫が先んじて実践して居るし昆虫の行動は秩序正しく、ヒトの行動が多分に食欲や性欲等本能に支配されているのと異なり生きられる量しか食べずに残ったものは仲間に与え、更には禁欲的であり、昆虫の生態を研究するにつれ、ヒトが昆虫よりも下等動物ではないかと思われる部分が多い。私は根っからの虫好きだからこの本はメチャ面白かった^^。昆虫の分類を見るとカメムシと蝉が同じカメムシ目(もく)で、ゴキブリとシロアリとカマキリが同じゴキブリ目なんて愕いてしまう^^。農業はヒト社会を支える不可欠な営みだがヒトが農業を編み出したのはたかだか1万年前なのに昆虫は8千万年も以前から農業を営んでいたそうだ(゚ロ゚)。代表的なものはキノコシロアリで朽ち木や枯木を食べその糞に菌糸を植え付け茸畑を作りその菌を食べて朽ち木では得られない蛋白質を得て居るそうだから凄いね^^。

昆虫には他の虫に寄生して生きている怠惰な奴が多いそうだが、寄生することで食べ物や外敵に気を配らなくても良いため頭を使うことがなく少し宛様々な機能が失われ軈て脳などの中枢神経が退化してしまうとか…(;;)。「ブタは家畜化された動物でイノシシを祖先とするが長く人類の家畜をして居た結果、脳の体積が極めて小さくなってしまった」と丸山先生は書かれて居る。天敵を見付ける神経も要らないし、食べ物だって捜さなくても与えられるからだ。此を知ってハッとさせられるのがヒトではないか?ヒトも乳母日傘で食べ物も捜さなくて良いのではブタと同じだ、少しは飢餓的生活を経験しないと今のままでは脳の体積が少し宛退化し、ヒトは何れ今よりもっとバカになるのではなかろうか?そして痴呆症やアルツハイマーの発症者もドンドン増えてくるのではないかと思う。ヒトも昔はボロを纏い狼など外敵に襲われないよう神経を配り、更には飢えないために食べる物を探して居た時代には毎日が極度の緊張感と使命感の持続から痴呆症やアルツハイマーなどになる余裕なんかなかったのではないかしら?考えさせられるよな。今でも貧しいアフリカの小国などでは痴呆症やアルツハイマーになる者は極く少ないのではないだろうかと思う。
その後I君のことで写真仲間である旧友のさんちゃんにメールしたらI君の症状は年相応のものであってそれ程悪くものではないとの返事を頂戴し安堵した^^。

バーガー屋

写真は先週銀行へ行った折ジャスコと三井住友銀行の角で近くにあるモスバーガーのイメキャラ「モツサン」の街頭宣伝に出会(くわ)したときのものだ。うちの孫に似た若いお姉さんに連れられた「モツサン」は幼い子を見付けたらよちよちと近づこうとする、驚いたことに「モツサン」に近づかれて子どもは喜ぶかと思ったら泣き出す子どもが多かった(;;)、触りに行く処か泣く子を見て又べそを掻き出す子も少なくない。本来子どもって好奇心の塊だから珍しいものを見掛けて目を輝かせ駆け寄って行くものだが最近の子どもって過保護になったせいか、殻に閉じこもり自分の周囲にアンテナを張る子どもが少なくなったようだ、いろんな知識を吸収する大切な時期なのに惜しいなと思う。好奇心は勉学の第一歩なのだ。それにしても「モツサン」のぬいぐるみを着たアルバイト青年が可哀想だった、時給幾ら貰って居るのか知らないが、ぬいぐるみの中は炎天下メチャ暑いと思うよ(;;)。

ジェイコム株、61万株を1円で売りと誤入力し、懸命の取消訂正が叶わなかった東証事件から10年が経過し、最高裁は東証に107億円の賠償を命じたが、この瞬間みずほ証券は300億円の損失が確定した。
然し、システムの不具合に便乗してジェイコム株を1円で買ってボロ儲けした買い主には全くお咎めがないのが何故か釈然としない。落ちていたお金をネコババしたら罪になるんじゃなかったの(>_<)。

先週の書けないけど読みたい漢字
着物の裾が解(ほつ)れる

今週の書けないけど読みたい漢字
(捩)れた紐が(解)ける