メリークリスマスと言いたい処ですが、この不景気でとてもそんな言葉を出す元気がありません。メリークルシミマスとでも言いましょうか。(^^)不景気に追い討ちをかけるような先週木曜日の雪は凄かったですね。祝日を入れて連休の前でもあり年末調整の訪問予定が多くありましたが交通機関が麻痺したため全てキャンセルとなり今週の年末最終週に仕事が持ち越しとなりました。(;;)

次の日、孫達に"昨日は雪合戦ができて面白かったやろ"と言ったら、先生から"校庭に出るな"と言われたそうな、先生がそうそうない子供達の雪合戦の楽しみまで奪い去る理由は、きっと滑って怪我でもされたら父兄から吊るし上げられることを恐れたものでしょうが、雪と遊ぶことは少ない衝撃でこけたり滑ったりの絶好の教材であり、こんなときに体で覚える受身の練習をさせないから子供達が詰まらぬ所で転んで骨折などをするのです。怪我を怖がると却って体が硬直して怪我をすることを先生は知らないのか!

ついこの間まで"今年は暖冬です"と言っていた気象庁がたった半月でコロリと豹変し、"今冬は記録的な寒波豪雪となります"と宣(のたま)って居りますから呆れますよね。灯油業者の陰謀の片棒を担いだ訳でもあるまいに、こんな誤った見込み報道には当然関係者が処罰されねばなりませんが、減俸3ケ月などついぞ聞いたことがありませんよね。分かりもせんのにええ加減な長期予報など発表するな!減俸しないなら責任を取り豪雪地へ行って1週間雪掻きでもせよ!何もできないで地元から邪魔やと追い返されたりして…(^^)



常勝将軍安藤美姫選手を焦(あせ)らせて未成熟の4回転ジャンプにまで挑戦させ、3度もリンクに尻餅を搗(つ)かせ彼女を過去の人に追い詰めようとしているのは15歳の可憐な少女浅田真央選手でした。それ位彼女の演技(特にジャンプ)は伸び伸びしており他の選手を圧倒していましたね。AP通信が"トリノでメダルを狙うコーエンやクアンのアメリカ勢がファイナルを欠場したのは賢明だった"と皮肉な表現をする程でありましたから如何に浅田選手のジャンプ旋風が物凄かったかを物語っています。

それにしても3回転半で勢い付いているとは謂え安藤美姫選手の両足を高々と開き太い太腿を曝した尻餅はスケートならではエロチックな見事なもので多くの男性ファンを魅了しました。私もその一人で久し振りに目の保養となりましたが女性のあられもない姿を見て楽しむのは男の特権ですから何を観て居るんじゃ!と怒らないで下さいね(^^)各審査員も余りの見事な尻餅スタイルに1点位加算したのではないでしょうか(^^)

その浅田選手が年齢制限でトリノ五輪に出場できないとあって欧州各地のメディアから最強者が出ない五輪は意味がないと批判の声が挙がっていますが、上部団体に対し弱腰で上目遣いにご機嫌伺いすることしか知らぬ我が国のスケート連盟や猪谷IOC副会長は浅田選手のトリノ出場について"うちから働きかけはしない"と冷ややかなものです。誰も3歳からリンクで練習するスケートの世界で年齢制限があるとしたらスピードスケートならいざ知らずフィギユアースケートなら2歳が妥当なところでありましょう。アスリートの選手寿命は極く短いものであり、5年乃至精々10年足らずではありませんか。今が旬(しゅん)の選手を出場させなくてどうしますか、浅田選手が2年後4年後に現在の力量が発揮できると謂う保証は何処にもありません。今こそ浅田選手をトリノ五輪に出場させるべく政治力を駆使して賂(まいない)を使ってでもIOCに働きかけるのがスケート連盟の仕事でありましょう。そのために外務省や内閣府の機密費があるのではないのですか、IOCの連中一番の好物が賄賂であること位世界中誰もが知っていることです。

年齢と謂えばアフリカや南米の選手など10歳くらい歳を誤魔化している連中が大勢居り、自分の正しい年齢すら知らない連中も沢山居ますから始末が悪いですよね。日本のように産院の証明書で出生届をする国だけが不利益を蒙るのはおかしいですね。世界ISUの会長は"日本から出場要請があれば総会を開くが日本からの申請はない"と語っていますから、高い報酬だけ毟り取って肝心なときに何の役にも立たぬスケート連盟の役員など全員総辞職しろ!



ジェイコム株の誤発注問題でみずほ証券の損失は遂に407億円にまで達しました。親会社 がみずほコーポレイテッド銀行ですから潰れることはなく金融庁も一安心といったところですが、火事場泥棒の一人クレディースイス証券は利益返上を頑なに拒んでいます。その理由は同証券が東証に対し誤発注ではないかと問い合わせたに際し東証が調べもせずに愚かにも"正常な取引だ"と回答したためその儘買い進んだと主張してのものですが、株屋なら"山より大きい猪は出ない"こと位誰もが承知している筈、発行済み株式を超えての買付けに疑問を持たぬプロが居る訳がありません。東証のミスに便乗した牽強付会(こじつけ)ですが、流石にユダヤ資本のすることは何時も乍ら汚いですね。金融庁さん、こんな株屋は職権で証券業免許を取り消して頂きたいですね。それができないのなら毎日数十人の検査官を送り込んで3ケ月も検査漬けで粘って嫌がらせをすれば連中も仕事にならず根を上げることでしょうよ。(^^)



金融庁と謂えば先週我々税理士の専門紙に書かれていましたが、過去10年間に金融機関が一般庶民に払わなかった利息が147兆円に達するそうです。一般庶民の所有する預貯金の総額が1400兆円と謂われますから、我々は銀行に毎年1%宛誤魔化されていた計算になりますが、そのお金で銀行は自分達がゼネコンを焚き付けて作ったゴルフ場や海外のマンション購入などの不良債権を償却し、更に公的資金まで返してしまいましたから、結局詰まるところ我々庶民が銀行の犯した悪業のツケを全額支払ってやったことになりますが、彼等からお礼やお詫びの言葉一つ聞かれず、頑なに利息を上げると言わないところは未だ金融庁と金融機関がつるんだ護送船団方式による庶民軽視の姿勢が窺えますね。この儘日経平均が上昇すると益々銀行はウハウハものですが、それでも銀行は金利を上げると言わないのか!罪滅ぼしにせめてATMの料金くらい只にしろ!



今日の第50回GI有馬記念は無敗のクラシック三冠馬ディープインパクトを見ようと観客の殺到が予想されたため混乱を避けて異例の前売り券のみで当日券なく19万枚の前売券が完売されました。金券ショップでは6倍で売り出されたそうですからディープの人気の高さが窺われましたね。ネットオークションでは菊花賞の単勝100円当り券まで出品されていますから、ディープの場合最早賭け事ではなくアスリートのヒーロー扱いでした。

ところがレースの方はディープの理想的な展開となり最終コーナーに入って誰もがディープの勝利を疑わなかった処から異変が起こり、直線で伸びない差せないで10番ハーツクライに半馬身及ばず勝利を奪われて満場がどよめきました。ディープのあの強烈な差し足は何処へ行ったのでしょうか、馬体も心なし痩せていましたし、体調が良くなかったのかも知れませんね。ファンは敏感ですから木曜に続いて金曜の追い切りに不安を持った方が多かったと思います。それが証拠にディープの複勝120円が何より物語っていましたね。

日本ダービーで銀行レースと謂われたマーチスがタニノハローモアに敗れて早や37年が経ちました。馬だけは信用できませんね。然しそれが競馬の魅力と謂うものでしょう。(^^)



年末最後の戦いは男女高校駅伝です。特に注目されたのは女子であり花の1区を走る岡山県代表興譲館の新谷選手でしたね。果たして3年連続1位を守ることができるのか、又自らが持つ区間新を破れるのかに懸かっていましたが見事3年連続の区間賞は見事と言うべきであり、彼女は区間新と併せ優勝候補の筆頭須磨学園に47秒差を付けましたから、昨年最終区で諫早に逆転され逸した悲願の初優勝は1区新谷選手の快走で決まったと言っても過言ではないでしょう。その桁外れの速さは正に女子駅伝の女王でありました。

それにしても岡山興譲館は全員が身体の軸がぶれず上下動の少ない省エネ走りに徹していましたね、その最たる新谷選手など見る者には早さがまるで感じられず、ダイナミックな走りを見慣れている我々には彼女がどうしてダントツでトップを走っているのか奇異な感すら抱きましたから不思議でした。Qちゃんも省エネ走りの先駆者ですがこれからの中距離選手の走りは体力の消耗を最小限に留める省エネ型が主流となるものと思えます。

新聞に載る各チームのメンバー表には何故か選手名の後に身長だけでなく体重も記載されています。何処の誰とは言いませんが155cm56kgなんてタンクのような選手もいましたから凄いですよね、体重表示は或る意味でセクハラではないかと感じました。この重量級選手とは対照的に埼玉栄の4区を走った丸山選手はなんと153cm36kgとスリムを通り越して骨と皮だけに感じられましたが走りはしっかりしており、骨と皮の間にある筋肉が薄くても鋼のように強靭だったのでしょう。20キロの間に幾つかのドラマがありましたが、ともあれ岡山県に男女初めての優勝を齎した興譲館おめでとう。(^^)男子の方は西脇工業が選に漏れたため観ないことにしました。(;;)

今年も1年間拙いWEBにお付き合い下さいまして誠に有難う御座いました。

どうか皆様も良いお年をお迎え下さい。