従来使いにくいと悪評が立っていた雇用調整助成金について新たな特例が出てずいぶん使いやすくなりました。
社会保険労務士松本みつはる氏の次のYoutube動画に分かりやすく掲載されています。
参考にして下さい。
通常版の雇用調整助成金が使いにくかったのは、不正が多かったためで、それを事前に取り締まるために厳しい手続を要することになってしまいいました。その結果、助成金を必要とする事業者も通常型の雇用調整助成金を申し込むのに躊躇してしまい、使われなくなってしまいました。
今回はその辺りの手続が簡略化され、確かに多少使いやすくなりました。しかしガイドブックに事前連絡無しの立ち入り調査及び不正判明時の罰則について明示しているため、決して簡単になったわけではありません。後になってから大変な思いをするかもしれません。
また休業手当を支払ったあと、手続きが足りず助成金の受給を受けられないこともありえます。
特例雇用調整助成金を利用する際にはくれぐれもご注意下さい。
厚生労働省のYoutube動画「雇用調整助成金特例措置の拡大について」